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いよいよアカデミー賞授賞式ですね。今年は作品賞も既に日本で上映されてる作品が多いし、何より渡辺謙がノミネートされてるから、注目度も断然アップですね。ちなみにラジー賞のワースト作品賞は、"Gigli"だったそう。知らない、その映画。
昨日髪の毛を切りに行ったのですが、大分伸びてきたので、初めて長いロットで髪を巻いて貰ったのです。巻きながらスタイリストさんが「これは今だからこそ登場したロットなの」って言ってました。このところロングの縦巻きが流行なので、そのロングを綺麗に縦に巻くための縦長なロットです。そうやってこいつを巻いていると、ちょっと埴輪に似てきます。これはプラスチックのですけれども、これを銀色のキラキラ素材とかで作って、ルーズに巻けば、前衛的なアクセサリーになるかも、いつか誰かやりそう(既にやってるか?)、とつらつら思っているうちに、私の頭は徐々にロットに覆われていきました。
するとアシスタントのお兄ちゃんが「ちょっと前まで、細くて短いのしかなかったんですけどね」と言います。頭の上の方につけてるのはよく家でも使うような直径が大きめの寸胴ロットだったのですが、「こういうのも結構新しんですよ」とのこと。さらに円錐型や針金、なんていうのもあるとか。針金はアフロヘアに、円錐は上下の使い方を変えることで縦巻きに変化を与えるため。要は「巻ければなんでもいいんです」。「パーマって基本は変わってないんですけど、その応用は日進月歩」だとか。
たかがパーマ、されどパーマ。懐メロ番組なんか見てるとみんな古くさくて同じような髪型してますけど、そりゃこれだけいろいろ違ったら、雰囲気も変わるわな。
今日から国立博物館で法隆寺夢違観音の特別公開。十七条憲法制定1400年記念(!)だそうです。特別展ではなく、平常料金(大人420円)で見られるとのことで、仏像フェチの私としては(*1)、そんな美味しい展示を逃すわけにはいきません、チェックチェック。平常展も合わせて「飛鳥・奈良・平安の日本美術」を陳列してるので、古代美術ファンは是非是非。公開は4月11日まで。また4月6日からは、「空海と高野山展」(*2)。こちらは既に招待券をゲットしたので、あとはスケジュールとにらめっこかな。
謙さんも清兵衛も受賞は逃しましたが、『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』はノミネートされた11部門すべてを獲得。タイタニックも確か大量ノミネートされてましたけど、脚本とか助演女優とか主要なところが全滅だったので、ノミネート全てではなかったんですよね。まあ今回LOTRは俳優部門は助演・主演ともにノミネートさえなかったんですけどね。
面白いと思うのは、最優秀主演男優賞も最優秀助演男優賞も獲得した『ミスティック・リバー』が、監督賞も脚色賞も作品賞も獲れなかったこと。要するに、アカデミー会員の見解は、俳優はミスティック・リバーだけど、作品としてはLOTRだってことなんですね(裏で行われるPR合戦だの、思惑だのは無視して、表層としてみた場合)。俳優の演技か、それとも映像とストーリーか、どっちを重視するかってその人の映画の見方でもあると思うのですが、結局どっちかに偏っちゃって、俳優部門も総なめ、作品・映像部門もゲット、みたいな映画ってなかなかでないものですね(それこそ裏の力が働いてるからなのか?)。映像に力を入れると、俳優が目立たなくなっちゃうってこともあるのかも。近年では、そうすると『グラディエーター』は主演男優+作品賞だからすごかった、ってことかもしれません。DVDでみるなら俳優賞受賞作、映画館で見るなら作品賞受賞作でしょうか。ただ、唯一の救いは助演を獲った脇役俳優だけ、みたいなハズレ映画に当たっちゃう場合もあるのが前者の怖いところだったりするのですが(笑)。
土曜日にアップした木ですが、それは桃かも?という意見がありました。桃はもうちょっと濃いピンクじゃないか(あともっと背丈が低いのでは?)と思っていたのです。あと桃って匂いがありますよね。確か。そういう匂いもしません。桃にも種類があるのかなあ。日記の写真ではちょっとわかりずらいので、トリミングしたのをあげてみました。でかいのでナローな方は注意。
昨日の桜ですが、やはり桃ではなく寒桜の一種ではないかということでした。情報をくださった皆様、ありがとうございます。このところの暖かさで今は満開。とても綺麗です。しかし、そんな今日は桃の節句です。また今晩も雪だとかいう話ですよね。春は既に来た、と思ってたのに(コートなんて、クリーニングに出しちゃったよ)、冬逆戻り。いつになったらコートがちゃんとしまえるのかな。
このところ、RSSなどXML形式で落ちてるファイルを拾ってきて、いろいろやるのにはまってます。昨日asahi.comが、RSS/RDFを提供というニュースが出てたので、いくつかRSS/RDFニュースサイトを巡回して、dc:dateでソートして表示する、というプログラムを作ってみました。結果はこんな感じ(自動更新はされません、念のため)。結構面白いです。ブログでは一般的になりつつあるRSSも、全般的に見るとそれほど一般的ではないようで、独自に提供してるとこ少ないんですけどね・・・。サイトそのものを取り込んでCGIでXMLに直してくれてるところとかあるのですが、dc:dateまで入れてるところが少なくて、ソートのときに困ってしまいました。下のただいまの読書なども、amazonのWebサービスでXMLを提供してるので、そいつとbk1のxml形式のをひっぱってきてREXMLで処理してます。面白い。今更ながらXMLが注目されてる理由がちょっとわかりました。書誌をとってくる、っていうのは職場のシステムでもやってますけど、それこそ「システム」なんですよ。システムに合わせたコンバートも大変だし、不具合がみつかると直すのにも時間がかかる。それがこんな中途半端な知識でも、書誌獲ってこれちゃうんだもん。あとは好きに表示形を変えればいいだけ。基本的にXMLはUTF-8対応なので、アルファベットでも2バイト文字でも同じように扱えて、文字コードもそれほど問題なし。世の中動きが早すぎて、なかなかついてけません。
くしゅん!くしゅん!へーくしょいっ!って感じにモーニングアタックにやられている片桐です。おはようございます。
昨日はひな祭りだったんで、ちらし寿司にしようと思って、スーパーでちらし寿司の素を探してたんですね。多分この辺だろう、と当たりをつけて行ったのに無い。無い。無い。ぐるぐるぐる・・・・と調味料の辺りを回って気づきました。ちらし寿司の素の値札と、その上の空の棚。えーん。鏡開きの日はあずきが無くなり、冬至の日にはかぼちゃとゆずが消え、そしてひな祭りだとちらし寿司の素が無くなる。どこもこういうものなのでしょうか。そもそもひな祭りだからって、ちらし寿司を食べた記憶なんてそんなにありません。鏡開きなんていつだかもよく知らなかったし、ゆず湯なんて生まれてこの方入ったこともありませんでした。相方はケーキを買ってきてくれたのですが、「ひな祭りケーキは売り切れたよ」と言われたそうです。クリスマスケーキは売れ残るのが当たり前の気がするので、やはり日本の伝統行事のほうが強く根付いているものなのかな。単に生産量が違うだけ、ということもあるのでしょうけど。
サッカー観戦でみんなで日の丸をつけて国歌を歌ったりとか(*1)、サムライブームとか、和のインテリアとか、このところ「プチナショナリズム」と言われる日本文化回帰現象があちこちに見られるそうですが、これもそれの一環なのか?
結局別のスーパー(あんなのコンビニでも売ってるし)でちらし寿司の素を手に入れた片桐は、昨日はちょっとひな祭り気分だったのでした。
たまにbk1のxmlを返してくれるcgiでは書誌が取れないものがあるのです。するとエラーじゃなくて何故か『バカの壁』のデータを返してくる。なんかバカにされた気分ですが、昨日正にそれにあたってしまって、bk1リンクが間違ってましたね。すみません。チェックを一度かけて、www2.bk1.jpからIDを取ってくるオプションをつけてみたら大丈夫そうです。すみません、勝手に使ってます。。。>smashmediaさん
トップページのランキングですが、画像があるとどうしてもレイアウト的に3個くらいしか表示できないので、bk1から提供されてるスクリプトじゃなくて、amazon(Webサービス)とbk1(RSS)と両方取ってきて並べるプラグインを作ってみました。bk1のほうはRSSに著者表示が無いので、無理矢理xml検索をかけてます・・・(できればアマゾンみたいなの希望)。こういうの作ってると思うのですが、書誌の状態がブラックボックスだと何でエラーになるのか分からない事も多くて怖いです。多分日々我々が作っている書誌に、検索機能だの、OPAC表示機能だのをつけているデータベース担当も同じような苦労してるんだろうなあ、と思ったのでした。ランキングは、Amazonはデイリーなんですが、bk1はジャンルを被せるとウィークリーしかないみたい。残念。Amazonだけ毎日変わります。並べると結構違いがあって面白いです。ジャンル分けが違うだけ、という可能性もありますけど。また飽きたら(何か思いついたらとも言う)別のに変わるかもしれません。
少し前のですが、『現代の図書館 第41巻第4号』(2003.12)で目録作成が特集されてました。カード+閉架の頃、いかに小さいカードに効率よく美しく記入するかが主眼だった目録が、開架時代とMARC(*1)の普及で徐々にその技術が軽視され、目録はすべて外注・委託という大きな流れが現在も続いているのです。我々はいつ職を失ってもおかしくないのですが、しかし、ここにきてデータが図書館という枠を超え、図書という枠も超えて、地球の裏側にある資料がインターネットで探せるという時代がやってきました。再び、効率よく必要な情報にたどり着くための目録データには何が必要か、またどんな技術が必要か、という手探りの状態に戻ってきています。今私がはまってるXML。新着案内も、貸し出し(売り上げ)トップ10も、上記のように簡単にできてしまいます。最近トラックバックという面白い技術も出てきました。例えば「これは使える資料だから」と、書誌に対して授業のページをトラックバックしたりとかに使えそう。当然あちこちにある書誌を標準化してXMLでやりとりすれば、書誌を一から作成する手間も省けるし、一方でそういった書誌を1つのサーバーでメンテナンスする必要もなくなります。よく図書館員が集まると、「NACSIS-CATが重すぎて、一日仕事にならなかった」なんて笑い話になるのですが、どこからでも取れるなら、こっちがダメならあっちで取ってくればいいのです。そもそも最初から出版者が出荷前にタイトル、著者、出版者、出版年、シリーズ名くらいの最低限のデータをつけて流したっていいですよね。そしてアマゾンもbk1もやってるジャンル分け。図書館では別の分類法がたくさんありますが、資料や図書館の蔵書構成にあった分類やジャンルを付与して、それによって「こんな新刊入りましたよ」なんて自動でお知らせできたりしたら便利そう(amazonはそういうサービスしてましたよね)。もちろん単に流れてる書誌は画一的なものですから、それに自館の利用者に合わせた情報をつけるには専門知識が必要だし、そうした書誌に使えるインデックスをつけたり、検索機能をチューンアップするには、書誌の中身がわかってないとブラックボックスに手探りで検索キーを投げてるようなもので、なかなか効率的な検索システムはできません。と、声を大にして我々の存在意義を叫ばなければ、と思う今日この頃です。
話は変わりますが、
アヒルと鴨のコインロッカー
伊坂 幸太郎著
東京創元社,2003.11
ISBN4-488-01700-2
【amazon】【bk1】
伊坂幸太郎『アヒルと鴨のコインロッカー』が吉川英治文学新人賞受賞だそう。これからの活躍にも期待ですね。
なんかあんまりぱっとした感じがしなかったのですが、気のせいかな。恩田陸『黄昏の百合の骨』は今日出てるかも。乃波アサ『嗤う闇』が新潮社から。鯨統一郎『富士山大噴火』が講談社から。
ここを見てくださってる皆様はよくわかっていると思いますが、私、毎月かなりの額を書籍代に費やしているんです。家計の中の割合で言うと、食費と良い勝負です。もちろん所詮本ですから、洋服の値段や、外食1回の値段に比べたら単価は安いのですが、それでもちりも積もれば山となるものです。
で、洋服はデパート系カードのポイントで5%〜10%、スーパーの買い物もスーパーのカードでポイントがついています。ポイントバックがあれば、必然的に安くものが買えるわけです。なので、雑誌とか見てて「この服欲しいなー」と思ったら、そのブランドが入ってるデパートで、ポイントがつくデパートを探したりするのです。同じものでも結局安く買えるわけですから、気合いも違います。そんでもって、ポイントで季節毎に靴を買う(笑)。
なのに、本の場合はついつい「早く買える場所」と思ってしまうので、大学近所の本屋や大手書店を探したりしてました。しかし!よく考えるとbk1で買えば、ブリーダー用のポイントがつくのです。どうせ2冊3冊まとめて買うと、2冊目3冊目は後回しになるわけですから、bk1で買ったって同じです。しかも始まった当初は「ネット書店は入荷が遅い」という印象があったのですが(まあ今でも都内書店と比べると微妙だったりしますが)、最近はほぼ同時期入荷です。しかも在庫も豊富で、大手ならともかく、大学近所の書店は負け気味。1500円以上なら送料もないし、メール便でも翌日には届くから、タイムロスもほとんど無い。何より家まで送ってくれるから重くない。今更ですが、気づいちゃったのです。
ネット書店で本買えばいいんじゃん。
・・・気づくの遅すぎだよ>自分。#すみません、昨日またしてもトップページがMozilla系で見られなくなってました。直しました。また何かありましたら、ご連絡くださいませ。
いよいよ春競馬もクラシックへの道が始まろうとしています。今日は皐月賞のトライアルレース、弥生賞(*1)でした。今回の注目はなんと言ってもコスモバルク(写真)。道営が昨年導入した外厩制度の第一号で、かつここで勝てれば1995年以来、しばらくぶりとなる地方競馬からのクラシック参戦になるのです。他にも賞金的には足りてても、ここで試走して、力を見たい強豪、ここを勝って皐月賞に出たい素質馬などがごろごろいて、人気は割れまくり。頭数は少ないものの、面白いレースになったのでした。
で、結果。もちろん逃げたのはメイショウボーラーだったのですが、最後の直線、粘るメイショウボーラーを見事とらえた(朝日杯の再来のようだった)のは、コスモバルクでした。コスモサンビームに続いて、またしてもコスモにやられたメイショウボーラー。ちょっとかわいそう。3着にようやくサンデー産駒のメテオバーストが入りましたが、私が3連複の軸(コスモバルクと2頭軸)にしていたハイアーゲームは惜しくも届かず、4着だったのでした・・・。ハイアーゲームは、ここ一番でまたしても出遅れ病。ずっと出負けしつづけ、でもその能力の高さで直線伸びてきた馬ですが、今回は相手が強すぎました。出たとこで負けるなよ・・・。(値段も)高い馬なのに。皐月賞はコスモバルクかコスモサンビームか迷うか、あるいは2頭軸の3連複にすることにします。はい。と言いつつ、いつも直前で迷う片桐でした。
中山競馬場、非常に寒かったです。朝はお天気よかったのに、お昼頃突然暗くなって雪が降り始めたときは、凍死するかと思いました。脳みそが凍ってる状態がよかったのか、今日はついてたんですけどね。しかし有馬記念のときより寒いってどういうことよ。
原題:Good bye, Lenin!
監督:ヴォルフガング・ベッカー
出演:ダニエル・ブリュール/カトリーン・ザース ほか
配給:ギャガコミュニケーションズGシネマグループ
2003年/ドイツ/カラー/121分/10年前に父が西側に消えて、母は社会主義に傾倒した。1989年。建国40年を祝う式典が大々的に行われた夜、東ベルリンでは改革を求めるデモが起こっていた。それに加わっていたアレックスを偶然見かけた母は昏倒。昏睡状態のまま、東西ドイツの統一も壁の崩壊も、西側文化の暴力的な侵入も見逃した母。8ヶ月後、母は奇跡的に目を覚ましたが、医者は言う。今度ショックなことがあると非常に危険だと。母を回復させるためにアレックスは、再び東ドイツを再現させるのだったが・・・
正月に立て続けにみて、密かな?マイブームのドイツ映画。この映画を知ったのは、ある偶然でした。私がドイツ映画が面白そうとおもったきっかけは、図書館に大量に来ていたドイツ映画のDVDだったのです。「壁」が作った様々な人間模様やドラマは、映画のテーマとして興味深いものでしたし、実際見てみると、ドイツ映画に描かれる感覚って、日本人の私にもなじみやすいというか、共感を覚えるものだったのですね。泣かせどころが巧い。「ここで泣け」といった感じの押しつけがましさがなく、自然なストーリーで、感動を与えてくれるのです。意外な発見をした気分でした。
そんな中、先日書誌を作ったのが、この映画の主演でもあるダニエル・ブリュールの前作"Nichts bereuen"。映画の注記を書くためと、出演者の綴りを確認するためにネットを検索していた私は、主役の子がこのDVDと「グッバイ、レーニン」という作品でドイツアカデミー賞主演男優賞を獲得しており、ドイツでは期待の若手であることを知ります。しかもその「グッバイ、レーニン」がちょうどこれから日本でも上映されるというではないですか。これは見に行かねば、とチェックをしてたのでした。
と、まあ前置きが長くなりましたが、この映画。とってもいいんですよ。同じドイツ人なのに、民主主義に染まった場合と、社会主義に浸かっていた場合とどれほど違うのか。壁の崩壊とともに、いかに東ドイツの生活が変わったのか。そして、そんな社会や思想の大転換の中で、今まで信じてきたものが壊れるのを呆然と見る市民たち。50年前の日本も、こんな感じだったのかも、とまずそんなことを考えました。でも、そんな心理学の実験台のような社会でも、家族という単位は同じようにあるものですね。そしてその絆を、こうして地球の裏側の人間も同じように共感し、涙することができることに、すごく感動しました。こうして社会が不安定だからこそ信頼することのできる血族の絆は、よけいに強まるものなのかな。自分のせいで倒れた母を思って、喜劇的な奔走をする主人公。そう、母が死ぬか生きるか、という悲劇的状況なのに、ここで喜劇が入るのです。その笑いもブラックではない。ものすごくさわやかで、かつ「壁」が作った社会の格差を見事に描き出します。そして、それを冷ややかに見ながらも、主人公の一生懸命さに協力してくれる周りの人々も魅力的。しかし、社会の激流は止めようもなく・・・もう限界、というところで語られる衝撃の事実。笑いながら泣く、映画の中でもそんなシーンが出てくるのですが、正にその感情表現がぴったりなそんな映画でした。おすすめです。
全国の主要都市のミニシアター系映画館で上映。東京は恵比寿ガーデンプレイス1館です。私は土曜日の初回をみたので、1時間前くらいで十分でしたが、初回の終わる14時前には、16時の回まですべて売り切れてました。ここまで混んでるとは思ってなかったので、ちょっと驚きました。相方に聞いたのですが、前日深夜番組で井筒監督が褒めてたようですね。しばらく上映してるとは思いますが、行くなら朝一か、それとも最終回がいいかも?
このところ歯医者通いをしている片桐なのですが、昔から私、歯医者で迷っているものがあるのです。それは漱いでくださいと言われて、どのくらい漱ぐものなのかということ。あの小さい紙コップ1杯分だと、ちょっと足りない気がするのです。2回だとちょっと多めで、3回分はない、あの量。そして麻酔をした後に「漱いでください」と言われると、口が閉じれなくて、口の隙間から水が噴き出てしまう(何度壁紙に水をひっかけたことか)、あの紙コップです。
そこで相方に聞いてみました。「あれさ、いつも漱いでくださいって言われたらどうしてる?」と。すると、2,3回していると言います。私はすかさず「でもさ、2,3回に分けると、水の量が足りなくない?」と反論しました。すると相方は不思議そう。
だってコップ置けば水出るじゃん。
なるほど、相方は1杯を1度で使い、紙コップに2度3度水を入れて、それで何度も漱いでいるようなのです。そうか、私も今度からそうしよう、と思いつつ、小心者でなんとなく1杯の水を2,3度にわけて漱いでしまうのでした。
皆さんはどうしてますか?
気温が上がるそうですが、朝晩の冷え込みはまだ厳しいです。なのに花粉は明らかに飛び始めました。
昨晩のこと。夜中にトイレのほうでドシン!バタン!というものすごい音がしました。へへ?!何だ?と起きあがった私は、相方がトイレのドアから転げ出てるのを見ました。あれま、大丈夫?と言うと、
転けてもうた。_| ̄|○
びっくりしたなあ、もうと思いつつ、再び私は睡眠に戻ったのですが、翌日相方の右頬にはスリキズが出来ているのです。
・・・それってどうやって転んだわけ?狭い家ですから、当然トイレも狭く、ひっくり返る余裕なんてありません。どうやればそんなところにケガできるのか、それを知りたい。猛烈に知りたい。しかし相方は、「寝ぼけて転けた。」だけだそう。結局その謎は解けないままです。
性懲りもなくまた少しcssをいじってみました。ちなみに元のHTMLデータはほぼ同じ。CSSだけでこれだけ違う風にできるんだ、とちょっと感動。今度こそ、IE6、Mozilla 1.6、そしてOpera7.23(英語版)で確認しています。が、何か問題ありましたら、メールでお知らせください。もうこれでいきます。たぶん。
久々に神保町のサラファンに行ってみました。全然変わってませんでした。財布を開いたらお金が4000円しかなくて、相方におごって貰おうと思ったら、その4000円をすべて取られました。お金おろさなくちゃ。
ミステリコーナーが無くなったと話題の三省堂にも久しぶりに寄ってみたのですが、このところ比較的新しい本屋、例えば丸ビル内の丸善とか、渋谷のブックファーストとか、六本木ヒルズ内の有隣堂とかしか行ってなかったせいか、妙に古くさい印象を受けました。上記にあげた書店は、どれもインテリアや照明から凝ってるんですよね。それでいて落ち着いた雰囲気。三省堂も書棚を模様替えするより前に、まず照明から手を入れなければいけないのでは?神保町に数多く存在する古本屋のかび臭さや、穴蔵のような暗さは別の意味で魅力的ですが、ああいう新刊主体の大きな書店はそれではもうダメなのかも。最近公共図書館でもインテリアや照明に凝ったところもありますし、海外の建築系の書籍には「図書館」という項目は必ずあります。どれも穴蔵の印象は無いですが、この中でお気に入りの本を探してみたい、と思わせる魅力的な作りのところが多いです。書籍の保存の問題もありますから、やたらと明るくするだけでは問題ですが、本屋は暗いという固定イメージから脱却するのも、これからは必要なんじゃないかと思う片桐でした。
木曜22時。それは、我が家では「白い巨塔」の時間です。ドラマなんぞ滅多に見ない相方が、この番組だけは何故か気に入って最初からずーっと見ています。私は家事をしながら、本読みながらで、全く真剣ではありませんが、相方は木曜日に関しては、22時までには絶対に帰ってきます。夜勤のときはビデオの予約をしておく念の入れよう。確かに面白いですよね。二転三転、あらすじ程度しか見てない私でも、波のあるストーリーで人気の理由もわかります。
が、その相方、うるさいのです。好きなドラマだから外の音も耳に入らないくらい真剣に見るのかと思ったら、あちこちにツッコミ入れまくり。特に財前教授がお気に入りのようで、「外科に持っていった里見が悪い」とか、「外科なら切るしかないやん」とか、どちらかというと、彼は「最高の技術を持つ彼が執刀したのに、患者自身の不摂生を棚に上げて彼に対して訴訟を起こすなんて、そっちのほうがおかしい」という意見です。当然財前が悪役であるドラマには文句たらたらです。そしてまた良いところで終わるので、そっちにも文句たらたら。ので、最後のセリフはいつも同じ。「ここで終わるんかい!嫌らしいなあ」と。
ところが昨日は違いました。財前が倒れ、検査の結果肺ガンであることが判明。彼は大学内の人間の技術を信用できず、大学を離れた東先生(石坂浩二)に執刀を依頼します。そして手術。さっそく切るわけですが・・・。内部を見たとたん、東の目が見開かれるのです。東の様子に凍り付く助手・教授陣。そこでエンディングテーマであるアメージング・グレースが流れ始めました。すかさず相方、
「オープン・ザ・プライスやな」
まあ確かに。
結末はわかっているのになんとなく見てしまう「白い巨塔」。「指輪」が終わったら、次はこの本読もうかなあ。
本が届きました。先日eNovelsで私も微力ながら協力させていただきました「エロチカ特集」が本になりました。図書館に来る本ではよく見る「謹呈 著者」の札が入っていて感動(写真)。おー自分に対する「謹呈 著者」って初めてかも。超嬉しい。今までも何度か自分が協力した本をいただいてるのですが、どれもムック系のばかりなので、この札が入ってたことってなかったんですよね。いや、単に和紙っぽいのに印刷されてるだけなんですが。本当に著者から謹呈された場合は、これにサインが入ってたりするのですが(遠藤周作とか大江健三郎とかの見たことある)。それでも本を寄贈された、ということが嬉しいです。中身はまだパラパラ見ただけなのですが、やはり本になると印象違いますね。ちなみにeNovelsでダウンロードできるPDF版には絵がはいっています。『エロチカ』【amazon】【bk1】はネット書店で予約受付中。来週発売なのかな?
春になるとやっぱり買い物したくなるようで。なんとなく春物が多いのは、そのせいかも知れません。昨日もまた仕事帰りに買い物してしまいました。洋服は既に買ったので、今度は小物。靴を買いました。カバンも欲しいんですが、今年らしいかわいい原色系でいこうと思って狙っていたカバンは既に完売。次に入るのは4月ですって・・・哀しい。
今日も良いお天気。土日になると歯医者だの競馬だの映画だのでさぼりまくっていた片づけをやってたら、午前中が終わっちまいました。これから遊ぼ。
今日はホワイトデー。チョコレートのお返しに、フライパンを買って貰いました。結婚したときに持ってきた2つのフライパンは、もう1つはボロボロで使える状態じゃなくなってしまったのです。使い方の荒い私は、テフロンはどうもだめ。強火にも弱いし、長期間使っていると剥がれてしまうようです。一方で、結婚してすぐに買った鉄の中華鍋は、使い込んでいるうちに、焦げ付かなくなってきたし、使用後も簡単に綺麗になってすっかりお気に入り。というわけで、最初は面倒でも長く使うなら鉄だよ、と思った私は鉄のフライパンを買ってきたのでした。同じ大きさでもテフロンの3分の1で買えてしまうし、これから使いこむ楽しみができました。
調理器具屋さんによると、まずは強火で焼いて、さび止めを落としてくださいということなので、ただいま前処理というか、空だき中です。これで餃子を焼くのが楽しみです。
原題: The sum of all fears
監督: フィル・アルデン・ロビンソン
出演: ベン・アフレック, モーガン・フリーマンほか
2002年/アメリカ/カラー/124分/ジャック・ライアンはCIAの情報分析官。ロシアの大統領が急逝、次期大統領にネメロフが擁立され、ライアンがかつて書いたネメロフのレポートが注目され、長官と共にロシアへと飛び、大統領とも謁見した。直後、ロシアはチェチェンに毒ガス攻撃をする。ネメロフを理解していると自負するライアンは、ネメロフを擁護するが、大統領の強硬政策を疑わない政府首脳は、ロシアに対する防衛状態を増していった。そんなときボルチモアで、原子爆弾が爆発した・・・。
トム・クランシーのジャック・ライアンシリーズは全然読んでないのですが、映画のほうは結構みてるつもりだったのです。『レッド・オクトーバーを追え!』なんかは、私の中でベスト・ムービーと言える1作。まああれはライアンよりもショーン・コネリーの映画でしたが・・・。他にもハリソン好きなので、『パトリオット・ゲーム』、『いま、そこにある危機』など、ハリソン・ライアンも見てます。が、ライアンがいつのまにベン・アフレックに!知らなかった・・・。ちなみにライアンシリーズの中で、この『恐怖の総和』は比較的初期に位置するのですよね?よくわかってないのですが。
映画としては面白かったです。アメリカとロシアの戦争、という最悪の事態が起こりそうになる中で、ネメロフを信じ、戦争を止めるための情報を得ようとするライアン。冷戦が過去となる中で、仮想敵国としての大国・ソ連は消え去り、こういう物語も少なくなってきていますが(今ソ連にあてはめるものとすれば、テロリストですもんね。それは国家でさえない。)、やはりこの時代の国と国との駆け引きは、小説の題材としては格好のものでしたね。ベン・アフレックはライアン役をおろされるという噂もありますが、次作もできるのかな。