
Poser の体の一部は他のパーツに置き換えることができます。
たとえば、片方の手をかぎ爪付きの義手にして海賊を作るとか。
そして、フィギュアはファイルとして外部に書き出すことができます。
これを使わないテはありません。
「パーツに分けて書き出し」オプションを選択し、そのモデルをVisionに読み込ませますと、人体各部は容易に分離できますから、首から下は消去してしまいます。(左図)
Poser 2 のフィギュアにはそれぞれ「標準」と「詳細」がありますが、はっきり言って、詳細の複雑ポリゴンを加工する根性はありません。それだけの理由で、使用するのは標準の生首。
まあ、ここから先は根気だけの作業です。ポリゴンを押したり引いたり、それも左右対称で。最も苦労というか、困ったのは、作業しているうちに奥行きがわからなくなっていくことです。失敗しても UNDO は直前の1回だけ。調子に乗っていると、2つ前の失敗が戻せず……。
左の頭部を右のように修正するだけでも、どれだけの生首がゴミ箱に消えたことか……。
そして、首の付け根だけは絶対に変更してはいけません。これがけっこう大きな制約になりました。かつらを被せるつもりでしたので、耳を立てるのにも神経がいります。
その一方で、写真をマッピングする実験も平行して行いました。
証明写真のように真正面から撮ったものって、意外とないのですね。そして、マッピングするとたいがい現物よりも●●になってしまいます。トホホ。