☆☆☆おすすめライブラリー☆☆☆

いままでご紹介してきた図書の一覧です。
すべて自分で読破し、吟味したものばかり。(^^)
自信を持っておすすめしちゃいますよー!


大好きなことをしてお金持ちになる 2003年03月01日(土)紹介
週末は読書。また新しい本を読みました。本田健著、
大好きなことをしてお金持ちになる』(フォレスト出版)
という題名の本です。

シリーズ4作目なので目にされた方も結構いらっしゃるの
ではないかと思いますが、「幸せな小金持ち」シリーズと
して去年から書店に並んでいます。優しい装丁で手にとり
易いのも嬉しいですね。

内容はタイトル通りといいますか、「自分の好きなことを
やって、豊かで幸せになろう」というもので、それでは
具体的に何をしていったらよいか。どのように物事を考えて
いったらよいか。実際にそのようにされて成功されている人
の例もまじえながら述べられています。

まず、お金とはどういうものか、という話から始まって、
お金持ちとはどのような人々かとか、どういう物の考え方
をするのかとか、いろいろ説かれてきたシリーズですが、
やはり「人は豊かで幸せな人生を送ることができる」と
いう点が素敵ですよねぇ。

日本人の文化なのでしょうか、まず苦しい仕事をしてお金を
稼ぎ、余った時間を使って自分の好きなことをやるように、
子供の頃から訓練されてしまっているせいか、結局好きな
ことも出来ずじまいになっている人が、大部分なのではない
でしょうか。そうではない生き方があるということが易しい
言葉で書き綴られていますねぇ。

お勧めです。ぜひご一読を。(^^)

5年後こうなる 2003年02月10日( 紹介
毎日のように取り上げられているデフレ問題ですが、それに
ついて書かれた本を2冊、読みました。その1冊が日下公人

著、『5年後こうなる』という本です。(PHP研究所)

いつもユニークな題名をつける日下氏ですが、今回はその
ものずばり。大胆(著者にとっては大胆ではないのでしょうが)

で目をひくシンプルな本で、帯のうたい文句も「新しい幸福

が見えてきた」というもの。読むしかないでしょう、という

感じでしたね。(^^)

今、マスコミも政治家も、そして多くの日本人も、自分たちの
明るい未来が全然見えない状況で、不安な日々を送っている

のかと思いますが、この本にはこれから世界が進んで行く道、

日本が進んで行くであろう道が予測されています。

10年くらい前のいろいろな本やテープを今聞き返していて、
アメリカは少しづつ衰退し始めており、孤立主義に移行して

いくだろうという話もありましたが、「うーん、どうなのだ

ろう?」と首をかしげていました。でもこの本を読んで、実際

その方向に進みつつある事を実感。

マスコミでは「デフレをなんとかしなくては」という声ばかりで、
中には「インフレに戻そう」なんて声も…。時代の大きな流れ

は変えることはできません。そういう人や国はそれこそ衰退して

いくだけでしょう。

そんな中、日下さんは以前から、デフレ時代、少子高齢化時代の
幸せな暮らし方を機会あるごとに説かれているかと思います。

自分の、そして日本の未来に暗さしか感じられない方には、ぜひ

読んでいただきたい1冊ですね。(^▽^)

さらば「インフレ待望論」 2003年02月12日( 水)紹介

デフレに関しての本になりますが、長谷川慶太郎著『さらばインフレ
待望論」〜日本経済の進むべき道
』(PHP研究所)という題名の
本です。長谷川さんは以前から「デフレは世界の流れである」と
主張されてきましたが、だんだん現実のものとなって現われて
きたようですねぇ。


前回紹介した日下公人さんの本にも取り上げられていましたが、
小泉内閣のとってきた経済政策は着実に効果をあげてきている
ようですが、なかなか進んでいるように見えない、または進んでいか
ないのは、それを伝えるマスコミの不勉強(相変わらずマルクス
経済から考えているため)と、とにかく先送りにしたい集団(
旧体制での既得権者)が多く存在しているためのようです。


この本では、デフレとはどういうものか。すでに大きな世界的
現象になったデフレとどのようにつき合っていったらよいか。
流れをとめる事ができないのなら、どうやって成功をおさめて
いったらよいか。そのようなことが述べられています。デフレ
を嫌うのではなくて、デフレを受け入れる体制をつくるべし、
そう説かれています。


すでに消費者としてはデフレの恩恵を大いに満喫しているであろう
日本人ですから、今度は売り手としてどのようにしていったら
よいか。その指針となる一冊ではないでしょうか。

となりの億万長者 2003年01月13日( 月)紹介

久しぶりに本の紹介を。(^^)
トマス・J・スタンリー&ウィリアム・D・ダンゴ著、『となりの
億万長者
』という題名の本です。「金持ち父さん 貧乏父さん」
シリーズのヒット以来、いわゆる「お金」に関する本が数多くでて
いますが、その走りともいえるアメリカのベストセラーでしょうか。
ロバート・キヨサキ氏も本の中でとりあげている一冊です。


どの分野においても、さまざまなレベルの人間が存在すると思われ
ますが、お金持ちにも段階といいますか、レベルがあるようです。
「金持ち父さん〜」シリーズがかなりハイレベルなお金持ちについて
描かれているのに対して、この本はまず人々が目指すべきお金持ちに
ついて述べられていると感じました。地に足がついている、とでも
いいましょうか。


本書では1万人以上の億万長者にインタビューとアンケートを行い、
資産、年収、職業、消費行動のタイプを徹底的に調査した結果から、
彼らが億万長者になったプロセスには7つの法則が存在する、と
しています。実際に何かは本書を読んでいただくとして、倹約の
大切さと時間の使い方の重要性が説かれていましたね。


収入の範囲で生活することは基本ですが、それだけでは十分ではなく、
支出をコントロールすることが大事。「守りの経済」が大切である。
そう書かれていました。いわゆるお金もうけについてのハウツー本
ではありませんが、どういった心構えで日々の生活を送っていったら
よいか。その指針になる一冊です。お勧めです、ぜひご一読を。(^^)

金持ち父さんの子供はみんな天才 2002年11月24日( 日)紹介

ベストセラーになった『金持ち父さん 貧乏父さん』シリーズの第4弾
(日本で出版されているのでは5冊目)が書店に並びました。(^^)
金持ち父さんの子供はみんな天才』という本です。
このシリーズはホント、楽しみですが、今回もまたまた読ませてくれま
した。


題名の通り、子供に対するお金の教育に関する記述が中心の本ですが、
それには留まらず、既存の教育システムの問題点をするどくつき、親
として子供の才能をどのように把握し、それをどのように伸ばしていった
らよいか。自信の体験をもとにくわしくのべられています。


著者のロバート・キヨサキ氏は実の父親である「貧乏父さん」と
友人の父親でお金に関する教育を施してくれた「金持ち父さん」という
2人の大人から影響を受けるという貴重な体験をされているわけです
が、今までのシリーズでは「貧乏父さん」としてどこか悪者として
描かれていた実の父親の優れた面が、かなり詳しく述べられています。


教育者として優れた「貧乏父さん」は、キヨサキ氏の性格をきちんと
把握し、学校で机に向かって学ぶのではなく、実際に身体を動かして
学び取っていく学習法を勧められたそうです。ですから、他家の父親
の影響を色濃く受けるなどということは、普通の父親でしたら自分の
プライドが許さないところかと思いますが、著者の父親はそうでは
ありませんでした。いかに息子の才能をきちんと伸ばしていけるか、
そのことに注意されていたようです。


現在でしたら学習障害児としてレッテルを張られ、その才能をつみ
とられていたかもしれない著者の幼少時代。実際にどのようなもので
あったかは、本書を読んでみてくださいませ。ぜひご一読を。(^^)

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