ポイント情報(パラオスポート編)


目次

クマノミ

初の海外旅行は
成田空港って遠い
成田からグアムを経由してパラオへ
パラオスポート号
快適なクルーズの筈が
チェックダイブはファンダイブ
ジャーマンチャネルにて
ヤシの身の中身は
クラゲの湖へ
お買い物ツアー
最後に









初の海外旅行

生まれてこのかた2X年、海外旅行なるものを経験した事が無く、国内線にも乗ったことのない私が、仕事が暇になり残業成金で稼いだ虎の子を、SHOPに吸上げられたのは1995年6月の事だった。

オープンウオーターからお世話になっている、ネレイス(現海の風)が非定期に発行している会報によると、いつにも増して撒き餌ツアー(海外リゾート等の目玉ツアーで客の注意を引く、開催される可能性が少ないツアーのこと)の欄に力が入っている。

「パラオ潜りたい放題、5泊6日ダイブクルーズ」

当時、伊豆と沖縄の海しか知らない私にとって、ピンと来ないキーワードであった。

「ホドドン、やっぱりパラオしかないでしょ。」

久々にSHOPへ遊びに行くと、オーナーの千香さんやフォトチームの面々が口を揃えて言う。
どうやらフォトチームの2人は、もう既にパラオに行く気になっているようだ。
最小携行人数が6名のツアーなので、千香さんと一緒になって客引きしているのもうなずけた。

裕さん(SHOPのスタッフ)もここぞとばかり、新婚旅行で撮影したパラオの水中ビデオ(千香さんと夫婦なのである)を取り出すと、ビデオデッキにセットして、上映会を始める始末。

「ま、面白い面子が集まってるし、こうなりゃ初海外はダイビングと洒落込みますか。」

かくして、パラオの情報が殆ど無い状態で、ツアーの申し込みをしてしまう私であった。


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