孤児養育院/ダンテの家/パレード/路地
午前中アカデミア美術館を見た後、、前日の夜、妹がトラットリアに英語会話集を忘れてきたので取りに行こうという事になり、アカデミア美術館から昨日食事をしたココレッツィーノまで歩いて散策することにした。 フィレンツェは路地がいい。 この小さな旧市街にひしめくようにして建てられた建物を縫うようにしてたくさんの路地がある。
実は山口俊明著「フィレンツェ旅の雑学ノート」の受け売りなのだが角にはタベルナコロ(ほこら:日本でいうお地蔵さんのようなものらしい)がたくさんあり、庶民の信仰を感じさせるし、中世のなごりのカーサ・トッレ(塔の住宅)やスポルト構造の建物など、意味が分かるととても面白かった。ここでは道々、めぐりあったものを紹介する。
《孤児養育院》
アカデミア美術館の近く、ドゥオモからだと、via dei Sarvi(セルヴィ通り)からまっすぐにある、サンティッシマ アヌンツィアータ広場はとても美しい広場です。三方をロッジアに囲まれていて中央には奇妙な生き物の噴水(写真参照)と中央にはフェルナンデス大公の騎馬像があります。 この孤児養育院は世界最古の孤児院と言われています。
ロッジアのアーチの上あるデッラ・ロッビアのブルーの美しいテラコッタがかわいいのよ。当時産着は包帯のようにぐるぐる巻きにするものだったらしくとってもかわいらしいです。

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《ダンテの家》
ドゥオモからvia dei studio(ストゥディオ通り)という細い路地を入ったところにありました。いきなり、ものすごい団体の波にのまれて一体この細い路地にはなんだ!と思ったら皆さんここが目的だったのね〜。中は博物館になっているらしいです。この近くにはダンテ教会なんてのもある。・・・ごめんなさい、勉強不足で。ダンテは神曲くらいしか・・・わかんない。この建物、塔がくっついてるでしょ。これがカーサ・トッレです。
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《パレード》
いきなり、パレード。どこから来てどこへ行くのか。陽気なイタリア人達でした。

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《路地》
これがスポルト構造の家です。人口増加により土地不足解消のため2階以上が道にせり出している建物の事です。でも中世の時代に禁止されたらしい・・・ってえことは!中世からこの建物は変わってないという事・・・・。

フィレンツェは有名な見どころが多くてつい、それで時間がかかってしまうのですが、こんな散歩もとてもおすすめです。
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