オランダ、ベルギーのホテル選び
この旅の計画ではホテル探しで結構苦労しました。いいところがないのではなく、いいところは一杯あるのになかなか行き着かない、泊まれないという変な状況でした。
宿選びの基準はいつもと同じ、4人が1ユニットで泊まれること、キッチンリビングあればなお可。そうするといろいろヒットしてきます。メゾネット形式の2ベッドルームとか、独立コテージとか。その中で幾つか上がってきたのがリゾート系のものでした。オランダのリゾートが山の中にある訳ではなく、海辺だったり、湖のほとり、森の中、とてもそそられるものがゴソゴソ出てきます。でも殆どの所(全部か)がミニマムステイ1週間という制限なのです。日本からはるばる行って1箇所にゆったりというのもそこまでの贅沢もでききれない、というので断念しました。
その代表をあげておきます。まず、オランダのあちこちにリゾートを展開しているのがhttp://www.ziverberk.nl、ここのデンハーグ近郊にある所をねらっていたのですが、残念でした。なお、ホームページはオランダ語しかありません。
もう一つはアムステルダムとユトレヒトの中間にあるhttp://www.village.nl/、こちらもかなりしっかりとした設備がありますが、ここもミニマムステイが1週間。残念でした。
次はホリデーフラットというべき貸家です。これはブルージュを中心に幾つかあたったのですが、とにかく1戸なもので、先約が一つ入っていたらそれでおしまい。1週間後なら開いているけれどと言われても断念せざるを得ません。また、シャトーホテル、これはベルギーに多いのですが、ロケーションがちょっと悪かったり(しょうがないことですが)、改装中で営業していないとかで、これも結局は断念しました。
そんな訳でいい宿(館、家?)が一杯あるのに決まらない状況が結構続きましたが、最終的に決めたのが下の4件。いつものように最高級ではないけれど、きちんとした時間と空間を提供してくれた、それぞれに個性的で愛すべき宿でした。
都 市 |
ホテル名 |
特 色 |
泊まった部屋の形式 |
デンハーグ | Golden Turip Corona | 26室しかないゴールデンチューリップでは小さいホテル。ビネンホフ、マウリッツハイスに歩いて行けるという便利さ。 | ジュニアスウィート |
アムステルダム | Amsterdam House Boat | 文字通りハウスボート一艘に泊まれるようになっている。運河の眺めは最高(その分観光船が前をひっきりなしに通る) | フルキッチン付き2ベッドルーム |
ブリュッセル | Hotel Atras | ビジネスホテルに近いランクだが、メゾネットでキッチネット付きがある。またロケーションもそこそこよい | キッチネット付きメゾネット ソファーベッド利用で4人分 |
ブルージュ | Hotel 'tKoffieboontje | 「歩き方」にも出てくる2つ星の安宿だが、奥にキッチン付きのホリデースタジオがある | フルキッチン付き2ベッドルーム |
結局のところ、殆どでキッチン付きにしてしまいました。また、4人が一部屋に寝る訳ですから、結構探すのに苦労します。
予約は、従来レップを使うことが多かったので、今回も試しにユーテル(Utell〕に電話をしてみたところ、4人家族だとNovotelはいかがでしょうかと言われてしまいました。多分そこしかファミリールームがなかったのでしょう。ヨーロッパの小さな宿探しには本当にインターネットが便利です。 |