ホーム > サイトマップ > 言葉 > 孫3年間の成長 > 孫娘3歳までの成長記録 第2章:方法と構成


孫娘3歳までの成長記録

 第2章:方法と構成

2011.12.22. 掲載
このページの最後へ
孫3年成長記録 全目次

章内目次
 1.対象
 2.場所
 3.観察日数
 4.観察の記録
 5.カテゴリー分類による記録
 6.記録の分析
 7.記録の構成


1.対象

誕生から3歳の誕生日までの孫娘が対象である。

2.場所

1.祖父母宅とその周辺
2.父母宅とその周辺
3.旅先(北海道、神戸、京都、青森、金沢、長島)

3.観察日数

0歳 0月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 年間 比率
 1  0  4  0  2  1  2  3  1  1  4  3 23 6.3%
1歳 0月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 年間 比率
 8  6  7  3  1  2  9  3  6  5  3  7 60 16%
2歳 0月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 年間 比率
11 10  8  5  6  3  6  8  8  4  9  8 86 24%


4.観察の記録

1)孫の行動をポケットに入るデジカメを使ってビデオ撮影をした。その動画を再生して、内容に説明文
  をつけ、それをデータとした。動画クリップ数:1178個、日数:84日
2)動画にないデータはメモを中心に記述した。
3)動画やメモから取得したデータを「日」単位でエクセルに記録し、「元データ」とした。
4)「日」単位で記録した「元データ」を、生活年齢の「月」単位でまとめ、カテゴリー分類をして、
  「成長記録の生データ」とし、テキストファイルで保存した。
5)「成長記録の生データ」から、各カテゴリー単位で、その下位カテゴリー(特性)別に経時的に
   配列し、「カテゴリー別生データ」として、テキストファイルで保存した。
6)「カテゴリー別生データ」から、生活年齢を代表するデータを1件選び、6.記録の分析に使用した。
  これは、ある生活年齢に含まれる下位カテゴリーのデータが複数件ある場合、その内の1件を代表
  データとして選び、それを分析に使用するということである。


5.カテゴリー分類による記録

カテゴリーは、観察記録を行った後で、記録に対応するものとして作り、記録での出現順に追加した。
これは最終的には14個のカテゴリーとなった。

記録の内容に応じて、それぞれのカテゴリーに下位のカテゴリーを作り、より細かく分類した。この下位カテゴリーは、カテゴリーとの区別が分かりやすいように、「カテゴリー特性」と名付けたが、下位カテゴリーであることに変りはない。これも出現順に並べた。

記録の記述を行っている間に観察事実に応じて「カテゴリー」と「カテゴリー特性」の追加、削除、修正を行った。

カテゴリーとその下位カテゴリーには、著者独自のものが多く含まれている。

この成長記録の特徴は、カテゴリー分類にあるので、その詳細を第3章「カテゴリー」に記した。


6.記録の分析

1)生活年齢ごとの特徴
 「生活年齢ごとの特徴」では全てのカテゴリーとその特性を、月単位の同一生活年齢で表示した。

2)各カテゴリーの特性の横断分析(同一生活年齢での表示)
  各カテゴリーの特性を月単位の同一生活年齢で表示した。

3)各カテゴリーの特性の縦断分析(経時変化)
  各カテゴリーの特性の経時変化を月単位で表示した。ただし、「遊び」は特性の数が多いため、
  「好んだ遊び」10項目の分析に変えた。


7.記録の構成

1)モジュール方式
モジュール方式を採用し、以下の20のファイルで構成した。

1.まえがき2.方法と構成3.カテゴリー4.生活年齢ごとの特徴5.身体
6.知覚7.感情8.運動9.言語10.遊び
11.作業12.対人13.理解14.学習15.気質
16.鑑賞17.音楽18.自我19.まとめ孫関連エッセイ

「全目次」をこれらのファイルの中の上部に配置した。これを使って各ファイルに移動できるほか、
各ファイルから「全目次」に戻ることができる。

2)構成形式
「生活年齢ごとの特徴」では、「○歳○月」という生活年齢ごとに、カテゴリーを表示し(横断分析)、特性の分析は行わない。


図1.生活年齢ごとのカテゴリーの表示(横断分析)

05〜18の14個のカテゴリーでは、A.あらまし、B.生活年齢ごとのカテゴリー特性の表示(横断分析)、C.カテゴリー特性の経時変化(縦断分析)の3部構成とした。


図2.生活年齢ごとの「言語」カテゴリー特性の表示(横断分析)


図3.「言語」カテゴリー特性の経時変化(縦断分析)

ただし、「遊び」は特性の数が多いため、カテゴリー特性の経時変化を「好んだ遊び」に変えた。また、「言語」には「質問」「瞬時の的確な表現」「各カテゴリーに現れる生データ数」を、 「作業」では「事例」を加えた。

3)項目間の連携
ハイパーテキストのメリットを生かし、関連する項目への連携はふんだんに行った。青色太字の項目をクリックすれば、即その項目にジャンプ(リンク)できる。


<2011.12.22.>

第3章:カテゴリー

ホーム > サイトマップ > 言葉 > 孫3年間の成長 > 孫娘3歳までの成長記録 第2章:方法と構成   このページのトップへ