各駅紹介(宗谷本線・音威子府−上幌延) 
     

音威子府
Otoineppu
おといねっぷ(W61)

北海道中川郡音威子府村

2006.09.01来訪


 音威子府村の中心駅です。
 駅名はアイヌ語「オトイヌプ」(川口の濁った川)から
 新造された駅舎と2面3線のホームを持つ有人駅です。特急列車も停車します。
 音威子府村の人口は、沿線自治体の中では最も少ないですが、旧天北線沿線の利用者も集まることから、駅の利用者数は比較的多めです。
咲来(W60) ← 音威子府 → 筬島(W62) 

 

筬島
Osashima
おさしま(W62)

北海道中川郡音威子府村

2006.09.01来訪

 駅名の由来はアイヌ語「オサニコンナイ」(細い砂浜を通る川)から
 小さな集落の中にある、単式ホームと車掌車改造の待合室を備える駅です。
 佐久−音威子府間は、この駅の周辺を除き、民家が全くない天塩川沿いの山間を走ります。
 
音威子府(W61) ← 筬島 → 佐久(W63) 

 

佐久
Saku
さく(W63)

北海道中川郡中川町

2006.09.01来訪

 駅名の由来はアイヌ語「サクコタンナイ」(夏の集落があるところ)から
 「佐久ふるさと伝承館」を兼ねた駅舎と列車交換可能なホームを備えています。
 比較的大きな集落の中にある駅で、かつては一部の急行列車が停車していました。
筬島(W62) ← 佐久 → 天塩中川(W64) 



天塩中川
Teshio-nakagawa
てしおなかがわ(W64)

北海道中川郡中川町

2006.09.02来訪 

 中川町の中心駅です。
 駅そのものは無人駅ですが、特急列車が停車します。
 一部改造されている部分があるものの、昔からの木造駅舎が残っています。
佐久(W63) ← 天塩中川 → 歌内(W65) 

 

歌内
Utanai
うたない(W65)

北海道中川郡中川町

2006.09.02来訪

 駅名の由来はアイヌ語「ウッナイ」(細い脇の川)から
 単式ホームと車掌車改造の待合室を備える駅です。
 小さな集落の中に建つ駅です。
天塩中川(W64) ← 歌内 → 問寒別(W66) 

 

問寒別
Toikanbetsu
といかんべつ(W66)

北海道天塩郡幌延町

2006.09.02来訪

 駅名の由来はアイヌ語の「トイカムペッ」(土の被さる川)から。
 単式ホームと車掌車改造の待合室を備える駅です。
 比較的大きな集落の中にある駅で、駅前には小さいながらも郵便ポストも置かれています。 
歌内(W65) ← 問寒別 → 糠南(W67)

 

糠南
Nukanan
ぬかなん(W67)

北海道天塩郡幌延町

2006.09.03来訪

 駅名の由来はアイヌ語「ヌブカナンペ」(原野の冷たい川)から
 牧草地帯の中にある板張り駅です。
 普通列車も半数が通過してしまいます。
 かつては、待合室が設置されていたようですが、今はホーム上にある物置が待合室として利用されています。
問寒別(W66) ← 糠南 → 雄信内(W68) 

 

雄信内
Onoppunai
おのっぷない(W68)

北海道天塩郡幌延町

2006.09.02来訪

 駅名の由来はアイヌ語「オヌプウンナイ」(川尻に原野のある川)から
 昔ながらの木造駅舎と交換設備を備えた駅です。
 駅周辺には数軒の家が残っていますが、そのほとんどが廃墟であり、集落そのものは天塩川の対岸・天塩町内に広がります。天塩町から自転車等で同駅を利用する人がいるようです。
  
糠南(W67) ← 雄信内 → 安牛(W69) 

 

安牛
Yasuushi
やすうし(W69)

北海道天塩郡幌延町

2006.09.03来訪

 駅名の由来はアイヌ語「ヤシウシ」(綱をひくところ)から
 単式ホームと貨車改造の待合室を備える駅です。駅前には1、2軒の民家が立っています。
 駅前から延びる道を進み、突き当たり(道道と合流する地点)の左側が安牛小学校の跡地です。
  
雄信内(W68) ← 安牛 → 南幌延(W70) 

 

南幌延
Minami-horonobe
みなみほろのべ(W70)

北海道天塩郡幌延町

2006.09.03来訪

 道道沿いにある小さな駅です。
 当駅よりも稚内寄りにあった南下沼駅が廃止されたため、最北の板張り駅となりました。
 ホームから道路を挟んで反対側に待合室としては少し心許ない小屋があります。
安牛(W69) ← 南幌延 → 上幌延(W71) 

 

上幌延
Kami-horonobe
かみほろのべ(W71)

北海道天塩郡幌延町

2006.09.03来訪

 単式ホームに貨車改造の待合室を備えた駅です。普通列車も半数が通過してしまいます。
 周囲には民家が2〜3軒ある程度ですが、このあたりから幌延市街に向けて歩道が整備されています。
南幌延(W70) ← 上幌延 → 幌延(W72) 
     

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