
Poser の顔面計画は一段落しましたが、そのノウハウをVision(*)で活かしてみようと考え、作ったのがこの作品です。
タイトルは「見ちゃダメ!」(笑)
基本は Poser のフィギュアの移植ですが、ほぼ全面的にポリゴンをいじくっています。
例の押したり引いたりですネ。
顔のテクスチャ・マッピングは最小限で、解剖図を見ながら作った眼球を挿入しています。
水着はパス押し出しという技法を使っていますから、脇の紐を引っ張るとほどけます。
(だから、ど〜したと言わないで)
* * *
「そのままでは使えない」といわれたPoser ver.2 も工夫次第で、使えるようになりました。
ノウハウは「雑誌に発表できるかな」と甘いことも考え始めていました。
その矢先に ver.3 の発表。
あの苦労は何だったのと思いましたネ。
それほど質的に向上していました。
だって、そのまま使えるんだもん。
でも、ソフトを使う楽しさといえば、だんぜん旧バージョンでした。
そのままで十分使える新バージョンでは、逆に個性を出すのが難しくなりました。
でも、今さら旧バージョンを持ち出して、わざわざ苦労する人もいないでしょう。
フランケン博士の作品はここで余生を送らせてあげることにしました。
(*)VIsion = 現在のStrata 3D。私が最初に手にした3DCGソフト。当時はMacと言えばStrataと言われるぐらいの勢いがあったけれど、現在は完全に失速。使い勝手よりもカタログを飾る機能の数、自身の選択眼よりも世間の評価が大切で、オリジナル作品よりも誰かの作品と同じようなものを作りたがっている日本の「一部大多数のCGマニア」からは『シーラカンスソフト』やら「もう終っている」と酷評されている。だけど、私は先日最新版にバージョンアップしてしまった。(笑)