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アムステルダム ハウス ボート(アムステルダム)

Amsterdam House Boat (Amsterdam, Holland)

52 22 01.74N,4 53 50.00E

1999年7月泊

 アムステルダムは、個性的なホテルがいっぱいあります。建物に惹かれたのは"Jan Luyken Hotel and Residence"や"Toro Hotel"(bookings.nlで扱っていました)、キッチン付きだと"Cok Business Class Hotel"あたりが気になっていたのですが、観光局でもらったホテルガイドの一番後ろ、Apartments & Houseboatの欄に"Amsterdam House"というのがあって、そこにボートハウスタイプも取り扱っているというのを見つけまして、検索してみたらホームページも持っており、何度かやりとりして決定しました。ボートに泊まるのも、インド スリナガル以来です。

 ハウスボートなので当然地図に載っておらず、いったいどこいら辺にあるのか見当がつかなかったのですが、行ってみたらレンブラント広場のトラムから徒歩1分、Amstelという観光船が通るメインの運河に浮かんでいました。ちょっと行くと"Hotel de L'Europe"という、(そう、長崎のハウステンボスにも同名のホテルがありますね)運河に面してテラスレストランを持つ最高級ホテルもあるのですが、運河の眺めならそこに勝るだけのものがあります。窓を開けると鴨(?)が餌をねだりにか寄ってきたり、観光船が通る度に揺れたりすると、船だなっていうのを実感できます。

 また、設備はフルキッチン付き(ドラム型の洗濯機も付いていました)の2ベッドルーム、リビングダイニングは実に広々しているし、申し分ありません。多分全体で90m2程度はあると思います。ただ、カーテンがちょっと厚手のレースしかなく、要は朝日と共に明るくなってくるという状況でして、まあ、サマータイムだから夜10時まで明るい分、朝は6時過ぎないと明るくなってこないというので助かりましたが。

 あと、ここを運営しているAmsterdam Houseが、なかなか情報をくれないということがあります。週末2泊泊まりたいけど空いています?、週末のミニマムステイは3泊だからだめ、じゃあウィークデイはどう?、それは2泊でOK、じゃあ予約したいけど、チェックインはどうやってするの?オフィスを訪ねる?、Eden Hotel の近くのオフィスですか?、そうだ、でも5時以降は オフィスが閉まるのでHOTEL EUREKAというホテルのレセプションに行って鍵を受け取ってほしい、また1.5泊分は先に引き落とす等々、事務処理がとろいというか、ホームページにそのくらいの情報を載せておけばいいのに、単にパンフを写しただけのページなもので、かなりのメールのやりとりが必要でした。また、上述のようにキャンセレーションも不透明です。またボートのある場所が、レンブラント広場からほんの1分の所だったのに、HOTEL EUREKAはその対岸にあるため、スーツケースをごろごろ持って行き、そしたらまた殆ど引き返してハウスボートにたどり着いたのでした。そこいら辺の運営をきちっとやれば、より使い勝手がよくなるはずです。因みに料金は420GLと、今回で一番値段が張りました。

 ここでの食事は、近くにパン屋、八百屋兼デリカ、酒屋、タイ料理のデリカテッセン(Tom Yanというありふれた名前でしたが、辛さを抑え実にうまかった)などいい店が見つけられまして、運河を眺めながらゆったりと取ることが出来ました。

 なお、URLはhttp://www.amsterdamhouse.com/です。なお、現在はホームページにHOTEL EUREKAの地図を載せ、更にフラッシュを多用した結構見せるページになってきており、少し改善はされています。(でもボートの位置は出ていないので、グーグルアースでしっかり確認して下さい)
対岸から見たボート。ちょっとアムステルダムハウスのページから拝借しました。ごらんの通り窓がとっても大きい。左から赤いドアまでがリビング、その先に寝室が二つ連なっています。

リビングは運河側が天井まで総窓となっており、たっぷりと運河を眺めることが出来ます。また、ミニコンポや本棚には誰が置いたか本が一杯があり、普通の家のような演出をしています。

これはビールが出ているから、昼食です。八百屋+デリカで買ってきたキッシュやサラダ、スープでした。

ベッドルーム、ご覧のように白いカーテンしかありません。

フルキッチン。オーブンレンジはさすがにフィリップス製でした。