歌合戦：出場しなかったミリオンセラー歌手

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　こんなにいた。歌合戦に出場しなかったミリオンセラー歌手。

• ミリオンセラーの基準は基本的にオリコンシングルチャートを元にしてますが、オリコンシングルチャートではミリオンセラーとなっていない曲もいくつか混じっています。
• 同じ年に複数のミリオンセラーを出した場合は、単純に一番売り上げ枚数が高い曲を選んでいます。
• 「ミリオンセラーを出した年」は、発売された年にミリオンセラーになった場合は発売年、発売された年を過ぎてミリオンセラーになった曲は、発売年か翌年か、ヒットした印象が強いと思われる年にしています。
• 注1: ZARDは坂井泉水が死去した平成19年に時間を設けてNHK大阪ホールでのフィルムコンサートの模様が中継され、ミリオンセラーの「揺れる想い」「負けないで」も放送されましたが、正式な出場歌手ではないということで上に入れています。
• マライア・キャリーやセリーヌ・ディオンといったミリオンセラーを出した外国人歌手は除いています。
• 尾崎豊、hide with Spread Beaverのように、ミリオンセラーを出した時には既に他界されていた方も除いています。
• WANDSは、平成4年に中山美穂と「世界中の誰よりきっと」を共演していますが、「演奏　WANDS」と表記されたため、正式な出場歌手ではないということで、上に入れています。
• プッチモニ（モーニング娘。内のユニット）、慎吾ママ（SMAPの香取慎吾）のように、ミリオンセラーを出した年に母体となるグループで歌合戦に出場された方々も除いています。
• 注2: 桑田佳祐のように、正式な出場歌手ではなくスペシャルゲストとして出演した方々は入れています。
• ケツメイシのように特別企画で「出場」とアナウンスされた方は除外しています。

　平成3年からしばらく（1990年代）は山のようにミリオンセラーが出ましたが、そのほとんどがポップスだったため、当時のNHKの「一つのジャンルに偏った人選をしない」という方針のため、ミリオンセラーを出しても歌合戦に出場できない歌手が続出しました。

　さらには、出場を辞退するミリオンセラー歌手も続出したため、ミリオンセラーが10作以上出た年でも、歌合戦で歌われたミリオンセラーは数えるほどしかない、という現象が起きました。

　だからって、オリコンの記録上最も売れたシングルである「およげ！たいやくん」（400万枚以上の売り上げ）や、約200万枚を売り上げた「ロード」が歌合戦で歌われていないというのはなんとも残念。 「およげ！たいやきくん」はフジテレビ「ひらけ！ポンキッキ」のオリジナルナンバーというところが引っかかったのかな。 それとも、昭和51年12月時点は、まだ「ひらけ！ポンキッキ」内で放送されていたのかな。 「ロード」は、当時の歌合戦で初出場歌手が歌うには、歌唱時間が長かったことが引っかかったのかしら（いずれも本人の妄想です。「ロード」については、ウィキペディアに具体的な話が書かれてます。どこまで信用していいのかわからないけど）。

　このミリオンセラー歌手も出場していないのでは？という歌手について、ミリオンセラーを出した年とは違う年に歌合戦に出場したケースを挙げます。

　おまけとして、ストリーミングヒットでCDシングル売り上げだけでは測れないヒット曲につきまして、オリコンのシングル合算（CDシングルとデジタルシングルとストリーミングをCDシングル売り上げ1枚が1ポイント、他の要素は係数をかけてポイント換算）チャートで1,000,000ポイント（CDシングルのミリオン相当）以上となった曲で、歌合戦に出場していない歌手と曲を挙げます。