03年12月前半号
2003年12月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      


03年12月1日 (月)

師走開始

昨日は雨の割に暖かかったのです。で、今日は台風。12月だというのに、季節感はどこへやら。

そんな異常気象に惑わされた今年も、あっという間にあと1ヶ月。紅白の出場歌手とか見てて、なんでだろ〜が流行ったのも、佐賀県が日本一メジャーな県になったのも今年だったのか、と1年の長さを思うと共に、その紅白を見たのが昨日のような気分でございます。

そして今日から地上デジタル放送開始だそうですが、見てる人ってどのくらいいるんだろう。

今年は少し冬休みが少なくて(それでも世間よりは長いのですが)、12月の出勤はぴったり3週間だけ、ということはないのですが、それでもぼぼーっとしてると2004年がやってきてしまいますね。

ただいまの読書

石田衣良『電子の星』 bk1リンク

TOPへ

03年12月2日 (火)

本に挟むもの

台風一過。この時期に季語として使ったら怒られそうですが、何せ本当に台風一過なもので。きっと来年には去年の異常気象なんて「そう言えばそんなことも」程度で忘れるのでしょうけれども、それでも今年はやっぱり変だと思う。

解体新書の初版本が京都教育大の書庫から発見されたそう。大型本にはさまってた、ってそんなのありかよ、と思われる方、図書館というのは意外とそういうところなのです。機械化以前、何もかも手でやっていた頃は、膨大な本に対応しきれず、常に滞貨の山。かつこういうやっかいなシロモノはついつい後回しで、担当者も忘れ、その担当者も配置換えになったりして、そのまま本は書庫に眠ったまま時は過ぎ・・・。沢山本を持ってる方は、一度は誤ってダブり買いをしてしまったり、あの本どこやったかなーって探したりしたことがあるでしょう。レベル的にはそれと同じ。それが個人蔵書の多くて数万の単位ではありません。図書館の場合、数十万、数百万冊の単位なのです。また、寄贈される図書には、個人的なハガキやら、名刺やらが挟まってることも多々あります。ついついその辺にあるものをしおりに使って、そのまま書架に置いておいて忘れてしまったのでしょう。残念ながら今までへそくりが出てきたことはありませんが、貴重な書物を沢山持っている方は、誤って超恥ずかしいラブレターなんかを本に挟んだまま、死後図書館に寄贈されるようなことが無いように注意しましょう。ので、この解体新書も、本当は納品する気は全然なくて、たまたま書架で大型本に挟まれてしまい、大型本の納品と共にそのまま京都教育大に行ってしまったのではないかと推察するのですが、真相はどうなのでしょうね。

すごーく古い本から、達筆な筆記体で書かれたハガキなんかが出てくると、この人はどこでこの本を買って、その後どのルートを通って日本の私の手元にやってきたんだろう、と思いますね。しかもそれが17世紀のフランスの本だったりすると、「この本をルイ14世と同じ時代に生きてた人が読んでたんだよなあ」と感慨深いものがあります。

でもそんな本も図書館の書架に並べばワン・オブ・ゼム。だから本好きの方からは図書館員は嫌われるそうですが。

ただいまの読書

大倉崇裕『無法地帯』 bk1リンク

TOPへ

03年12月3日 (水)

洗濯日和

お天気もよくなったので、たまった洗濯物を干して出勤しようと思っていたのです。が、洗濯機を回すのを忘れて、気づいたらもう時間が無い!シフト勤務で今日は休みの相方に、「洗濯よろしく」と置き手紙を残して出勤しました。

するとお昼前。相方からメールが入りました。一言。

ざけんな!

えーそんな洗濯機回すだけじゃないかよぉ、と思ったのですが、帰ってそう言うと

回したら、誰が干すんじゃ!

そーだけどさー。

まだ生乾き、というベランダを見ると、バスタオルが棒のように干されていました・・・(T_T)。今日は自分で干そう。

ただいまの読書

大倉崇裕『無法地帯』 bk1リンク

コレクター魂爆発!これもイイぞ!今年は年末に向けて良さげ。

12月新刊情報

文庫化情報も書いてませんでしたね。今月の新刊は、少なめながらも注目作品も多いです。まずは又市シリーズ第3弾京極夏彦『後巷説百物語』。もうすぐ発売。戸梶圭太『あの橋の向こうに』は、著者初の恋愛小説だそうで、それは別の意味で楽しみ。永井するみ『希望』も面白そう。大極宮でもアナウンスされている京極夏彦『本朝妖怪盛衰録』は笑えそうな雰囲気。森見登美彦『太陽の塔』はこのところお気に入りなユーモア小説か?というわけで、ちょっと楽しみな12月なのでした。文庫派の方には、五條瑛『スノウ・グッピー』クライトン『タイムライン』マコート『アンジェラの灰』(おすすめ!)、梶尾真治『OKAGE』松尾由美『バルーン・タウンの殺人』が文庫化です。『タイムライン』は映画化に向けての文庫化かな。もうすぐ本格ミステリベスト10や、このミスも発売ですね。

新刊案内

乙一『失はれる物語』 bk1リンク が出てました。

TOPへ

03年12月4日 (木)

電子メール・ノスタルジー

私はネットの世界では古い人間なので、メールというとメールソフトを使って読む(メールソフトはAL-MAILだ)電子メールのことだという固定観念が抜けないのですが、最近そういう古くからある「電子メール」と、携帯間で始まった「携帯メール」との境界があいまいになったなあと思うのです。

いや、最初からメールは携帯からという人には何言ってんの、と言われそうですが、最初は「電子メール」ってすごく狭いカテゴリだったんですよ。当然パソコン通信からインターネット経由の電子メールができるのって、インターネットに接続しているパソ通だけだったし、確かそういうパソ通のひとつであったNIFTYSERVEは、電子メールを送るには、何か別のアドレスにする必要があたような覚えがあります。どっちかというとパソ通がインターネットに吸収される形で電子メールは普及したわけですが、その後出てきたのが携帯メール。

最初はキャリアが違うとダメでしたよね。J-PHONEはスカイメールだし、iモード前のドコモも何とかメールって言いました。当然電子メールと互換性はなく。気づくとその垣根も取り払われて、キャリア同士のメールは電子メールに吸収される形で、やはり電子メールが今でも生きています。

何でそんな話をしたかというと、最近メールアドレスに携帯のアドレスを入れてメールをくださる方が多いからなのです。しかも先日携帯アドレスから「暇ならメールしない?」という、一昔前の「暇ならお話しませんか?」(それは電話だけど)的なメール来ました。私は残念ながら暇ではなかったので丁重にお断りした(無視したとも言う)のですが、そういうのって流行なの?

ただ、ちょっと思うのは携帯メールってその場で届いちゃうんですよね。電子メールって「メールを読む」っていう行動を起こすじゃないですか。当然そのときはメールを読むつもりでいるわけですから問題ありませんが、携帯の場合はそうじゃない。メールが勝手に届き、しかもそれを持っている人にお節介にも伝えようとする。私のように非人間的な時間(というのは夜中というのではなく、宵っ張りも寝ようかという早朝)に活動している人間にしてみると、携帯メールって抵抗あるんですよね。

というわけで、時代は変わったことを今更ながら思うと共に、なんとなく時代についていけない気分になっている片桐なのでした。

そして、昨日たまたま2ちゃんねるを見ていたら、

【25才以上】FNS歌謡祭オッサン専用【限定】

というスレタイを見つけて、さらに追い打ちをかけられている片桐でした。_| ̄|○

ただいまの読書

乙一『失われる物語』 bk1リンク

あーなんと6編中書き下ろし以外の5編が読んだ作品でした。でもお気に入りのものばかりなので、再読も兼ねて読んでます。

新刊案内

京極夏彦『後巷説百物語』 bk1リンク が刊行。これは新刊だから楽しみ。分厚いです。

TOPへ

03年12月5日 (金)

「師走」を実感

あっという間に今週も終わりそう。とりあえず今年中にやってしまおうと見回したところ、意外とちょこちょこあって慌ててるところです。

そして、『後巷説百物語』が思った以上に重くて、腕が疲れています。

そんなとこ。

えー、話題になっている『2004本格ミステリベスト10』への言及が無いのは、まだ現物を見てないからなのです。私のいつも使う本屋はビジネス街にあるもんだから、あまりそういう本は並べないのか、版元が微妙にマイナーなせいなのか(最近まで双葉文庫も置いてなかったし)。今日はちょっと違うとこを探してみます。皆さんはどーでした?

ただいまの読書

京極夏彦『後巷説百物語』 bk1リンク

TOPへ

03年12月6日 (土)

これ・・・はミステリーなのですか?がすごい!2004年版

このところ週末は必ず雨が降ってる気がする。。。

昨日は『本格ミステリベスト10』を探す予定だったのに、見つけたのは『このミステリーがすごい2004年版』でした。まあこんなもんかなあ、というランキングでした。ただ、年末にアップしようとして選び始めている私的ベスト10とは全然違うのが、ちょっと面白いところです。意外だったのは桐野夏生『グロテスク』のランクイン。へーと思ってしまった。途中の座談会で「女性なら・・・」見たいな書き方がされてましたが、うーん、それもどうかしら。女性の裏側を描いたという意味では評価できても、ストーリーとしては私はまあまあの域を出なかったと思うのですが・・・。2作入っている著者が2人。まあこれも妥当でしょう。ただ、横山氏の2作品は私の評価は逆ですね。

隠し玉では、12月刊行予定という篠田節子さんの作品が面白そう。あとは綾辻氏の『暗黒館』がいよいよ出そうだということですか。例年これを読んで楽しみにして、裏切られている私はアホですか?でも今年もやはり楽しみです。

予定通りクリスマスイルミネーション特集を更新しました。第2弾は東京タワーとお台場です。

ただいまの読書

京極夏彦『後巷説百物語』 bk1リンク

新刊情報

『このミステリーがすごい!2004年版』が出てました。

TOPへ

03年12月7日 (日)

青い鳥はすぐ近くに

六義園のモミジは太陽を透かして見ると真っ赤でした。今年の紅葉はちょっといまいち、という評判でしたが、大学のモミジが結構良い感じなので、お、東京はこのところの寒さでまあまあかな、と思っていたのです。今更ですが、お天気も良くなったので、六義園が見頃ということで行ってきました。

やはり全体として見ると色づきはいまいち。どことなく茶色っぽかったり、モミジなのに黄色だったり。が、今日は幸い天気が異常に良かったので、太陽光を透かしてみるモミジがめちゃめちゃ綺麗。また、何本かは見事な赤だったり、先の方だけが赤になっていて、赤・黄色・緑のでちょっとしたグラデーションが楽しめたり。もうこの時期では団体客もいないし、師走に入って一般の紅葉狩り客も少なく、カメラマンも思ったほどではなくて、ゆっくり写真撮ったり、散歩したり出来る感じです。当然朝がおすすめです。落ち葉が絨毯様になるのが好きな方には、あと1週間後でも十分かも。東京はまだまだ秋です。

いくつかまとめてUPしたのはこちら

ただいまの読書

京極夏彦『後巷説百物語』 bk1リンク

TOPへ

03年12月8日 (月)

年末商戦

『本格ミステリベスト10』も見ることができました。今年はどちらかというと『このミス』よりもこちらのほうが納得できるランキングでした。いずれにせよ、みんなで相談して1位から10位を決めるのではなく、みんなの1位から10位を集計しちゃうと、微妙なところがありますね。

年末です。今週はボーナスも出るので、それを当て込んでいろいろ買ったんじゃないか?という心の声は無視して、何買おうかな〜と思ってあれこれみてると、先輩から「あれはいいよ〜」とおすすめされた布団乾燥機が目に付きました。このところ週末が雨の日が多く、日記にもそんな愚痴ばっかり。そうだ、布団乾燥機買おうかな、とビックカメラのネットショップを見てみると、5000円くらいではないですか。なんだ、それじゃあ別にボーナス待たなくてもたまったポイントで買えちゃうよ。さっさと買おうよ>自分。布団乾燥機を持っている方、どこのがいいですかね。

ただいまの読書

石持浅海『月の扉』 bk1リンク

あらすじを見たら本当に面白そうなので、思わず買ってしまいました。楽しみ。

TOPへ

03年12月10日 (水)

こ、これは・・・?

やっぱりイラクに派遣するんですね。<自衛隊。戦争しに行くのではない、という首相の言葉を信じて、無事に帰ってきてくれることを祈りましょう。

昨日の夜、金縛りっぽいものに会ってしまいました。なんかちょっと怖い夢を見ていて、やっぱり夢の中でも電気を消して寝ようとしているところだったのです。夢の中で電気を消したとたん、何かがぶつかってくるような感じがして、胸の上に子鳴き爺が乗っているような息苦しさを感じたのでした。うぉーこれが話しに聞く金縛りか?と思ったのですが、あまりにもいろんな話を聞いているので全然怖くありません。しかもまだ起きなきゃならない時間でもなかったため、まあいいや、そのまま寝とくかと思って寝てしまったのでした。

朝は別に問題なく起きられたのですが、あれは本当に金縛りだったのか?20歳過ぎて金縛りにならないと、一生ならないとか聞きますが、もう30歳も近くなって初体験。しかし微妙な体験でございました。

ただいまの読書

戸梶圭太『あの橋の向こうに』 bk1リンク

『月の扉』は確かになかなかでした。

新刊案内

戸梶圭太『あの橋の向こうに』 bk1リンク が刊行。やはり恋愛小説でも戸梶節。光文社文庫が出てました。五條瑛『スノー・グッピー』 bk1リンク が文庫化。

TOPへ

03年12月11日 (木)

足下に広がる世界

金縛り騒動やら(いや、騒いでいたのは私の心の中だけなのですが)、ちょっと疲れが出たりやらで、昨日は少しどたばたしながら、慌てて出勤したのです。一度靴を履いてから、あ、ガス栓閉じ忘れた、と靴を放り、再び戻って慌てて靴を履き・・・ところが!そこで信じがたいドジをしてしまいました。なんと。

左右違う靴を履いてしまったのです!

もーびっくり。大学に着いて、オフィス履きに履き替えようとしたら、なんと左右の靴が違うじゃないですか〜。えーうそ〜みたいな。元々かかとの高さが同じくらいの靴しか買わないこともあって履いた感じは変わらず、しかも今日もやはりパンツだったもので、足下なんてあまり気にならなかったということもあるのですが(実際周りからもあまり見えない)、ここまで左右違う靴を履いて、堂々と歩いてきたという衝撃の事実。

あー穴があったら入りたいとは正にこのこと。

しかし、パイプ神経の片桐は思い出しました。マイ・ベストシネマの1つ『ショーシャンックの空に』で、主人公が言うのです。「意外と他人の靴にまで目はいかない」と。しかも今日はスカートではなくパンツだ。堂々としてればばれないさ。へへん。どうせ職場ではオフィス履きなので、問題は帰りだけだし。

確かに他人の靴って気にならないかも。ミニスカートにブーツくらいならさすがに目に入りますが、パンツに靴だとつま先しか見えないし、そんな気にしてないですよね、ね。しかし昨日の私は、ついつい他人の靴が気になってしまう。しかしどこを探しても、左右違う靴を履いているお馬鹿さんは私だけ。そうさ、そんなのあり得ない。あり得ないと思っているから、多分他人も気づかない。

たまに上を向かずに、下を向いて他人の靴を見ながら歩いていると、ビックリ仰天な世界が待ってるかもしれないですよ。

ただいまの読書

永井するみ『希望』 bk1リンク

新刊案内

永井するみ『希望』 bk1リンク が出てました。ハヤカワ文庫からクライトン『タイムライン』 bk1リンク bk1リンク が文庫化。

TOPへ

03年12月12日 (金)

お祭りウィスキー「謎」と、忘年会準備

左右の靴を間違える大ボケ女は私だけかと思っていたら、案外早く反応がありました。私だけじゃなかったようです。ホ。でも少数派であることは変わりないと思いますが・・・。

ウィスキーとミステリーの世界に、超豪華ラインナップ。昨日の謎2003発売を記念して、謎ブレンドに参加した作家たちの作品に関するエッセイを集めたページです。謎買うべきですか?>相方。なんとなくボージョレじゃないですが、「お祭もの」という感じがして、5000円という値段はどうなんだろうという気がしてしまうのです。原料は確かにすごいんでしょうけど。ただ、もともと我が家はモルトばっかで、あまりブレンデッドは無いんですよね。この豪華執筆陣の、ここでしか読めない!書き下ろし短編集付きとかなら、ウィスキー飲まなくても買う人いそうだけどな〜。実際、白州の限定ボトルとかはあっという間(ほんと数十分で売り切れる)のに、例年「謎」は即時売り切れというほどではないですね。去年のもまだ買えるようですし。

そんな我が家では今日は相方の会社の友人が遊びに来るとかで、昨日の夜は帰ってきてからとりあえず片づけ。片づけたら、若干広く感じます(^^;。相方は今日夜勤明けなので、昼間に掃除してもらおう・・・。よろしく。

ただいまの読書

永井するみ『希望』 bk1リンク

新刊案内

池永陽『指を切る女』 bk1リンク が出てました。

TOPへ

03年12月13日 (土)

インターネットに繋いだら、まずやること

まず、昨日の文章の訂正です。昨日、豪華執筆陣による自作紹介のような形で紹介しました「ウィスキーとミステリーの世界」ですが、私の大勘違いでした。すべて杉江松恋氏によるものです。元々サントリーのウィスキーメルマガから直飛びしてしまったので、全く気づいていなかったのが真相なのです。靴の左右を間違えるぐらいなら笑い話ですが、こんな勘違いはしちゃいけませんね。本当にすみません。そんな私の大勘違いは全く関係なく、ウィスキーと現代ミステリーの関わりという点ではとても良いページです。ウィスキー好きの相方は、私と違った視点でお酒がテーマになった作品を好んで読んでいるので、酒好きな方におすすめのミステリラインナップかも。サントリーのこのウィスキー関連ページは他にも面白い記事が載ってますので、おすすめです。

昨日は相方の会社の人2人(途中で1人来て、1時間くらいで帰ったけど)来て、鍋パーティ。相方の会社の人は競馬場で会う人も含めて結構会ってるのですが、なんとなくネクタイをしなくて良い職場のせいか、皆さん若くて面白いのです。システム関係の人(しかもいわゆる文系SEではなく、理工系の技術屋)っていうのは、歳取らないものなのでしょうか。

「最近、生まれて初めてプロバイダに入った」(それまでは会社のサーバーにコールバックで繋いでたらしい)という一人。それだけで少し面白かったのに、私のウェブページを見たようで、「僕もネットデビューしようと思って、ウェブサーバー立てようと思ったんですよ」、ってあんたそりゃ、こち亀で出てきた「最近インターネットが流行だから、ISP始めたんじゃ」レベルの高度なギャグ。そもそも最初からそういう世界にいたせいで、「何をしたらいいのかわからない」というのですが、だからといって、普通ウェブサーバー立てないよ。。。さらに、「普通のISPレベルなんかよりセキュリティは完璧」だそうなので、そのうちレンタルしようと心密かに思う片桐でございました。

ただいまの読書

永井するみ『希望』 bk1リンク

TOPへ

03年12月14日 (日)

We got him

朝日杯の最後の直線。先ほど、フセイン元大統領が捕まったそうです。その時の言葉。写真は逃げるメイショウボーラーを、後続の3頭がまさに捕まえようとするところ。

というわけで、今日は中山競馬場に2歳チャンピオンを決める朝日杯を見に行きました。というのも、毎年この日はJRAが来年のカレンダーを配ると聞いたからです。しっかりゲットしました。去年は相方の先輩にいただいたのですが、来年もカレンダーはJRAのです。えーJRA?と思う方、これがまたとってもセンス良い写真で、美しいのです。おすすめ、したいところですがこのカレンダーは非売品なのかな?

今日は穴馬が見事当たるのに、それと組み合わせる馬がいまいち決まらず、戦績もいまいち。相方は単勝万馬券だった馬を軸にしてるのに、負けてるところが弱いです。最終レースは、返し馬なのに走らずに係員に引かれていく馬がいたのです。馬券を買いに行っていた相方に、「今さ、目の前を引きずられてく馬がいたよ〜。超やる気ないの。9番の馬」と言って、ちらりと相方の馬券を見ると、見事9番の単勝に賭けてたのでした(当然来ませんでした)。メインレースも、断然人気のメイショーボーラーから、この秋東京競馬場で見たことある馬に流した片桐。中でも2番のアポインテッドデイは新馬戦の勝利から期待してたし、メテオバーストは出走した2戦とも目の前で見て、両方ともバシバシ撮ってるので、気合いの入れ方が違います。しかしここで欲が出ました。これまた目の前で見ていた京王杯で、強い勝ち方をしたコスモサンビームは人気だったのではずしたのです。が、結局人気のメイショウボーラーを最後差しきったのはコスモサンビーム。アポインテッドデイは坂途中で勝てるか?!と夢をみたのですが、3着でした。残念。

まあ勝ち負けはともかく、絡んでくるところではあったので比較的楽しく応援できたのでした。

ただいまの読書

池永陽『指を切る女』 bk1リンク

TOPへ

03年12月15日 (月)

My present for me

前に自分への誕生日プレゼントを買う話を、2000年2月に書いたのですが、一人旅が意外と市民権を得てきたのと同様、自分へのご褒美も意外と普通にあったようで、「最近は女性が自分へのご褒美を買う」というニュースをやってました。記事も発見。平均で55000円くらいだそう。恐らく最大の要因は、働いている女性が多くなって、自分もボーナスを貰えるからでしょう。ボーナスで家電を買ったり、ちょっと良いものを食べに行ったりするのって普通のことですよね。今年はデジタル3種の神器が人気だそうですね(私もテレビ見ないのに思わずプラズマに手が出そうになってしまった・・・当然相方にどこに置くんだと怒られた)。女性もある程度まとまったお金が入ったら、買えなかったものを買おうとか、旅行に行こうとか、おいしいモノを食べようとか考えるのは普通だと思うな。逆にそうやって使ったほうが日本経済には良いことですよね。

というわけで、私はtheoryのパンツと写真がプリントできるプリンターを買ってみました(笑)。プリンターはCanon PIXUS990i。でも多分写真年賀状は作らない。大昔プリンターを買いに行ったときもエプソンとキヤノンが2大メーカーで、店員に聞いたらエプソンが早いし綺麗とオススメされたのです。が、今はあまり変わらないみたいですね。早いのはキヤノンで、綺麗なのはエプソン。でも相当凝らないと差は微妙(実際、去年のこのレベルの機種は、キヤノンが上という記事がASCIIに出てました)、というレベルらしい。カメラはキヤノンなので、そっちにしてみました。明日到着予定なので、さっそくプリントしてみよー。新宿のヨドバシが安かったです。

ただいまの読書

池永陽『指を切る女』 bk1リンク

新刊案内

昨日神田に寄ったら、今野敏『逆風の街』 bk1リンク が出てました。

TOPへ

最新版へ| インデックス | トップページへ
前へ | 次へ