「おなか健康!不老の秘訣!?」
  とし坊 の読んで得する健康情報
No.4 【健康総合情報のサイト】Back No.2


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2001/12/09
   ----Asahi.com > 生活 > 健康・医療 2001/12/08 
『不老長寿のカギを握っているのは「粗食」かも知れないと、米国の遺伝子研究が新事実を解き明かした。カリフォルニア大リバーサイド校のスティーブン・スピンドラー教授らは、老化が起きるのは遺伝子のスイッチの入り具合が変わるからとの考え方を示した。』という記事。

この画像はLink先のオリジナルデータにLinkしています。クリックすると拡大できます!  「腹八分に医者要らず」という諺が、少しづつ科学的に裏付けられようとしています。残念ながら未だ動物実験のデーターですが、傾向的にはヒトにも当てはまるでしょう。

≪要約≫
 遺伝子情報はDNAに書き込まれているが、全て働いておらず、スイッチが「オン」になって、たんぱく質を作り出すものと、「オフ」の状態で何もしないものがある。
 「青年マウス」と、「高齢マウス」の肝臓の細胞から、約11,000種類の遺伝子を比べた所、約1%の遺伝子の状態に差があった。
 その内の46種類は役割が解明されており、炎症反応やストレス反応のほか、プログラムされた細胞死(アポトーシス)の抑制などに関係している20種類の遺伝子のスイッチは青年マウスで「オフ」、高齢マウスでは「オン」の状態だった。

 反対に、アルツハイマー病にかかわりが深いとされる「アポリポたんぱくE遺伝子」をはじめ、DNA複製や異物代謝などに関連する26種類の遺伝子は、青年時代は「オン」で、年をとると「オフ」になっていた。
 こうした遺伝子の働きの差が、老化に伴うガンや各種の病気の発病に関係していると考えられようだ。

その他に判った事は、「超高齢マウス」でも「粗食」にすると、19種類の遺伝子の発現状況が若返ったことや、生後まもなくからカロリーを控えて育てると、最長42〜43カ月 の寿命が60ヶ月まで延びた。

 カロリーだけを減らし、たんぱく質やビタミンなど他の栄養素は必要量をとることが重要だと、スピンドラー教授は説いている。

   ----団藤保晴の記者コラム・「インターネットで読み解く!」 
『世間で言われる、塩分摂取は高血圧を起こす――という常識について考えたい。厚生労働省の「健康日本21ホームページ」は新世紀の栄養摂取目標として、脂肪と塩分の摂取を減らそうとしている。27〜28%にもなる 「20〜40歳代の1日あたりの平均脂肪エネルギー比率を25%以下へ」と、13gある「成人の1日あたりの平均食塩摂取量を10g未満へ」を同時に掲げている。以前から両立するのか気になっていた。前者は食生活欧米化への抵抗であり、後者は日本食文化へのいわば「否定」だ。京大農学部の伏木亨教授(栄養化学)にお会いし話をしているうちに、食のありよう、食文化を考えるとき、栄養学の常識に振り回されていてはならないと思い至った。 』というコラム記事。

≪要約≫
◆減塩しても血圧が下がらない人が多数派!?
 2000年12月に日本医学会シンポジウム「高血圧の診断と治療」があり、「高血圧=食塩過剰」説一色だった。例えば家森幸男・京大教授は「 2.高血圧性疾患の生活環境因子―世界調査からみた食環境の重要性―」で「食塩の摂取量を下げていくと、ほぼ1日6.3gで脳卒中発症がゼロになる。このことからWHOのいう1日6gが食塩摂取の目標として正しいと考えられる」と断定してしまう。以来この数字を安易に生活の目標にしてしまう「知ったかぶりの情報源」が増えている。・・・・・

塩分排出量と高血圧罹患率。Linkmo元のデータを使用しています。クリックして拡大できます!  どのような遺伝体質なら塩分摂取で血圧がるのかは、未だよく分かっていない。しかし、ヒトゲノムの全解読が終わった今、それが明かされるのも遠い先ではないだろう。

 1988年の塩分摂取に関する国際共同調査「インターソルト・スタディ」が、タケヤみそのホームページで紹介されており、世界52カ国で調べた尿中のナトリウムと高血圧罹患率のグラフは、両端部を除き中央に位置する大半の国でばらばらにプロットされるばかりであり、大多数の民族については、食塩摂取と血圧の相関関係は認められない。

 国内外でも、高血圧の食塩説にはかなり多数の異説が出ている。 元弘前大医学部の佐々木直亮教授の「食塩と健康」の「18 人によって違う食塩との関係」では自らの調査結果として次の様なデータも示している。

 「一地域内の夫婦・親子の血圧について」「親子・兄弟姉妹の血圧水準間には有意な相関があることが認められるのに、一方結婚後同じ家に長年住み、同じような生活を営み、食塩摂取量にも相関があると考えられる夫と妻の血圧の間には相関関係がほとんど認められていない」。

 食塩の問題よりも、体内で対抗するカリウムの摂取をどうするのかがもっとクローズアップされるべきだという。カリウムが十分に摂取されていれば、余分なナトリウムを排出させてしまうことは、昔から知られている。このカリウムは、野菜や果物に多いが、水に溶けやすく熱に弱いという性質がある。
 このカリウムについて、藤田敏郎・東大教授は日本医学会シンポジウムの「生活習慣の修正」で、食品加工の過程において食塩が添加されカリウムが失われてゆくことが、文明化に伴う高血圧の頻度増加の一因と推定されのでは、と述べている。

◆食文化を考えずに栄養だけ論じていいのか

 伏木さんら栄養化学の研究から、食用油脂の美味しさの秘密が分かり始めているという。霜降りのステーキやマグロの大トロの脂肪、あの言いようのない「甘さ」のメカニズムは、「脂肪を摂取したという情報が口腔内で受容され、口から脳へと伝達されていると考えられる」とする。
 油脂を食べれば大きな満足感が与えられる。洋風料理の満足感に対し、昭和の初期まで大トロを捨てて食べなかったほど、油脂から遠かった日本食の満足感はどこにあるのか。それは「だし」が源であるという。

 この「だし」を最も巧みに修飾してくれるものこそ塩分である。

 野菜・果物が健康や美容によいと多食したりするのは愚行である。これは肉食の人には必要だが、穀菜食の日本の風土では、大量の果物、生野菜はカリウム過多のナトリウム不足となり、細胞が軟化して「活気を失う」「冷え性となり、内臓下垂型で、疲れやすく、根気のない体質となってしまう。

 健康でよく働く長寿者は、みそ汁には具をたくさん入れ、麦飯に漬物という方も多い。カリウムが多いイモとかワカメなどの具だくさんのみそ汁では、ナトリウム排泄量が非常に多い。塩分があるというだけで、栄養の宝庫のようなみそ汁を追放して良い筈がない。「塩分を減らす」という単線思考から転換する時が来ている。

 Mmedical Tribuneの「第12回 米国高血圧学会特集 Report」には日米の研究者からいろんな観点が出されている。
 「欧米では,体重減少・高脂肪食の抑制などが叫ばれ,植物性蛋白に富む豆腐などの大豆食品やコンニャクなどの線維に富む食品,さらに魚を中心とする良質な脂肪の摂取など,日本食の優れた点が科学レベルで再評価され,実生活に応用され始めているにもかかわらず,日本では逆に高動物性脂肪食に傾きつつある。それが冠動脈疾患や糖尿病につながる」

 「健康日本21」のスローガンは、洋風の高動物性脂肪食も、塩分が多い日本食もどちらも退けるものであり、いいとこ取りしているだけで現実の人間のことを考えていないものだ。本来の日本食に傾斜する方が正解ではないのか。世界人口と食糧資源のバランスが崩れる時代が来る。 最近の健康志向に、今回の狂牛病騒ぎと牛肉離れも手伝って、我々日本人の食がこれまで進んできた方向を転換する可能性があり、それを期待したい。

 適度な塩分で気分をしゃきっとし、生活の質・食の満足感を確保しつつ、肉食中心に比べ環境や資源への負荷が少な目な日本食で賢く生きていく方法を、自らの食生活で見いだして欲しい、と結んでいる。


2001/12/02
     国立栄養研究所・栄研スタッフによる解説論文集 
1.はじめに
2.運動によるDNA損傷の評価方法
3. 運動とDNA損傷の関係を評価した報告
4.運動によるDNA損傷の機構
     これまでの研究結果から推察して、運動とDNA損傷の関係は、運動を行うと酸素摂取量が高まることにより生体内で活性酸素が形成され、その結果としてDNAの酸化損傷が起こるというような単純な機構では起こっていないと思われる。
5. 運動と発癌の関係
     DNA損傷が発癌に関係し、運動がDNA損傷を惹起するのならば、運動により発癌率は高くなることが予想されが、DNA損傷を検出したような過激な運動と発癌率に関する報告はない。しかし、適度な運動と発癌率に関しては、多くの疫学調査ならびに実験動物を用いた研究があり、これらは、運動が結腸癌、乳癌、前立線癌など、種々の発癌を抑えることを示している。
     適度な運動は、心臓血管系の疾病予防だけでなく、発癌の予防にもなるようだ。
6. 運動と生体の抗酸化能
     常に運動を行っている人では、抗酸化に関与する酵素活性が高いこと、LDLが酸化を受け難いことも報告されており、日頃から運動して鍛錬することにより、生体における種々の抗酸化能が高まり、運動を行っても、DNAや脂質の酸化損傷が起き難くなる可能性を示している。また、生体成分の酸化損傷は、抗酸化物質の摂取によっても防御できる。実際、激しい運動により惹起された白血球DNA損傷、血漿の脂質過酸化が、ビタミンEの摂取により抑制されることが報告されている。
7.まとめ
     運動と一言でいっても、その種類と程度は様々であり、運動を行う人の特性によっても、運動の生体に対する影響は異なることが、運動とDNA損傷を検討したこれまでの研究結果が一定していない原因になっていると思われる。現在明らかなことは、

    1)日常運動を行っていない人が、極めて激しい運動を行った条件においては、DNA損傷が惹起される可能性を否定できないこと、
    2)一般の人が行っている適度な運動では、DNA損傷は惹起されず、むしろ癌や心臓血管系の疾病予防になることである。生体には酸化ストレスを受けても、それに対する防御能力が備わっている。それらの防御能は、日常の適度な運動、ならびに適切な食生活を介した抗酸化物質(ビタミンC、ビタミンEなど)の摂取により高まる。

     すなわち、適度な運動と適切な食生活を実践することは、健康の維持増進、癌や心臓血管系の疾病予防につながると考えられる。

     国立栄養研究所・栄研スタッフによる解説論文集 
リンク先の画像データ使用しています。クリックすると拡大出来ます。 ≪要約≫

 日常生活の中でとくに無意識に吸っている空気は、生命活動に必要なエネルギーを産生するための酸素を供給する上で無くてはならないものである。ヒトは、酸素分子を呼吸により吸収し、体内に取り込んだ食物成分を酸化してエネルギー(ATP)を生産し、生命活動を維持するために利用している。この酸素のほぼ98〜99%は主としてエネルギー産生に有効利用されるが、残りの1〜2%程度が“活性酸素”の発生につながり、ヒトの体に悪影響を及ぼす。

 活性酸素は、その強い酸化力により細胞内のたんぱく質や遺伝子DNAを傷つけると共に、細胞膜を構成する「脂質」を攻撃して、毒性の強い脂質ヒドロペルオキシド等の過酸化脂質を作り、細胞損傷や組織傷害を引き起こす。
 こうした「有害な作用」の蓄積が、老化を促進したり、がんや動脈硬化、心臓病を始めとする、いわゆる生活習慣病(成人病)の原因の一つとして注目されている。

 一方で、生体は、こうした有害な作用を防ぐための強力な「抗酸化システム」を備えている。 しかし、これらの抗酸化成分だけでは活性酸素の消去には充分ではなく、抗酸化ビタミンとして知られているビタミンEやCが相補的に生体の抗酸化システムにおいて大変重要な働きをしている。

 さらに、食品中には、実に様々な抗酸化性物質が含まれ、食品脂質の酸化や生体を活性酸素の害から守る上でも重要な役割を果たしている。注目すべきことは、これらの食品中の抗酸化性物質が、いわゆる“日本型食生活”の中で我々が日常食べている食べ物と密接に関係している。

 日本人の平均寿命は、1995年現在、男76.36歳、女82.84歳と男女とも世界一の長寿を誇っている。これには、伝統的な日本の食事に欧米の食生活の長所を取り入れて築き上げた“日本型食生活”が、平均寿命の延びに大きく貢献したことは周知の事実である。

 日本型食生活は、欧米諸国の「低炭水化物・高動物たんぱく質・高脂肪」型と発展途上国の「高炭水化物・低動物たんぱく質・低脂肪」型の中間型に位置している。すなわち、米を始めとした穀類を中心とする主食と、魚介類、豆類、野菜類、海藻類を副食として充分に摂取し、さらに、肉類、卵類、乳・乳製品と果物をほどほどに摂取する食事を特徴としている。 

 これらにより、栄養学的に最も好ましいとされているエネルギー構成比が炭水化物55〜60%、たんぱく質12〜15%、脂肪20〜30%となり、充分な無機質、ビタミン、食物繊維の摂取が可能となる。

 抗酸化性物質は、実に多種多様な食品に含まれており、日本型の食生活の中で摂取されている食品と密接に関係している。日常的に日本型の食事をする中で、自然に、活性酸素の有害な作用から体を守っていることになる。

 抗酸化性物質は、偏った食事からは摂取することは困難であり、たとえ少量ずつでもバランスの良い日本型の食生活を持ってして始めて摂取可能となるのである。それぞれの抗酸化性物質は、その機能の異なる特徴的な作用をもち、食品脂質の酸化変性、そして、活性酸素の害から我々の体を守っている。
 活性酸素の有害作用を防ぐには組み合わせが重要である。

 日本型食生活は、活性酸素の害から我々の体を守る上で重要な働きをしている。闇雲に欧米型の食事に傾倒することなく、バラエティーに富み、彩り豊かな伝統的な日本型食生活の良さを再認識し、食事を楽しみながら心身ともに健康な生活を送りたいものである。

 ここでは、日本型食生活に特徴的な抗酸化性物質のうちフラボノイドを取り上げ、その概略が述べられている。


2001/11/25
     MedWaveトピックス 2000/11/21
世界保健機関(WHO)は、健康状態と身体機能などを総合的に評価する世界共通の指標、ICF (International Classification of Functioning、 Disability and Health;身体機能、作業不能と健康に関する国際的分類)を開発した。健康状態が、身体機能や作業範囲に与える影響を考慮に入れ、客観的に測るためのスケール。
 このICFでは、健康を単に生と死ではなく、人々が社会の中で、どれだけの作業ができ、生産性を上げ、充実して生きることができるかの視点で評価していているのが特徴。
 もう一つの特徴は健康状態を、その原因を問わず一つの指標で表している点。

 例えば、車いすを利用する障害者が、オフィスまでの移動が困難なために社会参加ができないなど、その人の置かれた社会的環境要因も考慮に入れていることや、うつ状態による欠勤といった、精神病が生活に与える影響についても、この指標を用いることで、他の疾患と同等に調べることができる。

→ 詳細・「WHO PUBLISHES NEW GUIDELINES TO MEASURE HEALTH」


2001/08/13
     Nikkei BP MedWaveトピックス ’01/08/13 
『今行われている通常の医療、すなわち現代西洋医学は病因を科学的に解明し、その病態に応じて治療することがその中心である。これは病気を患者さんから切り離し、生物医学的モデルとしてとらえる手法である。これに対し、一般に代替医療は病気を患者さんから切り離すということはしない。代替医療は今の西洋医学の守備範囲外の問題、たとえば種々の検査により病因が特定できないような病気、末期がんなど根本的な治療が難しい病気などで威力を発揮することがある。・・・・・』


2001/06/10
     農林水産省報道発表資料 2001/05/17
 全国主要都市に在住する食料品消費モニターの主婦1021名を対象に、郵送によるアンケート調査を平成12年9月 に実施(回収率99.9%)した結果を分析したもの。

▼テーマ1 外食・中食の動向について

▼テーマ2 食生活指針について (PDFファイル)


2001.05.27

BIGLOBE健康 
     ------BIGLOBE・ くらし・健康・教育

 健康・医療の総合情報サイト。検索機能がついているので、キーワード検索結果から、キーワードにヒットするサイトが一覧表示される中で、更に「関連ページ」クリックすることで、同種の情報が入手し易いので、調べたい情報に早くたどり着けます。筆者お奨めのサイトです。

 当ホームページも、 「健康ライブラリ」/リンク集/「 総合情報(最新情報)」 に、掲載されています。 → ここ!


2001.02.15

   → Yomiuri OnLine 


2001.02.01

≪「私の健康感から」のコメント≫
 健康状態の評価と健康に対する不安の回答の組み合わせをみると、約90%の方が健康状態が「よい」「まあよい」と答えているにも関らず、健康に不安を「しばしば感じる」又は「たまに感じる」と答えている人が全体の40%割以上を占めているという結果を、一体どう評価すれば良いのでしょうか。

 健康についての「イメージ」は、「食事がおいしくたべられる」55%、「年齢に応じた体力がある」49%、「よく眠れて目覚めがよい」41%の順になっているが、私は人間ドック等での客観的な検査データが年々どの様に変化してきているのかで判断すべきではないかと思うのです。食事が美味しく食べられるは当り前であり、それが感じられなくなっている事自体もう病気なのでは・・・。

 生活習慣のなかで「改善が必要と思われる」ものは、「運動」42%、「食習慣」26%、「睡眠」23%、「休養」16%の順となっていることから、仕事で忙しく運動する暇も無く寝不足で疲れきっていると推測されます。 それであれば、最低限でも「医食同源」を意識して毎日の食事の摂り方を思いやって見て下さい。食べて病気を治すという考えで、食事の内容を見直す事が一番大切で手っ取り早いのでは?・・・。

 「食生活で心掛けていること」は、「なるべく野菜を食べるようにしている」56%、「朝食は必ずとるようにしている」45%、「塩分を控えめにするようにしている」40%、「油・脂肪分をとりすぎないようにしている」39%、「1日3食、時間を決めて食べるようにしている」37%の順となっていることからも、野菜不足を意識しているのですから、それをもっと推し進めるべきです。その為に健康補助食品を上手く利用する事も一つの手です。

 健康食品を飲食している理由は、「疲労回復や健康維持のため」が29%、次いで「病状の緩和や体質改善をするため」9%、「手軽に利用できるから」7%の順となっており、何らかの健康食品を利用している人が4割しかいないのは、ちょっと残念な結果です。もっと利用すべきと思います。

 医食同源という観点から「健康食品」の摂り方を見直すと、疲労回復の為に「疲労回復用ドリンク」を健康食品として飲んでいるとしたら、それはちょっと考え違えのような気がします。本当の健康食品は、人間の免疫力を向上させたり肝機能を改善したり、抗酸化性の作用のある類のものを指すのであり、長期間服用しても副作用の無いものだと思うのです。 そのような選択眼を持っているか否かで、長期的に見たときに健康のあり方が違ってくる様に思うのですが、皆さんは如何お考えでしょうか。

 「行政の役割」については、「行政は、個人の健康づくりを積極的に支援すべきだ」31%、「健康づくりは、個人と行政との役割分担のもとに取り組むべきだ」44%、「健康づくりは個人の問題であり、行政の支援は少なくすべきだ」11%、「健康づくりは個人の問題であり、行政の支援は必要ない」7%という結果でした。 健康に関するボランティア活動を通して得た現在の私の思いは、担当する行政マンに健康に関する知識や意識がどの程度あるかで、行政のあり方が変わってくる様に思います。 基本は、「病気にならないようにする為には」の視点に立って、自然治癒力を高める食事とか環境ホルモン等に対する防衛方法等についての知識のPRをどうするかだと思っております。この種の知識は義務教育でも教しえていないのでは?、その辺をどうするかで自ずから決まってくる様に思いますが・・・。

 この調査結果を皆さんは、どの様に読まれますか?

≪関連情報≫



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