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孫娘3歳までの成長記録

 第19章:まとめ

2011.12.22. 掲載
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孫3年成長記録 全目次

1.幸運に感謝する
「孫娘3歳までの成長記録」をまとめ終わり、久しぶりの達成感を心地よく感じている。同時に、これは多くの幸運の連鎖のお陰であることを思い、それぞれの幸運に感謝している。

2.したいことが、しなければならないことでもあった
孫の記録を残すことは自分のしたいことであるが、同時に、このような幸運を与えられた者には、それを記録に残しておく義務があると思った。

3.工作人としての幸せを満喫した
私はこどもの頃から、物を作ることが好きだった。最近では何かを構築することが一番したいことで、作るより創ること、小さい物より大きな物、簡単な物より複雑な物に創作意欲が沸く。この孫の記録を残す作業の間にも、孫のことばや行動が思い浮かび、頬のゆるむことが何度もあった。

4.好奇心が満たされた
私は、人がどのようにして成長していくのか、例えば、ことばをどのようにして習得していくのか、人の気質はいつ頃から現れるのかなど、乳幼児について知りたいことがたくさんある。

大人には、その時期の記憶が皆無に近いので、自分もこのようにして成長して行ったのかもしれないと、自分の乳幼児期を孫から想像してみる楽しさもある。

今回の記録でそれらの多くが満たされた。関連することを調べたり、考えたり、学んだことが多く、これは余得と言うべきかもしれえない。

5.老人の知恵と、これまでに身につけた技法を総動員した
年を重ねて身につけた知恵、技法を存分に駆使して、この孫の記録をまとめあげようと思った。これほどの内容のある大きな仕事ができるのは、これが最後だろうから、その気持ちが強かった。

6.出現順にデータを配列した
整理は、カテゴリーとその下部カテゴリーについて、ともに出現順に配列し、人為的に変更をすることをしなかった。記録に観察者(記録者)の主観(バイアス)が入るのは仕方がないとしても、できるだけ客観的(科学的)に記述することを心がけた。

7.通常の人間が理解しやすいようにまとめた
内容が多岐にわたり、複雑なので、なるだけ分かりやすい文章で、分かりやすい構成になるようにした。

各カテゴリー特性に分類されるデータが、同一生活年齢で複数ある場合には、最もふさわしいと判断したデータを1件だけ選び、これで代表させることにした。この記録ではその代表データ約1000件を使って分析を行った。

最初は、全部の生データ(合計約2600件)を、各カテゴリーの最後に添付する予定であったが、煩雑になり読む者が混乱すると気づき、削除した。

8.この記録では他のこどもとの比較をまったく行っていない
これは孫の3年間の個人的詳細な記録である。最初から他のこどもと比較することは念頭になかった。

9.将来、孫がこの記録を許してくれることを願う
3年間の観察で、孫の気質がかなり私と似ていることを知った。そこから考えると、将来、孫はこの記録を許し、認めてくれるかもしれないと思う。そうであることを願う。

10.期限を切る生き方はこれで終わりにしたい
今から9年前、これを書き終えておかなければ、死にきれないとの思いで「心に生きることば」を必死で執筆したが、この「孫娘3年間の成長記録」で、2回目の同じ思いをした。これを最後にして、これからはあるがまま、なるがまま、思いつくまま、したいことをして生きる生活に戻ろうと思う。

この記録を、孫とその両親、そして一緒にお守りをした妻へ贈る。


<2011.12.22.>

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