続いて５月１３日・日曜日、京都競馬場での出来事。当日は競馬場でオフ会を開いたのですが。この日も馬場状態の読み方から予想が見事にはまったレースがありました。京都の芝は前日からレコードが飛び出す、スピードが出る馬場状態。この日、８Ｒくらいに競馬場に到着した私は、一つも買わずにその後の２次会へ向かう心づもりでいました。
　８Ｒはイブキサイクロンが。９Ｒはツルマルボーイが、いずれも後方から突っ込む。１０Ｒもマルカキャンディーが後ろから差しきり勝ち。しかもレコード決着。
　ところで、皆さんは”レコードの重み”ってどのように考えるでしょうか？私は多くの場合、重要視しません。「それくらいの時計が出る馬場状態の日だった」と言う程度にしかとらえません。短距離を除くレコードタイムは速いペースで引っ張られた後方の差し・追い込み馬が出す場合が大半です。
　テンからハナを奪って自ら叩き出したレコードタイムなら評価します。が、それ以外は副産物的なとらえ方しかしてません。さて、先ほども述べたように１０Ｒで は差し馬マルカキャンディーがレコードで快勝しました。失礼を承知で言えばマルカキャンディー程度の馬でもレコードが出せる馬場状態なのです。
　
　この程度の馬でレコードが出る馬場ならば、メインレースも必ずレコードで決着すると読みました。 ファンファーレが鳴る頃、周りの人たちにうさんくさい能書きを垂れだします（＾＾）
　　「マルカキャンディーでレコードやでぇ？　 　ここも絶対にレコードで決まる。　ヒコーキグモが出てるやろぉ。　前走１８００ｍでハナ切って押し切り勝ちや、ただ前回はジワッと出て溜めながらの逃げやってん。１F短縮やねんさかい、前回よりも絶対飛ばしてくる。しかも幸はさっきの落馬でドタマ打って　　意識モウロウや（￣ー￣）ニﾔリッ。
　
　ワケワカランと飛ばして潰れよるわ。　まぁマイルやからガンガンは飛ばせへんけど、普通に飛ばしたら思った以上にスピードが出てしまう馬場状態や。
　
　前に行く馬は皆巻き込まれて潰れてしまう。今日はそんな馬場やねん。グリーンブリッツなんて一番巻き込まれてしまう馬や、いらんいらん！そうなったら簡単や、差して来る馬でレコードや。
　　
　差すのは誰や！？　　河内やないかぁ〜〜い！　　ニホンピロスワンやないかぁ〜〜い！
アンカツやないかぁ〜〜い！　ロサードやないかぁ〜〜い！　」　と言ってるうちに３〜４角。

　「そこや！ニホンピロスワン！！名前長いねん！！ほら差せ！もういっちょ差せ！ピロ〜〜ぉ！！
アンカツもワレ！差せ！なんやワケワカラン(~_~;)えっ！？・・　　・・今、何来たぁ？？・・・・。
河内？？アンカツ？？どっちも？？ワイドで買ってるわ・・・・」

　周りを見渡しても叫んでいるのは俺一人。気持ちいいぃ〜〜。しっかし、偶然って怖いわぁ、能書き垂れて見るもんやね　σ(^◇^;)

　差し馬ということでビハインドザマスクも頭を過ぎりましたが、まだ調子がイマイチと考えて切り捨ててました・・・。
　たまたま、高速代浮いた・・・・　たまたま、駐車場代浮いた・・・・　たまたま、宴会代浮いた・・・・

　偶然でも何でもエエねん。
　
　自分が思ったように買えばエエだけのこと。人の意見や人気に左右されてたらおもろない。と長くなりましたが、今回は取った事じゃなくって、こんな考え方も有るよって言いたかったお話でした。

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