☆☆☆おすすめライブラリー☆☆☆

いままでご紹介してきた図書の一覧です。
すべて自分で読破し、吟味したものばかり。(^^)
自信を持っておすすめしちゃいますよー!


金持ち父さん 貧乏父さん 2001年01月17日(水)紹介

昨日に引き続き、本の紹介を。(^-^)
ロバート・キヨサキ著、『金持ち父さん 貧乏父さん』です。まだ最後
まで読み終えてないのですが、いい本なので紹介しちゃいます。この本
はベストセラーランキングなどにも顔をだしているので、題名だけはご
存知の方もいらっしゃることと思います。


何がかかれているかといえば、ずばり「お金持ちになるにはどうしたら
よいか」ということです。題名もその通りで、キヨサキ氏は2人の父親
から、お金に関することを教わったり、学んだりしたのでこのような題
名になったようです。一人は実の父親(貧乏父さん)で、もう一人は友
人の父親(金持ち父さん)。たまたまお金持ちが多く通う学校に入るこ
とになって、自分がお金持ちではないことを実感したキヨサキ氏は
「お金をかせぐにはどうしたらよいか」それを学びたいと思うわけです。
(それだけでも非凡な気がします)ただ、自分の父親からは学べそうに
なかったキヨサキ氏は、友人の父親からそれを学ぶことになります。
どのようにして学んでいくかは、本の内容を参照されてくださいませ。


まぁ印象に残ったのは、「学校はお金に使われる人材を作るところ」
と述べられていた部分でしょうか。必ずしも学校教育を否定するもの
ではないのですが、確かにその通りかなと思いました。(ただ、それ
を知った上で、さらに目的をもって技術を身に付けにいくことまでは
否定していませんでしたね)そして、資産と負債の違い。ここがポイ
ントでしょうか。どのように違うのか。これもかなりのページをさい
て書かれていますので、本の内容を読まれてください。


この本を読んでいて思い出したのだ、渡部昇一先生が本田静六博士
について書かれた本のことでした。経済的自立をきちんと果たして
こそ、人は誇りを持って行動できるというような指摘でしたか。こ
の本の内容に通じるものがあると感じました。


日系アメリカ人の著者が書いたものなので、ストレートに日本に当
てはまるかということはあるかと思いますが、参考になることばか
りだったですねぇ。お勧めです。ぜひ一度読んでみてくださいませ。


明治維新人物学 国のつくり方 2001年01月23日(火)紹介

ここのところ続けて本を読んでいますので、またまた本を紹介しちゃいます。


渡部昇一・岡崎久彦著『明治維新人物学 国のつくり方』(致知出版社)です。もともと渡部先生の本はよく読んでいるのですが、この本では岡崎さんとの対談形式になっていて、2人の博識ぶりがよく分かりますねぇ。


内容は題名のとおり。日本の歴史上そして世界史上、とてもユニーク且つ重要な出来事であった明治維新のこと。戦後の日本をすべて悪としてきた戦後教育では、その出発点となった明治維新も悪く教えられてきました。ですが他の、かって欧米の帝国主義に苦しめられた経験を持つ国々にとっては、重要なポイントとして捉えられ羨望の的であるようです。もし、明治維新がなかったら・・・こういう想定でも話されていますが、いまだに世界中がアパルトヘイトのままであったろうと渡部先生が指摘されてましたね。(他の著書でも繰り返しのべられています)


今回はその時代に活躍した人物を何人もあげて語られています。西郷隆盛、勝海舟、伊藤博文、陸奥宗光・・・等々。最近は日本でもいろいろな分野で制度改革などが進んでいるせいもあって、明治維新が見直されてきているとか、ただその見方は、司馬遼太郎氏が数多くの小説でのべられてきている見方にしばられているので、日清・日露戦争までは善でそれ以降の日本は悪である、という描き方になっているがそれもおかしいと指摘されています。(この点は私も「坂の上の雲」などが好きなので、ちょっとびっくりしました)


2人の各人物の捉え方にはかなり違いも見られましたが、だからと言って相手の意見を全面否定することなく、それぞれのスタンスを持ってキッチリ述べられていました。そういう点はお2人とも尊敬しますねぇ。お互いに根っこの部分では考え方が同じだからだろうとのこと。昭和一けた生まれのお2人ですが、年をとってからこういう仲間がいるというのはうらやましいことですねぇ。


明治維新で活躍した人物たちのことに興味をお持ちの方にはお勧めの一冊です。ぜひご一読を。


チーズはどこへ消えた? 2001年01月28日(日)紹介

本のご紹介を。(^-^)
スペンサー・ジョンソン作『チーズはどこへ消えた?』です。この本は
ベストセラーランキングの1位に登場していたと思いますので、ご存知
の方もいらっしゃると思います。帯をみると「この人生があなたの人生
をかえる!」との文字。なんでもアメリカで2年間にわたってベストセ
ラー・トップを独走だそう。


私がこの本を買うきっかけになったのは、知り合いから「企業の研修に
利用されている」と聞いて興味をもったからです。予想に反して絵本の
ような表紙で、イメージは童話でしょうか。でも童話といっても大人も
読むに足る童話ですねぇ、これは。人はどのように行動していったらい
いか。それを2人の小人と2匹のネズミの行動を通して描いています。
この本に関しては多く語る必要はないと思いました。人生で出くわす問
題を解くのに応用できる本ですね。


作者スペンサー・ジョンソンは、他にもビジネス書や寓話を多く書いて
いる方のようです。短い中にハッと気付かせてくれる言葉が満載という
感じでしょうか。扶桑社から出版されています。お勧めの一冊です、
ぜひご一読を。


仕事ができる人できない人 2000年11月18日(土)紹介

新しい本を読みました。堀場製作所会長・堀場雅夫著、『仕事ができる人
できない人
』です。 最近のベストセラーランキングにも登場しているので、
本屋さんで結構平積みされていますし、題名だけでもご存知の方も多いのでは。


内容は題名のとおり。主にサラリーマンに見られる、さまざまなタイプを
例にあげて、その人はこういう点で仕事ができるとか、こうだから仕事が
できないとか・・・21世紀にくるであろう超高度情報化社会。そういう
時代には、行動力、スピードが要求されるのは確実。どういう人材が
社会から求められるのか、鋭く分析しています。


印象に残ったのは、まず「トレンドに非常に敏感な人」トレンドに敏感
であることは仕事のできる条件の一つではあるが、それだけではいけな
いとのこと。トレンドを知ることはただの雑学にすぎず、トレンドを
味方につけるにはトレンドの分野と質を取捨選択する能力に長けていな
くてはいけないと指摘されています。

次に「「10」のことを「12」くらいに言う人」。能ある鷹は爪を隠
す・・・日本では謙譲の美徳として通じるこのことわざも、海外では通
用しないとのこと。逆に自分をアピールしていく人が活躍もできるし、
伸びていくとのご指摘。国際社会においては『能ある鷹は爪を誇る』。
そういうタイプの人が評価される傾向があるようです。
そして本好きの私としては気になった、「本をよく読む人」。「トレン
ド〜」にも通じることですが、書籍の発行部数が年間5万点以上ある現
代では、読むスピードよりは本の選び方が重要になってくるとのこと。


堀場氏がどうされているかというと、今は本が店頭に並んでいる時間
が短いため、気にいったらとりあえず購入しておくとのこと。時間が
ある時は自分の興味のあるところを1章読んでみて、気に入れば買って
帰るとのことです。自分の得意分野や興味のある分野を読んでみれば、
その本がおいしいか否か、判断できるとご指摘です。それができない人
は情報に対するセンサーが鈍っており、仕事のできもよくないであろう
と述べられています。


堀場氏は開発現場の人でもあるので、全ての職種にあてはまることでは
ないとは思いますが、どの項目も応用は効きそうです。21世紀に社会
で活躍したい人には、とても参考になりそうです。ぜひご一読を。


40歳からの英語独学法  2000年9月2日(土)紹介

新しい本を読みました。『「読んで身に付けた」40歳からの英語独学法
という本です。見るからに勇気が出てくるような題名ですね。(^-^)


著者は翻訳家の笹野洋子さん。自分ではそんなに英語は堪能ではないと
言っておられますが・・・。
IT革命も確実にすすんでいく今日この頃。おそらく日本語はこれから
普及していくとは思いますが、同時に英語も、さらに重要になっていく
ことも間違いないでしょう。これから社会で活躍するためには、不可欠
の道具である。と指摘されています。
暗記はあまり効果がないとのこと。それよりは音読の効用を述べられて
いました。(ラジオ講座の活用方法などいろいろ)


参考図書の紹介、実践講座なども満載で、なかなか。英会話スクールに
通ってはいるのですが、不真面目だった私もなんとなくやる気になって
きました。若い人にも中堅層にもお年寄りにもお勧めの一冊かと思い
ます。興味のある方は、ぜひご一読を。

文庫版もあります

 

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