25の手習い

 …果たして、5年前、いや1年前だって、サンバを習うことになるとは想像だにしていなかった。人生何が起こるか分からないものである。

 ブラジル人は、生来踊りが好きらしく、音楽がかかると身体が勝手に動いてしまうようだ。
 ブラジル料理を食べにいったとき、ReginaldoもFernandoも食が進むにつれて陽気になり→歌を口ずさみはじめ→踊って歌う、とフルコースをやってのけた。それを見て「いいなぁ…」とつぶやく玲。そんな様子を時岡氏は見逃すはずもなかった。


 …何と、次の日から特訓が始まったんですねー(かなりスパルタ)。ビデオを見て、実際に踊ってみる。腰の入れ方が意外に難しくて、四苦八苦する私達。それを横目に、もーれつな勢いで尻(骨盤)をアピールする鬼コーチ時岡。
 使い慣れない筋肉をフル稼働させるのでけっこうキツい。こんなもんを7日間、昼夜も問わずに踊り続ける彼らに敬服。

 時岡氏、それからブラジル人は、腰だけが別の生き物のようだ。
 ちょっと普通では考えられない動きをする。闇夜で尻だけが浮き上がってきて、それがモーレツな勢いでこっちに迫ってくるようなイメージ。練習にはフラフープ(懐かしいなぁ!)が最適と見た。

 写真は鬼コーチに「腰いれろっ、腰っっ!」と、指導受けているところ。…っつーか、ウチら、バカ?!

 …と、まぁ真夜中にいい歳した大人3人が汗だくになりながらサンバの練習をしているのを見て、訪問客はとまどい、速攻で帰ってしまった。…って、当たり前だね。
 時岡さん、友達なくさなきゃいいんだけど…。

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