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仕事日記
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INDEX
 
5月3日(月)M's 御茶ノ水・ナル
my favorite things
joy spring
it might as well be spring
solar
time after time 日高典男(vo,Tp)飛び入り
smoke gets in your eyes
I thought about you
Creopatra~anthony
Blue in green
The boy next door
Straight no chaser 日高典男(Tp)飛び入り
I’ve grown accostumed her face 日高典男(vo,Tp)飛び入り
Pery’s scope
枯葉
cheek to cheek
swingin’ on a star
the song is ended

全曲スタンダードデイ。満員でなにより。随分断ったらしい。連日満員だそうだ。東京倶楽部チームや鹿島チームが何人もで連れ立って来てくれたのも嬉しかった。3rd albumに向けてのリクエスト募集開始。続くかどうかは不安。M's独自のHP作る動きあり。来年3月(多分12日)の朝日ホールコンサート決まりそうなのを受けてそれを皮切りにホール回りするべく動き出す。
5月4日(火)月猫前乗り
パリには街と同じ広さの地下が広がっている。吉澤耕一が訪ねたという。パリのレジスタンスが地下に潜ったというのは比喩ではなく文字通りの意味だったのである。
5月5日(水)月猫えほん音楽会 琵琶湖ホール
こどもの日恒例になって4年目。祝!sold out(800人)
青山でその年の幕を開け、翌年のこどもの日に琵琶湖で千秋楽を迎えるスタイルも定着。
5月6日(木)
栃窪さんと会談。ミューザの今後を話す。

向井滋春with strings 観る@銀座スイング ビオラが成谷で嬉。
5月7日(金)南佳孝 スイートベイジル
井上鑑 key
今剛 guitar
バカボン鈴木 bass
鶴谷智生 dr
ペッカー perc
今(こん)さんがすごい。大坂昌彦のドラムと同じで、“すごい!”と思うことを丹念にたどってみると、当たり前のことを丁寧にかっちり押さえているだけだったりする。それにしてもカッティング聞いてるだけで気持ちよい。たまに入れるフィルが的確なおかつカッコいい。アームをつかっても生ギターを弾いてもピタリとはまる。
井上氏のキーボードプレイもさすが伊達に長年君臨してるわけではないと実感。
鶴谷〜バカボンコンビも重厚なおかつ軽快。凄腕のミュージサシャンがボーカルを焦点として極上のアンサンブルを出す。歌モノの楽しみをあらためて感じた。
5月9日(日)実験的ソロ 横浜ドルフィ
実験その1 free improvisasion
最初の7分ほど無心。
次の5分は構成に入ってしまう。
それ以後はそれ以前と違うものを探すのみ。とてもクリエイティブとは言えぬ。作曲作業の如し。更には和声進行、リズムパターンなど何種類かのアイデアに呪縛される。

実験その2 ゴールドベルク変奏曲(抜粋)をライブハウスで。
客は静まる。そりゃそうか。
意外なところで間違う、難所はやはりつかえる、少量とはいえ独特のアガリがある。
などなどクラッシックに伴う何かは同じくある。そこから何か引き出せないか。

実験その3 リクエスト
スペイン 自分の中の速いほうの一定テンポになってしまう。
スバトット 同上
サマーアフタヌーン、ヒムフォーノーバディ 今日なりの演奏でそれなりに良。そのドキュメント性と楽曲の構築性に矛盾?このテの曲は作品的に演奏?
ドルフィンダンス ばっちり。

実験その4 ブルース
ジーベイビーファンクバージョン グルーブだけに乗っかって気持ちよくなる境地にいけず。
ブルースエブリウエア 上出来。
ノーバディズビジネス 思い込めてできた。

(リクエストあり)
アロマアロマアロマ さほど入り込めなかった。
T,T,C&T(本田竹広)  いい意味でラクに、楽しくできた。
アンコール グッドバイ(板橋文夫)

ソロパフォーマンスは自分も含む日本人作品も同等にとりあげるピアニスト作品集、但しその時独自の演奏をする、、、というのでどうだろう。基本的にはソロはまだまだメインにしたくないが。
5月10日(月)Talk About Jazz 出演
悠雅彦さんの1時間番組に出た。10年以上続いているそうだが僕は初めて。それもゴールドベルク変奏曲をメインに。ちょっと気が引けた。珍しく五線紙に音符を書いて具体的に解説する手法が高校生の僕には新鮮だった覚えがあるからキャリアたるや相当なものなはず。

林明日香 レコーディング
3年前に大阪の小学生が東芝のオーディションを受けるのを、担当事務所とのからみで付き合った。ミーシャの“everything”を実に朗々と歌い上げるのに瞠目した。その彼女が今は中学3年生で、すでにデビューを果たしているという。凄い。去年シングルで出した彼女自身の作詞になる曲を、7月発売のアルバム用にリテイク。ピアノとボーカルのまるっきりデュオ。プロデューサー鈴木さん(事務所社長)。制作担当堀内さん。明日香担当マネージャー吉川さん(元東芝EMI)。
5月12日(水)M's 銀座スイングシティ
straight no chaser
wish you
the boy next door
autumun leaves
dolphin dance  すごくよかった
recorda me   いい曲だがいまいち燃えにくい
peri’s scope   安定してきた
extended play
spain      アレンジの方向は良。
Antarctica peninsula
Cantarope island
My favorite things
It’s only a paper moon ひさびさ。新鮮。
Creopatra~anthony
If I were a bell
Cheek to cheek
Smoke gets in your eyes
Solar           ますます面白くなってきた
Take five A trains

前回から二部制にした。たしかにこの方がやりやすい。ワンステージは長くなるけど流れが掴みやすいし、思い切った演奏ができる。リクエストが良く集まる。70代、50代もいらっしゃるのが嬉しい。またリクエスト曲がしぶい。フォーブラザーズやレイジーリバー。83歳女性というのもあって頼もしいかぎりである。
5月13日(木)
新宿ピットイン見学 
久米大作、梅津和時、坂井紅介、仙波清彦
仙波師匠の3デイズ初日。この面子で6月にパリのジャパンジャズに出演するという。頼もしい。久米の曲は独特の世界がある。それ以上にそのことをこんにちまで一貫してしている凄みが今日というたった一日の演奏にも出ている。

銀座スイングシティ見学
The Most 多田誠司As、石井明、上村信、大坂昌彦
オリジナル中心だが、スタンダードものに応用できるアレンジのアイデアがいっぱい。フォギーデイ(これはスタンダードで、すでにMOSTのアルバムにあるが)のアレンジは秀逸。
Bye bye blackbird 飛び入り。

AMながらも小曽根真の新作(なんとウイズ弦カル)やトークも聞いて、他知探自の一日だった。書を捨てよ、街に出よう。
5月14日(金)M's 横浜南公会堂
ゲスト 瀬木貴将
森美紀子(vo)
思いのほか大入り(420人)でよかった。タキシード姿でのホールコンサートはM'sに似合ってる。東京(川崎)転勤後の初滝本も嬉。
5月17日(月)月猫えほん音楽会リハ 青山円形劇場音楽室B
今日は打ち合わせ程度で早く終わったので、円形劇場にかかっている“バナナの好きな人”を見せてもらった。面白かった。石野ようこという人が上手だった。すごく痩せてておまけに綺麗で、生活につかれた主婦には見えなかったけど。中井貴一もたくさんのセリフを全部“間”良く回していて、安心して見てられる芝居だった。
5月18日(火)月猫えほん音楽会リハ 青山円形劇場音楽室B
オープニングを変える。今度は僕も演技をする。が、演出をつけてもらっても演技が変わっていかない。役者というのはえらいものだ。結局僕だけは自分の思ったようにしたり、困り方は上を向く、みたいなマメゴ状態。マメゴというのは標準語でなんというのだろう。みそっかす、とも違うだろうしなぁ。おにごっこでつかまってもおににならないでいい扱い。つまり半人前以下なのだが参加はさせてもらっている。みそっかすというのは参加もさせてもらえない、仲間はずれのことでしょう?
5月20日(木)瀬木貴将DUO ???
恒例ラブラブツアーの初日、、、は明日で、今日はそれに先立つ学校慰問コンサート。スキーの和田さんのお仲間の斉藤さんが僕たちのDUOコンサートをお知り合いの孤児院の先生や生徒にプレゼント。なんと美しい話。生徒は小学2年生から高校生。ハナタレのいびつ頭を想像していたのは先入観というもので、イマドキのかわいい顔をしている子が多かった。喋っても明るいし人なつっこい。曲が始まって30秒くらいでシンとして曲終わりまで食いつくように聴かれているのに感動した。
ある子供が瀬木に聞く。“このピアノのおじさん有名?”すごく有名だよ、と瀬木が答えるのに“でも本人はそう思ってないでしょ”。子供の目は透視するのである。
5月21日(金)瀬木貴将DUO 土岐・バードアンドディズ
コンドルは飛んで行く〜サファリに行こう 瀬木ソロ
in the velvet 佐山ソロ
冒険の旅路
ラグーン
デザート
ドライバレー
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ゴールドベルク変奏曲 アリア、var1 佐山ソロ
テイクファイブ
オラシオン
3分作曲クッキング “アップルパイ”
無我夢中
風の旋律
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風の吹く街

思いの外早く着いたので、最近できたと見えるコメダ珈琲にて寛ぐ。
バーディズに入れようと(勝手に)思っていた掘り出し物のピアノを自宅に購入してしまった負い目(勝手な)からかとても丁寧な演奏ができてよかった(手前勝手)。
可児のスタッフ10人以上で来てくれたのも嬉。
5月22日(土)瀬木貴将DUO 白馬・アウゼ
コンドルは飛んで行く〜サファリに行こう 瀬木ソロ
自由への讃歌 佐山ソロ
冒険の旅路
ラグーン
デザート
ドライバレー
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ゴールドベルク変奏曲 var2,3 佐山ソロ
トルコマーチ
オラシオン
3分作曲クッキング “誕生日”
無我夢中
風の旋律
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風の吹く街

スタインウエィの300年モデルと天井の高いウッディなホールで、生音DUOの理想的な環境。気持ちよい音でできる。

このツアーの直前頃からトライしていることがある。トライアンドエラーのトライ。お試し。それは、、、リズム、メロディ、ハーモニィ、構成、ダイナミクス、その他もろもろのすべてに優先させることの音色。伴奏の場面ではソリストの音色に合わせた音色。どうもここから捉えて演奏を積んでいくと残りのものがスムースについてくるようである。ある種のクラッシックみたくそれが全てになってしまうとつまらないが、僕の現状として効果的なアプローチである、という程度に認識していればいいんじゃないだろうか。

それにしてもここのオーナーは感じが悪くて、せっかくいいホールとピアノがもったいない。自分の大事にしてるものを人にいじられるのがお嫌いのようだ。だったら貸さなきゃいいのに。
あとから聞いたら、かの人はオーナーではなくて雇われ責任者だそうだ。
5月23日(日)瀬木貴将DUO 飯田・キャンバス
コンドルは飛んで行く〜サファリに行こう 瀬木ソロ
dream a while 佐山ソロ
冒険の旅路
ラグーン
デザート
ドライバレー
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ゴールドベルク変奏曲 var2,3 佐山ソロ
トルコマーチ
オラシオン
3分作曲クッキング “キャンバス”
無我夢中
風の旋律
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風の吹く街

山形の工藤君、昨日から合流。一緒にいてこんなにストレスのない人も珍しい。一緒に白馬のケーブルカー、最終駅までのぼる。標高1850m。下りの大眺望を期待していたのに、折悪しく雨。だが雲の中に漂ってるというのも乙な気分。
5月25日(火)瀬木貴将DUO 名古屋・金城教会
コンドルは飛んで行く〜サファリに行こう 瀬木ソロ
レフトアローン 佐山ソロ
冒険の旅路
ラグーン
デザート
ドライバレー
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ゴールドベルク変奏曲 var4,5佐山ソロ
トルコマーチ
オラシオン
3分作曲クッキング “七里御浜”
無我夢中
風の旋律
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風の吹く街

去年に続いて代官町金城教会、野口さん主催コンサート。なんと200人を越える大盛況、超満員。のみならず客席のムードもとてもあたたかく、スタッフの対応もびっしりとキマッて、積み重ねの大事さがよくわかる一日でもあった。休みを1日入れることでの新鮮さもいい方に働いて、丁寧に激しく演奏できた。
5月26日(水)瀬木貴将DUO 三次グランドホテル
コンドルは飛んで行く〜サファリに行こう 瀬木ソロ
絶望 佐山ソロ
冒険の旅路
ラグーン
デザート
ドライバレー
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ゴールドベルク変奏曲 var6、7 佐山ソロ
テイクファイブ
オラシオン
3分作曲クッキング “七里御浜”
無我夢中
風の旋律
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風の吹く街

いまちゃんの長男コウタロウ君と初対面を果たす。5ヶ月。家庭の状態もいいのだろう。いまちゃんのバイブレーションがすごくいい。それを受けてか、お客様もあたたかく向き合ってくれている感じ。しかも新顔も多く、とてもいいライブ状況。ベッケンビールを離れたのもよかったか。
5月27日(木)移動日
瀬木と車中でグローバルスタンダードという話。

ボリビアもアルゼンチンもチリもスペイン語を話す。ボリビア人同士で話すときも、相手が他国人の場合でも同じようなマナーで話すだろう。ラテンアメリカ人とUSA人の会話も然り。つまり自他の区別が個人レベルで確立している。

日本人同士の場合はそこに日本人同士という大枠をはめてからものごとを進める。島国のまま済んできたことが長いから。だから日本人が外国人に相対したときに先ず状況判断として、相手が日本という枠に入ってきてくれているか、自分がグローバルという枠に出て行かなくてはならないかを見極めなくてはその先に進めない。

ビジネスの相手だろうがパーティでの同席者、あるいは道ですれ違うだけのことでも日本人、外国人を問わぬ“尊重するべき他人”という視点を持ってしかるべき態度、マナーで接することができれば、対日本人の時の甘えやいらだちも、対外人の時の敬遠癖も解消されるのではないか。
5月28日(金)アンサンブルK&K鑑賞 音の泉ホール
古庄寿美 Pf
楠本隆一 Pf
大山佳織 Vln
フォーレ:ドリー組曲
プロコフィエフ:バイオリンソナタ第二番 ニ長調
チャイコフスキー:くるみ割り人形組曲
ラフマニノフ:二台のピアノのための組曲第二番
佐山雅弘:二台のピアノとバイオリンのための小品、トロイメライつき“夢の中の夢”
troumerei between dream になるのかな?

楠本さんがとてもいい。オケのいろんなパートが聴こえるカラフルなピアノ。発音の潔さや相方へのフォローの具合など、不遜ながら自分と共通するものを感じた。古庄先生も普段のおだやかさとはうって変わって音のはるかむこうにある彼岸を見つめるようないい顔をしていてよかった。自分でもリサイタルを経験していると、人様のコンサートでも感じられることが多くなっているよう。
5月29日(土)瀬木貴将DUO 大分・ヘミングウエイ
コンドルは飛んで行く〜サファリに行こう 瀬木ソロ
tears of nature 佐山ソロ
冒険の旅路
ラグーン
デザート
ドライバレー
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ゴールドベルク変奏曲 var8、9 佐山ソロ
トルコマーチ
オラシオン
3分作曲クッキング “鯨のカンちゃん追悼”、、、、いい曲だった。リクエストした人、涙。
無我夢中
風の旋律
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風の吹く街

久美ちゃん、りえちゃんなどクラッシックピアニスト半ダースくらいと打ち上げ。ピアノ談義もまた愉し。南極半島(の曲7/4拍子)ソロで披露。
5月31日(月)瀬木貴将DUO 都城・霧の蔵ホール
コンドルは飛んで行く〜サファリに行こう 瀬木ソロ
in the velvet 佐山ソロ
冒険の旅路
ラグーン
デザート
ドライバレー
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ゴールドベルク変奏曲 var10、11 佐山ソロ
トルコマーチ
オラシオン
3分作曲クッキング “都城の雨”
無我夢中
風の旋律
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風の吹く街

先週は石井彰、来週は大坂昌彦が来る、というラッシュの中にもかかわらず大勢集まってくれたお客様に感謝。国分の桐原先生親子も来てくれて、モモちゃんの大人になってるのに驚き。大坂の弟子の古地君の店で打ち上げ。正一郎の同級生というようこちゃん、貴子ちゃんと楽しく飲んだ。種子田ヨシオ君もいつもどおりのファンキーな味。マイルストーンのマスターも来てにぎやかに飲んでいたが、マイヤーズが切れて焼酎やバーボンをチャンポンしてたら具合が悪くなって、セッションもせぬまま退散。
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