HP-TOP  磯採集いろいろ

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このグラフを眺めても、お魚が採れるわけではありません。しかし、採集海域の水温や黒潮のゆくえは採集に影響します。そういうわけで、年間を通して追ってみることにしました。採集海域の水温というのは神奈川県東部の三浦半島海域となります。データの収集元は 神奈川県水産技術センターです。

= 採集海域の水温と黒潮の水温 ( 2021年 ) =
   
( 実線は2020年度の水温軌跡 )  
2021年水温グラフ 表記日は、5日/15日/25日 を目安にして下さい。
温度差が約1℃程生じます。
  (20℃台とは 20℃ ~ 20.9℃)
タイドプールは気温の影響を受けやすいので表記の水温とは異なる場合があります。
 
    12月27日の様子 黒潮の履歴 ⇒ 2021

12月下 黒潮の流れは、上記黒潮図では前回とほぼ同様です。大蛇行後に北上する黒潮の位置は紀伊半島沖合にあります ⇒ 広域図で確認。採集海域の水温は15℃台です。数年に一度の寒波?とやらで外気がとても冷たいです。 12/28
12月中 大蛇行後に北上する黒潮の位置が上記の黒潮図からは見えなくなってしまった ⇒ 広域図で確認。三重県~愛知県にとても接近しています。この変化の影響を受けて三浦半島の沖の海水温が一時 20℃台まで上昇していました(11日)。採集海域の水温は16℃台で日中の気温よりも温かい。 12/18
12月上 大蛇行後に北上する黒潮の位置が西へ移動し、上記の黒潮図からは見えなくなってしまいました。採集海域の水温は17℃を切りそうです。4月頃の水温と同じですね。 12/14
11月下 黒潮は前回と同様で11月は流路にあまり変化はありませんでした。関東域に対してかなり接近している状態です。採集域の水温は19℃を切りそうです。予報では夜間の気温は一桁になってしまいました。日中の体感でも空気が冷たく感じます。 11/28
11月中 黒潮は前回と同様に関東域に対してかなり接近している状態です。採集域の水温は急に下がった~という感じを受けますが、例年どおりといったところでしょう。 11/22
11月上 黒潮は10月と同様に関東域に対してかなり接近しています。採集域の水温は22℃台で気温よりも温かいのですが、予報では夜間になると11℃台となってしまいます。上旬の大潮で磯採集に行ってきて、これで今年は終了といたしました。 11/22
10月下 黒潮は前回と同様に関東域に対してかなり接近しています。気温が前回からあれよあれよという間に低下してしまいました。夜は微妙に寒くてストーブのスイッチを入れる日もあります。こうなると磯採集の終了も近いんだな…と思ってしまう。 10/27
10月中 黒潮は前回と同様に関東域に対してかなり接近しています。暖かった気温が次第に下がり始めて、予報では夜間の気温は15℃を下回る日も出始めたようで、タイドプールの魚たちには厳しくなりつつあります。 10/16
10月上 黒潮は関東域に対してかなり接近しており、9月中旬と今回が今年の中では最接近となります。採集海域の水温は23℃台、地上の気温は10月としては異例の夏日が続いて日中は暑いのです。7日夜の地震はちょっとビックリしました。ここは震度4でした。埼玉県及び東京の一部では震度5強との事。水槽の水がチャプチャプいっていたけれど溢れることはありませんでした。 10/9
9月下 黒潮の流れは前回とほぼ同じ位置、9月の流路パターンとして安定状態です。黒潮、採集海域共に水温が下がり始めました。下旬の大潮に磯採集に行ったのだけれど、状況は良くないですね。 9/28
9月中 黒潮の流れは前回よりやや接岸しています。採集海域の水温24℃ですが、23℃台が時々入り始めています。上旬の大潮に磯採集に行ったのだけれど、雨が続いていた影響か?濁りもあり魚影も少なかった。 9/16
9月上 更新を忘れていました。黒潮の流れは8月と同等のようにみえます。採集海域の水温は8月中旬以降と同じで、変化はみられません。 9/16
8月下 黒潮の流れは、八丈島の西を北上する位置が少し動いたという感じで、その後の三宅島~房総沖の流れはあまり変わっていない。採集海域の水温が安定していないと感じられます。後半に行った磯採集では、魚たちはあまり姿を見せませんでした。大雨の後遺症が水中にはまだ残っているのか?と考えてしまいました。 8/29
8月中 黒潮の流れは、前回と瓜二つといえるほどそっくりです。8月なのに何故か?秋雨前線とやらが停滞して大雨が続き、私の地域では13日~17日まで降っていた。その影響か 三崎瀬戸(神奈川県三浦市三崎地先)観測データ(神奈川県水産技術センター)を見ると海水温が1.5℃ほど低下している。黒潮が影響を受けるとは考えられないが、水温が26℃に下がっているけれど3日前は27℃だったので、順当な推移なのでしょう。不順な天候のおかげで磯採集に行ったら(21日)突然雨が降り出してしまった。 8/21
8月上 黒潮の流れは、前回より大きな変化はなく関東域に対して接岸傾向が続いています。今週は大潮にあたり、今日行く予定でしたが台風10号の影響で磯へは行けませんでした。今後は続く台風9号の影響があり、行けるかなぁ?悩みそうです。 8/8
7月下 黒潮の流れは、6月中旬~7月末の間は関東域に対して接近気味の安定した流れとなっていますね。来月以降~9月末の予測を JAMSTEC で見てみると、接近傾向は続くようです。後半の大潮で磯採集に行ってきたのですが、スズメダイ科がかなり出現していました。 7/28
7月中 黒潮は前回と比べると少し離れたが、関東域に対して接近傾向には変わりがない。7月上旬に磯に行ってきたけれど、多数の浮遊物と濁りがあり魚影も薄かった。長雨の影響か?。関東甲信の梅雨明けが16日だった。平年より3日早く、昨年より16日早い(気象庁)とのこと。 7/23
7月上 黒潮は6月の中旬以降から関東域に接近しています。今週末から大潮なのですが、天気予報をみると向う1週間は傘マークが続いています。磯に行ける日があるのかな?。昨年の7月は雨で1回行けなかった。 7/7
6月下 黒潮の流れは前回のコピーか?と間違えるほど同じで、再確認してしまった。下旬の大潮に磯採集に行ってきましたが、夏に見られる魚たちの出現が少し早いのでは…と感じました。 6/29
6月中 黒潮は前回より特に大きな変化は無いとみえます。八丈島の西側を北上している位置が少し八丈島よりになっている。6月下旬の大潮ですが、台風5号がじわじわと接近してきているので、早めに磯へ行きたいと考えています。 6/24
6月上 黒潮は静岡県の沖合へ北上した後は房総半島沖合へと流れています。形的には好みです(個人的に)。関東地方の梅雨入りが間近との予報が聞かれるので、その前に磯に行きたいと思っております。 6/10
5月下 黒潮は前回より平坦な流れとなって、やや面白みに欠ける感があります(個人的に)。黒潮、採集海域の水温がじわじわと上がってきております。下旬は大潮の期間ですが天候が移り気で、短時間で変わるわけがないのに天気予報を何回も見てしまいますね。 5/27
5月中 黒潮の流れ、前回に見られた八丈島の南側に接近していた迂曲部分は消滅しました。現在、三宅島を通過して本州沿いに流れており、黒潮の位置としては近いと思う。中旬の大潮で磯採集に行ってきましたが、温帯種が普段通りに現れているという印象でした。 5/19
5月上 黒潮の流れは八丈島の南側に迂曲部分が北上して接近している。八丈島~三宅島と伊豆諸島上を流れてくることから、卵や仔魚、稚魚も来るのかな?なんて想像しています。採集海域の水温が18℃になったことから、磯へ行く日をもう決めてもよいかなと考えています。 5/8
4月下 黒潮の流れは前回からあまり変わっていない。黒潮水温、採集海域の水温が上昇ラインに乗った感じがあります。採集海域の水温は17℃境界を行ったり来たりの状態です。黒潮予測は取り敢えずTwitter-YouTubeで見られますね。気温が今ひとつ不安定ですが、そろそろ磯へ行く準備などしようかなぁ~ 4/29
4月中 3月の中旬頃から、北上してくる黒潮の流れが関東域を避けるような形だったが、今は見慣れた形のように三宅島辺りから大陸に沿うように流れています。気温がジワジワと上がってきて磯行きの気持ちも同様だけれど、採集域の水温があと2℃ほど上がって欲しいところだ。(JAMSTEC)まだ見られないね。 4/20
4月上 黒潮の流れは前回と同様に紀伊半島東側~房総半島の沿岸を避けるように迂回して流れています。三浦半島からは遠~い位置ですね。黒潮の今後の動きを知りたいのだが、このページまで(JAMSTEC)はいけるがこの先はリンクが不成立で見ることができない。採集海域の水温はまだ上がらないね~。 4/8
3月下 黒潮の流れは、紀伊半島東側~房総半島の沿岸を避けるように迂回して流れている …ようにみえる。三浦半島からは遠~い位置ですね。黒潮の今後の動きを知りたくて(黒潮親潮ウォッチ:JAMSTEC)を見ようとしたけれど、今日は繋がらない…。水温はそろそろ上昇し始めるかな?という感じです。近隣の桜が開いておりますが満開まであと1日~2日という印象です。 3/27
3月中 黒潮の流れは前回と同じような経路なれど、随分とくねくね曲がっています。黒潮の今後の動きが気になるので、こちら(黒潮親潮ウォッチ:JAMSTEC)を見てみると、昨年と同じようだなぁ…と感じました。ここのところ暖かい気候となり横浜の桜も17日に開花したとのこと。 3/18
3月上 黒潮の流れ、曲がりの度合いが緩くなって位置は変わらずという感じです。採集海域の水温は13℃台が4日間あった以降は16℃台に戻っています。冷たい海域を好む海藻や生物は影響を受けるんだろうな~。 3/9
2月下 黒潮の流れ、流路の形状は変わらずそのまま東へ少し移動したという感じです。採集海域の水温が13℃台で上記のグラフ外となりました。この地域では一番冷たい海の日々です。 2/27
2月中 黒潮の流れ、くねり方に多少の変化があるものの基本的な流れは前回と変わらないようです。15日の採集海域の水温は16℃台だけれど14℃~15℃をウロウロとしている感じです。13日夜の地震は揺れがちょっと長くて水槽を思わず手で押さえてしまいました。 2/19
2月上 黒潮の流れは静岡県側への接近がみられます。採集海域の水温は16℃台と高いです。ニュースで4日に関東地方に春一番が訪れたとのこと、統計開始(1951年)以降最も早い。 2/6
1月下 黒潮の流れは20日あたりから伊豆半島へ接近しています。黒潮の影響を受けて採集海域の水温も上昇傾向ですね。2019年以降は上記グラフ外となる水温の低下はあまり見られなくなってきており、今年はどうなるのか気がかりです。 1/27
1月中 黒潮の流れは15日あたりからくねくねと曲がってきて不安定という印象です。採集海域の水温は15日の前後も17℃ですが、これを書いている今日は15℃台となっています。湿度が低くて部屋の水槽の蒸発が早く、毎日真水を補給しないといけません。 1/21
1月上 昨年の10月に終わった黒潮の大蛇行ですが、安定しない可能性があるものの、また再開している状況と報じられています。⇒ 黒潮親潮ウォッチ(JAMSTEC)。採集海域の水温は昨年は15℃からのスタートでしたが、今年は17℃からスタートしました。ちょっと高いよねぇ。新型コロナウイルス対策で7日に東京、神奈川、埼玉、千葉に「緊急事態宣言」が出された(2月7日まで)。 1/9