とし坊 の読んどきゃ良かった記事情報 Back No.13
主に、おなかに関する記事情報を集めています。
 Menu 

【お願い】
 著作権の関係でBiztechNewsやMSN Journal等の詳細記事へのHyper−Linkの設定は行っておりません。よって、お手数ですが、該当サイトの「記事検索」機能をお使い頂き、「記事タイトル」からキーワードを選んでいただくか、併記していますURL情報を利用していただき、当該記事を検索して頂ければ幸いです。



最新の記事情報」のページヘ


2003/06/30
みそ汁に乳癌の予防効果か、日本のコホート追跡研究が示唆
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/254696
     MedWaveトピックス 2003/06/30 
 みそ汁を3杯/日以上飲む女性は、ほとんど飲まない人よりも、乳癌になる確率が4割少ないということが、日本人の中高年女性約2万人の追跡研究から明らかになった。みそ汁などの大豆食品に含まれる「イソフラボン」という成分に、乳癌を予防する効果があるためとみられている。研究結果は、Journal of the National  Cancer Institute(JNCI)誌6月18日号に掲載された。

▼論文:「「Soy, Isoflavones, and Breast Cancer Risk in Japan」

▼厚生労働省の多目的コホート研究「JPHC」研究概要パンフレット(PDF)


2003/06/28
食品をとる形でピロリ菌駆除
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20030628so12.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2003/06/28
 胃に住みつき、胃かいようの原因となるピロリ菌を効果的に除去する抗体を、ニワトリの卵を使って作り出すことに、松下記念病院(大阪府守口市)の山根哲郎外科部長と韓国・高麗大大学院の金武祚(キムムジョ)生命工学院教授の共同研究グループが成功した。
 この抗体は、粉末や液体として保存でき、ヨーグルトに添加して継続的に摂取した結果、菌の数が半減したという。

2003/06/27
リウマチ新治療薬、国の薬事審が承認
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20030627so11.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2003/06/27
 厚生労働省の薬事・食品衛生審議会は、26日、関節リウマチの新しい治療薬として「モノクローナル抗体」と呼ばれる新しいタイプの薬である「インフリキシマブ」(商品名レミケード)を承認した。
蓄養マグロ、ダイオキシン高く 地中海産、天然の3倍
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200306270383.html
     Asahi.com健康 2003/06/27
 いけすで太らせてから出荷する畜養マグロや、大都市周辺で取れたスズキやタチウオのダイオキシン類濃度は高いことが、27日に水産庁のまとめた調査結果からわかった。濃度が高かった魚種については、今年度から個体数を増やし、重点的に調べる予定。

平成11年度〜平成14年度魚介類中のダイオキシン類の実態調査について(2003.06.27)
  水産庁のプレスリリース

ピロリ菌の増殖抑える物質、胃の粘液から発見
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200306270342.html
     Asahi.com健康 2003/06/27
 胃潰瘍の原因となり、胃がんとの関連も指摘されているヘリコバクター・ピロリ菌の増殖を抑える作用が、胃の粘液の物質にあることを、信州大学医学部の病理組織学の川久保雅友研究員や臨床検査医学の勝山努教授らの研究グループが初めて突き止め、日本ヘリコバクター学会で27日発表した。体内物質から副作用のない抗菌薬の開発につながる可能性がある。
飲み過ぎはC型肝炎のもと 米研究チームが確認
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200306270123.html
     Asahi.com健康 2003/06/27
 米国立保健研究所(NIH)は、お酒の飲み過ぎのせいでC型肝炎を発病したり、病状が悪化したりするメカニズムを、実験で確かめたと発表した。 C型肝炎ウイルスは、血液や体液で感染し、慢性化して肝硬変、肝がんへ進む。NIHによると、患者の中に酒豪が少なくないことが、経験的に知られており、アルコールがC型肝炎の進行を促し、発病後には治療を難しくするという。

2003/06/26
納豆の粘り成分でミネラル吸収促進、味の素が特定保健用食品発売
  http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/medi/254263
     BizTech医療・バイオ 2003/06/26
 納豆の粘り(糸引き)の主成分であるポリグルタミン酸とカルシウムを含む特定保健用食品「カルバイタル」を、味の素が発売した。

味の素 > 「カルバイタル

要介護者の2人に1人が痴呆 昨年9月現在 厚労省調査
  http://www.asahi.com/health/aged/TKY200306260315.html
     Asahi.com健康 2003/06/26
 要介護認定者(要支援含む)314万人のうち約半数の149万人が「何らかの介護・支援を必要とする痴呆高齢者」とする昨年9月時点の推計を、厚生労働省が26日に公表した。そのうち痴呆の影響があるのは、在宅の要介護認定者では1/3(210万人中73万人)、特養など介護保険対象の施設にいる高齢者では8割にのぼるとしている。

厚生労働省トピックス>「平成13年度 介護保険事業状況報告(年報)

「文化系」の趣味を持つ高齢者はボケにくい−−米調査
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/254154
     MedWaveトピックス 2003/06/26 
 75歳以上の高齢者500人を20年間追跡した米国の痴呆に関する調査で、読書やチェス、楽器演奏など「文化系」の趣味を持つ人は、そうした趣味を持たない人よりも痴呆になり難く、散歩や水泳などの「運動系」の趣味の有無は、痴呆になるかどうかとは無関係だった。研究結果は、New England Journal of Medicine(NEJM)誌6月19日号に掲載された。

▼論文:「Leisure Activities and the Risk of Dementia in the Elderly


2003/06/25
コーヒーを飲むと糖尿病が良くなるの?
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/colm04/253822
     MedWaveコラム / 医師も戸惑う健康情報 2003/06/25
 コーヒーを飲んだ人で糖尿病発症の相対危険度は0.5という研究報告があるる。その他コーヒーに関する研究は調べてみると結構あり、確かにコーヒーを飲むことは健康に良いように思えるが、コーヒーを飲むと心筋梗塞が1.42倍、脳梗塞が2.1倍、関節リウマチが2.2〜2.58倍に増えるのだ。どうもコーヒーを飲むことは良いことばかりではなさそうだ。

 たまたまある研究で特定の食品の疾病予防効果が明らかとなれば、その食品はもてはやされ、逆に特定の食品によりある病気の発症率が上昇すると、その食品は悪者になる帰来があるが、研究結果は物事のある一面を見ているにすぎない。限られた情報から食品のベネフィットとリスクを判定することに意味は無く、食事のベネフィットとリスクはあくまでも食事全体として考えねばならない。


2003/06/24
白内障の目薬、「科学的根拠無し」 厚労省研究班
  http://www.asahi.com/health/medical/TKY200306240140.html
     Asahi.com健康(医療・病気ニュース) 2003/06/24
 白内障は、目の中でレンズの役目をしている水晶体が濁り、視力が低下する病気。老化と関係が深く、80歳以上のほとんどに症状が見られる病気。この白内障の治療法について、進行を抑える目的で使われている目薬や飲み薬は、「有効性に関する十分な科学的根拠がない」とする初の診療指針を、厚生労働省の研究班がまとめた。人工レンズの移植手術を唯一の治療法と位置づけている。
痴ほう・パーキンソン病予防にカルシウムと運動が有効
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20030624so15.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2003/06/24
 海外では近年、山歩きや散歩、ストレッチなどの運動を1ヶ月程度続けると、パーキンソン病や痴ほう症が改善したとする報告が増えている。また約4300人を追跡調査した海外の研究では、運動習慣がある人は、ない人に比べて痴ほう症になる割合が半分程度だったという背景を踏まえ、海藻や牛乳などカルシウムが豊富な食事や日々の運動が、パーキンソン病や痴ほう症の治療や予防に役立つことを筑波大医学系の須藤伝悦博士らが動物実験で初めて明らかにしたことにより、生活習慣の大切さが改めて注目されそうだ。

2003/06/20
「お年寄り」って…65%「70歳以上」 朝日新聞世論調査
  http://www.asahi.com/health/aged/TKY200306190385.html
     Asahi.com健康 2003/06/20
 「お年寄り」と聞いて何歳以上を思い浮かべるか?。朝日新聞社が実施した全国世論調査(面接)では、65%の人が70歳以上の年齢を挙げた。82年の同じ調査では、70歳以上が47%、70歳未満は51%だったことからも、「お年寄り」の境界線が、ぐっと高い年齢へ移ったことになる。

2003/06/17
厚労省、水銀を含む魚介類の安全性について一般向けQ&A公開
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/252711
     MedWaveトピックス 2003/06/17 
 厚生労働省が6月3日に水銀を含む魚介類の摂食制限について公表した内容が新聞などで大きく取り上げられ、キンメダイなどを中心に魚介類の販売が激減するなど、パニックに近い反応があったため、沈静化を目指し、同省が6月16日に、水銀が検出された魚介類を食べた場合の人体への影響についてまとめたQ&A集をホームページ上で改めて詳細な情報提供を行った。17問構成で、水銀に関する限り、妊娠している女性以外は制限しなくても健康被害は無いとし、魚介類の摂取を減らさないように訴えている。

6月3日に公表した「水銀を含有する魚介類等の摂食に関する注意事項」について(Q&A)
  厚生労働省医薬局食品保健部基準課

『バイアグラ』を追撃する新薬の開発
  http://www.hotwired.co.jp/news/news/technology/story/20030619301.html
     WIRED NEWS > 最先端医療 2003/06/17
 パラティン・テクノロジーズ社は、現在『PT-141』と呼ばれる新薬の有効性を実際の性生活で検証するため、テストに参加してくれる患者を集めている。。PT-141は経口薬ではなく鼻内噴霧薬であり、いろいろな面でバイアグラとは違っている。同社の研究者たちの調査によると、バイアグラを飲んでも勃起を達成できなかった多数の患者が、PT-141では成功したという。
アルツハイマー、新ワクチンで原因物質除去
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20030617so13.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2003/06/17
 飲むだけでアルツハイマー病の原因とされる物質が除かれるという、新たなワクチンの開発に、愛知県大府市の国立療養所中部病院長寿医療研究センターの研究チームが成功した。18日から名古屋市で始まる日本老年学会総会で発表される。マウスを使った実験では、課題だった副作用もなかったという。アルツハイマー病は脳に「βアミロイド」という物質が溜まることで、神経細胞が死滅し、記憶障害などが起きるとみられている。

アルツハイマー病のAAVワクチンが開発、疾患モデルマウスで効果と安全性を確認  
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/253335
     MedWaveトピックス 2003/06/20 
速足ほど低い死亡率…米の糖尿病男性調査
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20030617so15.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2003/06/17
 糖尿病の大半を占める2型の糖尿病患者では、日ごろ速足で歩いている男性の方が、ゆっくり歩いている男性より死亡率が低いことが、米ハーバード大チームの研究でわかり、米医学誌に発表された。 糖尿病患者の身体活動と死亡率との関連を詳しく分析した研究は、これまでほとんどなかったが、糖尿病と診断された30歳以上の男性3058人の協力で、体を動かすことと死亡率との関係を14年間にわたり調査したもので、この間に355人が亡くなった。 

2003/06/16
発毛を左右するたんぱく質特定 ライオンと徳島大研究
  http://www.asahi.com/health/aged/TKY200306160233.html
     Asahi.com健康 2003/06/16
 徳島大学医学部皮膚科学教室(荒瀬誠治教授)と家庭用品大手のライオンの共同研究により、ヒトの髪の毛が生えるのを左右する特定のたんぱく質を割り出したことを、名古屋国際会議場で18日から開かれる日本基礎老化学会で発表される。ライオンではこの結果を応用して、新しい育毛剤の開発を目指す、という。
ヘビースモーカーは記憶力が落ちやすい 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/252386
   ----日経ヘルス ニュース 2003/06/16 
 1日20本以上を吸う喫煙者は、すでに50歳台から、非喫煙者よりも記憶力が低下していることがわかったと、英国のロンドン大学での研究が5月29日付けの「米公衆衛生ジャーナル」(American Journal of Public Health )で発表された。この研究は、1946年生まれの男女約2000人を43歳の時点と、53歳の時点で、記憶テストや集中力テストを行ない比較したもの。

2003/06/14
日本の子供 米並み肥満…米機関が警告
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20030614so16.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2003/06/14
日本の子供たちは、米国の子供たち並みに太ってきており、心臓病や糖尿病になる危険が増えていると、米疾病対策センター(CDC)のシファン・ダイ研究員が調査結果をまとめた。「日本の子も食事や運動に注意する必要がある」と警告している。
抗がん剤の効き目、遺伝子異常で予測 札幌医大グループ
  http://www.asahi.com/science/update/0613/001.html
     Asahi.comサイエンス 2003/06/13
 抗がん剤を使う前に効くかどうか予測する目安となる遺伝子異常を、札幌医科大の豊田実・助手(第1内科)と同大付属がん研究所のグループが突き止めた。患者一人ひとりのがんの特徴を見分けて薬を選ぶオーダーメード治療につながるもので、近く米科学アカデミー紀要に掲載される。
内閣府、高齢社会白書を公表、高齢化率は18.5%に  
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/252223
     MedWaveトピックス 2003/06/13 
 内閣府は6月10日、2003年度版高齢社会白書を公表した。白書は2部構成で、第1部は、2002年度の高齢化の現状と高齢者対策の実施状況、第2部では2003年度に実施予定の高齢社会対策と関連予算について報告しており、高齢化に加え、少子化により総人口が減少する中で、前年に引き続き、高齢者の社会参加を促す対策に力点を置いているのが特徴。
内閣府・「高齢社会対策ページ」 > 平成15年版「高齢社会白書」
     平成15年版高齢社会白書は、「平成14年度 高齢化の状況及び高齢社会対策の実施の状況に関する年次報告」、「平成15年度において講じようとする高齢社会対策」という2つの部分から構成されている。
     「平成14年度 高齢化の状況及び高齢社会対策の実施の状況に関する年次報告」では、
    第1章は、基礎的な統計資料等を用いて高齢化の状況について報告し、
    第2章は、平成14年度に政府が講じた高齢社会対策の実施の状況について、高齢社会対策大綱の構成に沿って報告している。
     また、平成15年度におけるる高齢社会対策について明らかにしている。
女性の長生きは加齢が遅いから? 老眼の進行、男性より3〜6歳遅いことが判明 
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/251980
     MedWaveトピックス 2003/06/13 
 6月に東京・有明で開催された日本抗加齢医学会において、東京慈恵会医科大学眼科の高橋洋子氏が報告に拠れば、加齢と共に老眼が進み、目の調節力が落ちていくが、女性では、男性に比べて老眼の進み方がかなり遅いことが明らかになった。45歳以上では老眼の進行が5〜10歳遅く、平均寿命の伸びとの関連が示唆された。東京歯科大学眼科教授の坪田一男氏は、「女性は加齢の進行自体が遅いという可能性を示す興味深いデータだ。」と、コメントとしている。

2003/06/12
飲むだけで糖尿病に効く!?
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20030612so12.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2003/06/12
血糖値を下げ、脂肪を燃焼させる特殊なたんぱく質を、東大病院の門脇孝・助教授と山内敏正医師の研究グループが発見し、12日付の英科学誌「ネイチャー」に掲載された。この成果は、飲むだけで糖尿病を改善するような画期的な新薬開発に結びつく可能性もあるという。
運動せずに脂肪燃やす 開発のカギ、細胞の仕組みを発見
  http://www.asahi.com/science/update/0612/002.html
     Asahi.comサイエンス 2003/06/12
 発見されたのは、ホルモンの「アディポネクチン」が結びつく細胞の受容体。両者が結合すると、脂肪の分解を促進する酵素が活発になり、重度肥満による糖尿病の治療に期待される。
早熟の女性は、乳ガンになり易い 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/251825
   ----日経ヘルス ニュース 2003/06/12 
 南カリフォルニア大学(ロサンゼルス)のアン・ハミルトン博士らが、6月5日発売の医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスン」に発表した研究結果によれば、思春期に早く入った女性あるいは初潮が早かった女性は、その後に乳ガンになり易く、特に12歳より早く初潮を見た場合は、乳ガンが非常に早く発生していたという。
OA作業時の手指の痛み・しびれはキーボードよりマウスの影響大 
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/251885
     MedWaveトピックス 2003/06/12 
 視力低下、電磁波問題などと共に、OA作業によって起こる健康問題の一つとされる、刺すような指の痛みやしびれを引き起こす「カーパル・トンネル症候群(CTS)」の原因は、手首の手根管を通る正中神経が圧迫を受けることで起きると考えられている。
 デンマークにおける1年間の研究の結果、この症候群は、週に20時間以上のマウス操作との関連性が高く、作業時間が週に25時間を超える場合に、症状が発生する頻度が約4倍になることが判った。この研究結果は、米国医師会誌Journal of American Medical Association(JAMA)誌2003年6月11日号に掲載された。

2003/06/11
適量のワインが女性の2型糖尿病を予防 
  http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20030620hj000hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2003/06/11
 米国の医学雑誌「Archives of Internal Medicine」6月9日号掲載の女性を対象とした米ハーバード大学の研究で、適量のワインとビールに2型糖尿病の予防効果のある可能性が指摘された。
 この研究は、米国で1989年に開始された25歳から42歳までの健康な女性10万1690人を対象とし、10年後のデータと比較したもので、アルコールに関しては摂取量だけでなく、ビール、ワイン、蒸留酒など種類も区別したもの。
 2型糖尿病の発症リスクは、アルコールを全く飲まない人に比べ、1日1杯〜2杯のワインの場合は40%、同量のビールでは30%低下していた。同量の蒸留酒では20%の低下に留まっていた。
年を取ると楽しい記憶が残りやすい−−心理学者 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/251596
   ----日経ヘルス ニュース 2003/06/11 
 カリフォルニア大学アービン校の心理学者スザン・ターク・チャールズ博士が、雑誌「実験心理学」に発表した報告によると、30歳以下の若い人は人生の暗い側面の方が、より強く記憶に残るが、年齢を重ねるにつれて、逆に明るい記憶だけが生き残り、暗い思い出は消えていくという。
「早い思春期」は乳癌のリスク?、米の双子研究が示唆  
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/251610
     MedWaveトピックス 2003/06/11 
 乳癌に罹り易い体質を持つ一卵性の双子では、先に思春期を迎えた方が、乳癌と先に診断される確率が高くなるという。乳癌になる時期と、妊娠や閉経の時期とには関連がみられず、より早く女性ホルモンにさらされると、乳癌を早く発症し易くなるとみられる。研究結果は、New England Journal of Medicine(NEJM)誌6月5日号に掲載された。

2003/06/09
癌は言われているよりも早期に転移している 
  http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20030620hj001hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2003/06/09
 米国科学アカデミー発行の「Proceedings」6月2週号掲載のドイツの研究報告によると、ルードヴィヒ・マクシミリアン大学免疫研究所のChristoph Klein氏らは、転移癌および限局癌双方の乳癌患者から骨髄を採取し、原発腫瘍から骨髄に移動した個々の細胞を分析した結果、それらの細胞の変化が原発腫瘍に比べてはるかに小さかったことから、細胞は極めて初期の段階に原発腫瘍を離れ、時間とともに変異を蓄積して腫瘍化することが判明した。この知見は、新たな転移プロセスが存在する可能性が高まり、癌治療に対する考え方が変わり、転移癌の発見方法や治療方法に影響を及ぼすことになると予想される。
 癌転移に関する従来の考えは、原発腫瘍内の細胞は長い一連の遺伝子変化を遂げた後に、そこを離れて他の部位に移動するとされてきた。
運動不足だと、危険な脂肪が内臓につく  
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/251190
   ----日経ヘルス ニュース 2003/06/09 
 運動をせずに過すと、単に太るとか、体重が増えるとかの外見上の肥満だけでなく、外見から判らないが、最も危険な内臓脂肪がどんどん増えることがわかった。内臓に脂肪が蓄積すると、糖尿病の引き金となるインスリン抵抗性が増大するなど、健康への害が大きい。

2003/06/05
ガンと性格は、関係なかった…東北大チーム
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20030605so13.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2003/06/05
 「感情を抑え、我慢するタイプの人はガンになり易い」などと唱える学説に対し、東北大は大規模な疫学調査を行い、ガンを発症するかどうかは性格に影響されないとする分析結果を東北大の研究チームがまとめ、性格との因果関係を否定した。

2003/06/04
夜勤と大腸癌の微妙な関係 
  http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20030613hj001hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2003/06/04
 米国の癌関連医学誌「Journal of the National Cancer Institute」6月4日号に掲載された最新の研究では、夜間に働く女性に関し、大腸癌発症リスクが高まる可能性が示唆された。15年以上にわたって夜勤をしていた女性は、昼間の仕事が多い女性に比べ、大腸癌の発症見込みが35%高いことが判った。
厚労省、リーフレット「SARSの基礎知識」を掲載
  http://www.mhlw.go.jp/topics/2003/03/tp0318-1m.html
     厚生労働省重症急性呼吸器症候群(SARS)関連情報 現在発生中の重症急性呼吸器症候群による健康危害を防ぐために 2003/06/04
 厚生労働省は6月4日までに、ホームページに、「SARSの基礎知識」をまとめたリーフレットを掲載した。

2003/06/03
SARSウィルス 尿中で10日、血中15日生存
  http://www.asahi.com/science/update/0603/003.html
     Asahi.comサイエンス 2003/06/03
 中国政府SARS対策本部の研究チームは、24度の室内でSARSウイルスがどれほ ど生存するかを調べ、紙、木、土壌、金属、プラスチックやガラスなどの表面では3日間、糞便やたんの中で約5日、尿中で10日間、血液中だと15日間も生存することを明らかにした。
メカジキなど妊婦は週2回以下に 水銀評価踏まえ厚労省
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200306030296.html
     Asahi.com健康 2003/06/03
 水銀の胎児への健康影響が指摘されていることより、水産物に含まれる水銀の安全性を評価する厚生労働省の薬事・食品衛生審議会の部会は、3日、水銀濃度が高い魚介類、クジラ類の摂取を控えるよう、妊婦や妊娠の可能性のある人に呼びかけることを決めた。メカジキ、キンメダイは週2回以下が望ましいとしている。

厚生労働省報道発表資料薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会乳肉水産食品・毒性合同部会(平成15年6月3日開催)の検討結果概要等について
  http://www.mhlw.go.jp/shingi/2003/06/s0603-3.html

高齢女性のホルモン療法はアルツハイマー病を呼ぶ 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/250160
   ----日経ヘルス ニュース 2003/06/03 
 65歳以上の女性が、エストロゲンとプロゲスティンの合剤で女性ホルモンを補充する療法を行うと、アルツハイマー病やその他の痴呆症にかかりやすくなると言う報告が、5月28日発行の「米国医師会雑誌(JAMA)」で発表された。

2003/06/02
高速道路の料金所勤務は精子に悪影響──イタリア 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/249928
   ----日経ヘルス ニュース 2003/06/02 
 ハイウェーの料金所で働いている男性は、大気汚染物質である高濃度の酸化窒素、酸化硫黄、一酸化炭素、鉛等にて汚染された空気を吸っているため、精子が弱まっり、生殖力が低下しているとイタリアの研究者が、雑誌「人間生殖」(Human Reproduction)最新号で報告した。
末期大腸がん患者を大幅延命、米企業が新薬開発
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20030602so12.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2003/06/05
 ガンの増殖に必要な新しい血管の発生を抑える新薬「アバスチン」が、末期大腸がんの大幅な延命を図ることに、米バイオ企業「ジェネンテック」社が成功し、1日、シカゴで開かれた米がん治療学会で発表した。

2003/05/31
受動喫煙は「免疫に影響」 産業医学研など調査
  http://www.asahi.com/science/update/0531/002.html
     Asahi.comサイエンス 2003/05/31
 独立行政法人・産業医学総合研究所(川崎市)と筑波大学の研究グループが導き出した結果に依れば、喫煙者の煙を吸う受動喫煙は人体の免疫系統に影響を及ぼすという。この研究結果を基に、「職場の分煙化が非喫煙者の病気予防に役立つ」と同グループは指摘する。
「夢の食品」?実態はたんぱく質の部品アミノ酸では痩せない
  http://www.be.asahi.com/20030531/W13/0043.html
     Asahi.combe Report 2003/05/31
 痩せる、肌がきれいになる、疲労が回復する、集中力がつく。こんな触れ込みで、「アミノ酸」入り食品が売れているが、これらの商品を飲んだだけで痩せる理由はなく、製品中のアミノ酸「リジン」が、体脂肪を血液中に引き込む酵素「リパーゼ」を勢いづかせて痩せるとの俗説が広がっているだけ。いかに「アミノ酸」を強調していても、カロリーのある食品だから、飲み方次第では「太る」可能性すらある。

≪関連記事≫

「アミノ酸」でやせられる?
  http://www.asahi.com/column/aic/Mon/d_aera/20030505.html
     Asahi.comコラム AIC

2003/05/30
市販かぜ薬42品目に副作用報告 7年間で28人肺炎に
  http://www.asahi.com/health/medical/TKY200305300338.html
     Asahi.com健康 2003/05/30
 一般用の風邪薬で、副作用とみられる間質性肺炎を起こした報告が96年から28人に上っているとして、厚生労働省は30日、薬の添付文書などの「使用上の注意」に、この副作用を記載していない15社の42品目(同一成分で名称が異なるものも含む)の商品名を公表した。但し、この42品目にはそれぞれ複数の成分が含まれ、共通する成分もなく原因の成分は判っていない。間質性肺炎が起きるのは「極めてまれ」。

厚生労働省報道発表資料一般用かぜ薬による間質性肺炎に係る使用上の注意の改訂について
  http://www.mhlw.go.jp/houdou/2003/05/h0530-3.html


2003/05/26
うんちを調べる 腸内細菌のバランスがわかる
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200305260114.html
     Asahi.com健康 2003/05/26
 うんちは、体の状態を知らせてくれる大切なバロメーターです。健康管理に『観便(かんべん)』は欠かせません。腸内環境を整えるためには、ヨーグルトを毎日200gずつ食べると、1本につながったバナナ状の理想便に近づくとのことだが、市販のヨーグルトを選ぶにしても、自分のおなかに合う菌を探すことだ。腸内には、よく知られている善玉菌と悪玉菌だけでなく、500種以上の細菌がすんでいることが分かってきた。腸管免疫機能が解析されると、難病治療の手がかりになるかもしれない。
2型糖尿病男性の「歩く速さ」と総死亡率に相関 
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/248797
     MedWaveトピックス 2003/05/26
 米国の男性医療従事者が参加したコホート研究から、2型糖尿病の男性では、速足で歩く人の方が、ゆっくり歩く人よりも死亡率が低いというデータが得られた。このデータは、2型糖尿病の男性2800人を14年間追跡した結果で、歩くペースが速い人は、1日に歩く時間とは無関係に、冠動脈疾患の発症率だけでなく総死亡率も低かったという。研究結果は、Circulation誌5月20日号に掲載された。

2003/05/23
SARS「今冬に大流行の恐れ」米専門家が指摘
  http://www.asahi.com/health/medical/TKY200305230162.html
     Asahi.com健康 2003/05/23
 新型肺炎SARSが、今年の冬に猛威をふるうとの見通しを、米国の感染症研究の第一人者であるミネソタ大感染症研究政策センターのマイケル・オスターホルム所長が米議会で証言し、衛生当局の責任者たちも同意しているという。風邪ウイルスの変種のSARSウイルスは、低温で空気が乾く時期になると急速に広がる恐れが強いという。

画期的なぜん息新薬発売へ−−米FDA委員会 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/248382
   ----日経ヘルス ニュース 2003/05/23 
 FDA(米食品医薬品局)の諮問委員会が、ぜん息およびアレルギーの革命的な治療薬として期待されている新薬「ゾレア」(Xolair)が承認されるべきであるとの勧告を決定したことにより、2003年秋には、最終承認されて、米国の病院で使われるようになると見られている。

2003/05/22
基準値超える水銀を検出 「室戸海洋深層水」
  http://www.asahi.com/health/life/OSK200305220058.html
     Asahi.com健康 2003/05/22
 高知県は22日、同県室戸市でくみ上げた海洋深層水を使い飲料水などを製造している「室戸海洋深層水」(本社・室戸市)の製造工程で、食品衛生法の基準値を超える水銀が検出されたと発表した。同社の製品を販売している「大和リゾート」は同日、出荷した約7万6000本の製品の自主回収を始めた。県は「汚染は同社の製品に限られ、基準値を超えているのは微量。健康への影響はないと考えている」と説明している。

高知asahi.com >「深層水工程で基準超す水銀」
  http://mytown.asahi.com/kochi/news.asp?kiji=2448

血圧値120/80は高血圧予備軍−−米で診断基準変更 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/248143
   ----日経ヘルス ニュース 2003/05/22 
 米政府機関の国立心臓・肺・血液研究所(National Heart,Lung, Blood Insititute)が、5月14日に新しい血圧値のガイドラインを発表した。高血圧はこれまで上の血圧が140で、下が90以上とされてきた。ところが、これからは、上が120〜140、下が80〜90という範囲の人も、「前高血圧」と呼んで、高血圧予備軍の仲間に入れて注意を促すことになった。

2003/05/21
「電磁波」体への影響は?
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/life/li352101.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > 健康ライフ  2003/05/21
 職場では長時間パソコンと接し、外出時には携帯電話を片手に、という生活スタイルがすっかり定着したこの頃。こうした機器から出る「電磁波」の健康への影響は、どの程度あるのかの疑問を特集した記事。
高齢からの運動開始でも効果は大、総死亡率が48%減少
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/247993
     MedWaveトピックス 2003/05/21 
 高齢女性に対する米国の大規模コホート研究で、運動をしないで過ごしてきた高齢者でも、新たに運動を始めると顕著に死亡率が低下するという調査結果が明らかになった。研究結果は、米国医師会雑誌Journal of American Medical Association(JAMA)2003年5月14日号に掲載された。
カイロプラクティックが脳卒中を誘発−米調査
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/247936
     MedWaveトピックス 2003/05/21 
 首を左右にひねるなどの手技で知られるカイロプラクティック(整体の一種)に、脳卒中を誘発する恐れがあることが、脳卒中患者を対象とした米国の症例対照研究から判明した。カイロプラクティックにより、首の動脈が裂ける(椎骨動脈解離)タイプの脳卒中が6倍以上増えるとの見積もりになるというもので、調査結果はNeurology誌5月13日号に掲載された。
禁煙すると、時間感覚が50%も長くなる 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/247915
   ----日経ヘルス ニュース 2003/05/21 
 ペンシルベニア州立大学のローラ・クライン助教授(生物行動学)らが、季刊「精神薬理学」 (Psychopharmacology Bulletin )最新号に掲載した研究によると、喫煙者からたばこを取り上げると時間の感覚がどうなるかを調べたところ。時間が止まったように感じられることが判ったという。
21日からカナダ産牛肉製品の輸入を緊急停止=農水省 
  http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/medi/248061
     BizTech 医療・介護・バイオ 2003/05/21
 カナダ政府が20日、同国アルバータ州で牛海面状脳症(BSE)に感染している牛が1頭いると発表したことに対応する措置として、農水省は21日、カナダからの牛肉製品の輸入を緊急停止すると発表した。

2003/05/20
ガン細胞増殖抑制作用はバナナ、リンゴより青汁が強い 
  http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/show/leaf/CID/onair/biztech/medi/247737
     BizTech 医療・介護・バイオ 2003/05/20
 キューサイは、山口県立大学生活科学部教授の森口覚氏との共同研究により、ヒト胃ガン由来培養細胞株KATOIIIの増殖を抑制する効果が、バナナやリンゴ、キャベツより青汁の方が強いことを見出し、福岡市で開かれた第57回日本栄養・食糧学会大会で5月19日に発表した。

キョーサイニュースリリース >「ケール原料の青汁が腫瘍細胞増殖を抑制する傾向を確認

キョーサイ青汁ってなぁに

糖尿病に漫才が効く!? “笑い”で血糖値が大幅に低下
  http://www.asahi.com/health/jhcolumn/030520/index.html
     Asahi.com健康暮らしと健康コラム 2003/05/20
 国際科学振興財団の「心と遺伝子研究会」(代表=村上和雄筑波大学名誉教授)は、糖尿病患者に漫才を見せ、笑ったあとに血糖値を計測するユニークな実験を2003年2月11日〜12日、吉本興業と協力し行った。被験者は、つくば市周辺に住む中高年の2型糖尿病患者21人で、2日とも昼食をとって2時間後に血糖値を測定した。その結果、笑いによって血糖値が大幅に低下することが実証された。

 ▼“笑い”のある・なしで血糖値に大きな差
 ▼笑いや感動が眠っている良い遺伝子をオンにする
 ▼2型糖尿病の発症メカニズム解明につながる可能性も

アルコール依存症の特効薬見つかる 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/247702
   ----日経ヘルス ニュース 2003/05/20 
テキサス大学サンアントニオ校の精神科医、バンコール・ジョンソン博士らは、てんかんの発作を抑える薬として販売されている「トピラメイト」(topiramate)という薬をヘビードリンカーに与えたところ、飲酒を完全にストップするか、飲んでも量を大きく減らす効果があったという報告を行った。

2003/05/16
食品安全基本法が成立 危険度調べる安全委、7月発足へ
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200305160129.html
     Asahi.com健康 2003/05/16
 狂牛病の国内発生などへの反省から、食品安全委員会を内閣府に設置して食品行政を進めることを柱とした食品安全基本法が16日の参院本会議で賛成多数で可決、成立した。 安全委は、毒性学や微生物学、公衆衛生学、消費者意識など専門家7人で構成され、食品の健康への影響を評価、厚生労働省や農水省などに施策を勧告する権限をもち、実施状況を監視する。

2003/05/15
大豆たん白健康情報センター、大豆蛋白関連情報サイトを開設 
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/246832
     MedWaveトピックス 2003/05/15 
 大豆蛋白販売でトップシェアのフジプロテイン テクノロジーが設立した「大豆たん白健康情報センター」は、大豆蛋白関連の情報を提供するホームページ「daizutanpaku.jp」を開設した。大豆蛋白が持つとされる健康作用の紹介に加え、消費者の意識調査データ、大豆蛋白を使ったレシピなど、様々な情報が入手できる。

≪参考≫
大豆たん白健康情報センター
  http://www.daizutanpaku.jp/

労働基準局、喫煙対策の新ガイドラインを発表 
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/246868
     MedWaveトピックス 2003/05/15 
 厚生労働省労働基準局は5月9日、1日に施行された「健康増進法」において、多数の人が利用する施設の管理者に対し、受動喫煙防止対策を行う努力義務が課せられたことを受け、職場における分煙対策をより強化した喫煙対策ガイドラインの新版を発表した。新ガイドラインでは、より厳格に喫煙室以外は、「禁煙とし、外来者に禁煙への協力を求めること」と変更された。
▼豆乳、人気広がる 健康にいい、飲みやすくなった(朝日新聞)
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200304210162.html

2003/05/14
ブロッコリーに含まれる前立腺癌の抑制物質 
  http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20030523hj001hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2003/05/14
 前立腺癌は、米国男性の最も一般的な癌であり、毎年およそ3万人が死亡している。数多くの治療法があるが、ほとんどが失禁やインポテンツといった副作用を伴う。生化学誌「Biological Chemistry」6月6日号に掲載された研究では、ブロッコリー類に含まれる3,3'-ジインドリルメタン(DIM)という化学物質が治療に役立つ可能性があるという。
肺ガンが臭いでわかる−−最新電子嗅覚診断 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/246641
   ----日経ヘルス ニュース 2003/05/14 
ローマ大学の電子専門家のカラド・ディ・ナターレらが開発した「エレクトロニクス・ノーズ」を使えば、肺ガン患者が息と一緒に排出する特定の物質を嗅ぎとって、肺ガンを診断できるという。
「内分泌かく乱物質って?」−−慶応大の研究班が認知度調査
  http://www.mainichi.co.jp/news/article/200305/14m/056.html
     毎日新聞 > 科学・環境ニュース > 生物・バイオ ・地球科学  2003/05/14 
「環境ホルモン」は知ってるけど、同じ意味の学術用語「内分泌かく乱物質」は知らないという実態が、慶応大の吉川肇子助教授らの関東・関西の20〜69歳の男女2500人を対象にした調査で明らかになり、厚生労働省の「内分泌かく乱化学物質の健康影響に関する検討会」で報告された。
 健康障害についての知識に関して、「精子減少」だけが半数を超えたが、「子宮内膜症」や「尿道下裂などの先天異常」等は「知らなかった」が過半数で、正しい知識が普及していない現状が浮かんでいる。
糖尿病は「食後血糖値」で早期発見
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/life/li351401.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > 健康ライフ  2003/05/14
健診での血糖値が正常範囲だからと言って、安心するにはちょっと早い。糖尿病のサインは、空腹時血糖ではなく、まず食後血糖に現れることが、最近注目されている。

2003/05/13
軽症糖尿病治療の“質的変化”、百の説法より一粒の薬 
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/246364
     MedWaveトピックス 2003/05/13 
 たとえ軽度でも、“高血糖”は動脈硬化を引き起こす重要な危険因子であることが判ってきたことにより、軽症糖尿病に薬は不要という、これまで常識化していた考え方を改める時がやってきたという。たとえ軽度でも、“高血糖”は動脈硬化を引き起こす重要な危険因子であるからだ。心筋梗塞や脳梗塞の予防には、糖尿病発症早期からの食後高血糖の改善が必要だという。

≪参考≫
ライフサイエンス出版>治療学 >Web座談会>軽症糖尿病の治療目標
  http://www.lifescience.co.jp/cr/zadankai/0101/0101.htm

高齢者の増税、確実に 政府税調、税制改革の中期答申案
  http://www.asahi.com/health/aged/TKY200305130290.html
     Asahi.com健康 2003/05/13
 首相の諮問機関である「政府税制調査会」は、13日の基礎問題小委員会で、今後数年間の税制改革のあり方を盛り込む「中期答申」の取りまとめ作業に入った。膨らみ続ける社会保障負担を賄うため、 高齢者に手厚い税制を見直し、世代間の税負担格差を解消する方針で答申が纏められることで、高齢者層の所得税増税につながるのは確実な情勢。

2003/05/12
お年寄りはもっと難聴の検査を 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/246198
   ----日経ヘルス ニュース 2003/05/12 
 高齢者の難聴は、加齢によるもので仕方が無いと決めてかかっているために、簡単に治療できるのに、十分検査されていない、とシアトルの耳の専門医が、「米医師会雑誌(JAMA)」で報告した。少しずつ聴力が失われていく神経性の難聴は、通常の健康診断では見逃され易いが、10項目の質問と、オーディオグラム検査で精密に検査できるので、早期の治療も可能になるという。

2003/05/10
偽SARS対策商品のネット商法にご注意 米当局が警告
  http://www.asahi.com/health/medical/TKY200305100226.html
     Asahi.com健康 2003/05/10
 米陸軍感染症研究所や米疾病対策センターなどは、SARSに薬効のある化学物質を探して、4万種もの物質を分析してきたが効果のあるものは未だ見つかっていない事より、連邦取引委員会(FTC)は「SARSに特効薬はない」、食品医薬品局(FDA)も「現状では(手洗いのような)常識的な予防法しかない」と消費者に呼びかけている。

2003/05/09
成人型糖尿病が米国の子どもに急増−−将来が心配肥満だとガン死の割合が高い−−90万人調査 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/245888
   ----日経ヘルス ニュース 2003/05/09 
ここ十年の米国では子どもや十代の若者が、成人性糖尿病にかかるケースが急増している。理由は「食べすぎ」と「運動不足」。この子どもたちがそのまま成人すると、将来、2型の糖尿病患者が、かなり増え、恐ろしい現象が起きるのではと、専門家らは憂慮している。
【SARS速報】高齢者で高いSARS死亡率、潜伏期間は10日を超える場合も 
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/245889
     MedWaveトピックス 2003/05/09 
 Lancet誌ホームページ上で香港のSARS流行に関する疫学的な解析論文が早期公開された。推定死亡率に関しては、WHOの推計と大差ないものの、潜伏期間に関しては、WHOの「最大10日」とは異なり、感染者の5%で潜伏期間が14日を超えるとの結果になている。
60歳以上の場合は、43.3%〜55.0%、60歳以下の6.8%〜13.2%を大きく上回っている。

▼Lancet誌の論文タイトル:「Epidemiological determinants of spread of causal agent of severe acute respiratory syndrome in Hong Kong」
  http://www.thelancet.com/journal/vol361/iss9368/full/llan.361.9368.early_online_publication.25595.1

食物繊維に大腸癌予防効果あり 
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/245945
     MedWaveトピックス 2003/05/09 
 食物繊維が大腸癌を予防しないという研究結果が発表されていたが正反対の結果となる「食物繊維の大腸癌予防効果」を、肯定する大規模観察研究2報がLancet誌5月3日号に掲載された。その理由として予防効果が現れた群では、食物繊維の摂取量が過去の報告例よりも多く、線維を摂取する食物にも違いがあったため。

2003/05/08
SARSに効く漢方とは
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/colm04/245547
     MedWaveコラム / 医師も戸惑う健康情報 2003/05/08 
 中国で爆発的に売れているという漢方薬、板藍根(Banlangen)は、従来中国ではインフルエンザなどの治療や予防に利用されていたもの。本当に効果があるのかWHOのデータより検証している。

2003/05/02
高繊維食の癌予防効果を再確認 
  http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20030513hj000hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2003/05/02
 高繊維食が大腸癌がんのリスクを著しく減少させるという、欧米の2つの研究が英国医学雑誌「Lancet」5月3日号に掲載された。高繊維食の恩恵を疑問視した他の研究に異議を唱えている。
皮膚癌をもたらすもう1つの紫外線 
  http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20030513hj001hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2003/05/02
 紫外線が皮膚癌をもたらすことはよく知られており、その原因が紫外線B(UVB)によるものであることも明らかになっているが、最近の研究で、より深く皮膚の真皮にまで到達して体内の免疫力を弱めるはたらきをする紫外線A(UVA)は、太陽に直接当たっていない部分へも皮膚癌のリスクを増加させることが明らかになった。これは日焼け止めの太陽光防護指数(SPF)が現在のところ紫外線Bのみしか評価されていないためであり、現状の日焼け止め薬は、概ね紫外線Aに対する防護効果は紫外線Bの半分以下であることも判ったという。
肥満だとガン死の割合が高い−−90万人調査 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/244896
   ----日経ヘルス ニュース 2003/05/02 
米ガン協会(American Cancer Society )が1982年から98年にかけて、90万人の米国人を追跡調査した結果、男女とも肥満しているほどガンで死亡する割合が高いことが判ったという。特に、極端な肥満男性ではガン死の割合が一般より52%高く、極端な肥満女性では62%も高いという。

2003/05/01
松下電工、ネット上で要介護者の不便をバーチャル体験 
  http://health.nikkei.co.jp/news/kai/kaiCh.cfm?id=20030430e3m3000r30
     NikkeiNet いきいき健康 介護ニュース 2003/05/01
 松下電工は介護専門サイト「介護知恵モール」内に、仮想現実(バーチャルリアリティー)技術のコンピューターグラフィックス(CG)を使ってを、右半身不随の要介護者の姿をアニメーション表示して自宅の風呂やトイレで感じる不便差を疑似体験できるページを立ち上げた。

▼松下電工の「介護知恵モール」>住いの「危うい」疑似体験
  http://www.roomnavi.com/chie/index.html


2003/04/28
【緊急情報】 重症急性呼吸器症候群(SARS)ダイレクト/国立感染研、家庭でできるSARSウイルスの消毒指針を公表
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/236711
     MedWaveトピックス 2003/04/28 
 東南アジアを中心に集団感染が続いている新型肺炎、重症急性呼吸器症候群(SARS)について、関連トピックスを集約していきます。

▼国立感染研、家庭でできるSARSウイルスの消毒指針を公表
  → 国立感染研緊急情報
  → 家庭・職場における消毒(例)


2003/04/26
SARS予防、基本が大事 手洗い・うがいしっかりと
  http://www.asahi.com/health/medical/TKY200304260101.html
     Asahi.com健康 2003/04/26
 新型肺炎の重症急性呼吸器症候群(SARS=サーズ)が、アジアを中心に依然猛威をふるっているが、病原体は新型ウイルスと断定されても、感染ルートは依然謎であり、いつ日本に侵入してもおかしくない状況だ。国立感染症研究所の岡部信彦・感染症情報センター長が対処法について解説している。

2003/04/25
電磁波、一定条件下で染色体異常促進 
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200304240328.html
     Asahi.com健康 2003/04/25
 東京慈恵会医大の清水英佑教授のグループは、ラット(ネズミ)による実験で超低周波の電磁波が一定の条件下で脳の染色体異常を促進する結果が出た、と発表した。突然変異を起こす化学物質を与えて電磁波にさらすと、化学物質だけの投与に比べ染色体異常が2〜3倍に増えたという。同グループは「電磁波ががんの促進因子である可能性を示す」としている。

2003/04/24
ナツメロに感動するときの脳内中枢がわかった 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/243651
   ----日経ヘルス ニュース 2003/04/24 
なつかしいメロディーが流れてくるときに、「ああこの曲は……」と、突然懐かしい連想が起きて、昔の思い出がよみがえり、忘れがたい人の顔が浮かんできて、しばし感傷にふける、こうした懐かしい音楽への感動が、脳の中に初めから形作られていることがわかった。

2003/04/23
ビタミンD化合物が癌細胞死滅に効果 
  http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20030506hj000hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2003/04/23
 乳癌に対する放射線療法は、術前では腫瘍サイズを縮小する目的で、術後では腫瘍の再発を減らす目的でそれぞれ頻繁に行なわれるが、ビタミンD類似化合物を放射線療法に併用することにより、放射線単独で治療するよりも癌細胞がより多く死滅することが実験で明らかになった。
サービスエリアとパーキングエリアで全面禁煙――5月1日から 
  http://health.nikkei.co.jp/news/hea/heaCh.cfm?id=20030422d1g2202922
     NikkeiNet いきいき健康 健康ニュース 2003/04/22
 受動喫煙で健康被害を受けないよう公共施設などに措置することを求めた「健康増進法」が施行されることに対応し、日本道路公団の高速道路のサービスエリアなどを管理する財団法人ハイウェイ交流センター(東京・千代田)と道路サービス機構は、全国約520カ所あるサービスエリアとパーキングエリアの商業施設を5月1日から全面禁煙にする。
自殺は春から夏にかけてが一番多い 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/243418
   ----日経ヘルス ニュース 2003/04/23 
自殺の発生件数と気象との関係を調べたところ、一日の日照時間がだんだん長くなる春から夏にかけて、自殺が一番多いことがオーストラリアの研究者が発表。

2003/04/22
花王、体脂肪減らす緑茶発売・健康志向に照準 
  http://health.nikkei.co.jp/news/hea/heaCh.cfm?id=20030421e3m2101h21
     NikkeiNet いきいき健康 健康ニュース 2003/04/22
花王は21日、体脂肪低減効果がある茶カテキンを高濃度で配合した飲料「ヘルシア緑茶」を350ml入り180円(希望小売価格)で5月26日から販売すると発表した。

2003/04/21
お茶成分が細菌感染症を撃退 
  http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20030506hj001hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2003/04/21
 緑茶や紅茶、ウーロン茶などに含まれる「L−テアニン」という物質が免疫能を高め、細菌感染を撃退させる効能があることが「全米科学アカデミー会報」4月21−25日号に掲載された。この研究は、L−テアニンが体内で分解されて「アルキルアミン」という抗原となり、これが免疫系の一つであるガンマ・デルタT細胞に及ぼす影響について検討。ブラックティー、インスタントコーヒー、お茶を飲んだ前後でのインターフェロンの産生量の変化をみると、「お茶」グループでは、飲む前の5倍産生されていたのに対し、「コーヒー」グループでは変化はなかったという。

2003/04/20
すい臓の物質「GLP1」投与し糖尿病マウス治療 ▼
  http://www.asahi.com/health/medical/TKY200304190255.html
     Asahi.com健康 2003/04/20
 ヒトの膵臓でつくられる物質「GLP1」を加えると、マウスの腸の細胞でもインスリンを出すようになるという実験に横浜市立大の谷口英樹教授(臓器再生医学)と研究員の鈴木淳史さんらが成功した。この腸の細胞を糖尿病のマウスに移植したところ、血糖値が正常に戻った。インスリン注射をしなくてもすむ糖尿病の治療法が実現するかもしれない。

2003/04/18
血中の鉛濃度が高い子供はIQが低い−−米調査▼
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/242742
     MedWaveトピックス 2003/04/18 
 鉛には神経系に対する毒性があり、知能の発達などを妨げることが知られている。米国では様々な環境規制により、子供の血中鉛濃度は20年前の1/10近くにまで下がっているが、子供172人を生後6カ月から5歳まで追跡した米国の調査で、血中の鉛濃度が高い子供ではIQが低いことがわかった。低い鉛濃度でも従来考えられていた以上にIQに対する影響があると分析している。

2003/04/16
過食症は遺伝子のせい−−意志が弱いのではなかった ▼
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/242263
   ----日経ヘルス ニュース 2003/04/16 
過食症の人は、これではいけないと思いつつも、どうしても食べてしまう。この行動パターンを「意思が弱いからだ」と考えられていたが、「メラノコルチン4レセプター」(melancortin 4 receptor)の遺伝子がそうさせるのであって、意思が弱いためではない、という研究結果が出た。

2003/04/14
1日2時間以上テレビを見る女性、糖尿病になるリスクが14%も高く ▼
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/241916
     MedWaveトピックス 2003/04/14 
 5万人を超える女性を6年間追跡した米国の研究から、1日に2時間以上もテレビを見る習慣がある女性は、肥満になる相対リスクが23%、糖尿病になるリスクが14%も高いという事実が明らかになった。テレビをよく見る人は太り易いという経験則が裏付けられた。
ピロリ菌抗体含む乳製品「食べると胃痛改善」―ファーマフーズ研究所 ▼
  http://health.nikkei.co.jp/news/med/medCh.cfm?id=20030413e3m1301a13
     NikkeiNet いきいき健康 医療ニュース 2003/04/14
機能性食品材料を開発しているファーマフーズ研究所(京都市)が開発したピロリ菌を攻撃する抗体を添加したヨーグルトを用いた実証実験で、胃痛などが改善されることを確認した。同抗体のピロリ菌の胃の粘膜への接着を阻害する働きによる効果とみている。

ファーマフーズ研究所



2003/04/10
使い切りカイロによる暖め療法で腰痛が取れる! 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/241184
   ----日経ヘルス ニュース 2003/04/10 
ヒートパックで患部を温めると腰痛の痛みが軽くなったという研究報告が「物療医学とリハビリテーション」という専門誌に報告された。

2003/04/09
香港でSARS感染拡大続く、ゴキブリ媒介の可能性も 
  http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/medi/240966
     BizTech 医療・介護・バイオ 2003/04/09
 SARSウイルスの感染経路については、くしゃみや咳で飛ぶ唾液の飛沫や、感染者の直接接触によると考えられているが、ゴキブリがウイルスを含んだ廃棄物を、下水溝から室内に持ち込んだ恐れがあると、香港の保健当局は指摘している。

関連記事: 【SARS対策として「アルコール消毒」を専門家が指摘
 http://bpscrap.nikkeibp.co.jp/cgi-bin/to/biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/show/leaf?CID=onair/biztech/medi/241718

【SARS速報】高年齢者ほど重症化しやすい−−香港の報告から
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/241112
     MedWaveトピックス 2003/04/09 
 香港中文大学医学部のNelson Lee氏らは、香港Prince of Wales病院における138人のSARS患者について、各種データをまとめ、4月7日付けのNew England Journal of Medicine誌(オンライン版)に発表した。その中で、SARSに罹った場合、重症化するリスクを高める要因として三つあることを明らかにした。@高年齢、A血液中の好中球数が多い、BLDH(悪玉コレステロール)の値が高い、こと。

2003/04/08
“TVながら族” は糖尿病予備軍
  http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20030428hj000hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2003/04/08
 米国で健康な女性5万人を対象に長期間にわたって実施されている追跡調査において、長時間テレビの前に釘付けになることは健康に良くないが、特にこの間、身体を動かさず、間食を口にすると、糖尿病や肥満のリスクが大幅に増大することが明らかになった。
「町ぐるみ禁煙」の効果てきめん−−心臓発作が激減 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/240733
   ----日経ヘルス ニュース 2003/04/08 
米モンタナ州の州都ヘレナ(人口26,000人)で、昨年6月から半年間、町ぐるみで、屋内での喫煙を全面的に禁止するという実験を行った結果、心臓発作がそれまでの半分以下に激減したが、12月の禁煙実験が終了したら、心臓発作の発生件数も跳ね上がり、元に戻ったという。

2003/04/07
結核を診断する新しい検査法できる 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/240497
   ----日経ヘルス ニュース 2003/04/07 
英オクスフォード大学の科学者によって開発された検査法によれば、ツベルクリン法よりも正確に結核への感染が判るという。血液検査にて免疫を担うT細胞が活性化しているかどうかを調べ、潜伏期の状態にある人も正確に見つけ出すことができるという。

2003/04/04
キリン、ビール効用6連続発表が大人気 
  http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/medi/240211
     BizTech 医療・介護・バイオ 2003/04/04
 キリンビールが神奈川県で開かれた日本農芸化学会で2003年4月1日、ビールの健康効用に関する研究成果を6演題連続で発表し、会場からヒトが大勢あふれた。

関連記事:キリンホームページ上の「麦酒研究最前線

ヤクルト、ピロリ菌低減をする健康茶を6月発売へ 
  http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/medi/240215
     BizTech 医療・介護・バイオ 2003/04/04
 ヤクルト本社は、沖縄モズクから抽出した“活性化フコイダン”を配合した健康茶飲料「いたわり茶」を2003年6月日から全国発売する。東京警察病院消化器センターとの共同研究で、“活性化フコイダン”は、胃の不定愁訴を改善し、ピロリ菌を低減する効果があるという。


2003/04/03
職場のたばこルール厳しく 厚労省、7年ぶりに指針改正
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200304020287.html
     Asahi.com健康 2003/04/03
 職場でたばこの煙を吸わされる受動喫煙対策を強化するため、厚生労働省は、事業者が取るべき対策を定めた「職場における喫煙対策のためのガイドライン」を7年ぶりに改正する方針を決めた。 喫煙コーナーを設け空気清浄機を置く方法は不十分なため、煙が漏れない喫煙室の設置と屋外への排気が必要となるもの。
クランベリージュースは健康のもと 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/239884
   ----日経ヘルス ニュース 2003/04/03 
 クランベリーには、以前から膀胱炎や歯周病の改善効果などが知られていたが、クランベリージュースを良く飲む人は、血液中の抗酸化物質が増え、悪玉コレステロールが減って、善玉コレステロールが増えるというデータが、このほど米国ニューオリンズで開かれら米化学会の年次総会で報告された。
リンク特集:猛威をふるうSARS 
  http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/medi/240113
     BizTech 医療・介護・バイオ 2003/04/03
 “謎の肺炎”SARSが東アジアを襲っている。3月中旬にWHO(世界保健機関)が警告を発し、4月に入って感染地域の拡大、患者数・死者数の増大と被害は広がっている。この特集ページでは、日経BP社のMedWave、ロイターなど、BizTechに掲載した関連記事が集められている

関連記事: 【緊急情報】SARSダイレクト
 http://bpscrap.nikkeibp.co.jp/cgi-bin/go/medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/236711

昼にだるい、居眠り、その原因は睡眠中の無呼吸にあった
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/239854
     MedWaveトピックス 2003/04/03 
 大いびきをかく人は、睡眠中に無意識のうちに呼吸が何度か止まる。これが10秒続く無呼吸が一晩に30回以上起こる場合が、睡眠時無呼吸症候群といわれる。日本人の2〜4%がかかっている。問題は、日中に猛烈な眠さやだるさなどの症状が出てきて、居眠りや交通事故の原因にもなることだ。

2003/04/02
肉食減らせば長生きできる−−ドイツで研究 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/239636
   ----日経ヘルス ニュース 2003/04/02 
 独の「ガン研究センター」(DKFZ)は、このほど肉類を食べない人は、一般的な食生活をしている人と比べて、死亡率が低いと報告した。

2003/03/31
閉経後に骨が弱まると、鉛の害も出てくる 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/239232
   ----日経ヘルス ニュース 2003/03/31 
 更年期を過ぎて、骨が弱まり、骨内部の密度(骨密度)が低下すると、骨粗鬆症になり易くなり、同時に血中の鉛の濃度が高まり、高血圧などいろいろな健康障害を引き起こすことが、ジョンズホプキンス大学の環境健康医学のスタッフによる研究で、明らかになった。
アスピリンが大腸ポリープを防ぐ 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/237699
   ----日経ヘルス ニュース 2003/03/31 
 アスピリンが、大腸(結腸、直腸)にできるポリープの発生を抑制することが、医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスン」に掲載された。

2003/03/29
女性の健康、5万人10年間追跡 ホルモン薬の影響調査
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200303290226.html
     Asahi.com健康 2003/03/29
 更年期障害の治療に使われるホルモン薬や生活習慣が女性の健康にどんな影響を及ぼすか――こんな研究を群馬大の林邦彦教授(医療基礎学)らが始めた。女性の健康に焦点をあてた大規模で長期的な研究は国内では例がなく、看護師5万人に協力を求め、10年間調査する予定。主目的の一つはホルモン薬の影響。乳がんのリスクを高めると指摘されるが、効果も副作用も欧米のデータによるのが大半なので日本人での評価を目指すという。

2003/03/28
合成エストロゲンのDESは健康に害−−CDC 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/236547
   ----日経ヘルス ニュース 2003/03/28 
 CDC(米疾病予防管理センタ−)は、流産や早産防止などに使われてきた合成非ステロイド性エストロゲンの「ジエチルスチルベストロール」(diethylstilbestrol)は、ガンと関連があり健康上問題が多いと発表した。

2003/03/27
忍び寄る睡眠不足の影
  http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20030404hj001hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2003/03/27
睡眠時間が6時間以下の日々が2週間続くと、3日間一睡もしなかった状態と同じであることが、米 ペンシルベニア大学の研究によって明らかになった。問題は、睡眠不足をきたしている当人が、認知能力が衰えているという自覚が薄れていることである。

謎の肺炎、香港大が原因ウイルスを特定 
  http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/medi/238781
     BizTech 医療・介護・バイオ 2003/03/27
 香港大学の細菌学者の研究チームは、全世界で50人以上の死者を出している原因不明の肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)の原因ウイルスを、風邪の原因ウイルスの一つであるコロナウイルスの新種と特定したと発表した。

2003/03/26
キリンなど、抗アレルギー効果の高い乳酸菌を選抜 
  http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/medi/238383
     BizTech 医療・介護・バイオ 2003/03/26
 キリンビール基盤技術研究所と小岩井乳業開発センターは、乳酸菌の中で最も抗アレルギー活性が高い菌株として、小岩井乳業が保有するLactobacillusparacasei KW3110株を選び出した。又、昭和女子大学大学院生活機構研究科教授の飯野久和氏との共同研究により、このKW3110株を含む餌をアレルギーモデル・マウスに与え、アレルギー抑制効果を確認した成果は、日本農芸化学会で2003年4月1日に発表される。

関連記事:
  カルピス、キリン、花粉症やアレルギーに対する乳酸菌効果を相次ぎ農芸化学会で発表(2003/03/03)

    http://biotech.nikkeibp.co.jp/news/detail.jsp?newsid=SPC2003022821364

2003/03/20
乳癌患者に運動の勧め
  http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20030328hj000hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2003/03/20
乳癌と診断された後、患者の日常の身体運動量が診断前に比べ大幅に減少していることが、米国医学誌「Cancer」4月号に掲載された。肥満と乳がんの関係は既に報告されていることより、この知見は重要だ。乳癌と診断された時点で、太りすぎか、又は肥満である女性では、痩せている女性に比べて5年以内の再発が2倍、10年後の乳癌による死亡が60%も高くなるという。

病院の投薬をバーコード化、医療ミス防止のため−−FDA 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/236548
   ----日経ヘルス ニュース 2003/03/20 
 FDA(米食品医薬品局)は、投薬ミスを防止するために、病院が患者に出す薬に関する全ての情報を、コンビニの商品のようなバーコード管理にする、との方針を発表した。この薬情報のバーコード化は、病院関係者の投薬ミスから患者を守る決め手として、期待されている。
緑茶はホルモン療法不応性前立腺癌に無効、第2相試験結果が発表
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/237143
     MedWaveトピックス 2003/03/20 
 米国Mayo ClinicのAminah Jatoi氏らに依れば、観察研究や動物実験で、前立腺癌に対する予防・治療効果が示唆されている「緑茶」の、進行前立腺癌患者を対象とし臨床試験結果において、緑茶濃縮エキスを6g/日、ホルモン療法に不応性となった進行前立腺癌患者42人に摂取させたが、効果が見られたのは一人だけで、しかも一時的だったということで、「ホルモン療法不応性の進行前立腺癌に対する緑茶の効果は限定的」と結論つけた。
花粉の飛び具合を知るサイト
  http://arena.nikkeibp.co.jp/tec/web/20030320/104192/
     WPC ARENA 2003/03/20 
  憎き花粉の飛び具合を知るサイト。

2003/03/19
ピーナッツアレルギー患者に朗報、バイオ医薬で体質改善
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/236919
     MedWaveトピックス 2003/03/19 
 ピーナッツに対する食品アレルギーがある患者84人を対象とした第2相臨床試験で、免疫グロブリンE(IgE)の定常領域に対するヒト化抗体「バイオ医薬のTNX-901(開発コード、米国Tanox社製)」が、ピーナッツに対する“感受性”を下げることが確認された。このバイオ医薬の投与後はピーナッツを半粒食べてもじんましんが出るような、ひどいアレルギーがあった人が、8粒食べても大丈夫になったという。
ピーナッツアレルギーの初の治療薬できる 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/236540
   ----日経ヘルス ニュース 2003/03/19 
 ピーナッツアレルギーに非常に有望な薬が開発されて、その効果が「米アレルギー・ぜんそく・免疫学会」で発表された。「TNX-901 」と呼ばれる薬で、まだ実験段階だが、データによるとアレルギー反応を引き起こす最低限のピーナッツの量、つまり閾値が相当に高くなることがわかった。

2003/03/18
脚が長いなら糖尿病になりにくい!?
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/236539
   ----日経ヘルス ニュース 2003/03/18 
 大腿部(骨盤からひざまで)が短い人は、母親の体内にいる時に、栄養が不十分だった場合が多く、そのために成人してから、食べたものを燃焼してエネルギーに換える働きが良くないので、糖尿病になりやすいと、ジョンズホプキンス大学の研究者、ケイロ・アサオ博士が米心臓学会の会合で発表した。
クロムの補充が糖尿病の改善に役立つのか
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/colm04/236506
     MedWaveコラム / 医師も戸惑う健康情報 2003/03/18 
 現時点では、まだクロムが糖尿病治療に有効であるとするには情報が不十分なようであり、しかも、ピコリン酸クロムは細胞内でラジカルを産生するという指摘もあり、その長期的な安全性についても不安が残るということから、糖尿病治療にピコリン酸クロムを利用することは時期尚早であるといえる。

2003/03/17
痴呆症老人の友はロボット−−現在臨床試験中 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/236394
   ----日経ヘルス ニュース 2003/03/17 
 カリフォルニア州の痴呆症老人のケアセンターで、現在、ロボットの介護効果について臨床試験が行われている。カメラとスクリーンが付いていて、一種のテレビ電話の役割を果たしているロボットで、患者が医師、看護人、病院のスタッフなどのとの間で、リアルタイムで、相手の顔を見ながら会話ができる。
2Km四方の花粉情報、1時間ごとにネットで提供
  http://www.asahi.com/health/kafun/TKY200303170090.html
     Asahi.com健康 2003/03/07
 関東周辺を2Km四方のメッシュに分けたスギ花粉情報を、千葉県成田市の気象会社ウェザーサービス(成田市)がネットで提供している。1時間単位で48時間後の飛散予報も伝えており、パソコンや携帯電話から多い日で1万件を超すアクセスがあるという。渋滞情報会社の交通情報サービス(東京都千代田区)が携帯サイトを担当し、2月中旬から無料で提供を始めた。

ウェザーサービスの「高精細花粉情報


2003/03/13
むち打ちはやはり長引く−−1年後も1割で社会生活に支障
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/235821
     MedWaveトピックス 2003/03/13 
 車の追突事故で「むち打ち症」になった人と、同じような事故で足首を怪我した人とを比較した研究で、「むち打ち症」になった人では、1年後も1割の人で仕事や日常生活に支障が出ていることがわかった。

2003/03/12
たばこの煙で子どもの虫歯リスク高まる 
  http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/show/leaf/CID/onair/biztech/medi/235726
     BizTech 医療・介護・バイオ 2003/03/12
 副流煙を吸う環境にある子どもは、たばこに含まれるニコチンの副産物により、コチニンの血中濃度が高まる結果、乳歯が虫歯になる危険性はほぼ倍増することが判った。これは、副流煙が感染への抵抗力を阻害し、子どもが虫歯の原因となる細菌に犯され易くなるもの。
ビタミンDの単独投与でも骨折リスクが2割減少
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/235588
     MedWaveトピックス 2003/03/12 
 ビタミンDとカルシウムを併用した場合の骨折予防効果は既に実証されているが、ビタミンDの単独でも投与し続けると高齢者の骨折が減ることが、英国における5年間の長期無作為化二重盲検試験で、効果が裏付けられた。ビタミンDの単独での有効性が確認されたのは初めて。
高齢者の健康と介護の総合展「シルバーサービス展」が開幕
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/235767
     MedWaveトピックス 2003/03/12 
社団法人シルバーサービス振興会が主催する、高齢者の健康と介護をテーマにした総合展示会第13回「シルバーサービス展2003」が、3/13〜15までの3日間で東京・池袋のサンシャインシティにおいて開幕する。出展予定社数は119社、223コマ。入場は無料。キャッチフレーズは、「ビジョン、見えていますか?」で、健康や財産に不安を抱える高齢者に対して、将来ビジョンを描ける情報入手を訴える。

社団法人シルバーサービス振興会

驚くほどコレステロール値が下がる菜食メニュー登場 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/235567
   ----日経ヘルス ニュース 2003/03/12 
 1ヶ月食べ続けると、コレステロール値が35%も下がったという 「ポートフォリオ食」(Portfolio diet)と呼ばれる食事メニューが、このほど米フロリダ州で開かれた米心臓学会(American Heart Association)の会合で発表された。
「腸イキイキ! 乳酸菌新研究 〜?にお答えします〜」 
  http://www.nhk.or.jp/gatten/archive/2003q1/20030312.html
   ----NHK ためしてガッテン 2003/03/12 
 今回の内容:
  1. プロバイオティクスって何ですか?
  2. 「どうなる?ご腸内の皆様」
  3. これがヨーグルトの食べ時!「こんな時こそヨーグルト!」
  4. 「腸うれしい?大実験」
  5. 腸名人のレシピ

2003/03/10
「パソコン上で健康管理、ワイヤレス体脂肪計などタニタが発売
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/235206
     MedWaveトピックス 2003/03/10 
 タニタは、ワイヤレス通信機能を備えた体脂肪計、血圧計、歩数計と専用パソコンソフト、ワイヤレス受信装置から構成される家庭用健康管理システム「ヘルスプラネット」を4月21日に発売する。

タニタ の 「トピックス」での紹介記事


2003/03/07
西条柿、がんや花粉症に効果? 生産振興へ研究報告会
  http://www.asahi.com/health/kafun/TKY200303100082.html
     Asahi.com健康・医療 > 花粉ニュース 2003/03/07
 山本喜啓・島根女子短大教授や山崎幸一・産業技術センター生物応用科長、鶴永陽子・しまねの味開発指導センター研究員らが、西条柿についての研究成果を発表。特にタンニンとポリフェノールを多く含む西条柿には、強い抗酸化作用と抗アレルギー作用があり、ガンやインフルエンザ・ウイルス、花粉症、老化防止などに効果があると報告。ただ、動物や人体に対する効果の臨床は今後の研究によるという。

2003/03/06
朝食を抜いてはいけないもう一つのワケ
  http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20030313hj001hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2003/03/06
理想的な朝食でなくても、朝食を抜くよりも何かを食べた方が健康に良いという研究が米国心臓協会(AHA)「冠動脈疾患の疫学と予防に関する会議」で報告された。朝食の内容に関する詳細な情報は明らかではないが、身体活動、喫煙、年齢、性差などを考慮しても、朝食を摂ることでインスリン抵抗性や肥満になる率が55%も低いなどの予防効果が得られることが明らかになった。

「配偶者が糖尿病」も糖尿病の危険因子に
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/234527
     MedWaveトピックス 2003/03/06 
 2型糖尿病の配偶者を持つ人では、年齢や体格指数(BMI)で補正後も、配偶者が2型糖尿病ではない人より糖尿病のリスクが2倍以上になることがわかった。こと糖尿病に関しては、血縁者では無い配偶者も「家族歴」の対象として扱った方が良さそうだとのこと。

2003/03/03
カルピスやキリン、花粉症等に対する乳酸菌効果を相次ぎ発表 
  http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/medi/233860
     BizTech 医療・介護・バイオ 2003/03/03
 花粉症対策で売り上げが急増したプレバイオティクス・ヨーグルトの効果を検証する成果の発表が活発になってきた。カルピスは、花粉症対策の乳酸菌飲料として1月に発売した「インターバランスL-92」の機能性を評価した研究成果を、日本農芸化学会で4月1日に発表する。又、同学会では、キリンビールと小岩井乳業のグループも、抗アレルギー効果のある乳酸菌として選抜したLactobacillusparacasei KW3110株の動物モデルにおける効果を発表する。

▼カルピス、花粉症に効くプロバイオティクス飲料「インターバランスL-92」


2003/02/28
妻の健康度を知れば、夫の健康度もわかる
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/233533
   ----日経ヘルス ニュース 2003/02/28 
 妻(夫)を見れば、夫(妻)の健康度がわかる−−米ブリガムヤング大学の経済学者、スベン・ウイルソン博士の調べでは、配偶者同士の健康度について、非常に似通っていることがわかった。例えば、夫がすこぶる健康で妻が病弱な場合はわずか2%で、これに対して、健康がすぐれない夫の妻が病弱である割合は13%だった。
やはり控えるべき、妊娠中のコーヒー
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/233534
     MedWaveトピックス 2003/02/28 
 妊娠中にコーヒーを8杯/日以上も飲んでいた妊婦と、全く飲んでいない人とを比べると、妊娠中の喫煙・飲酒など、死産に関連し得る様々な因子で補正しても、8杯/日以上コーヒーを飲む人では全く飲まない人より死産リスクが2.2倍以上にもなることが、デンマークの調査の1万8000人の妊婦を対象とした調査で明らかになった。 これまでもコーヒーに含まれるカフェインが胎児に影響するとの報告はあったが、喫煙や飲酒習慣など他の因子で補正したデータが出たのは今回が初めて。この研究ではカップ1杯あたりのコーヒー量やコーヒーの種類は分析されていないが、カフェインが胎児に影響を与えるのは間違いないようだ。妊娠中はコーヒーなどカフェインを含む飲み物は控えた方が良い。
アレルギー症の原因・たんぱく質を迅速に発見−−農研機構が新手法
  http://www.mainichi.co.jp/news/article/200302/28m/044.html
     毎日新聞 > 科学・環境ニュース > 生物・バイオ ・地球科学  2003/02/28 
 農業技術研究機構の中央農業総合研究センターは、27日に花粉症などのアレルギー症を引き起こす可能性があるたんぱく質を迅速に見つける新しい手法を開発したと発表。
 アレルギー原因たんぱく質の分子構造に共通する特殊な結合があり、この結合を持つたんぱく質だけが蛍光を発するように工夫し、電気泳動でたんぱく質を分離、蛍光を目印に、特定する方法を開発した。 医薬品や低アレルギー作物の研究開発などに役立つと期待される。


2003/02/27
BCG接種にアトピー予防効果なし−−グリーンランド調査
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/233317
     MedWaveトピックス 2003/02/27 
 結核患者にはアトピー性疾患が少ないことから、BCGワクチンにもアトピー予防効果が期待されていたが、グリーンランドの学童1500人を対象に行われた調査で、結核の生ワクチン(BCGワクチン)の乳児接種を受けた子供でも、アトピー性疾患の発症率は無接種の子供と変わらないことがわかった。
中国産冷凍ホウレンソウ輸入自粛解除
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20030227so11.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > 医療ニュース  2003/02/27
 中国産冷凍ホウレンソウから基準を超える残留農薬が検出された問題で、厚生労働省は26日、昨年7月以降、業者などに指導してきた輸入自粛措置を解除した。
 中国の検疫当局による残留農薬検査に合格して衛生証明書が添付された冷凍ホウレンソウに限って、日本への輸出を認めることで、日中両政府が今月21日に合意したことを踏まえた対応であり、日本側も輸入業者に自主的な検査を義務づけ、安全が確認されない場合は流通させない。

2003/02/26
コーヒー愛飲者は日本人でも糖尿病が少ない
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/233090
     MedWaveトピックス 2003/02/26 
 7杯/日以上コーヒーを飲む人は、2杯/日以下の人よりも、7年間の2型糖尿病発症率が5割少ないというオランダの研究結果は、日本人にも云える様だ。

▼2002.11.11 「コーヒー愛飲者は糖尿病になりにくい 」の記事
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/216138


2003/02/25
ダイエット目的の腸管洗浄やコーヒー浣腸にご用心
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/colm04/232639
     MedWaveコラム / 医師も戸惑う健康情報 2003/02/25 
 腸内洗浄とは、肛門から管を入れそこから水やコーヒー、石けん水などを注入し大腸内の便を無理に排出させる方法であり、ダイエット目的ではない。様々な病気に効果があると喧伝されている代替医療のひとつである。
 宿便をとるために腸内洗浄が必要とPRされている節がある。宿便は高度の便秘に伴う糞便塊を指すものであって、代替医療のものとは異なるものである。
 腸内洗浄は、理論的に問題のあること、決して安全とはいえない治療法といえるとコメントしている。

2003/02/21
適度な運動は母乳への悪影響なし
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/232264
     MedWaveトピックス 2003/02/21 
 数年前、母乳育児中の女性が運動すると、母乳の質が悪くなるとの研究結果が欧米で発表されて、女性に大きなショックを与えていたが、新しい研究では、適度な運動なら母乳への悪影響は無いことがわかった。研究結果は、Pediatrics誌2月号のオンライン版で発表された。
男のガンのトップは前立腺ガン−−米国  
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/231838
   ----日経ヘルス ニュース 2003/02/21 
 米がん協会(American Cancer Society )は2月13日に、米国における女性のガンのトップは、乳ガン。男性のトップは前立腺ガンで、今年(2003年)は、22万900人が前立腺ガンと診断され、うち2万9000人が死亡するだろうとの予測を発表した。

2003/02/20
タバコが腰痛の原因に
  http://www.asahi.com/life/health/jhcolumn/030220a.html
     Asahi.com健康・医療 > 暮らしと健康コラム  2003/02/20
 “喫煙者は腰痛になり易い”ことが、日本大学医学部の松氏浩巳整形外科教授らの実験で明らかになった。これまでも、疫学的な調査などでタバコに含まれるニコチンの作用により喫煙が腰痛の原因になることを指摘するデータは複数あったが、科学的に実証されたのは初めて。

2003/02/19
ハイブリッド車椅子が登場−−進化する障害者機器 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/231835
   ----日経ヘルス ニュース 2003/02/19 
 両手、両腕を使って、巧みに操作する車椅子に、腕の力を補助増幅する機能がついたハイブリッドタイプが登場。ジョンソン・エンド・ジョンソン社が、「アイ・グライド」(I−Gride )の商品名で、米国で売り出した。

2003/02/17
英国でたばこ広告が禁止に、「たばこ広告・販売促進規制法」が施行
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/231455
     MedWaveトピックス 2003/02/17 
 英国民の健康に対する「たばこ」の影響を鑑み、昨年成立した「たばこ広告・販売促進規制法」(Tobacco Advertising and Promotion Act 2002)を受けて、英国で2月14日から、雑誌や新聞、インターネット上などでの「たばこ」広告が禁止された。これは「Main advertising ban」と呼ばれる規制で、街頭広告(billboard)や雑誌、新聞、ダイレクト・メール(DM)、インターネットでの、公衆を対象としたたばこ広告が禁じられた。5月14日以降は、DMなどによるクーポン券の配布が禁止される予定。
スズキ、高齢者向け電動4輪車「スズキセニアカー『ET4E』」を発売
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/231457
     MedWaveトピックス 2003/02/17 
 スズキは2月14日、高齢者向けの電動4輪車「スズキセニアカー『ET4E』」を発売した。同社が以前から販売している同タイプの「ET4A」よりも、バッテリーを小型化して軽量化を図り、価格を抑えた。また、大型のリヤリフレクター(車体後部の反射板)を装備、ハンドルの切れ角を増大させ小回りをより効くよう改良。

スズキセニアカーのホームページ


2003/02/14
「栄養教諭」は偏食防ぎ肥満も解消 05年度にも制度化
  http://www.asahi.com/life/health/medical/K2003021400038.html
     Asahi.com健康・医療 > 健康ニュース  2003/02/14
 学校内で食に関する教育を担う「栄養教諭」の創設を話し合ってきた文部科学省の調査研究協力者会議は13日、最終の報告をまとめた。子どもに正しい食習慣を身につけさせる指導と、給食の栄養や衛生の管理を柱とした職務内容を提言。文科省は中央教育審議会での免許のあり方の検討を経て、早ければ05年度に制度化する考え。

2003/02/10
国民生活センター、一部の歩行補助車は安全性に問題ありと指摘
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/230441
     MedWaveトピックス 2003/02/10 
 国民生活センターは2月6日、足腰が弱っている高齢者らが歩行の補助、手荷物の運搬、休憩時の腰掛け等として利用する、歩行補助車の安全性・耐久性に関するテスト結果を公表した。この中で、一部にハンドルの安全性や強度、座面の安定性などの問題がみられる、又ブレーキやストッパーは高齢者には扱い難いものがあり、ブレーキも効きが弱くなるものがあったと報告している。

国民生活センターの「歩行補助車の安全を考える報道発表資料(PDF)

高血糖は記憶力を低下させる 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/230389
   ----日経ヘルス ニュース 2003/02/10 
 血糖値が高いと、もの覚えが悪くなり、記憶が薄れてきやすいと、ニューヨーク大学のアントニオ・コンビット博士らが、「米国立科学アカデミー紀要」で報告した。

2003/02/08
観葉植物「オモト」に制がん成分 徳島大の研究グループが発見
  http://www.mainichi.co.jp/news/article/200302/08/002.html
     毎日新聞 > 科学・環境ニュース > 生物・バイオ ・地球科学  2003/01/20 
 徳島大総合科学部の増田俊哉助教授らの研究グループが、観葉植物「オモト(万年青)」にがん細胞の増殖を抑制する成分があることを発見、その成分が有機化合物のロデキシンAであることを突き止めた。実用化されている植物性抗がん剤に匹敵する効力という。


2003/02/07
赤ワインの効果、産地により異なる
  http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20030221hj003hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2003/02/07
心臓病の予防に効果があるとされる赤ワインだが、産地により差があることをドイツの研究者が報告している。フランスワインは血液の塊などから血管内皮を保護する役割を果たす一酸化窒素合成酵素(eNOS)の産生が無添加水の4倍であったのに対し、ドイツワインではわずか。これにはブトウの育った土壌が大きく影響しており、フランスワイン以外に、イタリア、カルフォルニア、南アフリカ産の赤ワインにも豊富に含まれている可能性が高い。
テロメア長が余命を決める? 米の高齢者対象研究が示唆
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/230158
     MedWaveトピックス 2003/02/07 
 染色体の両端にある「テロメア」は、高齢者ほどその長さが短いことは知られていた。この「テロメア」が年の割に長い人では、年の割に短い人よりも長生きする傾向があることが、高齢者を対象に行われた米国の研究でわかった。初めて余命との関連が示唆された。
“長く効く”ED治療薬が欧州などで発売
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/230107
     MedWaveトピックス 2003/02/07 
 Lilly ICOS社は、勃起障害(ED)治療薬のタダラフィル(商品名:Cialis)を、英国や独など欧州主要5カ国とオーストラリア、ニュージーランドの計7カ国で発売したと発表した。服用から1日以上過ぎても性行為成功率の改善作用を持つなど、効果が長続きする点が特徴。

2003/02/05
家庭用のお灸が、頻尿に効く
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/229647
     MedWaveトピックス 2003/02/05 
 寝る前にビールなどを飲むと、寝ている間に尿意を催して目が覚めがちだが、目を覚ますことが毎晩平均2回以上になると「夜間頻尿」といわれ、50歳以上の男性に多い症状だ。 明治鍼灸大学の研究によって、この夜間頻尿の緩和には、膀胱の機能と関係の深い下腹部のツボに、自宅でできる市販のお灸でも効果があることが明らかになった。

2003/02/03
長寿のワケ奄美に探る 食・住・遺伝、調査始める鹿児島県
  http://www.asahi.com/life/health/medical/K2003020300406.html
     Asahi.com健康・医療 > 健康ニュース  2003/02/03
 長寿世界一の本郷かまとさん(115)や120歳まで生きた故泉重千代さんを生んだ地・奄美群島の秘密は何か?。鹿児島県が長寿者たちの健康状態や食生活、海との関わりまで分析調査を始めた。遺伝学的にも研究する初めての試みで今夏にも結果をまとめる予定。

2003/02/02
薬を効かなくする性質広げる新型耐性腸球菌を発見 
  http://www.asahi.com/life/health/medical/K2003020200703.html
   ----Asahi.com > 生活 > 健康・医療 2003/02/02 
 抗菌薬がほとんど効かない性質を素早く広げる新型のバンコマイシン耐性腸球菌(VRE)を、群馬大などの研究チームが見つけた。普通の腸球菌の中に新型菌が入ると、腸球菌が一斉にVREに変化してしまい、今回調べた大学病院では、あるVRE保菌患者から隣のベッドの患者に2、3日でうつった例もあったという。1日、日本臨床微生物学会で発表した。この新型VREはいったん広がると駆逐が難しい。院内感染対策をしっかりやらないと、日本でもVREが急速に広がる可能性が強いという。

2003/02/01
子ども肥満は3歳時の生活習慣
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20030201so13.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > 医療ニュース  2003/02/01
 子どもの肥満は、3歳時の生活習慣の乱れが原因――そんな研究結果を、富山医科薬科大などの研究チームがまとめた。子どもたち約1万人を7年間追跡調査して分かった。
【ヘルスケアエキスポ2003速報】 TOTO、公共トイレシリーズで「パウチ・しびん洗浄水栓」も展示
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/229140
     MedWaveトピックス 2003/02/01 
 ヘルスケアエキスポ2003の展示会でTOTOは、公共トイレ用の新製品として、パブリック用背もたれ、パブリック用折りたたみシート、収納式多目的シートなどを出展した。その中の「パウチ・しびん洗浄水栓」は、バリアフリー商品の普及に注力する同社の姿勢を反映した商品の一つだ。

TOTO > プレスリリース 01/08/01

【ヘルスケアエキスポ2003速報】 パラマウントベッド、ずれや圧迫感を減らす背上げ制御システムをベッドに初めて搭載
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/229142
     MedWaveトピックス 2003/02/01 
 ヘルスケアエキスポ2003の展示会でパラマウントベッドが出展した、ベッドの背上げ時に発生する体や姿勢のずれ、背中などへの圧迫感を軽減する、ベッドの折り曲げ部が伸びて曲がる機構「キューマラインボトム」と背上げ制御システム「KIND motion(カインドモーション)」を搭載した新ベッド。体や姿勢のずれが少なくなるため、長座位などの姿勢が取りやすくなるという。

パラマウントベッド > ”快適な背上げ制御システム”カインドモーションを開発(2002.11.12)

快適な背上げ制御システム KIND motion(カインドモーション)を開発...(2002/11)


2003/01/31
厚生労働省、IH式電気炊飯器によるペースメーカーなどへの影響について報告
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/228897
     MedWaveトピックス 2003/01/31 
 厚生労働省は1月30日、医薬品・医療用具等安全性情報第185号を発表した。その内容は、IH(電磁誘導加熱)式電気炊飯器などにより、ペースメーカーの設定がリセットされた事に対して、製造業者などに自己点検を実施することを求めた。また、医療関係者およびペースメーカーを使用している患者に対し、そのそばに必要以上に長くとどまらないよう注意喚起している。

▼厚生省 > 「医薬品・医療用具等安全性情報


2003/01/30
アルツハイマー 酒に弱い人は要注意 日医大で原因の一端解明
  http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/details/science/Medical/200301/30-1.html
     毎日新聞 > 科学・環境ニュース > 生物・バイオ ・地球科学  2003/01/30 
 酒に弱い人の方が、痴ほう症状を起こすアルツハイマー病になりやすいメカニズムの一端を、日本医科大老人病研究所の太田成男教授らの研究チームが解明した。アルコール分解にかかわるアルデヒド脱水素酵素2(ALDH2)が、脳内の神経細胞死をもたらす体内の低分子化合物を解毒する作用を併せ持つためで、酒に弱い人はこのALDH2の働きが弱く、解毒が不十分になるという。

酒を飲んだとき体内で働く酵素がアルツハイマーを抑制 
  http://www.asahi.com/life/health/medical/K2003013000469.html
   ----Asahi.com > 生活 > 健康・医療 2003/01/30 
 酒を飲んだ時に働くアルデヒド脱水素酵素2(ALDH2)が、アルツハイマー病と関係が深いとされる別の有毒物質も分解することを29日、日本医科大学老人病研究所(川崎市)の太田成男所長らが明らかにした。酒に弱い人はこの酵素の働きが弱く、結果としてアルツハイマー病になりやすくなるとみられる。

2003/01/29
日本RAD-AR協議会、「くすりのしおり」をORCAに提供
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/228388
     MedWaveトピックス 2003/01/29 
 日本RAD-AR協議会(RCJ;くすりのリスク・ベネフィットを検証する会)は1月24日、RCJの患者向け医薬品情報集である「くすりのしおり」のデータを日本医師会のORCAに提供すると発表した。これにより今後、ORCAの日医標準レセプトソフトで患者向けの薬剤情報提供書を作成する際などに利用できるようになる。

日本RAD-AR協議会 > 「RCJによるプレス・リリース(PDF形式)


2003/01/28
ビタミンAの過剰摂取 骨折の危険性高める
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20030128so13.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > 医療ニュース  2003/01/28
  ビタミンAを取りすぎると、骨折する危険性が大幅に増すことがスウェーデンの研究チームの調査でわかった。ビタミンAは、不足すると視覚障害などが起きることが知られているが、研究者は「ビタミンAの栄養補助食品(サプリメント)の摂取は、適切にすることが大切だ」と指摘している。

2003/01/26
各界の専門家 がんを語る本出版
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20030126so11.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > 医療ニュース  2003/01/26
がん患者やその家族のために、医療や看護、カウンセリングなどの専門家がそれぞれの立場からがんという病気を語った本「がんに罹った自分とのつきあい方」(中央公論新社、1600円)が出版された。がん研究の最前線から患者の心や暮らしを支える試みまでがわかりやすくまとめられている。

2003/01/24
アレルギーになりやすい体質の若者急増 20代前半で9割
  http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/details/science/Medical/200301/30-1.html
     毎日新聞 > 科学・環境ニュース > 生物・バイオ ・地球科学  2003/01/24 
 花粉症やぜんそくなどのアレルギー疾患になりやすい体質の若者が急増し、20代前半では9割近くが「アレルギー予備軍」であることが、国立成育医療センター研究所や東京慈恵会医科大などの調査で分かった。70年代後半生まれの学生は、抗生物質によって細菌感染が少なくなるなど、子供の生活環境が大きく変化した時期に幼少期を送っているためだ。


2003/01/23
ストレスとうまくつき合うヒント、臨床心理士に聞く 
  http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/medi/227446
     BizTech 医療・介護・バイオ 2003/01/23
 臨床心理士の菊池章彦氏によると、時代が大きく変革する時、ストレスから心の病気を訴える人が増えるという。歴史的には、イギリスの産業革命時などもこうした傾向があったという。近年のIT化にもそうした傾向が見られるという。 菊池氏の提案する、『ストレスとのつき合い方10カ条』は?。

日経BPエキスパートのTopicsのページへ
   http://bpscrap.nikkeibp.co.jp/cgi-bin/go/ex.nikkeibp.co.jp/jobnews/topics/index20030123_1.shtml


2003/01/22
肥満児は寿命が短い−−30年間の統計でわかる 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/226860
   ----日経ヘルス ニュース 2003/01/22 
 肥満は寿命を縮める、しかも肥満の年齢が若ければ若いほど短命である、とボルチモアのジョンズホプキンス大学の研究者が報告した。この研究は、1月8日発行の「米医師会雑誌(JAMA)」に掲載された。

2003/01/20
ビフィズス菌に中性脂肪など減らす働き−−神戸学院大学・戸谷永生助教授ら発表
  http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/details/science/Bio/200301/20-1.html
     毎日新聞 > 科学・環境ニュース > 生物・バイオ ・地球科学  2003/01/20 
 神戸学院大学の戸谷永生助教授らは、ラットを使った実験でビフィズス菌に血中の中性脂肪や総コレステロールを減らす働きがあると、日本成人病(生活習慣病)学会で発表した。

たばこを値上げしたら中高生の喫煙が激減──米国 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/226737
   ----日経ヘルス ニュース 2003/01/20 
 たばこを1箱平均3ドル以上に値上げしたら、中高生の喫煙率が大きく減少したことが、ニューハンプシャー州での調べでわかった。中学生にとって、金額的に相当な負担となるということだろう。

2003/01/19
高齢者に広がるアルコール依存――暇もて余し酒に
  http://health.nikkei.co.jp/column/2cl/index.cfm?i=20030122h7000h7
     NikkeiNet いきいき健康 健康アカデミー加齢社会  2003/01/19
 アルコール依存症に苦しむシルバー世代が増えている。高齢者人口の増加に加え、定年後に暇をもて余し、酒で気を紛らわすうちに依存度が高まる傾向が強い。依存症になると、痴ほう症などの併発率や死亡率が高まる。高齢者のアルコール依存症増加の背景と対処法を解説。

コーヒー好きの女性、大腸がんの危険度半分 岐阜大が疫学調査
  http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/details/science/Medical/200301/19-1.html
     毎日新聞 > 科学・環境ニュース > 生物・バイオ ・地球科学  2003/01/19 
 コーヒーを毎日1杯以上飲む女性は、まったく飲まない人に比べ、大腸がんになる危険度が半分以下だった――。こんな調査結果を、岐阜大医学部の清水弘之教授(がん疫学)の研究グループがまとめた。「なぜか」は未解明だが、コーヒーが大腸に何らかのよい効果を与える可能性を示しているという。


2003/01/16
百歳のピアニスト
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/226224
     MedWaveトピックス 2003/01/16 
 約11年前の1992年3月に百歳のピアニストを記念するコンサートがアメリカで企画されました。これは百歳の記念に親戚・友人が集まって演奏会を開くのではなく、百歳でなお現役のプロのピアニスト・ミエチスラフ・ホルショフスキーが、音楽の殿堂カーネギー・ホールで、譜面なしに2時間ピアノを弾き通すというものでした。
毎日一杯やる人には心臓発作が断然少ない 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/225807
   ----日経ヘルス ニュース 2003/01/16 
 アルコール飲料の種類を問わず、毎日適量飲んでいる人は、心臓発作を起こすリスクが小さいことが大規模調査でわかった。ハーバード大学公衆衛生学部(ボストン)のエリック・リム助教授らの報告。しかも、アルコールの効用は、年齢、喫煙、運動、食事、心臓病の家系などの要因とは独立した要素だったという。

2003/01/14
スモーカーは魚介類を! タウリンが血管を若返らせる
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/225692
     MedWaveトピックス 2003/01/14 
 たばこを吸うと血管の動脈硬化が進むことが知られているが、魚介類などに豊富に含まれるアミノ酸、タウリンを摂取すると、硬くなった血管が元に戻ることがわかった。必要なタウリン量は1日1500mgで、魚介類ならほぼ一食分に相当するという。研究結果はCirculation誌1月28日号に掲載予定。

▼論文のタイトル:
Taurine and Vitamin C Modify Monocyte and Endothelial Dysfunction in Young Smokers

中年太りで寿命が3年縮む 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/225687
   ----日経ヘルス ニュース 2003/01/14 
 30歳代半ばから40歳代半ばで、BMIが25以上30未満の太り気味になった人は、男女ともに普通の体重の人に比べて、寿命が3年短くなる。

 ▼ BMI=(体重Kg)÷(身長m)^2

胃がん防ぐ野菜、果物
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20030114so12.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > 医療ニュース  2003/01/14
野菜や果物を週1回以上食べると、胃がん予防に役立つことが、日本人約4万人への長期調査でわかった。喫煙や年齢など発がんに関係する他の要因が同じ場合、胃がんになる率は、白菜などの淡色野菜を多く食べる人では、食べない人より52%も低く、黄色野菜だと36%、果物でも30%程度、発生率が低くなるという。

2003/01/08
魚油サプリメントを飲んだ妊婦の子供は高IQ
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/224882
     MedWaveトピックス 2003/01/08 
 「魚をよく食べる人の子供はIQが高い」ことは既に報告されており、魚に含まれるドコサヘキサエン酸(DHA)などの油が主因ではないかとみられていたが、「頭が良くなる」効果がプラセボ対照試験で確認されたのは初めて。妊娠後期から魚油サプリメントを飲み、母乳で育てた子供は、同時期にプラセボを飲んで母乳で育てた子供よりも、4歳時点の知能指数(IQ)が4ポイント高いことがわかった。
 今回の研究からは、「生まれてからDHAなどを飲ませてもIQを高くする効果は期待できない」との結果であり、知能の発達には特に胎児期の栄養状態が大事だと言えそうだ。

2003/01/07
抗酸化力が高い「スウィーティー」
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/224686
     MedWaveトピックス 2003/01/07 
 冬に八百屋やスーパーの店頭で見かけることが多いスウィーティーは、強力な抗酸化作用が特徴だ。抗酸化成分のポリフェノールの量は、グレープフルーツを上回る。また、βカロチンの酸化を防ぐ作用も、スウィーティーの方がグレープフルーツより強力。

▼日経ヘルス2月号のFRONTLINEより
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/health/f_saizen1.html
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/health/index.html


2003/01/06
カルピス、抗アレルギー効果の菌配合した新乳酸飲料 発売
  http://www.nikkei.co.jp/newpro/life/20030105e3m0500s05.html
     Nikkei Net > News 2003/01/06 
 カルピスは、機能性乳酸菌の「L-92」菌(同社が保有する乳酸菌の一種で、花粉症を抑えるなどの抗アレルギー効果が認められている)を含む飲料を1月6日発売した。「ラクトバチルスアシドフィルスL-92株」)は、抗アレルギー効果のほか、整腸作用やコレステロール低下作用などの働きもあるという。
 同社が実施した臨床試験では、6週間飲用を続けると約7割の人で症状が改善された。100ml4本入り220円。

カルピス の  乳酸菌L-92 プレスリリース

プレゼントキャンペーン 2003年1月15日(水)〜1月26日(日)24:00(当選/500名様)


●2002.07〜2002.12 記事情報(バックナンバー12)へ


●2002.01〜2002.06 記事情報(バックナンバー11)へ
●2001.07〜2001.12 記事情報(バックナンバー10)へ
●2001.01〜2001.06 記事情報(バックナンバー9)へ
●2000.07〜2000.12 記事情報(バックナンバー8)へ
●2000.01〜2000.06 記事情報(バックナンバー7)へ
●1999.06〜1999.12 記事情報(バックナンバー6)へ
●1998.08〜1999.05 記事情報(バックナンバー5)へ
●1997.10〜1998.07 記事情報(バックナンバー4)へ
●1997.01〜1997.09 記事情報(バックナンバー3)へ
●1996.01〜1996.12 記事情報(バックナンバー2)へ
●   〜1995.12 記事情報(バックナンバー1)へ




新着・更新情報