とし坊 の読んどきゃ良かった記事情報 Back No.15
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2004/06/30
女性用の性交不能改善成分が見つかった  
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/316615
   ----日経ヘルス ニュース 2004/06/17 
 カナダのコンコーディア大学の研究者らが、米国科学アカデミー紀要で報告したところによれば、PT-141というペプチド成分が、メスの発情を促すことがわかったという。

2004/06/25
老化防止薬に製品化の兆し 
  http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20040625hj001hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2004/06/25
 抗老化研究の最先端を担う米ハーバード大学が老化防止(抗老化)分子にサーチュイン(sirtuin)の1つであるSIRT1に焦点を当てて、その錠剤が晩年における脳その他の重要な臓器の機能 をどのようにして改善するかについて詳細な説明を科学誌「Science」6月18日号で行っている。

2004/06/24
「ローカーボ・ダイエット」で、睡眠障害が改善
 炭水化物制限食は、ナルコレプシーの症状を軽くする−−米Duke大学が報告
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/a027/315630
     日経ヘルスサプリ&機能性食品 トピックス 2004/06/24 
 炭水化物を極端に制限する「ローカーボ・ダイエット」で、睡眠障害の一種であるナルコレプシーの症状が改善するという研究結果が、米国Duke大学の研究グループから 報告された。研究結果は、米国神経学会の学術誌「Neurology」の6月22日号に掲載された。

2004/06/23
アレルギー物質表示、バナナも奨励品目に
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20040623so11.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2004/06/23
 厚生労働省は加工食品に含まれるアレルギー物質として可能な限り表示するよう求める奨励品目に、バナナを加える方針を決めた。

2004/06/18
健康損なう原因、56%の人が「生活習慣」 厚労省調査
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200406180209.html
     Asahi.com健康健康・生活 2004/06/18
 厚生労働省が18日に発表した、全国1500人を対象にした調査結果をまとめた04年度の厚生労働白書によると、糖尿病や心疾患につながる日頃の生活習慣が、最も高い健康上のリスクだと、半数を超える人がそう考えていることが判った。

2004/06/17
アスピリンが乳ガン予防に有効  
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/314079
   ----日経ヘルス ニュース 2004/06/17 
 アスピリンには血液さらさら効果があり、心臓病の予防などに常用している人も多いが、ガン予防効果もありそうだと、コロンビア大学の公衆衛生学部のメアリ・テリー助教授 (疫学)らが発表した。
抗がん剤ミス防止へ、がん専門薬剤師 を来年度から認定
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20040617so11.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2004/06/17
 抗がん剤の誤投与が社会問題化している中、全国の病院に勤務する薬剤師でつくる日本病院薬剤師会は、2005年度から、がん専門の薬剤師の認定制度をスタートさせることを決めた。

2004/06/15
「コンフリー」健康被害を起こす恐れ
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20040615so11.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2004/06/15
 ハーブの一種で健康補助食品や茶葉などにも加工される「コンフリー(ヒレハリソウ)」に、健康被害(肝不全)を起こす恐れがあるとして、厚生労働省は14日、含有する食品の製造・販売・輸入の自粛と商品の自主回収を業者に要請した。

2004/06/11
米国人の6割が代替医療に頼っている−−NIH調査
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/312990
   ----日経ヘルス ニュース 2004/06/11 
 「米国立補完代替医療センタ−」が、発表した調査によると、米国人でなんらかの代替医療を実行している人 は、全体の62%に達しているという。一番多いのが「祈り」(prayer)で、43%だった。
「健康食品でがん治る」?宣伝本に行政指導 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20040611so11.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2004/06/11
 特定の健康食品で「末期がんが治る」などとうたった書籍は誇大広告にあたるとして、厚生労働省が初めて出版社を改善指導した。

▼厚生労働省・保健機能食品・健康食品ホームページ
   健康の保持増進効果等の虚偽・誇大広告等の表示の禁止(健康増進法第32条の 2、3)関係

ビタミンCの過剰摂取は逆効果 
  http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20040611hj000hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2004/06/11
 ビタミンCは抗酸化物質であると同時に関節の軟骨形成に重要な役割を果たすため、これまで十分量の摂取が推奨されてきた。しかし、医学誌「Arthritis & Rheumatism」6月号掲載の研究では、変形性関節症発症の素因がある動物にビタミンCを過剰に与えると、同疾患が増加するという。

2004/06/10
米国人がよくのむビタミン・ミネラル以外のサプリのトップは、エキナシア、イチョウ葉、ガーリック、ジンセンが続く――米NHIS調査
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/a027/312809
     日経ヘルスサプリ&機能性食品 トピックス 2004/06/10 
 米国疾病対策センター(CDC)が毎年行っている国民健康調査「NHIS」(National Health Interview Survey)のうち、サプリメント使用に関する2000年度調査の結果が、米国栄養協会(ADA)の学術誌『Journal of the American Dietic Association』6月号に発表された。
 それによると、初めてビタミン・ミネラル以外のサプリメント (非VMサプリ)の使用状況に関するアンケートが実施され、ハーブ系を中心とする25成分からの選択式で、最も多くの非VMサプリユーザーの支持を集めたのは「エキナシア」だった。

2004/06/09
たそがれ時の光でたんぱく質増 夜更かしで狂う体内時計
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200406070288.html
     Asahi.com健康健康・生活 2004/06/09
夜更かしをすると体内時計が遅れ、翌日の生活リズムが乱れる。その原因は、たそがれ時に明るい光を浴びると増えるたんぱく質にあることを、深田吉孝・東京大教授(神経生物学)らが動物実験で解明した。
高コレステロール低年齢化 小5女児、8年で倍増
  http://www.asahi.com/health/life/OSK200406090020.html
     Asahi.com健康健康・生活 2004/06/09
 関西医科大と浜松医科大が共同で男女計約9000人を調査した結果によれば、小学5年でコレステロール値が高い女子が8年の間に倍増しているという。男子でも増えていて、専門家は将来、心筋梗塞などの増加につながると予想。この結果は、6月に出る日本疫学会の学会誌に発表される。

2004/06/08
食用のフキ、アレルギー原因物質の放出を抑える
花粉症を抑える新素材として、オリザ油化が供給開始
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/a027/312086
     日経ヘルスサプリ&機能性食品 トピックス 2004/06/08 
 サプリメントや化粧品の原料メーカー、オリザ油化(愛知県一宮市)は、花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状を抑える新素材「フキエキス」の販売を開始。同社の研究によると、アレルギー症状を引き起こすヒスタミンなどが体内で放出されるのを抑える「脱顆粒抑制作用」は、抗アレルギーをもつ甜茶(てんちゃ)エキスと同等で、特に、鼻詰まりの原因となるロイコトリエンの放出を抑制する作用は、甜茶より強いという。
1日1合未満の飲酒で脳梗塞4割減 3合以上は脳卒中増
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200406070302.html
     Asahi.com健康健康・生活 2004/06/08
 「日本酒を1日平均1合未満(ビールなら大瓶1本未満)飲む」習慣の中年男性は、 「時々飲む」人に比べ、脳梗塞の発症率が4割少ないことが、厚生労働省研究班(班長・津金昌一郎・国立がんセンター予防研究部長)の調査でわかった。

2004/06/06
禁煙に成功すると大学合格率上昇 名鉄病院調査
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200406060152.html
     Asahi.com健康健康・生活 2004/06/06
 禁煙に成功した受験生は、喫煙を続けた受験生よりも大学合格率が高い、という調査結果が5日、日本呼吸器学会東海地方学会で発表された。

2004/06/04
寄生虫で腸の病気を治す 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/311509
   ----日経ヘルス ニュース 2004/06/04 
 ジョエル・ワインストック博士をリーダーとするアイオワ大学の研究チームが、米国で開かれた「消化器病学会」で報告したところによれば、クローン病、潰瘍性大腸炎など、近来、消化器系の患者に寄生虫の卵を飲ませて様子をみたところ、病気がよくなったという、信じられないような試験結果を得たという。
起床後→朝食後 歯みがき習慣、30年で変化
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200406040146.html
     Asahi.com健康健康・生活 2004/06/04
 歯みがきの習慣がこの30年で、朝が起床後から朝食後に移り、昼食後にみがく人も8倍に増えるなど大きく変化したことが、ライオンの調査でわかった。

 同社は「口中を清潔にするために歯をみがくという意識が定着してきており、近い将来、3回/日以上磨く人が過半数を超えるのではないか」と分析している。

“アレルギー”3人に1人…厚労省調査 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20040604so12.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2004/06/04
 国民の3人に1人が、皮膚や目鼻のかゆみ、喘息などの「アレルギー様症状」を訴えていることが、厚生労働省の保健福祉動向調査で分かった。年齢層別では、男性は5〜9歳で45.8%、女性は35〜44歳で44.6%と半数近くに症状があり、すべての年齢層で、地方より都市部の方が症状を訴える人が多かった。
≪MedWave福祉機器・用具データベース≫ヤマハ発動機のジョイスティック型のレバーで操作する電動車いす「タウニィ ジョイ」などを収録 
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/311713
     MedWaveトピックス 2004/06/04 
 MedWave福祉機器・用具データベースに、ヤマハ発動機が4月に発売したジョイスティック型のレバーで操作するタイプの電動車いす「タウニィ ジョイ」など、同社製品3点を収録しました。

 ▼電動車いす 「タウニィ ジョイ

 ▼駆動ユニット「ジョイ ユニット

 ▼電動ハイブリッド介助用車イス「タウニィパス


2004/06/02
医師のネクタイは病原菌の巣? 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20040602so12.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2004/06/02
 医師のネクタイに細菌などの病原微生物が潜み、感染の運び役になっている恐れのあることがイスラエルの医大生の研究でわかり、米ルイジアナ州で開かれた米国微生物学会で発表された。
 医師のネクタイは、診察の際にベッドで寝ている患者に触れたり、咳を浴び たりする可能性が高いためと見られる。診察後に手 は洗うが、ネクタイはめったに洗うことがないと、臨床医のネクタイの潜在的な 危険性を指摘している。

2004/06/01
世界最年長の女性、114歳で死亡 プエルトリコ
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200406010192.html
     Asahi.com健康健康・生活 2004/06/01
   ギネスブックで世界最高齢に認定されていた米自治領プエルトリコ在住の114歳の女性、ラモナ・イグレシアスさんが5月29日、肺炎のため現地の養護施設で死亡した。AP通信によれば、イグレシアスさんの死去で、世界最高齢は113歳のオランダの女性になった。

2004/05/31
「医師の処方に疑問」が44%…製薬協調査
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20040531so14.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2004/05/31
 「副作用がある」「十分な効果がない」などと、医師の出す薬に“疑問”を持つ患者は44%に上り、このうちの65%が自分の希望する薬の処方を受けていることが、日本製薬工業協会・医薬産業政策研究所の調査でわかった。

2004/05/29
「上司の喫煙 イヤと言えず」が6割 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20040529so11.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2004/05/29
 上司に「たばこを吸ってもいいか」と聞かれた場合、吸わない人の約6割が断れないことが、禁煙情報を提供している民間組織「禁煙広報センター」(東京都中央区)の調査で分かった。
 また、上司の前では、たばこを我慢する人は多いが、部下の前では少なく、職場の上下関係を背景とする「スモークハラスメント」が改めて浮き彫りになった形だ。

2004/05/28
共役リノール酸(CLA)は確かにやせる! ノルウェーの研究グループが初の長期試験で確認
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/a027/310220
     日経ヘルスサプリ&機能性食品 トピックス 2004/05/28 
 ヒマワリの種や牛肉などに含まれている「共役リノール酸」(CLA)をとると、体脂肪だけが落ちことが、ノルウェーのScandinavian臨床研究所、Betanian医療センターなどが共同で行った、1年間のプラセボ対照試験の結果で明らかになった。

 CLAに体脂肪のみを減らす効果があることは、3カ月間のヒト試験で確認されていたが、1年間使っても効果が続くことがわかったのは初めて。

 研究結果は、「American Journal of Clinical Nutrition」誌6月号に掲載された。

カフェインが肝障害を予防? 
  http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20040528hj001hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2004/05/28
 肝障害をきたすリスクのある人は、コーヒーなどのカフェイン入り飲料を摂取することによって、そのリスクを低減させることができるという研究が、ニューオーリンズで開催された米国消化器病週間(DDW2004)で発表された。
喫煙者の男性で平均13.2年、女性で平均14.5年、寿命が短縮??米国厚生省が報告書 
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/310278
     MedWaveトピックス 2004/05/28 
 米国厚生省(HHS)は5月27日、喫煙は体のほぼ全ての臓器に対して悪影響があることを明らかにする報告書、「The Health Consequences of Smoking」を公表した。

 この報告書では、これまでの研究結果のエビデンスに基づき、喫煙が原因と考えられる多数の疾患を特定しており、喫煙者は男性で平均13.2年、女性で平均14.5年、早死にするとしている。

▼HHSのニュース・リリース、または、同報告書


2004/05/27
健康食品の表示基準緩和へ 立証だけで「効果」明記可に
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200405270169.html
     Asahi.com健康健康・生活 2004/05/27
   「コレステロールが下がる」、「血糖値の改善に役立つ」などと効能をパッケージに明記できる特定保健用食品の表示について、厚生労働省は基準を緩める方針を決めた。 一定の科学的根拠があれば、効果の表示を認める「条件付き特定保健用食品」(仮称)を新たに設ける。
 しかし、「根拠は確立されていない」との注釈も必要。早ければ、来春にも新表示の健康食品が店頭に並ぶ。

2004/05/23
運動1日30分… WHO、生活習慣病対策に国際指針
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200405220332.html
     Asahi.com健康健康・生活 2004/05/23
 世界保健機関(WHO)総会は22日、肥満症、心臓疾患、糖尿病などを予防するための「食生活と運動に関する世界戦略」を採択した。これは生活習慣病に対する初の国際指針で、各国の実情に合わせて肉付けするよう求めている。

 健康的でない食生活と運動不足が糖尿病や心臓病、一部のがんの原因になっていると指摘。

     ▽適度な運動を1日に少なくとも30分以上行う
     ▽砂糖、脂肪、塩の摂取制限
     ▽果物、野菜、豆類の消費拡大などを勧めている。

2004/05/22
異常プリオンが高率で人に感染の疑い
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20040522so11.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2004/05/22
 21日発行の「病理学ジャーナル」最新号に掲載された英政府が出資した病理学調査結果によれば、BSE(牛海綿状脳症=狂牛病)が人に感染した変異型クロイツフェルト・ヤコブ病の病原体となる「異常プリオン」が、これまで考えられていた以上にはるかに多くの人に感染している疑いがあることが、で明らかになった。

 異常プリオンは感染が発見されても、ヤコブ病の発症に直結するとは限らないが、輸血や臓器移植などで知らずに感染が拡大する恐れもあると専門家たちはと分析している。


2004/05/19
超健康であり続けたい人の知恵雑誌 
  http://mytown.asahi.com/usa/news01.asp?c=23&kiji=151
   ----Asahi.com > MYTOWN > USA > USマガジンウォッチ 2004/05/19 
 『Health』は健康に暮らすための知恵が詰まっている雑誌。『Health』は他とはちょっと違う。「Beauty」(美容)、 「Body」(身体)、「 Fitness」(エクササイズ)、 「Mind」(精神)、 「Food」(食べ物)の5つの部門で構成され、体の外側と内側からケアし、真の健康を手に入れる ための総合誌だ。広告を含め、雑誌にはヘルシーで健康になることに関することのみが掲載されている。

 健康になるためにはどうすればいいのかと、漠然と考えるとその方法はすぐには思いつかない。そんな時『Health』を読むと、気軽に日常生活に取り入れられる健康を維持するヒントが得られる。

ボケの予防にツナ缶がいい!? 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/308107
   ----日経ヘルス ニュース 2004/05/19 
 魚油に多く含まれているオメガ3脂肪酸(n-3系多価不飽和脂肪酸)は、心臓病予防に良いだけでなく、高齢にともなって起きやすい痴呆症などの精神障害のリスクを下げる働きがあることをよく認識してほしいと、米マグロ基金(US Tuna Foundation、USTF)が、こんな特別メッセージを米国民あてに送り、ツナ缶をもっと食べるよう奨励した。

2004/05/18
〈元気〉「血液サラサラ」を調べてみました  
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200405180191.html
     Asahi.com健康健康・生活 2004/05/18
 血液サラサラ、ドロドロという言葉をよく聞きますが、毛細血管の中を自分の血液が流れる様子を疑似体験できる装置が開発され、検査が受けられるようになっている。 この装置(MC―FAN)は、独立行政法人食品総合研究所(茨城県つくば市)の菊池佑二さんのグループが開発し、01年、15〜77歳の男女延べ563人の血液を対象にMC―FANの通過時間を調べ、生活習慣の違いと対照した結果次のようなことが判った。

 男女とも野菜と魚が好きな人は通過時間が短く、肉が好きな人は長く、特に女性はこの傾向が顕著。飲酒は「毎日少し飲む」人の流れが良く、「全く飲まない」人はかえって悪かった。運動は 「毎日1時間以内」が最も良く、「全くしない」が最低。たばこは吸わない人の方が良かった。

 ドロドロ血液の弊害は、悪玉コレステロールによって動脈硬化を起こし、心筋梗塞(こうそく)や脳梗塞へつながる。

〈おすすめの食生活〉
 食品総合研究所によると、血小板の凝集を抑えるアントシアニンが含まれる黒豆や紫サツマイモ、白血球の粘着や血小板の凝集を抑えるクエン酸が含まれる梅干し等を、食生活の中に意図的に多く取り入れることだが、こればかり食べるのは逆効果。


2004/05/17
1日にたばこ10本で肝臓がん再発率2倍
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20040517so11.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2004/05/17
 治療して肝臓がんの病巣が消えても、1日にたばこを10本以上吸う習慣があると、がん再発の危険性が約2倍に高まることが、北里大医学部の渋谷明隆講師の調査で分かった。

 毎日10本以上の喫煙習慣がある人が肝臓がんを再発する確率は、そうでない人の1.8倍。
 C型肝炎ウイルス感染の有無で、感染者の再発率は非感染者の約3倍。
 肝臓に複数のがん病巣があった場合も、再発率は約2倍となる。

2004/05/14
ビール酵母がコレステロール抑制 アサヒビール発表へ  
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200405130379.html
     Asahi.com健康健康・生活 2004/05/14
 アサヒビールの研究によれば、麦芽などの発酵に使われる「ビール酵母」に、心筋梗塞や糖尿病の原因となるコレステロールを抑える効果があること明らかになり、21日から仙台市で始まる日本栄養・食糧学会で発表される。

 ビール・発泡酒には通常ビール酵母は含まれていないので、同様の効果はない。

マーガリンに含まれるトランス脂肪酸に暗雲が又一つ 「沢山摂ると、ボケやすい」−−米国CHAP研究から分析
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/a027/307355
     日経ヘルスサプリ&機能性食品 トピックス 2004/05/14 
 マーガリンやショートニング、油で揚げたスナック菓子などに含まれている「トランス脂肪酸」は、とり過ぎると心臓病を増やす恐れがあるとして、2004年1月から米国で食品への表示が義務付けられている中で、 「トランス脂肪酸をたくさんとるお年寄りは、ぼけやすい」という、更にもう一つ気掛かりな研究結果が米国神経学会が発行する学術誌、Neurology誌5月11日号で発表された。

▼論文:「Dietary fat intake and 6-year cognitive change in an older biracial community population

▼米国食品医薬品局(FDA)のサイト:「Trans Fat Now Listed With Saturated Fat and Cholesterol on the Nutrition Facts Label

毎日酒を飲む人は、脳の障害にご注意  
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/307211
   ----日経ヘルス ニュース 2004/05/14 
 米国カリフォルニア大学サンフランシスコ校での研究によれば、毎日のように酒を飲んでいる人は、アルコール中毒で入院している患者と同程度に脳の働きに障害が起きているという。

2004/05/11
新型肺炎は汗でも感染 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20040511so11.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2004/05/11
 新華社電によると、中国広州市にある第一軍医大学の病理学専門チームの研究結果において、新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)のコロナウイルスが、汗や尿、便を通じて人から人に感染する可能性があるとという。

 SARSの主な感染経路は、これまで咳やくしゃみなどの飛まつと見られてきたが、今回の研究によりウイルスを含んだ食物や水のほか、軽い接触やキスを通じても感染の可能性があることが示されたもの。

「ビール、妊婦に悪影響」
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20040511so12.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2004/05/11
 妊婦や授乳中の女性が酒を飲んだ場合、へその緒や母乳を通じて胎児や乳児がアルコールを飲み、発育不全につながる恐れがあるため、既に米国や韓国などでは、警告表示を義務づけているが、日本のビール大手5社(アサヒ、キリン、サッポロ、サントリー、オリオン)は6月以降に生産するビールなどの酒類製品のラベルや缶表面に、妊婦などが酒を飲むと、胎児や乳児の健康に悪影響を与える恐れがあるとの表示を新たに付けると発表した。

2004/05/09
血糖値、自分で測ると数値改善 糖尿病患者ら調査で判明  
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200405080309.html
     Asahi.com健康健康・生活 2004/05/09
 糖尿病の患者や血糖値が正常より高い「予備軍」の人が、自分で血糖値を測ると数値が改善すること が、国民健康保険中央会の調査・研究でわかった。これは、自分で測って数値の変化を実感することで、食事に気をつけたり、運動したりするなど自然に生活習慣を意識するようになるからと分析されており、自己測定が予防や改善に役立つ可能性があるという。

2004/05/07
セレンは、前立腺がんを予防する、血中濃度が高いとリスクが半減−−米ハーバード・メディカルスクールが解明
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/a027/305880
     日経ヘルスサプリ&機能性食品 トピックス 2004/05/07 
 米国立がん学会誌5月5日号に掲載された米ハーバード・メディカルスクールの研究者らによる研究報告によれば、抗酸化ミネラルとして知られるセレンを、食事などから十分にとれている人は、前立腺がんになる危険性が低くなるという。今回の論文のタイトルは「A Prospective Study of Plasma Selenium Levels and Prostate Cancer Risk」。

 セレンは魚介類、動物の内臓や食肉のほか、小麦胚芽や玄米、野菜などにも広く含まれていて、日本人は通常の食事をしていれば不足の心配はないとされている。ちなみに日本人のセレンの栄養所要量は成人で40〜60μg/日、許容上限摂取量は250μg/日。なお、セレンをサプリメントとして補った場合の健康効果については、現在進行中の比較対照試験「the Selenium and Vitamin E Cancer Prevention Trial 」の結果が待たれるところだが、200μg/日のセレンをサプリメントとして摂取した場合の効果をみている。

ダイエット成分のカルニチン、ヒットの兆し ゼリー飲料、ペット飲料、サプリなどが幅広く登場 
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/306047
     MedWaveトピックス 2004/05/07 
 人間の体内にも存在する物質で血液中の脂質を筋肉で燃やすのに欠かせない成分である「カルニチン」を配合した食品やサプリメントが、続々と発売されている。カルニチンが不足している人が摂取すると、体脂肪を効果的に燃やすことが出来るとされ、2004年の注目ダイエット素材だ。

2004/05/05
がん治療、相次ぐ放射線過剰照射 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20040505so11.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2004/05/05
 青森県弘前市の国立病院機構弘前病院では、過剰照射により患者1人が死亡したことが明らかになった。がん治療で放射線を過剰照射する事故が後を絶たないが、事故が相次ぐ背景には、治療が急速に高度化する一方で、専門医などの養成が追いつかない構造的な体制の不備があるようだ。

2004/04/30
マカは、頭を良くする/ ラットの学習能力がアップすることを確認
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/a027/305304
     日経ヘルスサプリ&機能性食品 トピックス 2004/04/30 
 マカは、ペルーにある高度4000メートル級の高原で育つカブに似た根菜で、現地では滋養強壮の民間薬として古くから使われてきた。日本ではサプリメントとして販売されており、ホルモンバランスの乱れからくる月経不順や更年期障害の解消、疲労回復、精力アップなどに役立つと人気だが、学習能力を上げる作用があるという新たな効用があることがわかった。
 4月23日に東京・千駄ヶ谷で開催された「ペルー産ハーブ機能性解明研究第二回シンポジウム」(主催:トワ商事)で、近畿大学医学部衛生学教室の小川博講師が、同大学解剖学I教室の松尾拓哉講師らと共同で行った研究成果を発表した。

2004/04/26
鉄分が不足すると、思考力、記憶力が落ちる 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/304192
   ----日経ヘルス ニュース 2004/04/26 
 4月19日、首都ワシントンで開かれた 「2004年実験生物学会」(Experimental Biology 2004 conference)の栄養科学部会で、ペンシルベニア州立大学のローラ・マレーコルブ博士らによって発表された研究によると、 鉄分が不足すると、思考力、記憶力が低下することが、若い女性を対象にしたテストで判った。

2004/04/23
ショウガはつわりを軽くする! 医薬品並みの効果−−豪大学が臨床試験で確認
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/a027/303846
     日経ヘルスサプリ&機能性食品 トピックス 2004/04/23 
 ショウガに吐き気を止める作用があることは、洋の東西を問わず昔から経験的に知られていた。こうした「経験則」を科学的に調べ直す動きが盛んになっている中で、オーストラリアAdelaide大学産婦人科のCaroline Smith氏らが、米国産婦人科学会 (ACOG)が発行する学術誌『Obstetrics & Gynecology』誌4月号で発表した報告によれば、つわりに悩む妊婦291人が参加した臨床試験で、ショウガが医薬品と同じくらい効くことが確かめられ、「つわり」が、ショウガで軽くなることがわかった。
たばこがなければ、毎年9万人がん患者減 厚労省研究班 
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200404230302.html
     Asahi.com健康健康・生活 2004/04/23
 厚生労働省の研究班(班長・津金昌一郎国立がんセンター予防研究部部長)が23日に発表した、喫煙とがんについての調査報告と試算結果によれば、たばこがなかったら、国内で毎年約48万人発生しているがん患者のうち、約9万人はがんにならずにすむはずという。

2004/04/20
「健康食品」に関する消費者相談、2003年度の危害情報は546件、下痢、腹痛、吐き気など「消化器障害」が52% 
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/303130
     MedWaveトピックス 2004/04/20 
 国民生活センターは、「健康食品」に関する消費者相談の動向を公表した。全国消費生活情報ネットワーク・システム(PIO-NET)に、1999年〜2003年12月末までに、「健康食品」に関する相談が6万3937件寄せられた。食品に関する相談の合計は11万2548件で、その56.8%を「健康食品」が占めていた。そのうち危害情報は546件で、下痢、腹痛、吐き気など「消化器障害」が52%と最も多かった。

 詳しくは国民生活センターの月刊誌「国民生活」4月号に掲載されている。


2004/04/19
くるみを毎日食べると、1カ月で血管の弾力性が改善、動脈硬化を防ぐ 
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/302535
     MedWaveトピックス 2004/04/19 
 米国の医学雑誌『Circulation』誌2004年4月6日号に掲載されたスペインのエミリオ・ロス医師らによる研究によれば、オリーブオイル、トマトなどをふんだんに使う地中海食は、心臓病を予防するなど、健康的な食事としてよく知られているが、この地中海食に使うオリーブオイルの一部を、くるみに置き換えると、高脂血症の人の血管を柔らかくする効果があることがわかったという。
セブン‐イレブン、専用商品で初の機能性食品を発売へ
 森永製菓・カルピスと共同開発した「大豆ペプチド」入り飲料・食品 
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/302789
     MedWaveトピックス 2004/04/19 
 大豆ペプチドは、脳の機能を向上することが、東北福祉大学感性福祉研究所の畠山英子教授らの研究で解明されている。 この大豆ペプチド4gを配合した飲料や食品を、セブン‐イレブン・ジャパンは、森永製菓とカルピスと組んでセブン‐イレブン専用の商品として発売する。

    配合する大豆ペプチドは、不二製油が供給する。

    カルピス: 飲料「ペプチドパワー」(100mlビン入り160円)
    森永製菓:ゼリー飲料「ウイダー in ゼリー ダイズペプチドイン」(180g入り204円)
    森永製菓:バランス栄養食「ウイダー リカバー(ブロック)」(60g210円)
喫煙者採りません 強まる社内禁煙 
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200404190197.html
     Asahi.com健康健康・生活 2004/04/19
 「たばこ追放」の動きが広がるなか、喫煙者を採用選考の対象にしない企業が出てきており、社内禁煙の流れは確実に強まっている。たばこを吸うというだけで、「不適格」の烙印を押され、企業選択の幅が狭まるという時代が近づきつつあるようだ。

2004/04/16
マクドナルド、全米で健康メニュー発売へ 歩数計付き 
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200404160251.html
     Asahi.com健康健康・生活 2004/04/16
 米マクドナルドは15日、肥満防止用「健康メニュー」を、全米で発売すると発表。5月からは、サラダとミネラル水に歩数計をセットにしたメニューを売り出して運動の大切さを訴えるほか、6月にはフライドポテトの代わりに薄切りリンゴを選べるサービスを始める。

 背景には、米国ではファストフードの食べ過ぎが問題視されているため、メニューに多くの選択肢を示すことで批判をかわす狙いがある模様。

受動喫煙でリンパ球が増加、慢性的な炎症状態が心血管疾患の引き金に 
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/302319
     MedWaveトピックス 2004/04/16 
 米医師会雑誌Journal of American Medical Association(JAMA)2004年4月14日号にResearch Letterとして掲載された筑波大学社会医学系助教授の谷川武氏らの研究結果によると、健康な日本人男性670人による調査の結果、受動喫煙の被害を受けている場合には、白血球数やリンパ球数が増えることが明らかになった。白血球数の増加は動脈硬化のリスク要因である。

 子供や喫煙をしたことがない人は、喫煙者や禁煙者に比べて受動喫煙の被害をより受け易いという。本論文の原題は、「Lymphocyte Subpopulations Among Passive Smokers」。
ケイ素はカルシウムより骨を強くする、米英共同の「フラミンガム研究」から解明
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/a027/302512
     日経ヘルスサプリ&機能性食品 トピックス 2004/04/16 
 骨を強くするミネラルと言えば、誰しも思い浮かべるのがカルシウム。しかし、最新の研究で、ケイ素はカルシウム以上に骨を強くする可能性が高いことがわかった。

 ケイ素を含まない食事で育てたマウスは、骨の生育が不十分というデータがあったが、人を対象にした大規模な疫学研究で密接な関係が示されたのは初めてではあるが、今のところケイ素の栄養所要量は定められていない。

 しかしケイ素はほかのミネラルと同様に、食品から摂取しても体内に吸収され難い。ケイ素の吸収率は食品の種類や加工法によって大きく変わる。

 ケイ素は穀物の皮にも多く含まれているが、全粒粉から作ったシリアルや、大麦を皮ごと使って作るビールの場合、含まれるケイ素の4〜8割と高い割合で吸収されるという。

カプセル不人気は一段落か 
 3月下旬から売れ行き上位にランクイン――ケンコーコム2月、3月売れ筋ランキングから
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/a027/302517
     日経ヘルスサプリ&機能性食品 トピックス 2004/04/16 
 BSE(牛海綿状脳症)を懸念する消費者が敬遠気味だったカプセル入りのサプリメントの売れ行きが、回復してきたようだ。

 サプリメントに使用されているカプセルは、牛の皮や骨を原料にしたゼラチンカプセルを使用しているが、2003年末に米国でBSE(牛海綿状脳症)の感染牛が見つかったことから、厚生労働省は1月16日に、BSE発生国の牛のせき柱を原料に含む可能性のある食品やサプリメントの販売自粛を各社に呼びかけていた。食品衛生法の規定に基づく新たな規制を設け、2月16日以降は販売を禁止した。

 以前からBSEとゼラチンカプセルの問題が指摘されいたこともあり、サプリメントメーカー は、BSE非発生国の牛や豚を使ったり、魚のゼラチンや野菜を原料とするカプセル に変更するなど、自主的な対策を講じてきていた。


2004/04/14
CT被ばく10年で3倍、検査の指針作成へ 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20040414so11.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2004/04/14
 放射線診断装置のCT(コンピューター断層撮影法)検査による国民1人当たりの年間被ばく量が、約10年間で3倍に増えたと推計されることが、独立行政法人・放射線医学総合研究所(千葉市)のグループの調査でわかった。

 国民1人当たりの被ばく線量は、前回(0.8ミリ・シーベルト)の3倍の2.3ミリ・シーベルト。胸部エックス線撮影115 枚分に相当する量。

 今年1月には、日本国内のがんの3.2%は放射線診断が原因とみられるとの報告を英国の研究者がまとめており、日本医学放射線学会は過剰な検査を防ぐためCT検査の指針づくりに乗り出した。


2004/04/06
ビタミンCとE、「効く人」と「効かない人」がいる 
 ハプトグロビン遺伝子が関与か−−米と加の共同「WAVE」研究より
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/a027/300733
     日経ヘルスサプリ&機能性食品 トピックス 2004/04/06 
 ビタミンCとビタミンEの抗酸化サプリメントは、本当に動脈硬化予防に効くのか?最新の『Diabetes Care』誌2004年4月号に掲載された研究論文で、これら抗酸化ビタミンには「効く人」と「効かない人」がいて、「効く人」には動脈硬化を予防する効果が確かにあるが、「効かない人」には予防効果が無いか、悪化させることもあるとい うことが、報告された。

 動物実験で、抗酸化力の強いビタミンCとEはLDLコレステロールの酸化を抑え、動脈硬化が進みにくくなることが確かめられているが、人においてはビタミンCとEには効く人と効かない人がいて、体内で赤血球のリサイク ルを行っている「ハプトグロビン」というたんぱく質の遺伝子タイプがそれを決めるということが、今回判明したという。

学習療法、計算や音読で痴呆を予防  
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200404060215.html
     Asahi.com健康健康・生活 2004/04/16
 脳の前頭前野は、脳の司令塔と呼ばれ、行動を我慢させる働きを持っており、この部分の働きが衰えるとボケ (痴呆)が始まるとされており、各10分/日の計算と音読とで前頭前野を活性化させ、 ボケを予防するという学習療法が注目されている。

≪参考≫
▼立命館大学人間科学研究所 > 「学習療法」の効果を科学する

▼公文教育研究会 > 「学習療法の成り立ち

学習療法に関する中間報告 「頭前野機能発達・改善システムの研究開発」


2004/04/02
乳酸菌の経口摂取で、免疫バランスが改善 
  カルピス、キリン、雪印、明治乳、ヤクルトが発表−−日本農芸化学会で 
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/299595
     MedWaveトピックス 2004/04/02 
 広島で開かれた日本農芸化学会大会(2004年3月29〜31日)で、免疫のTh1/Th2バランスが崩れてTh2優位になっているアレルギー状態が、乳酸菌の経口摂取 で改善するという研究成果が相次ぎ発表された。

▼キリンビール基盤研究所:

     KW乳酸菌(Lactobacillus paracasei KW3110株)の投与により、マウスでの皮膚のただれや出血の出現が抑制されるとともに、アレルギーの指標となる血中IgE濃度が1/3に低下することを確認した。又2003年10月の日本アレルギー学会で、花粉症の患者を対象とした試験でアレルギー改善作用を確認したことを発表した。
     これに続き今回は、動物モデルでアトピー改善効果を確認した。
▼カルピス技術研究所:
     東京大学大学院農学系研究科と日本大学生物資源科部との共同研究により、乳酸菌L-92株(Lactobacillus acidophilus L-92株) が、IL-12産生を誘導してTh1分化を促進することを確認した。
     同社は先に、L-92株が花粉症や通年性アレルギー鼻炎に効果があるとするヒト試験の成果を2003年3月の日本農芸化学会や2003年7月の日本乳酸菌学会で発表済み。
    今回はマウスの実験で、メカニズムの解明を進めた成果を発表した。
▼雪印乳業技術研究所:
     健常成人の腸内フローラに由来する定住菌であるガセリ菌SP株(Lactobacillus gasseri SP株)が、マクロファージ由来のIL-12の産生を増加させ、リンパ球のIFNγを誘導することで、免疫系に関与することを見いだした。
     このガセリ菌SP株は、日本ミルクコミュニティが各種のヨーグルト商品に使用しており、同社が2004年2月に季節限定で発売した「バラ科の甜茶のむヨーグルト」にも配合されている。
▼明治乳業食品機能研究所:
     東北大学大学院農学系との共同研究により、ブルガリア菌(Lactobacillus bulgaricus OLL1073R-1株)が産生する酸性多糖体が、in vitroでマウス脾臓細胞のIFNγ産生を誘導し、経口投与でも脾臓細胞のNK活性を増加させることを確認。
▼ヤクルト中央研究所:
     ヤクルト菌(Lactobacillus casei シロタ株)が、健常者単球のIL-12産生を介してT細胞からのIFNγ産生を誘導することを確認した。
血圧対策のトクホ3商品の効き目は?  
  医薬品の30〜100分の1と低め−−ACE阻害活性から分析 
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/299600
     MedWaveトピックス 2004/04/02 
 機能性食品の“効き目”は一般に、医薬品より弱いとされるが、実際にはどの程度 の穏やかさなのかを、福島県立医科大学附属病院薬剤部と、帝京大学薬学部の共同研究グ ループが調べ、日本薬学会で3月30日に発表された。
 研究を発表した帝京大学薬学部の白岩智子氏らが選んだのは、「血圧が高めの人」向けのトクホ5商品の中から、店頭や通信販売などで入手しやすい3商品を選定。製品から糖質やたんぱく質などを除去し、血圧を下げる作用を持つペプチドだけを抽出した。又比較対照の医薬品として3成分を選んだ。

≪選定した飲料タイプのトクホ≫

  •  カルピスの「アミールS カロリーオフ」
  •  常盤薬品工業の「ラピスサポートα」
  •  日本サプリメントの「ペプチドスープEX」
≪医薬品の降圧薬における、3成分≫
  •  リシノプリル二水和物(商品名:ロンゲス、ゼストリルなど)
  •  マレイン酸エナラプリル(商品名:レニベースなど)
  •  塩酸ベナゼプリル(商品名:チバセンなど)
≪試験管内実験における、ACE活性を50%阻害する濃度(阻害濃度=IC50)≫
     アミールS: 235nM、 ラピスサポートα: 140nM、 ペプチドスープEX: 100nM。
     医薬品のリシノプリル:3.5nM、エナラプリルがエナラプリラートとして: 2.2nM、
          ベナゼプリルがベナゼプリラートとして: 1.9nMになった。
 このことから、トクホ3品目は医薬品より、ACE阻害に必要なモル濃度 が大幅に高いことがわかり、「1日の摂取目安量(1日量)」だけ飲ん だ場合、ACE阻害活性がどの程度になるかを計算したところ、トクホのACE阻害活性は、製品によって差があるが、医薬品の100〜1000分の1と、極めて弱いことがわかった。

 今回の研究は、あくまで試験管内実験に基づく分析によるもので、実際 に飲用・服用した場合の吸収率などは考慮されていないので、同じ作用を持つ医薬品と食品を併用した場合に、効果が足し合わせられるのか、打消し合うのかなどはまだ不明。

カルピス/学術情報


2004/03/30
KW乳酸菌でアトピー緩和?
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20040329so12.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2004/03/30
 キリンビールは29日、昭和女子大などと共同開発した「KW乳酸菌」に、アトピー性皮膚炎の症状を和らげる効果が見つかったとする研究報告を、30日の日本農芸化学会で発表する。

▼キリンビール > ニュースリリース平成16年3月29日 > 「乳酸菌の保健機能性に関する研究 (2) 」 > 発表概要


2004/03/29
マツの樹皮 老化防止効果?
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20040329so12.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2004/03/29
 松の樹皮の抽出物質・フラバンジェノールに、脳の細胞を活性酸素から守る働きがあることが、東京大学 の久恒(ひさつね)辰博・助教授らの研究でわかった。

2004/03/26
リンゴ食べれば太らない? 弘前大・アサヒビール実験 
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200403250425.html
     Asahi.com健康健康・生活 2004/03/26
 リンゴに含まれるポリフェノールに、脂肪が体内に蓄積されるのを抑える効果があることが、アサヒビールと弘前大の長田恭一助教授のグループの共同研究で明らかになった、研究結果が28日から始まる日本農芸化学会(広島市)で発表された 。これまで報告されていた、がんなどの予防効果に加え、生活習慣病の予防にも期待できるという。
妊婦、幼児は魚の摂取の制限を−−水銀汚染で米FDAが勧告 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/297934
   ----日経ヘルス ニュース 2004/03/26 
FDA(米食品医薬品局)とEPA(米環境保護局)は共同で、このほど水銀汚染の心配にからんで、魚介類の摂取を制限するガイドライン(指針)を発表した。

●妊婦、授乳の母親、高齢者、幼い子どもは、食べてはいけない魚:

    サメ(shark )、メカジキ(swordfish )、キングマケレル(king mackerel,サワラの一種)、アマダイ (tilefish)
●1週間当たりの摂取量を制限したほうが良い魚:
    エビ(shrimp)、マグロの缶詰(canned light tuna)、サケ(selmon)、ポラック(pollock 、タラの一種)、ナマズ(catfish )は、水銀汚染度は低いと見られているが、摂取量を、340g以下に制限すること。
    ビンナガなど大型のマグロは、水銀汚染が進んでいると見られるので、170gに制限すること。

2004/03/25
スタミナ維持なら、パンよりコメ マウスで実験  
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200403250110.html
     Asahi.com健康健康・生活 2004/03/25
 米は小麦よりもスタミナ維持や脂肪吸収の抑制に役立つという研究結果を、東京海洋大大学院の矢沢一良・客員教授、山口宏二・客員助教授らのチームがをまとめた。マウスでの実験だが、米離れの歯止めに一役買うかどうか。
又、高脂肪の食事をとる際、コメのほうが中性脂肪の上昇を抑える可能性を示すという。人間でも同様の効果があるか調べる必要があるが、米は腹持ちがいいと言われているのは、小麦より吸収に時間がかかることが、プラスになっているのではないかと、研究者らは分析している。
精神病を正しく理解する指針 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20040325so12.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2004/03/25
 厚生労働省は25日、精神病を正しく理解し、患者への偏見をなくすための指針をまとめた。この指針は、精神病への「関心」「予防」「正しい知識」など8項目に分かれ、それぞれ関連データを駆使、判り易い表現で誤解や偏見の解消を訴えており、心の健康法から患者への支援ノ ウハウまでが盛り込み、“ストレス社会”を生き抜く手引きにもなるという。

▼厚生労働省 > 「心の健康問題の正しい理解のための普及啓発検討会について


2004/03/23
がん診断に威力「PET」 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20040323so13.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2004/03/23
 国内の普及台数が100台程度と少な く、がんの診断に有効な陽電子放射断層撮影装置(PET)を医療機関が共同利用する 「所沢イメージングセンター(仮称)」が来年7月、埼玉県所沢市に開設される。
 今年7月には、PETを12台導入した共同利用型がん検診センターが横浜市もに開設される予定。

2004/03/20
夕食後に歯磨きしないと虫歯菌30倍に ライオン調べ  
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200403200222.html
     Asahi.com健康健康・生活 2004/03/20
 ライオンの調査によれば、20〜50代の男性12人を実験対象にし、夕食後、就寝前、起床後の3回、唾液(だえき)をとり、虫歯の原因になるミュータンス菌がどれだけ増えるかを調べた結果 夕食後に歯みがきや口すすぎをしないと、翌朝に虫歯の原因になる菌が、夕食後の約30倍になるという。

ライオン プレスリリース 2004/02/25 虫歯に関する新事実 

抗がん剤保険適用、21治療法へ拡大…厚労省検討会 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20040320so11.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2004/03/20
 がん治療に有効とされる抗がん剤において、日本では医療保険の適用外となっていている問題で、厚生労働省の検討会(座長=黒川清・東海大教授)は19日、脳腫瘍や小児がんなどの分野で、計21の治療法において、それぞれに必要な抗がん剤の保険適用を拡大することを決めた。 脳腫瘍に対するシスプラチン、イフォスマイド、エトポシドなどで、5月の薬事・食品衛生審議会で検討し、年内にも承認される見通し。

2004/03/18
トマトで美白?メラニン色素減らす働き 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20040318so12.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2004/03/18
 トマトには、がんや動脈硬化を防ぐとされるリコピンなど様々な成分があるが、化粧品会社「コーセー」などの研究によれば、トマトに美白効果の高い成分が含まれていることが明らかになり、29日から大阪市で始まる日本薬学会で発表される。 研究チームは、オリゴ糖とポリフェノールには、メラニン色素を作る酵素の量を減らす働きがあるとみている。

2004/03/16
「たばこ規制条約」に署名 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20040316so11.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2004/03/16
 たばこの健康被害に世界が連携して取り組もうという「たばこ規制枠組み条約」に政府は10日、署名した。今国会での締結承認を目指している。この「たばこ規制枠組み条約」は、たばこの包装の30%以上の面積に警告表示を掲載することや、広告を包括的に禁止することなどを盛り込んでいる。
動脈硬化の新検査  
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/saisin/sa431601.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > 最新医療  2004/03/16
 心電図や血圧測定と同様の簡単な方法で実施できる血管の「老化」を判定する 「CAVI(キャビー)」とも呼ばれる検査が登場した。脈が血管の壁を伝わる速度や血圧を基に、血管のしなやかさを調べる「血管機能検査」。動脈硬化の進み具合を数値化して診断するもので、心筋梗塞などの予防に役立てる研究も始まっている。

▼新検査CAVIを開発したフクダ電子の「動脈硬化の新しい指標CAVI搭載!"VaSera VS-1000" 発売開始
  〜「CAVI技術説明会」説明内容(PDFファイル


2004/03/15
葉酸強化の小麦粉が脳卒中、心臓病を予防する 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/295715
   ----日経ヘルス ニュース 2004/03/15 
葉酸は、妊婦の出産障害を予防する働きがあるため、米国では、FDA(米食品医薬品局)の指導で葉酸強化小麦粉が、1996年から出回っているおり、この葉酸強化小麦粉が、脳卒中や心臓病など、血管系の病気を予防する著しい効果をあげていることを、CDC(米疾病予防管理センター)の疫学者、クアンヒ・ヤング博士が、米心臓協会の場で統計的に明らかにした。

2004/03/12
「野菜と果物たっぷり食」は高血圧を防ぐ−−米研究で明らかに  
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/295326
     MedWaveトピックス 2004/03/12 
 American Journal of Epidemiology誌3月15日号に掲載された研究は、the Chicago Western Electric Studyと題されたもので、アメリカを代表する「職域コホート研究」の一つで、米国の中年男性1700人を7年間追跡調査した研究結果で、野菜や果物には高血圧を予防する効果があることが判ったという。

 野菜や果物をたっぷり取る人は、年を取っても血圧があまり上がらず、逆に、肉を沢山食べる人は 血圧の上がり方が大きかったという。

2003年度トクホ市場は2年前に比べ37.6%拡大/ 歯、肥満、高脂肪トクホはこの2年で4倍超の伸び  
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/295514
     MedWaveトピックス 2004/03/12 
 厚生労働省の外郭団体である(財)日本健康・栄養食品協会(日健栄協、JHNFA)が発表したところによれば、厚生労働省が食品への健康機能表示を許可・承認する特定保健用食品(トクホ)製品の市場が2003年度に5668.8億円と、2年前に比べ37.6%拡大したという。

 伸びが高かった順に紹介すると、
 一番目は、「」。 2001年度に比べて4.3倍。 キャドバリー・ジャパン「リカルデント」、ロッテ「キシリトール」、江崎グリコ 「ポスカム」が立役者だ。
 二番目は、「中性脂肪・体脂肪」。 2001年度の4.2倍。 花王「エコナ」と 「ヘルシア緑茶」の2大ヒット・トクホが寄与した。
 三番目は、「コレステロール」。2001年度の4.1倍。 サラダ油やマヨネーズ、マーガリンなどが含まれ、日清オイリオ、味の素、キユーピー、花王、日本リーバなどの有力企業が競合を続けている。

 「血糖値」トクホ は、01年度の1.5倍。
 「血圧」トクホだけは、2001年度より11.9%低下した。カルピス「アミールS」のヒットなどにより早く立ち上がり1999年度に急拡大したが、その後の市場の伸びは小さかった。
 ヨーグルトなどが含まれる「整腸」トクホは、全体の64%を占め、2年前に比べて8.2%増と市場の伸びが続いている。

日本健康・栄養食品協会調査結果

ファンケル、ヒドロキシチロソールの新成分配合の美白サプリを商品化  
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/295515
     MedWaveトピックス 2004/03/12 
 ファンケル(横浜市中区)は、従来の美白サプリメントにはない、オリーブ葉から抽出した「ヒドロキシチロソール」と、美白成分「Lシスチン」を配合した美白用サプリメント「ホワイトアドバンス」を3月21日から発売。

2004/03/08
危険な肥満の徴候はBMIよりウエストサイズに現れる  
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/294564
     MedWaveトピックス 2004/03/08 
 カナダQueen's大学の Ian Janssen氏らがAmerican Journal of Clinical Nutrition誌2004年3月1日号で報告した内容によれば、高血圧、高脂血症、メタボリックシンドロームの予知因子としては、BMIよりも腹囲(ウエストサイズ)の方が優れているとするという。
18歳以後に太った人は乳ガンのリスクが高い 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/294469
   ----日経ヘルス ニュース 2004/03/08 
米がん協会(American Cancer Society )が、発表した研究結果によれば、18歳以降に20 〜30ポンド(9kg〜13.5kg)増えた女性は、この間に体重が増えなかった女性と比較すると、乳ガ ンに罹るリスクが40%高くなり、増加した体重が多いほど、乳ガンにかかるリスクが高くなることがわかった。

 ちなみに、体重増が31.5Kgを超えた女性は、そのリスクが2倍になるという。


2004/03/05
痛みを周囲の人に伝えないのは「心配されるから」が半数、ヤンセンファーマが意識調査結果を発表  
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/294247
     MedWaveトピックス 2004/03/05 
 ヤンセンファーマが2004年1月に実施したインターネットによる「痛み」の意識調査で、痛みと他人とのコミュニケーションに興味深い関連性があることが明らかになった。

 他人の痛みを理解するのは難しいが、痛みがあることを伝えることで痛みが和らぐことがあるが、「周囲の反応によって痛み自体が変化したか?」いう問いに対して、「軽くなった」と感じる人が28.4%いて、周囲 の同情的態度が痛みの軽減に関与している可能性を示唆している。

 又、「自分が他人に痛みを伝えないのはどんな状況か?」、という問いに対して、「周囲が心配するので、よほど痛くない限り我慢する」という回答が50.9%と圧倒的に多かった。

ヤンセン ファーマ株式会社ニュースリリース 3月1日 「痛みに関する一般意識調査」集計結果

子どもの便秘に「こんにゃく芋サプリ」が効く水溶性食物繊維「グルコマンナン」が寄与か  
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/294302
     MedWaveトピックス 2004/03/05 
 米国小児科学会の学術誌であるPediatrics誌3月号に掲載された報告によると、米国とイタリアで行われたプラセボ(偽薬)対照試験で、こんにゃく芋から作ったサプリメントが、子どもの便秘解消に役立つという。
 こんにゃく芋の主成分は、「グルコマンナン」と呼ばれる水溶性の食物繊維。水溶性の食物繊維は、腸の動きを良くすると同時に、腸の善玉細菌のえさになって腸内環境を整える効果がある、研究グループは、この水溶性の食物繊維が持つこの“ダブル効果”が、子どもの便秘解消に役立ったと考えている。
 尚、こんにゃく芋を加工して「こんにゃく」にすると、グルコマンナンが水 に溶けない形に変化するので、こんにゃくをそのまま食べても今回の試験と同じ効果は期待できないという。

2004/03/04
シックハウス症候群についての医学的知見、厚労省が研究会報告を公表  
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/293977
     MedWaveトピックス 2004/03/04 
 厚生労働省の「室内空気質健康影響研究会」はこのほど、「シックハウス症候群に関する医学的知見の整理」と題した報告書をまとめ、2月末に公表した。
 本報告書では、シックハウス症候群と化学物質過敏症について、用語の定義や診断基準、現時点の知見などを整理し、研究の課題などを提唱している。

厚生労働省報道発表 2004/02/27 >
  「室内空気質健康影響研究会報告書: 〜シックハウス症候群に関する医学的知見の整理〜」の公表について

【連載】 がんの治療成績を読む  
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/293385
     MedWaveトピックス 2004/03/04 
 「がんの実態把握と情報・診療技術の発信・普及」が重要項目として入っている「第3次対がん10か年総合戦略」が、4月からスタートすることを受け、
  1. 癌治療成績の開示の現状を見ること、
  2. その問題点を抽出すること、
  3. 今後の課題と解決策を探ること
−−を考えた、新しい連載が始まった。

 ◆連載に当たって(はじめに)
    http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/293357
 ◆地域がん診療拠点病院、ホームページでの開示状況 まちまち
    http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/293359
 ◆がん拠点病院の治療成績(肺がん編) 肺がんの5年生存率、施設格差を示唆
    http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/293610
 ◆がん拠点病院の治療成績(胃がん編) 胃がんの5年生存率、II期、III期に格差大
    http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/293611
 ◆がん拠点病院の治療成績(大腸がん編) 大腸がんの5年生存率、結腸、直腸の個別開示が重要
    http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/293842
 ◆がん拠点病院の治療成績(乳がん編) 乳がんの5年生存率、5年と10年の生存率が必要に
    http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/293849
 ◆がん拠点病院の治療成績(肝がん編) 肝がんの5年生存率、治療法別の生存率が重要
    http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/294095

2004/03/01
てんかんの薬で片頭痛も治る  
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/293314
   ----日経ヘルス ニュース 2004/03/01 
 テネシー州ナッシュビルにある「ナッシュビル神経科学グル−プ」のジャン・ルイス・ブランズ博士らの研究によれば、てんかんの薬(ジョンソン・エンド・ジョンソン社の「トパマックス」(Topamax ))が片頭痛に効くという。

2004/02/27
「食物繊維の心臓病予防効果」めぐる疫学研究のメタ分析結果まとまる
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/292987
     MedWaveトピックス 2004/02/27 
 心臓病が多い欧米では、30年以上前から心臓病の予防に役立つ食物成分に関する研究が盛んに行われており、その中の食物繊維に関しても、大規模なコホート追跡研究が複数行われている。このほどこれらの複数の研究データを一つに纏めたメタ分析結果が、Archives of Internal Medicine誌2月23日号で発表された。
 複数の研究データを一つにまとめるメタ分析は、小規模な研究では行い難かったデータのばらつきの補正や、大筋の傾向をつかむ解析を行う研究手法。
 その結果、食物繊維の摂取量が多い人ほど心疾患や心疾患による死亡が少ないことが判明。1日に摂る食物繊維量が10g増えるごとに、心疾患は相対的に14%、心疾患死は27%減るもので、男女差はみられなかった。
 食物繊維にはペクチンなど可溶性のものとセルロースなど不溶性のものがあるが、可溶性の食物繊維は小腸からの糖・脂質吸収を妨げることで、糖尿病や高脂血症の予防に役立つとされており、今回の分析でも、可溶性の食物繊維の方が、心疾患や心疾患死の予防効果が大きいとの結果になった。この中で、興味深い結果は、果物や穀物由来の食物繊維は心疾患や心疾患死を減らすが、野菜由来の食物繊維には効果がないという。
「にがり」が大ヒット中 
便通改善などを実感しやすい商品として、市場が急拡大  
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/293095
     MedWaveトピックス 2004/02/27 
 豆腐を作るときの凝固剤として利用される程度だった「にが り」が、健康効果の高い食品として消費者の人気を集めているという話題。

 「にがり」がもつ健康効果は、便通改善。また、代謝酵素の働きが活発になりエネルギー消費量が高まることから、ダイエット効果も期待できる。また、美肌効果もあることがわかってきた。

 にがりの健康効果の源は主成分であるマグネシウム(Mg)だ。Mgをとると、腸の中へ水分が引き込まれ、固い便が軟らかくなる。Mgは下剤の有効成分として医薬品にも配合されている。また、Mgはダメージを受けた肌の修復能を上げ、しっとりと潤った肌にする作用も持っている。

赤穂化成 > 料理用にがり「天海のにがり」、化粧水「死海のにがり 肌の美水」、入浴剤「死海のにがり 」

亀山堂 >  「天然にがり」 、「にがり青汁


2004/02/26
長生きしたいなら7時間睡眠? 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20040226so13.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2004/02/26
 日本人10万人を対象にした10年間の大規模追跡調査で、7時間寝る人が一番長生きするという結果が明らかになった。米国での調査でも、同様の結果が出ており、睡眠は必ずしも長いほど良いというわけでもなく、名古屋大学の玉腰暁子助教授(予防医学)らが、今月の米睡眠学会誌に発表した。
カップめんにしそ油を入れると容器に穴が開く? 農水省が業界に対応要請  
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/292657
     MedWaveトピックス 2004/02/26 
 農林水産省は2月25日、カップめん容器にエゴマ油やしそ油を入れて熱湯を注ぐと、容器が変質し、穴が開くとの消費者からの連絡をもとに、再現実験をしたところ、状況によっては穴が開いて熱湯がこぼれることが判明したとして、適切な対応を関係業界に要請したと発表した。

 厚生労働省に照会したところ、通常の利用であれば、食品衛生上、特段の問題はないというが、変質が起きた場合、容器から湯に何らかの物質の溶出があるかどうかについては確認されていないという。
 健康のために「しそ湯」や「エゴマ油」を積極的に摂る人は、カップ容器の食品に加えるのは、止めた方がよさそうだ。

農水省プレスリリース(2月25日)
  >「発泡ポリスチレン製容器にしそ油又はエゴマ油を加えた際のお湯もれの可能性について

喫煙で肺ガンになりやすいは女性 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/292766
   ----日経ヘルス ニュース 2004/02/26 
 コーネル大学医学センター・ニューヨーク病院のクラウディア・ヘンシュク教授(放射線学)の調査結果によれば、同じぐらいの量のたばこを吸っても、女性は男性よりも、肺ガンになる割合が倍以上、という調査結果を報告した。
ホルモン剤で死亡例 厚労省が注意喚起 
  http://www.asahi.com/health/medical/TKY200402260281.html
     Asahi.com健康医療・病気 2004/02/26
 前立腺がんなどの治療に使われる黄体ホルモン剤・酢酸クロルマジノンを投与された5人が、96〜03年にかけて劇症肝炎で死亡、また甲状腺異常の治療用ホルモン剤・チアマゾールについても、免疫機能が弱まる無顆粒(かりゅう)球症で、この2年間に5人が死亡していたことがわかり、厚生労働省は26日、製薬会社に対して医師への注意喚起の添付文書を改訂するよう指示した。

▼厚生労働省 > 医薬品・医療用具等安全性情報198号


2004/02/24
硬水の地域では心臓発作が少ない−−フィンランド 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/292207
   ----日経ヘルス ニュース 2004/02/24 
 フィンランド地理調査所のアンネ・コウサ博士は、フィ ンランドでは地域よって心臓発作の頻度が違っていて、国の東側に住んでいる人は、西側、その他の地域の人より も、心臓発作発生の割合が高いことに気づき、35歳〜74歳まで18946人の住人を3年間追跡調査した結果、飲んでいる水の硬度が高いほど、心臓発作のリスクが低く、見事な相関関係があることが判った。またフッ素を含む化合物が多いほど、心臓発作が少なかったという。
抗生物質使うと乳がん危険度高く 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20040224so12.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2004/02/24
 米国医師会誌で報告された米ワシントン大の研究によれば、抗生物質の使用頻度が高い女性は、そうでない人に比べ乳がんになる危険度が最大で2倍以上になることが判った。 使用日数に比例して危険度は高かった。
 抗生物質の使用と乳がんとの因果関係は、この研究だけでは断定できなが、抗生物質によって
 
  1. 腸内細菌が悪影響を受け、体に害のある物質を体内でうまく処理できなくなる
  2. 免疫系が衰え、がんを抑えられなくなる
との可能性が指摘されている。

2004/02/20
動脈硬化リスクの新しい検査法 
  http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20040301hj000hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2004/02/20
 昨年10月に米国の循環器学誌「Circulation」に掲載された研究によれば、動脈硬化発症リスク指標において、これまの血中の善玉 (HDL)や悪玉(LDL)コレステロール濃度の検査による判断よりも、アポリポ蛋白Bの血中濃度の検査による方が勝る可能性があるという。
食事中の抗酸化物が2型糖尿病を予防、フィンランドの長期追跡研究が示唆  
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/291795
     MedWaveトピックス 2004/02/20 
 Diabetes Care誌2月号で発表されたフィンランドで行われた中高年の男女4300人を23年間の長期追跡した研究によれば、ビタミンEやβクリプトキサンチンなどの抗酸化物を食事から十分に摂取してい る人では、2型糖尿病の発症率が低いことが判明したという。

2004/02/19
脳から血栓を取り除く装置ができた 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/291503
   ----日経ヘルス ニュース 2004/02/19 
 カリフォルニア州の「コンセントリック医療会社」(Concentric Medical Inc)が開発した「マーシ・システム」(MERCI、mechanical embolis removal in cerebral ischemia、大脳虚血における機械的塞栓子除去)と呼ばれる機器は、動脈内に極細のカテーテルを通し、血栓など血管を詰まらせている障害物を、機械的に取り除くもので、これを実験的に使用したところ、脳卒中の治療に劇的な効果をあげたという。
農水省、2月20日から食の安全関連情報をメールで毎日配信開始  
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/291417
     MedWaveトピックス 2004/02/19 
 農林水産省は2月20日から、毎日、食の安全に関する情報の無料メール配信を開始する。同省のホームページ上から登録すること誰でも利用できる。提供情報は、農林水産省、食品安全委員会、厚生労働省が提供する食の安全に関する施策やセミナー開催の案内など。

▼農林水産省 >電子メールによる食の安全・安心に関する情報の提供について

農林水産省メールマガジンのページ


2004/02/18
メラトニンで血圧が下がる
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/291502
   ----日経ヘルス ニュース 2004/02/18 
 時差ぼけの解消、睡眠不足を補うなど自然な催眠作用があるとして知られているサプリメントのメラトニン (melatonin )を上手に使うと、朝起きた時の血圧を下げることができ、心臓病の予防になる、と米ハーバード大学の研究者らが報告した。

2004/02/17
乳がんリスク、抗生物質の頻用で2倍に 米研究チーム 
  http://www.asahi.com/health/medical/TKY200402170297.html
     Asahi.com健康医療・病気 2004/02/17
 米医師会誌18日号によると、抗生物質を頻繁に使う女性は、そうでない女性に比べ乳がんになるリスクが最大2倍を超えるという大規模な調査の結果を、米ワシントン大などの研究チームが発表する。理由は、よく分かっていないが、抗生物質の乱用に警鐘を鳴らす結果といえそうとのこと。
食塩摂取は1日上限5.8gに−−米科学アカデミー 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/291086
   ----日経ヘルス ニュース 2004/02/17 
 2月11日、米国立科学アカデミー(NAS)から発表されたガイドラインによれば、米国民は塩分を取り過ぎている、食塩摂取は健康な人でも、1日最高で5.8g以下に抑えるようにすべきとか。

2004/02/16
大部分の癌は家族性
  http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20040301hj001hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2004/02/16
 特定の癌に家族的な関連性があることは以前から指摘されていたが、米国の腫瘍学誌 「International Journal of Cancer」4月10日号に掲載されたドイツおよびスウェーデンの研究では、両親と同じ癌を発症するリスク が平均2% 程度高いことが確認された。特にリスクが高かったのは前立腺癌の15%、大腸癌10%、乳癌が8.5%であった。
 さらに父親または兄弟が精巣癌である男性 の発症リスクは、4〜9倍と高いが、相対リス クと癌の種類が研究によって異なることから、相互関係には遺伝のほか、「環境および生活習慣」が作用していることが指摘された。

2004/02/15
リウマチで骨破壊、仕組み解明 治療法開発へ期待 
  http://www.asahi.com/health/medical/TKY200402140325.html
     Asahi.com健康医療・病気 2004/02/15
 国立相模原病院臨床研究センターの鈴木隆二室長、塩野義製薬医科学研究所の前田朋子主任研究員らの研究班が、関節炎から始まるリウマチが重くなると、関節周辺の骨がもろくなってしまう仕組みを解明した。
リウマチ患者から取った関節液を調べたところ、成熟する前の未分化細胞がいくつも集まり、骨を壊す巨大細胞(破骨細胞)に変化していることが分かった。

2004/02/11
喫煙が生殖機能を阻害 
  http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20040220hj001hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2004/02/11
 禁煙に対する取り組みが米国および欧州各都市など多くの地域で広がっているが、現状に甘んじているとされる英国でも、喫煙による損傷の影響が男女を問わず生殖可能期間全体に及 び、小児の健康にも有害であること、有害作用が禁煙によって劇的に減少することが報告された。
花粉症 早め対策で乗り切ろう 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20040211so12.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2004/02/11
 今年の花粉の飛散量 は、例年より大きく減りそう。花粉が少ない年だからできる対策のコツを調べると、次のようなものとなる。
  1. 本格的な飛散が始まる前の対策が重要で、アレルギーの反応を抑える「抗ヒスタミン薬」は、症状が出る前か、軽症のうちから飲むと、効果が高い。
  2. 花粉症を抑える生活習慣を身につけることが大切だ。天候や使った薬、花粉の量と、「目のかゆみ」「鼻詰まり」「鼻水」などの症状を毎日チェックすることで、花粉対策と症状との関連が、実感できる。
  3. もし今年に重症になるようなら、減感作(げんかんさ)療法などで花粉症を1度、しっかりと治療した方がいい。

2004/02/10
がん患者3.2%は診断被ばくが原因 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20040210so11.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2004/02/10
 英国の医学誌「ランセット」によると、 国内でがんにかかる人の3.2%は、医療機関での放射線診断による被ばくが原因の発がんと推定されることが、英・オックスフォード大グループが行った初の国際的な研究で明らかになった。
研究は、エックス線、CTなど放射線検査の頻度や、検査による被ばく量、さらに年齢、性別、臓器ごとに示した放射線の被ばく量と発がん率の関係についてのデータなどを基に、検査に伴う75歳までの発がん者数を推定した。  日本は、1000人あたりの年間検査回数が最多の1477回で、15か国の平均の1.8倍。発がん率は平均の2.7倍で、1回の検査での被ばく量が他国より高いことがうかがえるという。

2004/02/07
空調技術応用しウイルス対策マスク 三菱重工が発売へ 
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200402060370.html
     Asahi.com健康健康・生活 2004/02/07
 三菱重工業は今月中旬から、新型肺炎SARSや鳥インフルエンザのウイルス撃退にも効果を発揮する1枚500円のマスク「ビーバーマスク」を販売すると 6日発表した。
 仕組みは、マスク内に酵素繊維を仕込むことでウイルスを捕まえ、ウイルス外側にあるたんぱ く皮膜を溶解して、人に感染しない「不活化」の状態とする効果を持つ。

2004/02/05
がん検診の韓国ツアー
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20040205so14.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2004/02/05
 微細ながんも発見できるとされる「PET」(陽電子放射断層撮影装置)を備えた日本国内の施設は予約待ちが続く上、健康診断は保険も不適用。「同じ高額なら旅行も兼ねて」と、旅行会社が、検診と観光を組み合わせた〈一石二鳥〉ツアーを企画している。

▼「JTB」の「韓国PET検診ツアー

スカイマークツアーズの「がんPET検診ツアー

ストロンチウムが骨粗しょう症に有効 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/289234
   ----日経ヘルス ニュース 2004/02/05 
 1月29日発売の医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスン」に発表されたフランスのリヨンにあるエデュアル ド・エリオ病院のピエール・ムニエル博士らの研究によれば、金属元素のストロンチウムを主成分とする製剤を 2g/日・3年間投与したところ、骨粗しょう症による骨折を防ぎ、骨の再生を促進する働きがあることがわかったという。

2004/02/03
妊娠中の母親の食事が子どもを長寿にする 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/288743
   ----日経ヘルス ニュース 2004/02/03 
 科学誌「ネーチャー」に報告された英国ケンブリッジ大の研究によれば、妊娠中に、栄養のバランスがいい食事を食べた母親から生まれた子どもは寿命が長くなることが、マウスでの実験でわかった。

2004/02/02
アルツハイマー原因物質の除去機能、脳内細胞に 
  http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/details/science/Medical/art/040202M097_0303001E10DC.html
     毎日新聞 > 科学・環境ニュース > 生物・バイオ ・地球科学 2004/02/02
 東京都医学研究機構精神医学総合研究所の秋山治彦副参事研究員らが2日発行の米医学誌「ネイチャー・メディスン」2月号に発表した研究報告は、アルツハイマー病の原因とされるたんぱく質ベータアミロイドを取り除く働きが、脳内のミクログリアという細胞にあることが分かったという。
ベッドで足をジタバタさせる人は鉄分が足りない 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/288556
   ----日経ヘルス ニュース 2004/02/02 
 夜、ベッドに入ってから、じっとしておれなくて、しょっちゅう足を動かしたり、蹴飛ばすようなしぐさをしているのは、足にジンジンとした不快感が走るためだというわれており、この症状は医学的には「下肢静止不能症候群」 (restless legs syndrome、RLS)という。
 この原因は、長年なぞとされていたが、シカゴで開かれた睡眠関連の学会にて、米ペンシルベニア州立医科大学のジェームズ・コナー博士が、脳内に鉄分が不足しているためではないか、という新説を発表した。

2004/02/01
都市公園の土や砂、深刻な鉛汚染 車の排出ガスから蓄積 
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200401310327.html
     Asahi.com健康健康・生活 2004/02/01
 80年代中ごろまで自動車の排出ガスに含まれていた鉛が、街なかに点在する都市公園の土や砂場に積もり、現在でもその汚染が深刻な状態になっていることが、東京大学と国立環境研究所の研究で分かった。
 汚染度の高い公園で幼児が遊んだ場合、許容量に匹敵する量を体内に吸い込むおそれもある。すぐに健康被害が現れる数値ではないとしながらも、全国的な調査や対策の必要性を指摘している。

2004/01/30
魚の脂肪分が精神機能の低下を防止 
  http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20040208hj001hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2004/01/30
 米国神経学会誌「Neurology」1月26日号掲載のユトレヒト大学医療センターによる研究によれば、サバ、サケ、ニシンなど脂肪分の豊富な魚と精神的な柔軟性、敏捷性、全体的な機能との関連性が確認され、食事におけるオメガ―3多価不飽和脂肪酸の豊富な食品および脂肪分の豊富な魚の摂取量が多い人は、脳機能および敏捷性の低下リスクが少ないという。
南米原産のカイアポイモ、2型糖尿病への「長期効果」が確認  
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/288267
     MedWaveトピックス 2004/01/30 
 米国糖尿病協会(ADA)の学術誌であるDiabetes Care誌2月号に掲載されたオーストリアVienna大学第三内科のBernhard Ludvik氏らの研究によれば、南米生まれの白いサツマイモ(白甘藷)として知られる「カイアポイモ」が、2型糖尿病患者の血糖コントロールを、長期間にわたり改善することがわかった。
 いわゆる健康食品が、プラセボ対照試験でヘモグロビンA1c(HbA1c)値の改善効果を立証したのは初めて。今回は、より大規模・長期間の試験で、長期的な効果や安全性について評価を加えた。
内服用の水虫薬投与の男性死亡、肝障害も多発
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20040130so11.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2004/01/30
 厚生労働省の調べによれば、内服用の水虫薬「塩酸テルビナフィン」(販売名ラミシール錠)を投与された患者に肝障害が多発し、うち1人が死亡していることが29日分かった。

厚生労働省 > 医薬品・医療用具等安全性情報197号

アルツハイマー病、遺伝子治療で抑制
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20040130so13.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2004/01/30
 理化学研究所(理研)と自治医大の共同グループが、アルツハイマー病の原因物質が脳内に増加するのを遺伝子治療で防ぐことに、マウス実験で成功し、29日発表した。原因物質の分解酵素を導入する世界初の方法で、理研は「対症療法でない、根本的な治療につながる」と期待している。
太るか太らないかは意志よりも、盛りつけの量  
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/288253
   ----日経ヘルス ニュース 2004/01/30 
米イリノイ大学のブライアン・ウォンシンク博士らの研究によると、 「人間は、盛りつけられたものは途中で食べるのをやめられず、多く盛りつけられると結果的に多く食べてしまう」ということを、ボウルに入れたスープや、容器に入れたポップコーンを食べさせる実験から証明した。
 この研究結果から、肥満問題を解決するには、1回に盛りつける分量を減らすことだという

2004/01/28
月経の周期が飛びようになると閉経が近い 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/287782
   ----日経ヘルス ニュース 2004/01/28 
米コロンビア大学公衆衛生学部が、44歳〜56歳までの女性を、5年間、また は、閉経に達するまで調べたところ、。従来から行われている閉経を知る手がかりよりも、月経が飛ぶようになると、4年以内に閉経になることが多く、「少なくとも60日間月経がない」ことの方が、より確かな閉経の予知になるという。

2004/01/26
アルツハイマー病の診断に威力−−新造影剤開発 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/287343
   ----日経ヘルス ニュース 2004/01/26 
 米ピッツバーグ大学のウイリアム・クランク博士らの研究チ−ムが、「神経科学紀要」(Annals of Neurology)最新号で報告したところによれば、アルツハイマー病の患者は、脳内にベータアミロイドというたんぱく質が異常に増えて脳細胞が変性するのが原因と言われており、このベータアミロイドを検出するための新し い造影剤を開発した。この新造影剤「ピッツバーグ・コンパウンドB」(Pittsburgh Compound B)によれば老人性痴呆症の早期発見と治療に有効であるという。

2004/01/22
よく寝た方がひらめく!!
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20040122so12.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2004/01/22
 22日付の英科学誌ネイチャーに発表された独リューベック大学の研究によると、 十分な睡眠は「ひらめき」を促すことが判った。入試シーズンを迎え夜遅くまで勉強している受験生も多いが、実力を本番で発揮するには、勉強した後に十分な睡眠が必要なようだ。 ただし…事前の学習は必要で、一時的に蓄えられた記憶が、睡眠中に再活性化され、記憶として整理される過程で、それまでの知識や記憶と相互作用し、ひらめきを促したと推論されている。

2004/01/21
ピロリ菌除菌で胃ガンの発生が抑えられた−−中国 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/286632
   ----日経ヘルス ニュース 2004/01/21 
 「米国医師会雑誌(JAMA)」に発表された中国での研究結果によれば、抗生物質を与えて胃のピロリ菌を除菌することで胃ガンの発生が抑えらたというもので、抗生物質によるヘリコバクター・ピロリ菌の除菌が胃ガン発症に有効だという。

2004/01/20
「有酸素能力」高いほど、糖尿になりにくい
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20040120so13.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2004/01/20
 「運動を続けていれば糖尿病になりにくい」とよく言われるが、東京ガス健康開発センターの調査でわかった。 男性では、体力の目安とされる「有酸素能力」(酸素を体内に取り込む能力)が高いほど、糖尿病になる危険性は低い傾向にあることがわかった。
ガン死が減る一方、女性の肺ガン増える−−米国 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/286425
   ----日経ヘルス ニュース 2004/01/20 
 米ガン学会の1月14日の発表によると、米国におけるガンによる死亡が着実に減っており、男性の3大ガンである肺ガン、大腸ガン、前立腺ガンによる死亡は、いずれも減少傾向にあり、また女性の乳ガン、大腸ガンも減っているが、女性の肺ガンによる死亡だけは増加しており、その原因は喫煙にあると専門家は断言している。

2004/01/19
サカナを食べると―死亡リスク減 滋賀医大など長期調査 
  http://www.asahi.com/health/life/OSK200401190016.html
     Asahi.com健康健康・生活 2004/01/19
  滋賀医科大の中村保幸助教授(循環器内科)らが、80年に旧厚生省が実施した国民栄養調査の対象者約1万人(30〜64歳)について99年まで行った大規模な比較調査の結果を、山形市で開かれる日本疫学会で22日に発表した。
魚はドコサヘキサエン酸(DHA)やエイコサペンタエン酸(EPA)といった不飽和脂肪酸を多く含み、これらには動脈硬化を防ぐ働きがあるとされ、2日に1回以上と魚をよく食べる男性では、食べるのが週1回未満と少ない人に比べて、死亡の危険度が3割前後減ることが、明らかになった。
 同様の調査は、海外では幾つかあるが、今回の調査結果で、魚が多く含む成分は健康に良い働きがあるとされるが、魚をよく食べることが、日本人の長寿の理由の一つであることがはっきりしたという。
 女性では有意な差はみられなかったのは、死亡率が男性より低いため。
<元気>酢を上手に飲んで高血圧改善  
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200401190101.html
     Asahi.com健康健康・生活 2004/01/19
 黒酢を中心に「飲む酢」の人気も続いおり、酢と健康についてのレポート記事。
 黒酢には、様々な健康効果が確認されている。有名なのが藤野武彦・九州大名誉教授(健康科学)らが88年に発表した研究で、20cc/日ずつ、1〜6カ月間飲むことで、血液中の総コレステロール、 中性脂肪、早朝空腹時の血糖も減るというもの。 さらに、動物実験では、がんや肝障害を抑える作用があることもわかったという。
健康効果に個人差あり、酢の種類や製法によって違いはあるのだろうか? 酢であれば種類に関係なく、期待される効果は同じなのか?

2004/01/16
運動の継続で加齢に伴う体力の衰えを防ぐ 
  http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20040123hj001hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2004/01/16
 加齢とともに生じる慢性的な健康障害の多くは、加齢そのものではなく体を使わないことに起因し、運動によってこれらの発症を遅延することができるという。
 50歳から10年単位で人の衰えは、筋力12%、筋肉量6%ずつ衰え始めるが、週3回のウエートトレーニングを2〜3カ月続ければ、筋力および筋肉量が1/3高まり、最高で30年分の喪失を補うことができるという。
 米国の高齢者の健康推進団体「活力ある高齢化国際協議会」の提唱する老化による体力を補うための八つの指針とは?
花粉症対策食品、ヒットするのはどれ? 
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/286076
     MedWaveトピックス 2004/01/16 
 スギ花粉症のシーズンが近づくにつれて、花粉症対策を意識した食品・飲料・サプリメントが相次ぎ発売される。今年はスギ花粉の飛散量が平年の数分の1と少なくなる見通しで、機能性食品の効果を実感しやすい年になりそうだ。既に昨年12月に、味の素とキリンウェルフーズが花粉症対策食品を発売しているが、1月から、湧永製薬、コカ・コーラ、伊藤園、カルピス、キッコーマン、ロッテ、小岩井乳業も参入する。

2004/01/15
抗酸化物質がたっぷりのココア 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/285688
   ----日経ヘルス ニュース 2004/01/15 
 ソウル大学の食品化学者、キ・ウオン・リー博士の研究チームが、雑誌「農業と食品化学」(Journal of Agricultural and Food Chemistry )最新号で発表研究報告によれば、赤ワインやお茶より、ココア(ホットチョコレート)に抗酸化物質(フェノールとフラボノイド)が多いという。
 抗酸化物質が断然多いのはココアで、レッドワインの2.2倍、緑茶の5.5倍、紅茶の7.4倍だった。
「朝の頭痛」はうつ病のサイン、欧州5カ国電話調査で判明  
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/285691
     MedWaveトピックス 2004/01/15 
 米国医師会の学術誌である Archives of Internal Medicine誌1月12日号で発表された調査結果によると、英国、ドイツ、イタリア、ポルトガルとスペインに住む15歳以上の男女1万8980人を調べたところ、13人に一人という高い割合で起床時の頭痛があることが判明。起床時に頭痛がある人では、うつ病や不安障害、不眠などが特に多かったという。

2004/01/14
花粉症の悪化に“大気汚染への感受性”が関与−−米研究 
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/285484
     MedWaveトピックス 2004/01/14 
 Lancet誌1月10日号に掲載された研究結果によれば、ブタクサに対する花粉症がある19人の協力で行われた米国の研究において、ブタクサ花粉を鼻から吸い込んでからディーゼルエンジンの排気(ディーゼル微粒子)を吸い込むと、ブタクサ花粉だけの時よりもアレルギー反応が強く出ることがわかった。しかも、「大気汚染に弱い遺伝子」を持っている人では、より激しい反応が現れたという。

2004/01/10
イクラや塩辛 毎日食べたら胃がん!?
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20040110so11.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2004/01/10
 俗に「塩辛い食事は胃がんのもと」とされるが、それを裏付けるデータと成果が英医学誌「ブリティッシュ・ジャーナル・オブ・キャンサー」最新号に発表された。
 イクラや塩辛など、塩蔵魚介類をほぼ毎日食べる人は、ほとんど食べない人に比べ男性で約3倍、女性で約2.5倍も胃がんになりやすいことが、厚生労働省研究班の調査でわかった。

2004/01/09
もろみ酢が人気、アミノ酸は脱落、冷却シートが初登場 
  −−ケンコーコムの売れ筋から見た2003年のヒット商品
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/285002
     MedWaveトピックス 2004/01/09 
 「ケンコーコム(http://www.kenko.com)」は、同サイトの2003年・年間売れ筋ランキング(上位30位まで。出荷個数ベース)をまとめた。
 年間第1位となったのが、ローズヒップオイル。引き続き好調を維持しているのが、沖縄の健康酢「もろみ酢」。同様の健康効果を期待できる香酢(こうず)の2製品もランクイン。
 また、健康にいいという沖縄食材ブームを反映して、ゴーヤー関連商品にも注目が集まった。

2004/01/08
老化防止サプリなど共同開発 伊藤忠が蘭研究機関と提携 
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200401070322.html
     Asahi.com健康健康・生活 2004/01/08
 老化防止効果のあるサプリメント(栄養補助剤)や骨粗鬆症に効く乳製品などを共同開発しようと、伊藤忠商事が、食品への微生物混入などを避ける食品安全技術や、食品の要素が遺伝子に与える影響などの研究を手がけているオランダの食料関連研究機関、ワーヘニンゲン大学・リサーチセンター(UR)と提携した。1〜2年内に日本市場での販売を目指す。
アルプスの山の手作りチーズはαリノレン酸が豊富−−スイス研究  
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/284673
     MedWaveトピックス 2004/01/08 
 Circulation誌1月6/13日号に掲載された研究報告に依れば、アルプス高地で放牧した牛のミルクから、伝統的な製法で作った「アルプチーズ」に、他のチーズの2倍以上、n-3系(ω-3系)脂肪酸のα-リノレン酸(ALA)が含まれていることがわかった。食事からALAをたくさん摂取する人には心臓病が少ないとのデータがあり、普段食べるチーズをアルプチーズにすることで、心臓病の予防に役立つ可能性がある。

2004/01/07
厳しくなってきた「健康食品」の取り締まり
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/colm04/284383
     MedWaveコラム 医師も戸惑う健康情報 2004/01/07 
 2003年8月29日に施行された健康増進法第32条には、「食品として販売されている物について、健康の保持増進の効果等に関し、下記のような広告等の表示をしてはならない」とある。
    1.著しく事実に相違する、
    2.著しく人を誤認させる、

 この健康増進法に基づき厚生労働省はバイブル本をインターネット上の広告に利用していた健康食品の販売業者30社に改善指導を行った。
これらのことより、最近になって健康食品の広告への取締りが厳しくなっているようだ。

 これら一連の動きのなかで、広告規制の適用範囲が広告を掲載する新聞やテレビなどのメディアにまで広げられることに対して、「広告主に責任があるという原則に反する」という日本新聞協会意見に対して、おない医師の意見は、次のようなものである。

 新聞に大きく「がんに効く○○」と掲載されていれば、それがたとえ書籍の広告だったとしても、だまされてしまう消費者もいるだろう。バイブル本の新聞広告は有名新聞の威光を利用していることは明らかであり、新聞も消費者の誤認に加担しているとは言えないだろうか。
「広告内容の責任は広告主にある」と主張し続けていると、そのうち新聞の見識までも問われるようになってくるだろう。

コーヒーの2型糖尿病予防効果に新知見、効果の主因はカフェインか
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/284482
     MedWaveトピックス 2004/01/07 
 Annals of Internal Medicine誌1月6日号に掲載された研究報告に依れば、男性4万人、女性8万人を最長18年間追跡した米国の大規模コホート研究において、コーヒーを 6杯/日 以上飲む人では、2型糖尿病の発症率がコーヒーを飲まない人より大幅に低いことがわかった。一方、カフェイン抜きコーヒーを飲む人では、2型糖尿病の発症率が飲まない人より低いものの“予防効果”は通常のコーヒーほどではなく、2型糖尿病の予防には「カフェインが最も効いているのでは」と研究グループはみている。

2004/01/06
アーモンドでダイエットできる 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/284252
   ----日経ヘルス ニュース 2004/01/06 
 「国際肥満ジヤーナル」最新号に掲載されたカリフォルニア州のシティ・オブ・ホープ医学研究所の臨床栄養学者、ミッシェル・ウイーン博士らの研究報告に依れば、アーモンドでダイエットできるという。
急増VDT症候群 パソコン普及、リストラが拍車 
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200401060088.html
     Asahi.com健康健康・生活 2004/01/06
 オフィスへのパソコンの普及とともにVDT(画像表示端末)症候群の健康被害が広がっている。原因は、同じ姿勢で端末を見つめ続ける作業を強いられる為で、目の疲れ、首や肩の痛み、頭痛や不眠、うつ病など症状は幅広く、長期休養を余儀なくされるケースもあるという。厚生労働省は一昨年、VDTの作業指針を改定したが、実施状況はまだまだのようで、リストラが進んで長時間労働が増えるなか、被害に拍車がかかっているという。

厚生労働省の改訂版VDTの作業指針
  http://www.mhlw.go.jp/houdou/2002/04/h0405-4.html


2004/01/05
コーヒーで2型糖尿病リスクが減少 
  http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20040116hj001hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2004/01/05
 米国医学誌「Annals of Internal Medicine」1月6日号に掲載された研究によれば、喫煙、飲酒、デスクワーク中心の生活など、不健康な習慣を伴いがちなコーヒー多飲者に2型糖尿病の発症リスクが低いことが判明したという。

2004/01/02
癌細胞を死滅させる分子レベルでの新しい発見 
  http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20040109hj000hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2004/01/02
 蛋白分子p53は癌化しつつある細胞を感知し、アポトーシスというコントロールされた細胞死の 過程を引き起こすが、別の蛋白MDM2にはp53に結合することによりその作用を阻止する働きがある。
 科学誌「Science」1月2日号掲載のホフマン・ラ・ロシェ社による研究では、蛋白分子MDM2のp53への結合を阻害する可能性を秘めた新しい方法が発見された。

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