04年5月前半号
2004年5月
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04年5月1日 (土)

S氏迎撃

昨日はGWで帰省してきている雫さんとえんどさんと共に久々の軍鶏。もう暑いのに軍鶏鍋。私が単に食べたかったから。何故か本とネットで会った人々なのに、本の話はしなかったかも・・・。そして、雫さんに「まともな生活をしなさい」と言われる私って一体。で、えんどさんはそりぃさんのお相手はわかったのかしらん。Nだよ「なにぬねの」だよ、順番に言ってみなよ、という相方に、「そんなこと言われたって、どの順番に言うんだよ」というツッコミが昨日のヒット賞でした。

その私は、まだ競馬の神様は降臨中のようです。おもてなしをしなくては。

ただいまの読書

臨場臨場
横山 秀夫著
光文社,200404
ISBN4-334-92429-8
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04年5月2日 (日)

当たらないとつまらない?

満足そう?なハイアーゲーム。昨日は青葉賞観戦で東京競馬場へ。すごーく暑かったです。暑いというのはちょっと違うかもしれませんね、日差しが痛い、という感じ。ええ、もちろん日焼けしましたよ、競馬焼け。

その青葉賞の私の期待はなんと言っても、何度もここに載せ、そして馬券でも多分最も賭けてる3歳馬であろうハイアーゲーム。何しろ新馬戦のときから競馬場で見てますからね。皐月賞は結局パスして、ダービーに絞り、ここで出走権を獲得するために出てきました。一方で骨折開けのアドマイヤビッグや、青葉賞をシンボリクリスエス、ゼンノロブロイ(どちらもダービーは2着)で2連勝してる藤沢和雄厩舎のシェルゲームなど有力馬も何頭かいて、ハイアーゲームは対抗、単穴評価。もー絶対この馬強いんだから〜と心中馬に決めた私。途中他の馬に完全にマークされて(というか囲い込まれて)、審議の対象になるほどの不利を受けながらも、4コーナーで中央に出てきたハイアーゲームは、鞍上が横を見るほどの余裕さで坂を飛んできました。うりゃー!これでダービーだ!またしても馬連と3連複をゲット(今回は配当は寂しかったんですけど)。まだ競馬の神様は私を見捨ててなかった模様。また、昨日は私がNetPOGに入れてるダイワネバダも出走してたんです。ずっとダートを使ってたので、まさかここに登録するとは思ってなかったのですが、案の定距離も芝も東京の直線も合ってなかったようで、3コーナーまでは2番手辺りを走ってたのに、直線向いたときはどこにもいませんでした・・・(T_T)。大丈夫、キミにはこれからもじっくり乗り込まれて、来年のフェブラリーステークスに向けて成長して欲しいものです。暖かい目で見守りましょう。ええ。

そして今日は天皇賞(春)。結果、誰も競馬してませんでした。良馬場なのに去年を1秒以上下回るタイムで、明らかに仕掛けどころとペース読みを間違えた騎手たちの失策。テレビを通してまで競馬場の白けたムードが伝わってきました。今年は暑いこともあって芝の成長が早いんです。中山でも昨日東京行ったときも思ったのですが、想像以上の前残り。ああ、やっぱり人気薄の逃げ馬は抑えとくべきだったよ。残念。今回は馬よりも絶妙な逃げを演出した横山騎手(結構好きなんですけどね)に盾をあげるべきですね。さすがにあの馬券は買えないわ。ロブロイもシルクフェイマスも流し先には入れてたけど、軸にする気はあまりなかったし(軸は菊花賞馬ザッツザプレンティでした)。イングランディーレも軸にはできないしなあ。心中馬をロブロイにして、3連複1頭軸なら・・・うーん、でもイングランディーレを流し先に入れるかとなると微妙。強いて言えば、今年のGIは何故か関東馬がやたらと強い、だから関東馬から狙えばよかった、ということですかね。3連複10万馬券の道はまだまだ遠いですね。今回穴で狙ってたのがチャクラでしたが、4着でした。

ただいまの読書

臨場臨場
横山 秀夫著
光文社,200404
ISBN4-334-92429-8
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04年5月3日 (月)

店員顔

あれ〜、今日は晴れ間が出るって言ってた気がするのに・・・。今は霧雨模様。天気予報を見ると、雨は上がるようですが、ゴールデンウィーク後半は雨模様のようですね。もしや、妹が活動してるのか?

相方の財布が、先日旅行に行ったときに壊れたんです。かなり使い込んでて、もともとボロボロだったのですが、小銭入れの部分の留め金が外れてしまい、ようやく買う気になったのです。結局これ、と決めて、さて店員に渡そうと思って、近くのお兄ちゃんに「これお願いします」と言ったら、妙な顔をされるんですよ。おい、店員教育なってないんじゃないの?と思ったら、そのお兄ちゃん

店員じゃありません

とさっさと去っていきました。店員は私の後ろにいたのでした。だって店員みたいな顔してたじゃん<どんな顔じゃ

ただいまの読書

臨場臨場
横山 秀夫著
光文社,200404
ISBN4-334-92429-8
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04年5月4日 (火)

略称

15時頃から晴れましたね〜。出かけた帰りにおいしいケーキを買おうとしたら、いつもまだまだ残ってるようなところが全部完売。さすがゴールデンウィーク。東京が観光地だって忘れてましたよ。

帰ってからパソコン開いてると、相方が「今日の『爆笑問題のススメ』のゲスト誰?」というので、テレビ欄を見ました。

「サザンは未練の塊だ!!太田vs直木賞重松清がサザン論争」

と書いてあったのですが、改行の位置関係で私の目には「松清」の部分がひどく目についたのです。

ああ、マツキヨ

相方も「ふ〜ん、マツキヨか〜」なんて言ってから、「は?マツキヨ?」というので、私もようやく気づいて

ああ、ごめん、重松清。

これから重松清はマツキヨと略することに決定。

あ、トップページみたら、とうとうカウンターが100万超えましたねえ。昔

100万ヒット―ホームページを作った人々100万ヒット―ホームページを作った人々
金田 善裕著
アスキー,2000.01
ISBN4-756-13310-X
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こんな本があって、100万ヒットっていうのは「すげーページ」というイメージがありましたが、このところは「長くやってればいつかは超えるんだろうなあ」という程度でしたね。1日何万というヒット数があるところもありますし。開設8年目にしてようやくその壁?を超えました。パチパチ。今日は寿司にでもしよう(?)

ただいまの読書

白い巨塔〈第4巻〉白い巨塔〈第4巻〉
山崎 豊子著
新潮社,2002.11
ISBN4-10-110436-0
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04年5月6日 (木)

平日だからこそ

ほんと、天気って何もかもを左右するようで。まだ曇ってますけど、今日から3日間はGW後半と交換したいくらい天気がよさそうですね。しかし本日より出勤です。土曜も休みじゃありません。ただ、やっぱり仕事してるときのほうが制約がある分、無理してでもあちこち行こうという気になるのは私だけ?

昨日はお魚屋は休みだし、スーパーに行ったら野菜類の種類が少ないんです。きっと流通も休みで、新しいものを入荷できないんでしょうね。こういう大型連休中って特に地方に人が増えると思うのですが、流通も止まってるときって旅館や料理屋の仕入れってどうやるんでしょう?そういう連休用の流通ルートがあったりするんでしょうか。最近は正月も元旦から店が開きますから、本当に別のルートがあるのかもしれませんけど。

今日からは普通ですね、本もまた新しいのが出そうですし。平日は平日の楽しみがあるよなあ、とこの歳になると思うのでした。

ただいまの読書

あやまちあやまち
沢村 凛著
講談社,2004.04
ISBN4-06-212343-6
amazon】【bk1

大分積読を消化できてきました。

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04年5月7日 (金)

クリッククリック

夏っぽい朝です。今日は少し気温も上がるらしいですね。しかし日曜日雨なんだ・・・。

Amazonアソシエイトで初めての支払い。ギフト券にしたので、さっそく使ってみました。Amazonは支払いは3ヶ月に1回なのですが、レポートは毎日更新されるので、どの本の注文が入って、どのリンクがクリックされてるのかほぼリアルタイムでわかるのです。意外と面白くて、例えば先日ミステリーランドの新刊3冊に対する発売情報を書きましたよね。1番クリックされたのが、森博嗣の『探偵伯爵と僕』【amazon】【bk1】。一番上に書いたということもあるのでしょうが、その前の予約の段階から一番クリックされてたのがこの本でした。やはり森博嗣人気は衰えてないんだなあ、と変なところで感心。あとは、ただいまの読書に書いている本のクリック率は他と比べて高いのですが、やはりそれにも作家人気があるかどうかで差が出ますね。

ちなみに昨日のクリックトップは『世界の中心で、愛をさけぶ』でした。すみません、読んでません。

ただいまの読書

いつか、ふたりは二匹いつか、ふたりは二匹
西澤 保彦著
講談社,2004.04
ISBN4-06-270571-0
amazon】【bk1

『あやまち』【amazon】【bk1】、なかなか良かったです。次は森博嗣・・・じゃなくて西澤にいきます。

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04年5月8日 (土)

菌蔓延

福田サンのあの不機嫌そうな記者会見、結構好きだったんだけどなあ。残念。というか、肉を切って骨を断つ作戦ですか?

最近近所でウィルス蔓延中。私のメールボックスも半分がウィルスだったりしますが、何度か実際の感染状態を見ることも。

片桐さーん、パソコンが勝手に再起動しまくります。
片桐さーん、パソコンが勝手にカウントダウンして、シャットダウンしました。

仕事上、どうしても調べモノをインターネットでしますよね。しかも言語も様々で、Googleとかだとやばいページを知らず知らずに踏まされてることもあるようです。特にたいしたことやってないのに・・・、とか、メールの添付ファイルなんて開けてないのに・・・って人も感染してますから、ネットを使う以上、十分注意してないとやられるってことですね。上の症状のひとつはスパイウェアによるものだったそう。

ウィルスってどのくらい広がってるものなんでしょうね。

ただいまの読書

白い巨塔〈第5巻〉白い巨塔〈第5巻〉
山崎 豊子著
新潮社,2002.11
ISBN4-10-110437-9
amazon】【bk1

西澤保彦『いつか二人は二匹』【amazon】【bk1】、今まで読んだミステリーランドシリーズの中では最高の出来でした。おすすめ。

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04年5月9日 (日)

時代劇は・・・

今日はNHKマイルカップ。今日は残念ながら雨が降っちゃったので、写真はなしです。テレビ観戦。3歳GIと今のところ相性抜群の私ですが、今日の心中馬はコスモサンビーム。馬連5点、3連複10点で穴を狙ったのですが、勝ったのは(というか、圧勝だった)キングカメハメハ。雨ならお休みじゃなかったのか>カメハメハ大王。直線は怠け者大王じゃなくて、ドラゴンボールのカメハメ波状態でした。めちゃめちゃ強かった。もちろんおさえる意味でキングカメハメハは入れてたので(代わりにシーキングザダイヤを切った)、馬連も3連複も当たったのですが、配当安いよぅ〜(T_T)。なんとかプラス程度。次はダービーですが、この前青葉賞レコードで勝ったハイアーゲーム、今日NHKマイルレコードで勝ったキングカメハメハ、そして皐月賞であっと驚く勝利をあげたダイワメジャー&北海道の星コスモバルクと、それぞれの路線でそれぞれ強そうなのが出てきて、今回のダービーは超面白そうです。天気が良いといいなあ。

昨日は相方と共に髪切りに行ったついでに某アイリッシュパブでお食事+お酒。フィッシュアンドチップスを注文したのですが、英字新聞が油とりとして敷いてあったんです。食べ終わってからそれを改めてみてみると、英国の新聞ではなく、Dairy Yomiuriでした。なーんだ、とさらによく見ると、テレビ欄なのです。あれーこれTV Asahiとか書いてあるよ〜と、興味津々。すると途中に

Samurai Drama

なるものがありました。へー何だろう・・・と続きを読むと

ZENIGATA-HEIJI

え、銭形平次って・・・サムライドラマですか?

ただいまの読書

白い巨塔〈第5巻〉白い巨塔〈第5巻〉
山崎 豊子著
新潮社,2002.11
ISBN4-10-110437-9
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04年5月10日 (月)

ON?OFF?

日本の9割は日曜より土曜の夜のほうが好き。なんてことが

日本のスイッチ日本のスイッチ
慶応義塾大学佐藤雅彦研究室著
毎日新聞社,2004.03
ISBN4-620-31676-8
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に書いてありました。わからんでもない。土日休みの人なら、金曜>土曜>日曜なのでは?(笑)毎日新聞と慶應大学佐藤研究室が共同で行ってる2択アンケート調査。前から思ってたのですが、目玉焼きにはソース?しょうゆ?ってやっぱりこのアンケートにもあったみたいなんですけど、塩こしょうって珍しいのかなあ。私は塩こしょうが当たり前だと思ってました。今週は福田サンの電撃辞任はどう思うか、というような質問が8問。携帯の毎日新聞サイトから投票できます。投票すると翌週の結果で「アナタと全問同じ解答の人は?」という結果が出る模様。どうでもいいんだけど、どこに行っても議論になる日常の話題ってありますよね。目の付け所は面白いと思う。

ただいまの読書

白い巨塔〈第5巻〉白い巨塔〈第5巻〉
山崎 豊子著
新潮社,2002.11
ISBN4-10-110437-9
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04年5月11日 (火)

英辞郎の無錫旅情

変貌する中国の都市と農村変貌する中国の都市と農村
李 増民著
芦書房,2004.03
ISBN4-7556-1177-6
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中国の都市化を論じた本が来て、それに英語の件名をつけようとしてました。題名は「中国の」となっていますが、中身を見るとほとんどが江蘇省、特に無錫のケースが中心に書かれています。無錫を英語にするために、私は英辞郎 on the Webを検索しました。「無錫」と入れると・・・

【地名】Wuxi〔中国・江蘇省。上海、蘇州の西。太湖琵琶湖の三倍の広さがある観光地。淡水魚料理が旨い。明・清代には四大・米集積地湖南省・長沙、江西省・九江、江蘇省・無錫、安徽省・蕪湖の一つだった。

なんか妙に詳細です。最初の場所の説明はともかく、

淡水魚料理が旨い。

って随分具体的じゃないですか。誰も和英辞典に観光ガイドをお願いしてはいないと思うんですけど。

ちなみに西安や北京を検索しても、餃子や北京ダックの話は出てきませんでした。もしや英辞郎氏は無錫好き?

新刊案内
  • 貫井徳郎『神のふたつの貌』【amazon】【bk1
    読んでないんです、これ。
ただいまの読書

図書館の水脈図書館の水脈
竹内 真著
メディアファクトリー,2004.04
ISBN4-8401-1068-9
amazon】【bk1

『白い巨塔』、いろいろ言いたいことはありますが、全体とするとやはり傑作ですね。面白かったです。今日からは上記作品。著者のウェブサイトで出てるのを知りました。メディアファクトリーは見逃しがち。大学近所の本屋にも入らないこと多いですし。

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04年5月12日 (水)

分散保存

明日を最後にしばらくはっきりしない天気が続くようですね。いよいよ梅雨入り?ちょっと早いようにも思いますが、観測史上最も早かった関東地方の梅雨入りは5月6日だったといいますから、この暑さではそろそろ梅雨でもおかしくないかもしれないですね。逆に早く梅雨明けするってことでしょうから、まあ我慢しますか。日曜だけでも晴れてくれると嬉しいなあ。

Winnyの開発者が逮捕されたことで、いろんな意味で衝撃が走ってますが、これこそWinny作者が意図したところだったのでは。今特に重要視されてる論点は、実際に著作権法違反を犯しているユーザーではなく、その手段を作った開発者に対して幇助罪を適用することができるのか(ブラウザだってFTPだってファイル交換ソフトだと思うんですけどね。製作意図と程度の問題だそうですが)と、それとは別にこのままネット上のやりとりをどんどん法によって制約するのか、っていう2点でしょうか。「警察がやりすぎ」「開発者がやりすぎた」という意見が真っ二つで、公判(あれば)が注目されますね。でもやっぱりこれを契機に、CDやDVDといったパッケージとは別のネットワーク上でのダウンロード販売(最低でもWMPやRealPlayer、ビデオならWinDVDとかで再生できるファイルにして欲しいです、ファイルによってソフトウェア切り替えるのって面倒)を念頭に置いた著作権法の改正、新しいビジネスモデルを創出するっていう方向性に期待したいです。なんだか逆輸入禁止だの、CCCDだの、あれもやっちゃダメ、これもやっちゃダメ、気づいたらどこにも無い、誰も持ってない作品がごろごろ、なんて結末が見えるようなんですけど。例えばテレビ番組とかって、出演者、使われてる音楽、制作会社、放送局などなど、権利が入り組み過ぎてて扱い難いもののひとつだそうですが、結局テレビ局でも廃棄されちゃったりして。交換するな、ダビングするな、利用しちゃだめ、とか言いながら「お宝映像求む」とかいって利用者に提供求めてるのって恥ずかしくないのかしらん。回覧されてるってことは、どこかに残ってる可能性が高くなるわけで、ある知的財産が永遠に失われるリスクを分散させる意味もあると思うのです。

そうそう、ジャニーズ事務所のタレントさんの写真って、ネットに一切載ってないんですよ。前にドラマか何かのサイトを見ていて「もしや・・・」と思った後輩Bと共にジャニーズが出てるドラマ、テレビ番組など出演者一覧として彼らの写真が載りそうなサイトをいろいろ回ったのですが、ジャニーズタレントのところだけ似顔絵になってたり、あるいは写真が一切無いといった状態になってるのです。公式サイトさえ写真ゼロ。自分のとこのタレントの紹介で、写真載せないってすごいですよね。個人サイトなどで勝手に掲載してるところはあるかもしれませんが、この徹底ぶりにはかなり驚きました。それはそれで一つの考え方だとは思いますけどね。ほんと、ネットでやりとりされたくなかったら、一番効果的なのは、

公開しない

これですよ。ええ。

新刊案内
  • 篠田真由美『Ave Maria』【amazon】【bk1
    蒼が京介に出会うことになった事件が語られる番外編だそう。
ただいまの読書

綺羅の柩―建築探偵桜井京介の事件簿綺羅の柩―建築探偵桜井京介の事件簿
篠田 真由美著
講談社,2002.08
ISBN4-06-182270-5
amazon】【bk1

建築探偵読まなくちゃと思いつつ、すごーく時間が経ってしまいました。新しいの出ちゃったから読みます。来月は本編も続きがでるそうですね。

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04年5月13日 (木)

6月文庫+5月新刊情報

今日は新刊情報だけ。

ミステリ・フロンティアの三津田信三『シェルター終末の殺人』amazon】【bk1】が面白そうなので、5月分リストに追加しました。あと、竹内真『自転車少年記』amazon】は、今度こそ忘れずに買わねば。

6月文庫は文庫派の方には結構「待ってたよ」という作品が多いのでは。双葉文庫から光原百合『十八の夏』佐々木譲『エトロフ発緊急電』(再刊。新潮文庫で出てますね)はどちらもおすすめ。祥伝社文庫から小野不由美『黒祠の島』柴田よしき『ふたたびの虹』。後者は確か2年前のクリスマスパーティで西村さんに行った本では。超オススメ。文春文庫の青木有一『聖水』は芥川賞受賞作。新宿鮫も7巻目が文庫化されます、光文社文庫から大沢在昌『灰夜』。同じく光文社文庫で鯨統一郎『九つの殺人メルヘン』が文庫落ち。講談社文庫で再刊される岡嶋二人『99%の誘拐』(旧刊は徳間文庫)。私は最初図書館で借りて読んで、結局本を探し回って買った記憶が。これも超オススメ。新潮文庫は山本周五郎賞受賞作重松清(マツキヨ!)『エイジ』と、直木賞受賞作宮部みゆき『理由』が文庫化です。また、泉鏡花文学賞受賞作京極夏彦『嗤う伊右衛門』も中公文庫で再刊(旧刊は講談社文庫)

昔って文庫書き下ろし、みたいなの結構あったように思うのですが、このところ少ないように思うのは気のせい?一方で予約出来る本も徐々に増えてますよね。1ヶ月前くらいになると、新人・ベテラン関係なくamazonではかなりの量が予約可になりますね。ある程度売れる量が分かれば、無駄な返本を増やすこともないかと思うのですが・・・。まあ本の場合は、いわゆる家電や消耗品と違うので、何十年経っても売れるものですから、そういうところ難しいのかもしれないですけど。しかし、何十年経っても同じ本が手に入るって一体どのくらいあるんだろう。それどころか、10年以内に絶版になってる本ってかなりあるのでは。

ただいまの読書

綺羅の柩―建築探偵桜井京介の事件簿綺羅の柩―建築探偵桜井京介の事件簿
篠田 真由美著
講談社,2002.08
ISBN4-06-182270-5
amazon】【bk1

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04年5月14日 (金)

ダービーvsペナントレース

サントリーでモルツのダービー缶なるものを発売してるんです。どうせ相方がモルツを飲むし、6缶パックを買って東京競馬場ご招待(別に招待されなくても行くんだけど)に応募しようと思っていたのです。が!

ない!

近所でいつもお酒を買うスーパーを探しても、当然コンビニを探してもない!

帰ってから再度ダービー缶のページを見ると・・・「ダービー缶の買える店」って書いてある・・さらに見ると・・・

近所では売ってなかった。

ショボーン。

もう少し範囲を広げると近いところで売ってるけど、やっぱり競馬っていうのは、たとえダービーでもマイナーなスポーツなのね。5月25日からは読売巨人軍応援缶なるものも発売されるそうですが、きっとこっちはもっと(少なくとも関東では)広く発売されるんだろうなあ・・・。

話は変わりますが。

葉桜の季節に君を想うということ葉桜の季節に君を想うということ
歌野 晶午著
文芸春秋,2003.03
ISBN4-16-321720-7
amazon】【bk1

葉桜の季節に君を想うということ』が本格ミステリ大賞を受賞したそうです。歌野晶午氏は、デビュー作を読んだときはあまり目立った印象が無くて、その後2,3冊読んで読まなくなってしまったのですが、たまたま手にとった『世界の終わり、あるいは始まり』で、なんだ、この人こんな面白い本を書くんだ〜とにわかファンなのでございます。なので、ちょっと嬉しいですね。これからも面白い本を書いて欲しいです。

新刊案内
  • 真保裕一『黄金の島 上』【amazon】【bk1
  • 真保裕一『黄金の島 下』【amazon】【bk1
    バンコクから黄金の国ジパングへ。しかしそこで待ってたのは・・・社会派らしい著者の力作が文庫化です。
  • 戸梶圭太『牛乳アンタッチャブル』【amazon】【bk1
    あの事件を下敷きにして、戸梶節をつけたら・・・こんなになっちゃいました!
ただいまの読書

綺羅の柩―建築探偵桜井京介の事件簿綺羅の柩―建築探偵桜井京介の事件簿
篠田 真由美著
講談社,2002.08
ISBN4-06-182270-5
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04年5月15日 (土)

エンターテイメント道

手に入れたぞ、ダービー缶。買ってきました。ダービー缶。ちゃんと6缶パックです。冷蔵庫に紙箱ごと入れておいたら、相方にビリビリと破られました(T_T)。なんとかハガキは無事だったけど・・・。ぷんぷん。

昨日、『作家の読書道第31回:伊坂幸太郎』を読んで知ったのですが、同じ千葉県出身というだけでなく、ご近所だったっぽいですね。年齢も近いし、神保町通いも同じようにしてたし(笑)。あの辺に住んでいた若い本好きはみんな同じように東京(神保町)まで本を買いに行ってたんでしょうか。インターネットなんて便利なものは当時なかったですから、本屋で注文すると1ヶ月近くかかります。そんな本が東京なら手に入る。それなら電車賃かけてでも自分の足で探しに行ったほうが早いよと思って、しょっちゅうでかけてました。新しい本も、これまた出版情報を手に入れるためのインターネットなんてなかったものですから、結局本屋に毎日通うしか無いんですよね。今なら、例えば伊坂幸太郎の近刊『チルドレン』【amazon】【bk1】は既に発売日もだいたい決定していて、ネットなら予約も可能です。本当、インターネット様々。いろんな情報が座ったままで手に入るから、無駄な移動をしなくても済むし。

私の読書遍歴を読んで「自分も同じようだった」というメールをたまにいただくのですが、エンターテイメント道を邁進すると、大体同じような道を行くんでしょうね。ここ数年は職場でイヤって程本を見るので、小説じゃないのも面白くて借りたりしてるのですが、改めて本って面白いよなあと思うんですよね。ただ、逆に毎日大量の本を見るせいで、読書時間とその量を比べて、無力感に襲われたりするんですけど。少年老い易く学成り難し。エンターテイメントでさえ、まだまだ読んでない本沢山あるのに・・・生き字引への道は遠い(というか、たどり着けるのか?)。

ただいまの読書

Ave MariaAve Maria
篠田 眞由美著
講談社,2004.05
ISBN4-06-182370-1
amazon】【bk1

昨日本を職場に忘れてしまった・・・。ので、こっちを読み始めてしまいました。どうしよう(何が)。

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