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丸善が丸の内に国内最大級の書店出店、というニュースをもう2年も前に書きました。証券系のメルマガによると、来週にも三菱地所と共に丸の内本店オープンに関する発表があるとか。一部専門紙では注目銘柄として取り上げてるとかで、へえといったところ。私としてはいろんな意味で面白いです。
上記日記によると、当初の予定では11月オープン。最大級ってのはその後2年も経っちゃてるのでどうだかわかりませんが、まあそれなりに予定どおりってことですね。当時と様相はすっかり変わって、今や東京駅の表は丸の内側。ライバルは八重洲ブックセンターではないかも?「本のソムリエ」を置くとかってのもそのままなのかな。何かを聞いてどう帰ってくるかで、その本屋(図書館)の力量を測るのって、図書館員だけについついやっちゃうのですが、私が意地悪なだけ?ちょっと楽しみ。開店したら行ってみよう。
イラクで拉致されてた3人が解放されたとのこと、よかったです。解放の理由はわからないとのことですが、金銭でも自衛隊撤退でもなく、指導者の説得や母の涙が解放の決め手になったのなら、やっぱり戦争をしている相手も、テロリストもちゃんとコミュニケーションのできる人間なんだってことですよね。民間人では危ないから自衛隊が行ってること、自衛隊はかれら民間人と同じように支援活動をしていること、をイラクの人たちにもわかってもらえるように説得するのが、日本政府の使命だと思いますね。金ばかり出して軍隊は出さない、と湾岸戦争当時先進国に叩かれた甲斐あって、中東では比較的日本への見方は好意的という話を聞いたことがあるし、あと2人も無事解放されるといいのですが。
ああ、またしても携帯の充電が切れてました。というか、充電切れる→1週間放置→気づく→充電してみる→そのまま忘れる→気づいてようやく持って行く→そのまま放置→気づくと充電が切れてるという繰り返し(つまりそのくらい使ってない)なのですが、本当に私に携帯は必要なのでしょうか。昨日の夜充電器に置いたつもりが、通電してないし。今時の携帯を離せない若者から考えると、明らかにダメダメ君ですね。実際、義妹にはなんと「アナログ人間」と言われちゃいました。相方に「アナログっていうよりアナクロだろ」とさらに追い打ちをかけられましたが、それは確かにそうかも。たまにはもちろん使うので、解約してしまうつもりはないのですが、もっと安いプラン無いかなあ。
多分一番使ってるのが、IPATのような気がする片桐でした。
そんな明日は牡馬クラシック第一弾皐月賞。期待の地方馬コスモバルクは大外枠になっちゃった。さてさて、どうなることか。
昨日今日と、本当に暑かったですね〜。昨日はしばらくぶりに祖父母の家に顔を出し、さらに今日はそのまま皐月賞観戦です。GIとはいえ3歳のだしな〜、ダービーじゃないし〜と思って、有馬記念よりずっと余裕ぶっこいて7時半頃に正門前についてみたら、なんと長蛇の列。有馬記念と大して変わらないじゃないですか。びっくり。警備のおじさんに聞くと開門は8時半。8時半に開いたはよかったものの、多分これではいつもの定位置は取れないだろうと、今回初めてウィナーズサークル方向に行ってみました。これが大正解。ちょっと面白い位置で馬の写真を撮れて満足。
相方は8,9レースとピンポイントで中ててるのに、私は午前中から的中なし。午後はもう写真に集中して、レース予想は相方にまかせてました。もちろんメインはしっかり買ってます。予告どおり、コスモバルクかコスモサンビームか迷って、やはり夢を買うことにした片桐は、コスモバルクと心中することに。コスモバルクから馬連7点、コスモバルク1頭軸から5頭ボックスの3連複。前走トライアル3着で、すべりこみ出走できた私の中では期待のダイワメジャーや、朝日杯で軸にしたメイショウボーラー、彼から流した馬たちも無事出走してますので、それらがメインです。
結局逃げ宣言のマイネルマクロスは逃げられず、先手を取ったのはメイショウボーラー。そのまま彼のペースで競馬が進み、直線ですぐ後ろにつけていたダイワメジャーがなんとそのままメイショウボーラーを交して見事優勝!最優秀2歳馬や、中央の芝では負け無しの馬、重賞でも好走している馬が何頭もいる中で、なんと3走前はまだ未勝利条件を走っていた馬、前々走で500万下さえ勝てなかった馬が、いきなりGIを勝ってしまいました。未勝利勝ったときに、「この馬は強いですよ、名前の通りメジャー級になれそうですね」と解説者が言ってたのですが、正にメジャー級。最後の1ハロン猛追してきたコスモバルクは惜しくも届かず2着。そして、3着に残ったのはメイショウボーラー!マイラーだのスプリンターだの言われながらも(某専門紙は無印でしたよ。信じられない)、長距離重賞でも連にからんできた彼が馬場や展開も幸いして残ってたのです。今週もまた馬連も三連複も中ててしまった片桐。3歳馬ばかりを追いかけていた甲斐がありました。しかし私の目標は、最大の鬼門日本ダービーに勝つこと。このまま次も獲るぞ!オー!
というわけで、夕飯は払戻金で焼き肉食べました。義父には「交通事故に遭うなよ〜」と言われました。そうか、ハルウララも買っておけば良かった。。。
一気に気温が上がって、ようやく我が家もコタツを仕舞いました。いや、仕舞う前にもダメという相方との攻防戦はあったのですが・・・。
祖母が最近腰痛で病院(医科大)通いをしてるそうなのですが、その担当の先生が妹のリハビリを担当した先生だったそうで。「片桐さん・・・もしや、あの大ーきな娘さんと小ーさいお母さんの?」と聞かれた祖母は大笑いして「ああ、孫と嫁です」と答えたそうです。妹がその病院に通っていたのは随分前。母娘含めて、相当印象に残った患者だったのでしょう。「痛いか、って聞いたら、『蹴り返したいくらい痛いよ』」と怒られた」、と医者が言ってたって、さすが妹。患者が医者を病院送りかい。
あ、そうだ、今日給料日だったよ、と思ってカレンダーを見たら、もう来週末からゴールデンウィークではないですか。月日の経つのが早すぎてついていけてません。ゴールデンウィークは無駄に高くてどこ行っても混んでるから、あんまり出かける気しなくて、あんまりあちこち行ってないんですよね。それでも去年は仙台と角館に行ったのか(宿代かかってないけど)。その前は映画しか見てないし。今年は先週旅行に行っちゃったしな。それよりか、わざと時期はずして5月半ばとか6月とかのほうが良いでしょうかね?でも梅雨か。
連休って、家にいてもあっと言う間で、終わるとあーもっと遊んでおけばよかったかな〜と思うのですが、旅行に行ったら行ったで、ああ、1日ぐらいゴロゴロ休んでおけばよかったとか思う無い物ねだり。いずれにせよ、普段仕事してると、休日のうち1日は真面目に家事をしなくてはならなかったりするのですが。
皆さんは連休の予定は決まりましたか?
某銀行、通帳がATMで繰り越しできない。信じられない。ホームページ見ても、通帳無くてもインターネットで見られるとか、簡単に切り替えができますとか、そんなことばかりで、繰り越しがどこでなら自動で出来るのかさっぱりわからない。ネット銀行という目新しさを隠れ蓑に、必要な設備投資を怠ってるんじゃないの?しかもネットなんて、銀行取引なんていうセキュリティが要されるやりとりには最も合わないと思うのは私だけでしょうか。
なーんてこんなこと書いたら名誉毀損?
ウェディング問題に見る「インターネット上の表現の自由と名誉毀損」っていう記事を見ていて、そんなことを考えました。個人ページって、自分が経験したこととか、商品やお店に関する文句だの、感想だのがあちこちで書かれてますよね。そういう口コミって、なんだかんだと参考になります。まあ企業も大抵放っておくのでしょうけれども、中には2ちゃんねる関連訴訟のように、本当に訴えるなんてのもありますよね。個人が企業を訴えるのでさえ大変なのに、企業が個人を訴えたらそりゃひとたまりもない。個人はせっかくインターネットという表現媒体を手に入れたのに、それをこうやってモグラ叩きのように訴えられたら、結局表現の自由って何なの?ということになっちゃう。もちろん、悪意を持って事実に反することを(何を持って事実に反すると言うかはまた議論の余地がありますが)流布するのは問題外ですが、企業にとって都合悪いことは全て封じられちゃったら・・・ちょっと怖いかも。
著作権にしろ、こうした基本的人権にしろ、プライバシー権にしろ、ネットが社会に与えた影響っていうのは、ホント、計り知れないものがありますね。「ネット時代の○○」って本もよく図書館で買ってるのですが、ネットが影響を受けなかったものなんてあるのかしらん。
近所によく会う犬がいます。飼い主と共にちょうど散歩しているところです。飼い主も高齢者という年齢なのですが、犬も老犬のようで、比較的大きな白い体は、色も災いしてか全体的に緩んだ感じです。馬で言うなら「明らかな太目残り」と言った様相。リードをつけずに、体の割に細い尻尾をブリブリと振りながら飼い主を懸命に追いかける姿は、犬というより、可愛らしい豚。そんな印象を受ける犬なのです。
いつものようにリードをつけずに散歩してる飼い主と犬に出会いました。コンビニの前でご主人を待ち受けていたようです。飼い主が歩き出すと、再び尻尾をブリブリ振りながら、交差点のほうへ歩いていきました。信号はまだ赤。飼い主を追い越して渡ろうとする犬に、飼い主が鋭い声をかけます。
ファルコン!ストップ!
ふぁ、ふぁるこん?それってもしや・・・この豚のような犬の名前?
隼の名をつけられた豚・・・いや失礼、白犬は、飼い主のダメ出しにしょぼんとしながら、横断歩道の前におすわりして、ご主人を見上げるのでした。
監督:リチャード・リンクレイター
出演:イーサン・ホーク/ユマ・サーマン/ロバート・ショーン・レナード
製作:キャロライン・キャプラン/ジョナサン・シーリング
脚本:ステファン・ベルバー
配給:メディアスーツ
2001年アメリカ映画/87分/カラー/場末のモーテルで、ヴィンスは古い友人の来訪を待っていた。友人で映画監督であるジョンは、映画祭出品のためにこの街にやってきているのだ。そして、ヴィンスには彼に問い詰めたいことがあった。10年前のあの晩、エイミーと何があったのかを。
出演者3人、場面はモーテルの1室から一度も変わらない。回想シーンさえないのです。典型的な低予算映画です。説明的な映像を省いて、3人のやりとりだけを映し出し、かなりの部分観る側の想像力に委ねてるあたりは、こういう映画だけに評価できる点だと思います。「主観」や「思い込み」を映画の中で描きながら、同時に鑑賞側にも「主観」を要求する。それによって単純かつ比較的短めの映画が、一人一人にとって違う映画になっていくという趣向なのかな、と漠然と思ったのですがどうでしょう。転落人生のジャンキーにイーサン・ホーク、そして鍵を握る女性に能面女優ユマ・サーマンというキャスティングも見事。欲を言えば、題材の選び方がどことなく中途半端かなあ。私としてはもう少しドキドキ感が欲しかったかも。そういう映画じゃない、と言われればそれまでですが。
[DVD情報]
テープ(2003/12/26 発売)【amazon】
2000年の夏、子供の頃から行きたかった高野山に行きました(参考:旅行記。その高野山、今でも非常に不便な場所です。それだけに度重なる戦火を逃れて、今でも貴重な資料や美術品が大量に収蔵されて、「山の正倉院」と呼ばれているそうです。一部の人々にしてみるとあの山は宝の山なんでしょうね。
弘法大師入唐1200年を記念して、その高野山の収蔵品を今までにないスケールで展示する展覧会が全国巡回しますが、もちろん第一弾は東京国立博物館。平日にも関わらず、すごい人でした。確かに展覧会自体の規模、内容共に超一流ですが、やはり鎌倉時代の寺院美術系って、どうしても海外の絵画やエジプトミイラなんかに比べると地味なので、ここまで混んでるとは思ってませんでした。大誤解。すみません>空海様。
展示は特に大物が目を引きます。よく持ってきたなーという感想です。中には高野山に行っても簡単に見られないものもありますから、おいしい展覧会です。まずは両界曼荼羅。近くで見たり、遠くで見たりして、その世界を満喫。そして、やっぱり私のお気に入りは仏像です。今日自分の仏像フェチを再認識しました。やっぱりどんな美術品の中でも、仏像が一番いい。中でも8体とも国宝になっている八大童子立像は圧巻。うち6体は運慶作とされているそうです。その6体も童子らしい可愛らしいお顔の雰囲気と、流れるような体が美しいのですが、端に置いてあるもう少し時代が下ると思われる2体、竜に跨る阿耨達童子と、風の中に立つ雰囲気の指徳童子が私はお気に入り。確かに運慶作と言われる6体と比べると、少し雰囲気は荒削りなのですが、阿耨達童子の跨る竜が良いんですよ。そのまま飛び出してきそう。指徳童子も全体的に格好いい。飛鳥時代の静かで素朴な仏像も良いですが、この時代の躍動的で力強い仏像もまた良いですね〜。ただ、飛鳥時代や平安初期の仏像が持つ宗教色はこの仏像群は薄い。どちらかというと美術品というイメージが強いかも。すぐ隣の部屋にあった深沙大将立像(沙悟浄のモデル)も、ある意味アニメ的とも言えるバケモノ、といった雰囲気で、現代人的にはわかりやすいと思います。同じ時代でもすぐ近くに置いてある快慶作の孔雀明王はもっと洗練された感じの静かな仏像で、お堂に安置されているということではこちらのほうが合ってるかもしれないですね。運慶なら、きっと孔雀明王を左右対称にはしなかったでしょうね。孔雀は飛び立つような形になってるだろうなあ。脚の一本は上がってそうだし。残念ながら運慶作の孔雀明王は無いようですね・・・簡単に調べただけですが。ああ、私は今日ですっかり運慶系統のファンです。ええ。
密教寺院の所蔵展だけに不動明王ばかり見てたら、宇宙皇子思い出しましたよ。やっぱり山のお寺は良いですね。行くのにも苦労するから、ありがたみも大きいかも。高野山にはもう一度行きたいです。
監督: ラース・フォン・トリアー
脚本: ラース・フォン・トリアー
音楽: ビョーク
出演: ビョーク, カトリーヌ・ドヌーヴ, ディヴィット・モース, ピーター・ストーメア, ジョエル・グレイ
配給: 松竹=アスミック・エース
2000年デンマーク映画/140分/カラー/チェコからの移民であるセルマは、誰にも言っていない秘密を持っていた。彼女は遺伝性の病気により、近いうちに失明するのだ。また、その病気は一人息子ジーンも持ち、13歳の誕生日に手術をしないと、彼も失明することが分かっていた。彼女は息子の手術代を捻出するため、身を粉にして働き、コツコツとお金を貯めていた。
ビョークって不思議な魅力のある人ですね。静かにしていると、疲れ切った40代後半の母、という映画の設定そのものの雰囲気なのに、歌って踊り出すと、顔まで変わって、突然10代かというくらいの若々しさを発散させる。歌声は、その小さな体のどこから出てくるのか、というくらい力強く、どこまでも伸びて、すっかり引きこまれました。すばらしい歌手ですね。また、ミュージカルとは思えないほど暗い話。ラストの衝撃は、しばらく尾を引きましたよ。また「深刻な病気が遺伝すると分かっているのに、何故生んだのか」という問いに対する「赤ちゃんをこの腕に抱きたかったの」という答えが私には最も印象的でした。ビョークファンには特におすすめですが、ミュージカルの不自然さが嫌いな方はちょっと向いてないかも?
[DVD情報]
ダンサー・イン・ザ・ダーク(2004/03/25 発売)【amazon】
監督・脚本・撮影: 紀里谷和明
出演: 伊勢谷友介, 唐沢寿明, 麻生久美子, 寺尾聰, 樋口可南子ほか50年もの長期に渡る大戦の末、大亜細亜連邦共和国は世界の大半を手に入れた。しかし世界は荒廃し、人々の多くは何らかの障害を体に抱えて生きていた。妻が病に冒されている東博士は、ある民族の細胞を使った新造細胞理論を提唱し、軍部がそれに目を付ける。一方東教授の息子は、今も戦乱が続く第7管区に志願兵として赴くが・・・
私も相方もアニメ版のほうは見てないんですけど、結構アレンジしてるんじゃないかなあ。ただ、その根底にあるテーマは同じなんだと思うんですよね。この頃のアニメって、戦争世代が戦争を知らない世代に対して、戦争の虚しさ、他人を敬い・愛することの意味を訴えるようなアニメって沢山あったと思うのです。だから、この中で私が最も重要なセリフだと思ったのが、東博士が息子に言う「戦争はおまえが考えているようなものではない」というもの。それはストーリーでも後に重要な意味を持ってくるのですが、この映画全体としてもそれが言いたかったのではないかと。戦争とは何なのか。何故人は戦うのか。そんな意味を変に抽象的ではなく、アニメらしく直接的に伝えてるところが、結構良いですね。悪の側もまた理由があり、単なる勧善懲悪じゃないところも、当時の日本アニメらしくて好きです。
ストーリーとしてはもともと定評のあるアニメですし、よくできてるとは思ったのですが、ちょっと長いかなあ。相方も私も同じ感想を言っていたら、近くの席の人も「あと1時間短くできるな」と言ってました。確かにちょっとだれるかも。脚本家は別に参謀を入れたほうがいいかもしれないですね。
それにしても、唐沢寿明は切れ者大学教授から、今度は赤いマントにカボチャパンツの悪の親玉ですか。大変ですね。というか、セリフはすごくシビアなのに、みんな格好があまりにあまりなので、微妙な違和感を感じたのは私だけ?ちょっと面白かった。
最も期待してたのは映像でしたが、確かに面白いですね。初監督作品だけに、力の入り加減も違うのでしょう。ちょうど北野武が初めて出てきた頃と同じような受け止め方をされるんじゃないでしょうかね。あえてノイズを大量に入れた映像や、全体の色を落として赤だけを浮き上がらせる手法とか、個々としてはそれほど目新しくなくても、全体としてみると新鮮な感じ。客観的な洗練ではなく、主観の入りまくった泥臭い主張、という感じ(自分で言っててわけわからない)。好き嫌いはあるでしょうが、カルト的な人気になりそうな予感がします。題材にもよるのでしょうけれども、もし次があるなら観にいっちゃいそうだなあ。
仕事帰りに相方と待ち合わせて行ってきました。16時過ぎだったので、あらかたのイベントは終わってしまってたのですが、何より私が楽しみにしてたのが「リブリエ」と「ΣBook」の展示だったので、さっそくソニーと松下のブースに。リブリエを最初見たとき、「え、これってはめ込みじゃないの?」と思いました。相方もはめ込みと思ったらしく、「え、これで動いてるわけ?」とビックリした模様。形としては本の形を模した「ΣBook」に軍配ですが、画面は「リブリエ」が頭抜けてる、という感じです。本の形の見開きを模した「Σbook」のほうは思ったよりも軽い。よく考えると私は普段からハードカバーを持ち歩くので、この程度なら逆に軽いくらいです。あとはソフトウェアと値段ですね。この機械だけに4万はちょっと高いです。許容範囲としては1万前後かな。それで、ソフトウェアを売ることで相殺するっていうファミコン方式のほうが正しいと思います。ただ書籍というパイはゲームに比べて極端に小さいですからねえ。難しいかも?今後の動向にも注目です。
相方と共に最も眼を引いたのが、トマトランドのブース。比較的だだっぴろいブースは雑誌棚に占められ、そのところどころに雑誌が置かれています。人も全くいないし、置かれてる雑誌も捨てられたような感じで、相方なんて最初通ったとき「ああ、雑誌類とかは人気だから、ここはもう終わったんだな、撤収か」なんて言ってたんですよ。もう一度その前を通ったときに、そのスチール棚に貼り紙がしてあるのに気づきました。
この棚が商品です
そうです、注目すべきは捨て置かれた雑誌類ではなく、棚だったのです。確かに貼り紙無かったらわかんないよ。もう少し工夫すればいいのに。
20%オフのコーナーで本を買って、まあそこそこ楽しんできたのでした。
そりぃさんおめでとー!!
そうそう、国際ブックフェアで、賞を取った装丁を展示してるコーナーがあったのですが、そこに講談社ミステリーランドの今月の新刊3冊が既に並んでいました。中身は見てないのですが、そろそろ発売かな。ブックフェアって前に行ったときも思ったのですが、よーく探すと発売前の見本が置いてあったりすることあるんですよね。上記3冊は販売ブースには無かったんですが、新刊フェチとしてはある意味掘り出し物探しみたいなところあります。
昨日の競馬はオークス出走権を賭けたフローラステークス。世間的な注目は去年のエリザベス女王杯勝ち馬アドマイヤグルーヴの全妹、イントゥザグルーヴでしたが、私の中での注目は去年の菊花賞2着馬リンカーンの全妹、グローリアスデイズ(写真。忘れな草賞時)。実は私がNetPOGに登録してる10頭のうちの1頭で10頭中唯一の牝馬。名前と血統で選んだ1頭なのです。ホープフルステークス後、骨折で春は絶望になってしまったエアシェイディに代わって、最もクラシックに近い馬で、前走桜花賞の日の忘れな草賞では惜しくも3着に敗れましたが、追い出してからエンジンが掛かるまでが長いこの馬、血統的にも東京の直線は合ってるはず。当然昨日の心中馬はグローリアスデイズです。
結果は2着・・・やっぱりエンジンの掛かりの遅さが災いしたか、前を行くメイショウオスカルにハナ差まで迫るも、そこがゴールでした。写真判定にはなりましたが、明らかに負けてました。勝ち馬も流しの先に入れてたので、3週連続で馬券的には勝ちましたが、今回はちょっと悔しい。しかし3着までに与えられるオークス優先出走権を手に入れられましたし、東京を一度使ったことでこれでオークスへのメドもつきました。しかもオークスはさらに400m伸びますから、十分逆転可能。残念ながら、今の状態で今日の3着馬までがダンスインザムードに勝てるとは思えないですけど・・・。ダービー挑戦してくれないかなあ。<ダンスインザムード。
以前話題にした職場のコピー機が新しくなったんです。ようやく我が図書館もデジタルコピーです。原稿を縦にしようが横にしようが、紙にあわせて直してくれたり、複数枚数を1枚の紙に一緒にコピーしたり、本のページの何枚かをメモリーに溜めて、一遍に両面印刷したりとかいうスゴイ機能が沢山ついてます。
なにより感動したのが、1部づつホッチキス留めてくれる機能。それも単なる左上留めだけじゃなくて、横2個とか、左下とか、いろいろ選べるのです。前に、せっかくソートするならクリップつけてよ、と思っていた私の欲望を、微妙にかなえてくれる機械に出会えました。そんなの一般企業じゃあたりまえなの?もしやカラーじゃないのも古かったり?
機能説明をメーカーさんがしてくれたのですが、ひとつ機能を言うたびに「へー」「ほー」「すごいねえ」と感嘆の声を浴びせていた我々。メーカーさんもあまりの反応のよさに、気をよくしてます。実は前のコピー機にも同じ機能があったのかもしれませんが、使いこなせてないのがバレバレ。
しかし人の欲望は果てしなく。
「これさ、ホッチキスじゃなくて、ファイル用の30穴とか2穴とか選ぶと開けてくれるやつあるといいのにね」
お、それグッドアイディア!さっきまであれほど「すごーい」「コピー機も進化したんだねえ」なんて言ってた人々が、「ホッチキスより簡単に出来そうだよねえ」「機械でやってくれると速いのに〜、手でやると面倒なんだよね」なんて口々に言い始める。その変わり身の早さが図書館員かも。
そういうのももしや既にあります?
河川の氾濫にご注意ください、っていうから、河川情報もしっかり確認してたのに、雨そんなに降ったかなあ。強風でした、とか言ってましたが、私はあまり被害にも遭わず。ラッキーだったのか?
空港で靴の検査をする、というニュースが新聞でもテレビでもやってましたが、一体どうやって検査するんだろ、と思ったら、やっぱり靴を脱いで荷物と一緒に通すそうですね。テロ警戒の一環だそうで、アメリカとかでは既にやってるところもあるようですが、部屋で靴を脱ぐ習慣のある日本人ならともかく、海外では抵抗ありそう?しかし、靴脱ぐってことは、靴下に穴開いてたりしたら間抜けですねー。靴下にも注意しないと。いずれにせよ、老若男女、列に並びながら靴を脱いでる光景は、想像しただけで滑稽ですけど。
「全くもってふざけてますよねぇ」と言っていたのに未納期間があったことで、国民の失笑をかってる菅サン。きっと彼も払ってないと思ってなかったんでしょうねえ。だって私も毎月「厚生年金保険」という欄に決して少なくない金額が書かれているのですが、これで私は2号被保険者になってるってことなんですよね。確か就職のときに年金手帳を大学に提出したと思うのですが、あれはどうなってるのか・・・不明。
最近は転職したり、途中に失業期間があったり、結婚や出産で退職したり。いろいろあるから、誰もわかってないのでは?本当に私の保険料は払われてるのかそれも不安ですよ。なんで3つに分かれてるのか、それもよくわからない。そう言えば小学校の社会の時間に習ったような記憶もありますが・・・覚えてます?
要は複雑過ぎて、誰もわかってないということと、払わなくても督促が来るわけではないということが今回よーくわかりました。っていうか、その程度なんですね、年金制度って。税金だとこまかーいところまで調べられて、払ってないって言ってきますよね。年金に対する国の思い入れがよくわかるところです。国はあてにしないで、頑張って貯金します。はい。
この前、映画館で面白いものを見たのです。その名も携帯充電器。ロッカーみたいになっていて、充電のプラグを携帯につないでロッカーに入れ、暗証番号で閉じるというタイプ。上映中は電源を切るのがマナーですし、ちょうど映画1本2時間くらいですから、充電にはもってこい。本編前のCMでそれを知った私は、ああ、そう言えばロビーのところに妙な機械が置いてあったわ、こんなところにガチャガチャ置いて(ちょうどそんな雰囲気なんです)、売り上げあるのかなぁって思ってたんだよ、あれ充電器だったのか、と感心していたのでした。
帰りにその充電器の前を再び通りました。ロッカーの前面は透明ガラスなので、今携帯が入っているかどうか見ることが出来ます。ちらっとみると、意外や意外、結構使われてるんですよ。ただ私の場合、そのままロッカーに携帯を忘れる、という危険があるので、あまり使えなさそうですけど・・・。