ドゥオモ博物館

2002 9.18

フィレンツェ


 6ユーロ
 フィレンツェは街全体が美術館のようだが実はほとんどがレプリカです。
当然でしょう、 外に出しといて盗まれちゃたまらないし、歴史的傑作が鳩の止まり木になってふんまみれになるのは許されない。
 というわけで中心にあるドゥオモもジョットの鐘楼も洗礼堂も例外ではありません。
重要なものははがして、本物は博物館にあるのです。
  ドゥオモ博物館はドゥオモ、サンジョバンニ礼拝堂、ジョットの鐘楼などの本物が置いてある博物館です。ドゥオモを正面にみて丁度真後ろ、クーポラのすぐ裏にあるのに訪れている人は少なかったですね。あまり目立ちませんが、フィレンツェにはめずらしい近代的な館内です。
 も〜う絶対おすすめです。
 天国の門なんて解体されてこんな風に展示されているわけです。(あまり威厳がないですが)

 

 左が礼拝堂のレプリカの天国の門。右がドゥオモ博物館にある本物。

美術館

博物館
バルジェッロ博物館
ドゥオモ
ピッティ宮殿
ヴェッキオ宮殿
サンマルコ修道院
おまけ

 ドゥオモ内にあるロッビアの聖歌隊席は傑作中の傑作です。子供達のいきいきとした姿は見てみて飽きる事がありません。

ミケランジェロのピエタ(未完成)やドナテッロのマグダのマリアなどがあります。 

 面白いのはドゥオモのファサードのデザイン画が沢山残っているのです。そうとうもめたのでしょう。ドゥオモが完成したのは1436年。ファサードが出来たのは1887年でつい100年位前なのです。フィレンツェ人には今のファサードは評判がわるいらしいです。(確かにファサードより側面の方が大理石の配置は品がありますが・・十分美しくて可愛らしいのにね)
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