いままでご紹介してきた図書の一覧です。
すべて自分で読破し、吟味したものばかり。(^^)
自信を持っておすすめしちゃいますよー!
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最近、個人でも株式投資をやっている人が増えてきましたよねぇ。
長引く低金利政策で預貯金ではお金が増えないことと、金融自由化で証券会社が個人投資家重視の方針に変わってきたことが影響しているかと思います。 本屋さんに行けば、「株」に関する本屋や雑誌が山積み状態。
長谷川慶太郎さんは、ご自身も何十年にも渡って株式投資を実践してこられており、いい時も悪い時も体験している方なので、その意見はかなり参考になったと思います。 損したときもあるけれど、全体的にみれば資産形成に役立ったとのこと。基本的にどのような点に気をつけていったらよいか、その心構えみたいなモノを挙げておられました。 「株」がボケ防止に役立つ、との記述が前書きにありました。 株式投資は自己責任においておこなうものであり、常に世の中の動き、経済の動向などに目をくばり、 勉強がかかせないからということです。(知的ゲームとでもいうのでしょうか) ですから、自分のことに自分で責任をもてないタイプの人間は、絶対やらない方が良いとのお話でした。 また、印象に残っているのですが「株にのめりこむな、本業を大切にしろ」・・・このようにも指摘。 当たり前かもしれませんが、とても重要なことですよねぇ。 初心者にも分かりやすく解説されている本かと思います。興味のある方はぜひご一読を。 |
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また新しい本を読みました。
『僕らはそう考えない』・・・日下公人、渡部昇一、竹村健一、3氏の対談本です。 この対談集はシリーズもので、太陽企画出版から出されています。 三人とも生き生きと語られているところが、とても楽しい本ですねぇ。 この中から・・・。 日本のアニメは世界一。 日下公人さんが自身の著書でよく指摘されていますし、私も常々、そう感じています。
留学生に接することの多い日下さんですが、アジアの留学生について、こんな話を披露してくれました。
21世紀はアジア、そして日本の時代がくるのかも。(^-^) |
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日下公人著『学校で教えないお金の本。』を読みました。
相変わらずユニークな題名とテーマのご本をだされる方です。 たしかに、日本じゃお金について、まともに義務教育では取り上げませんからねぇ。 この中で、鉄鋼王カーネギーについてのエピソード紹介がありました。カーネギーが少年のころ、写真が普及し始めたとのこと。このとき一軒の写真屋をたずね、そこの主人に、こう持ちかけました。「私を倍の時給でやとえば、この店の売上を倍にしてみせます」
結果、店は大繁盛。店の主人は、少年に共同経営者にならないか、と持ちかけます。でも彼は断ります。「写真屋の主人で終わる気はないから」と。カーネギー少年は、常に周囲の物事に目を配り、お金儲けのネタにならないか、考え続けていたようです。これって、お金持ちになる秘訣なのでしょう。 日下氏はこう指摘されています。
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久しぶりに、新しい漫画に挑戦しました。
といっても、読んだことがない、という意味ですけど。「七色いんこ」・・・故・手塚治虫さんの作品です。 「火の鳥」や「ブラック・ジャック」に比べると、あまり知名度の高いモノではありませんが、 隠れた名作ではないかと思いました。
最近、どんどん出版されている文庫版コミックで5巻まとめて購入し、一挙に読んでしまいましたね。 主人公は七色いんこと名乗る人物。 表の顔は代役専門の舞台俳優。あらゆる役をこなし、その演技は観客を圧倒してしまう。 しかし一方で、ギャラはもらわない代わりに、観客から金品を巻き上げるという泥棒でもあります。 ブラック・ジャックの役者版、といったところでしょうか。
ただ、ブラック・ジャックに比べると、なんともカッコ悪いところも多いし、ドジも結構踏む。 かなり人間くさい部分がありますねぇ。ま、そこが魅力でもあるのでしょう。私自身、去年あたりからお芝居を観るようになったせいもありますが、興味深い話でした。 七色いんこがお芝居を愛する気持ちはホンモノであり、また泥棒をするのにも彼なりの理由が存在しています。 ここら辺は、ぜひコミックを読んで確認してみてください。
それにしても、あらためて手塚治虫という漫画家のものすごさを痛感した、って感じです。 漫画というジャンルを超えて、素晴らしいクリエイターですよねぇ。本当に。 もっともっと、いろいろな作品を生み出してから逝って欲しかったですが・・・。 20年くらい前の作品になりますが、ぜんぜんかび臭くなく、今でも十分通用する話です。 漫画はどうも、という人もぜひぜひトライしてみてください。
シリアスなストーリーのなかにも、手塚さん独特のギャグ満載で、楽しめますよ。(^▽^) |
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新しい本を読みました。日下公人さんが中心となって執筆された、『【日本発】繁栄の発想』です。その中から。 多くの日本企業が提供してきた、「不定形サービス」。 何かといえば、商品をお客様一人一人に合わせた状態、高付加価値をつけて発売しているようなところでしょうか。この日本人独特の文化が、将来世界を席巻していくかもしれない。 そのように本の中で予測されています。
この反対をいく最たる例が「マクドナルド」です。
ところがところが、当のマクドナルドがこの「不定形サービス」を取り入れるつもりの様子。作り置きをやめ注文を受けてから作る方式とし、またピクルス抜き等のオーダーメイド方式にしていくとのこと。マクドナルドが「脱マクドナルド化」を図ろうというのですから、驚きです。日本の消費者の商品への並々ならぬこだわりに対応するためでもあるのでしょう。 いろいろなサービスを提供する、他チェーン店などの競争相手の存在も大きいかも。
ホントに近い将来、日本発の文化が世界中の人々の憧れの的になっていくような予感がします。ネイティブな日本人に生まれ育つことが羨ましがられる、そんな時代が来るような。 |