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アムステルダム
Amsterdam

 デルフトからデンハーグ、スキポールを通り過ぎ、3日目にしてアムステルダムに入ります。ここは自由都市のイメージがやはり強い、昔から貿易で栄えた伝統もあり、麻薬だろうとゲイだろうと人に迷惑をかけなければよい、中央駅のすぐ脇なんて・・と、結構おどかされていました。子連れでなければそうたいした事はないのだけれど、二人も連れていると駅前はさっさと立ち去ろうという気になってしまう。(本当はそうでもないのでしょうが)そんな訳で、帰ってから気がつくと駅前の写真が一枚もないではないですか。まあ緊張感を持って旅行するのは必要なことです。

 駅前の反対側はすぐに港が拡がり、この国の海運の歴史を改めて感じさせます。そんな港の中にもKNSMでいわゆるウォーターフロントの再開発も行われており(行けなかった)、伝統ある港も徐々に変わりつつあるようです。

 このクラスの都市になると、場所によって全く異なる様相を呈します。泊まった所がレンブラント広場脇の運河でしたが、その点、この一角は実にノーマルでよかった。朝7時開店のパン屋には当然人が朝早くから買いにくる、八百屋には総菜が一杯、酒屋も欠かせない、なぜかタイ料理のテイクアウトに一杯こちらの人が出入りしている。トラムが一方通行でしか通れない小さな通りでしたが、「一時生活者」にとっては、実にありがたい一角でした。しかしやはり2泊というのは忙しかった。もっとのんびりしたいという気にさせる、暮らしやすい町です。

 
アムステルダムのちょっと郊外の地図。規則正しく集合住宅が並んでおり、その真ん中を南北に郊外電車(地下鉄)が走るという典型郊外の姿を見せています。うらやましいのは都市のメリハリの明確さ。左側には大きく公園が取られており、フィールドやトラックが一杯。きっとサッカー盛んにやられているんだろうななんて思ってしまいます。無計画に市街地が膨らむなんてことは無いようです。
町には花が一杯。ひまわりをこんな風に売っているなんて、ちょっと他ではありません。とにかくオランダは世界に冠たる花き産業の国なのですから。

中央駅から泊まったボートハウスの間の地図。泊まったのは一番下の赤い丸の所です。レンブラント広場徒歩1分。対岸には市庁舎とオペラハウスがあります。パン屋、八百屋等の一角はこの南になります。

ボートハウスから南に少々行ったところの八百屋さん。入り口には野菜を一杯並べ、中ではこのようにサラダを沢山揃えていました。マッシュルームのスープが逸品でした。