七ツ島
…顔面蒼白の私を、引きずるようにして港に向かうノブ。
たった1kmくらいのことが歩けなくて、日陰で座り込み、酔い止めを飲む私。
決死の覚悟で帰路に望んだのだが、何のなんの。帰りはあんまり(写真からもお分かりの通り)揺れなかった。
疲れ果てた私は寝こけていたのだが、ノブはしっかり途中にある「七ツ島」の写真を撮っていた。
この島々は、輪島と舳倉島のちょうど中間の25km付近にてんざいしている。名前の通り、主に大きな7つの島で出来ており、周りは岩だらけで、船の難所になっている。
行ってみたくても、地元の漁協が応じてくれない。生態調査などの学術調査も厳しく制限されているという念の入れよう。
財宝でも隠されているのか?!…まさかね(ニヤリ)。
輪島に帰ってきて、本日の宿「うるしの宿
やしき」へ。
ここは輪島市内にあるのだが、少々探すのが大変な宿だった。駐車場あり。老夫婦が切り盛りする、割にこぢんまりした宿。
宿のあちこちに漆塗りの器や壁掛けが配され、落ち着いてて、まぁいい感じ。
お風呂は貸し切りの家族風呂(写真)以外は、一般家庭のお風呂とあんまり変わらない。
写真の手前は脱衣所になっていて、脱衣所にも漆塗りの掛け軸がかけられているのだっ。
食堂(私たちは、部屋でごはんを食べたので使わなかったけど)もしゃれてるんだよ。ごはんは地のモノを使った和食でした(次のページに続く)。
☆ 第1〜4編地図
1 輪島到着 2 輪島の朝市 3 舳倉島へ
4 上陸とめまい 5 舳倉島探検記 6 七ツ島
7 うるしの宿 EXIT!