輪島の朝市

 さて、うんちくはこの辺にして、幾つか名物の紹介でもしようかなぁ。

 ノブが「ここでしか見たことがない」と言うジャンボ蚊取り線香(左写真)。
 大きさは、約25cm。上の方から煙が上がっているのが見えるでしょうか?ノブはこれを「蚊取り線香」だと言うけど、実際のところは謎。お香でもなさそう(そんなに匂いはきつくない。食料品と一緒に置かれているくらいだから)なので、とりあえず「虫取り」ではないかな、と勝手に思っている訳です。

 さて。輪島といえば、当然「輪島塗り」でしょう。これは漆塗りのお椀やお盆などのことなのだが、それは食べられないし(笑)、価値もよく分からないので、ここでは割愛。後に書きます。
 とりあえずは、朝市で買うことの出来る食べ物からいきましょう。


 まずは柚餅子(ゆべし)。読んで字のごとく、ゆずの入った餅のようなもの。
 ここ、能登ではゆずをくりぬいたものを器にして、その中に柚餅子が入っているのが特徴。

 2つ目は、海産物。日本海に面しているからね。松葉蟹(越前蟹とも言う地方もあるし、早い話はずわい蟹ってこと)も、ウマいです。
 しかし、何といってもこの辺では未だに海女さんが(観光目的ではなく)アワビ・サザエを採っているので、それらを加工したものが、一番のごちそうである。

 …と、いうわけで、蒸しサザエと蒸しアワビを買いました。決して安い買い物じゃありません。やっぱ高いっす。おまけしくれたけどね。


 後はこれといってないかな。
 見ていて面白かったのは、あちこちで売っていた。左下に見えるピンク色のが花。その隣りのシャワーヘッドのようなものが蓮の実の部分。おっきな緑色のものが葉っぱ。

 この実、どうやって食べるのかな?と思っていたら、おもむろにおばさんがぱかっと割って、中から銀杏を一回りくらい大きくしたような実(緑色をしている)を取り出して、そのままぱくっと食べてしまった。

 あまりの出来事に、写真を撮る暇すらなかった。本当に、あれは生のまま食べるものなのだろうか?
 謎である。しかし、あの中身が銀杏もどきだっていうことが分かった。

 あとは、美味そうなトウモロコシと、赤飯おにぎり2つ、あんこのお焼きを2つ買って、買い物終了。
 車に戻って、すぐに食べるのかと思いきや…。

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☆ 第1〜4編地図
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7 うるしの宿
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