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アントワープ

Antwerpen

51 13 13.71N,4 24 00.90E

 アムステルダムから電車で約2時間半でアントワープに到着。電車はタリスとかユーロスター以外は予約の必要が無く、便利なようでいて、混んでくると結構大変です。(大変になりました)中央駅は大改装中。高速列車の受け入れに伴うものなのでしょうか。鉄道の高速化は、飛行機や車との競争上必要なことです。

 こうやって、移動の途中にふらっと降りて楽しめるのがヨーロッパのいい所でして、でもそればっかりやっていると目的地に着かない。結局ロッテルダムは飛ばしましたが、ここは降りてみることにしました。途中下車は気ままでいいのだけれど、スーツケースがあるから結構大変です。昔ほど対面人力の手荷物預かりがが無いので、大型コインロッカーを探さないといけないことが増えてきました。75cmのスーツケースが入るロッカーは日本にまず無いですが(この頃は親子4人で一つで足りました)、こちらはまず大丈夫。せこせこせず、大きく行こう。
 メトロ・・といってもトラムが地下に入っただけのかわいい電車で大聖堂に向かったのでした。

 ルーベンスの絵とくればフランダースの犬となるわけで、私は余り思い入れはないのですが、かみさんの方はやはり来たかったとか。生活力のない、すなわち絵を売るすべを知らない、自己主張の出来ないネロは、こちらでは殆ど受け入れられずにいたのに、日本人がやたら訪ねてくるので、観光局の人の尽力で町はずれのホーボーケンに銅像を建てたのはいいのですが、それが似ていないとかで評判が悪く・・・いろいろ大変ですね。そこまでは行きませんでした。ネロとパトラッシュは凍死してしまうのですが、夏のベルギーは暑くて死にそう、ではなかったけれど、ビールが飲みたくて早速飲んでしまいました。この暑さ何とかしてくれ。

マルクト広場。ここも殆ど目一杯ガラスを使っています。これだけの高さがあると迫力が違います。
話は違いますが、マンテンの携帯ベビーカーを持っていったのはこの旅行まででした。いつまでも楽をしていてはいけません。

大聖堂。久しぶりゴシックの大聖堂を見たような気がします。横使いで縦に3枚繋げて、何とか入りました。南塔は途中で資金が無くなったのかな。シャルトル大聖堂の違いは確信犯ですが、ここは何かそんな気がします。

そしてルーベンスの十字架降下。大聖堂の巨大空間に負けない迫力があります。でも、劇的な作風とネロがどうもかみ合わないのですが。まあいいか。
アントワープ