ヤン


目次セシル(暗)カインリディアテラギルバートローザヤンポロムパロムセシル(パ)シドエッジフースーヤホームに戻る


(1)加入時期(2)特徴(3)使い方(4)最強装備経験値
能力値70以下(5)能力値71以上(6)最強能力値HP増加量

(1)加入・離脱の時期
 ・ホブス山(マザーボム戦中)〜ファブールから船に乗る
 ・バロンの宿屋(パラディン直後)〜バブイルの塔・地底(ルゲイエ戦後)


(2)特徴
 ・特殊コマンド「ためる」
【解説】「ちからをためて こうげきりょく2ばい」の通り、と思われる。敵に通常時の
   およそ2倍のダメージを与えられるが、当然待ち時間も長い。
[評価]技の性質からいって、使うとしたらボスに対してか、それ級のザコに対してである。
   しかし、微妙なところではある。一撃で大ダメージを与えられるというのは確かに魅力
   なのだが、例えば「ため」の間に麻痺などで動きを止められたりとか、攻撃する頃には
   敵のHPが既に残り僅かになっていたりとかの場合は想像に難くない。半面、攻撃すると
   相手の反撃がきついときなどは、攻撃する回数(攻撃回数ではない)が少なくても多く
   ダメージを与えられるのは有効である。
    カインのジャンプを、いわば敵の攻撃を受ける分だけ弱体化させたようなコマンド、と
   いえなくもない。それでも差し引きプラスが見込めれば、使えると思う。
    ただ、私に言わせれば「相加平均・相乗平均」の関係と同じで、2回別々に攻撃した
   ほうが得ではないか、という感じもする。これは、FF5などで、「両手持ち」と
   「二刀流」どっちが使えるか?という問いに、二刀流、と答える人が多いのと多少
   つながりがあると思う。ただ私は両手持ちも捨て難いと思うのだが。
    まあ、好みによる、ということにしたい。あと、ためる1回のほうが攻撃2回よりも
   速いような気もする。

 ・特殊コマンド「けり」
【解説】敵全体にダメージを与えるが、その値は、敵の数に反比例するような感じで変化する。
   また、発動までの時間も、ためると同じくらいかかってしまう。
[評価]全体攻撃は貴重なので、まずまず使える。ただ、ダメージはかなり少なく思える。
   よって、他のキャラも全体に攻撃を散らしておいて、最後にまとめて始末する、という
   形を作れれば理想的。ただ、個別に攻撃したほうが実は速い、ということもままある。
    待ち時間も長いので、使う場面は意外に限定されるコマンドといえる。

 ・特殊コマンド「がまん」
【解説】自分にプロテスをかける。
[評価]実は私はあまり使ったことがないので、詳しいことは書けない。たまに、プロテスの
   グラフィックが表示されないときもあるが、そのときは効果が実際にあるのかどうか、
   よく分からない。
    プロテスの効果自体が疑問なので、あえて1ターンを費やして使うものではないと思う。

・(長)力と体力が抜群に高い。武器の攻撃力がないのに、攻撃力もかなりのもの。
・(長)HPも高い。普通にやっている場合はパーティーで一番高いだろう。
・(長)爪の属性で敵の弱点を衝ける。
・(短)知性・精神が(レベル70までは)2・3から上がらない。
・(短)上記と、装備の関係で、魔法防御力がとても低い。
・(短)なんと、レベル60くらいでHP上昇が止まるらしい。残念でならない。


(3)戦闘での使い方
 【ザコ戦】基本的には、戦う。敵が多ければ、けり。それくらいである。ヤンは特殊コマンドが
多いのだが、意外に融通が利かない面がある。
 ただ、出現する敵の弱点を衝く機会が多いので、爪は適宜とりかえるのがよい。
 【ボス戦】ヤンが弱点を攻められるボスは、カイナッツォ(雷)とゴルベーザ(炎)。この
ときは、忘れずにその属性の爪を装備させておきたい。ただ後者はそれほど重視する必要はない。
 あとは、ためるで攻撃するか、戦うで攻撃するか。しかし実戦的には、やはり一撃で多量の
ダメージを与えられる、ためるを使いたいところではあるだろう。


(4)最強装備
右手地獄の爪
左手猫の爪
グリーンベレー
黒帯道着
巨人の小手
【解説】地獄の爪と猫の爪は、命中率が高く、能力値上昇の効果がある。あまり大きな変化
ではないが、攻撃回数1回分くらいの違いが表れることがある。もちろん、爪は敵の弱点に
応じて付け換えるのがよいが、面倒な場合はこれで通しても十分。なお、当然だが右手・左手を
逆にしても同じことである。
 グリーンベレーは、防御面では物足りないが、力・体力が上がる。もっとも、ヤンの頭防具は
これとねじり鉢巻くらいしかなく、他にないという意味もある。しかしグリーンベレーは実際、
使える。カインなどに装備させてもよい。
 黒帯道着も、これしかないというところか。これも、力と体力が上がる。回避率も高い。
 巨人の小手、というのは、今回少し調べて初めて知ったもので、磁力の洞窟のオーガから入手
することができる(他にも方法はあるが)。防御力は文句の無いところだし、力・体力が10上がる
のも大きい。魔法防御力がないところが少々気になるが。まあ、普通にパワーリストにするのも
かなりのものだとは思う(最初はパワーリストを載せようと思っていた)。
 この装備にすると、力28上(!)、素早さ5上、体力20上、という大きな能力値増加が
あるので、非常にたくましくなる。特に攻撃力が高い。


(5)レベル71以上の能力値変化パターン
 (a)(b)(c)(d)(e)(f)
−1+2+2
素早さ−1+1+2
体力+1+2+2
知性−1+1
精神−1
 戦士系なので、(f)だけで文句はない。ただ(d)も少しは使うことになる。
しかし、個人的にはヤンの「知性2、精神3」は好きなので、均衡を崩さないために
あえて触りたくないところではある。
 このデータは、鈴木某さんからいただきました。


(6)最強と思われる能力値
 例によって下の表を。

(1)
レベル70での能力値
90
素早さ37
体力
知性
精神
(f)×25
(d)×4
→→
(2)
最良のパターンでの変化量
+50
素早さ+54
体力+54
知性+4
精神
猫の爪
妖精の爪
ルーンの腕輪
→→→
(3)
装備による
能力値修正
+5
素早さ+8
体力
知性+3
精神+3
(2)+(3)
→→
(4)
最強と思われる能力値
99
素早さ99
体力99
知性
精神

 レベル70のときの能力値も、鈴木某さんからいただきました。

 ヤンの場合あまり変化の余地はない。といっても、知性を上げるかどうかは、
さしたる問題ではないようにも思う。最良と言えるかどうか難しい。
 というのも、このパターンは知性を少しでも上げるために、妖精の爪を装備して
素早さを上げているからである。妖精の爪は、命中率が50%と低く、何となく
嬉しくない。私ならかわりに地獄の爪を装備させたい。そうすると、(f)×28
+(d)×1、となるが、私ならやはりこうしたいところだ。この場合、やはり
知性が中途半端になるので、むしろ知性2のままでいきたい気がする。つまり、
ルーンの腕輪も要らない。そのほうがヤンらしいとはいえると思う。


 あとは、HP増加量と、レベルアップ時の経験値と次のレベルまでの要経験値、
それとレベル70までの能力値変化くらいか…。でもまだまだ。(2000年2月16日)




目次セシル(暗)カインリディアテラギルバートローザヤンポロムパロムセシル(パ)シドエッジフースーヤホームに戻る