前書新PocketDOS概要新PocketDOS日本語化
旧PocketDOS(英)XT-CE(英)XT-CE(日)旧PocketDOS(日)コネパク日本語入力(FEP)FAQ and TIPS参照・参考

HP200LX のフラッシュメモリカードを有効活用
Jornada720 DOS遺産継承作戦 7

FAQ and TIPS

FAQ

質問メールをだすと項目が増えるかもしれません?

XT-CE PocketDOS共通

エミュレータ本体の起動が引っ掛って進まないんですが?
 私の環境でもそうです。なにかキーを押してムリヤリすすめてます。私のトコロではお試し時代のPocketDOSの30秒カウントダウンすらその有様で、めちゃめちゃ面倒でした。
エミュレータ上でなにかキーがチャタっているようで、アプリが勝手に進んでしまいます。
 良く起ります。原因は不明です。エミュレータを再起動してみてください。それでも改善されないなら、CEをリセットしてみてください。
入力中の行が下部数ライン表示されず、gだかqだかわかりません。
 ウチでもそうですが、改行すればOKで、見るときはちゃんと判りますから、気にしてません。
アプリを終了しようとして[ESC]キーを押すと、エミュレータごと終了してしまうことがあります。
 良く起ります。原因は不明です。もしかしたら、キーボードを監視している誰かが其の前後のキー入力と勝手に組合わせて、エミュレータ終了のショートカットキーと誤認するのかもしれません。
CFやフラッシュカードが「メモリ カード」のままではだめでしょうか?
 ダメではありませんが、舶来ソフトであるエミュレータからは半角カナ名のフォルダにアクセスできないので、アプリもデータも本体メモリに置く事になってしまいます。リネームしたほうがいいでしょう。
どちらのシェアウェアも解除キーはユーザー名とマシン情報から決められるそうですが、ユーザー名も英字表記にしておいたほうがいいですか?
 戸籍名の通り漢字表示でも大丈夫です。確かにレジスト後に戻ってくる確認メールではユーザー名が化けてますが、それでもちゃんと動く解除キーが送られてきます。
HP200LX時代からフラッシュメモリがかつかつで、エミュレータを仕込むスキマがありません。
 コンパクトなPocketDOSを選びエミュレータ本体をCF、つまりC:ドライブにおくこともできますが、ネイティブなWinCEに移行する作業を決めて、そのソフトをアンインストールした分フラッシュを空けるのも1つの方法です。たとえば、もし、フラッシュカードに光の辞典が入っていれば、それはCFに移して伊藤栄一郎氏のHikaruCEで見る、と言ったように。
 たっぷりEMSがあるのに「メモリが足りません」などといってくるアプリがあります?
 エミュレータが提供するEMSを使ってくれないソフトは結構たくさんあります…というか使えるほうが稀かもしれません。どうも提供されているEMSのバージョンが旧い(?)ことが問題のようです。ロータスは123.exeではメモリ不足で動かずlotus.comを直に叩く必要があるし、駅すぱあとも動きません(乗換え消去候補ですね)。
 五十歩百歩の差に敢えて言及するなら、XT-CEのドライバの方が一寸いいみたいです。rswapがXT-CEでは動きますがPocketDOSでは「EMSがない」といってきます。
相当余裕が残っているはずのドライブのディレクトリを環境変数TMPに指定したにも関わらず、「TMPのフリーエリアが足りません」などと云ってくるアプリがあります?
 XT-CEのWinCE_FS.sysやPocketDOSのPKTDOSFS.SYSの互換動作が完全ではないようで、これで割当てたドライブではあまり大きなテンポラリを使ってくれないようです。
PocketDOSでは為す術がありませんが、XT-CEの場合は仮想ディスクにテンポラリを指定するとうまくいきます。仮想ディスクファイルを本体メモリにおけば、フラッシュメモリの書き込み遅さや書き換え寿命を気にせずにすみます。
エミュレータがDOS起動中に終了してしまいます。
 起動ファイルが不正な場合良く起ります。また拡張メモリを酷使(UMBやEMSにがんがん逃がすなど。$fonte.sysの使用も含む)していると、不正な指示がなくてもそうなることがあります。一度落ち癖がつくと、config.sysやautoexec.batに異常な点がなくなっても直らないばかりか、CEをリセットしてもなお改善されないことすらあります。その場合、config.sysや$fontx.iniを一時的に数行rem化するなどで負荷を低減して起動させ「起動癖」をつけてやると直ることがあります。
 めちゃめちゃ非科学的みたいですが、CEのメモリはRAMディスクとして使えたりレジューム対応してたりと「物覚えがよい」ので、なにか悪い記憶が残ってしまうことがあるのではないかと考えています。
LogExpressが使いたいのですが。
 おそらくLEは動きません。あれはLXのハードを直接叩く事で高速表示を実現し、その事を誇ってもいました。一応試してはみたのですが、何も表示されずにハングアップします。勿論\_dat内のLE.ENVは環境に応じて直したものです。これが不適なままだと表示されないもののハングせずに[ESC]で抜けられるので、かえって根が深いと思います。
 SH3かMIPSの機体をお使いでしたら、本家にCE版がありますがARM用はありません。

XT-CE

カーソル移動でゴミが残るのが気持ち悪いんですが?
 ウチでも出ますが、目くじら立てても始まらないと考えています。

TIPS

XT-CE PocketDOS共通

ハードウェアファンクションキー
 思わず癖で触ってしまって気づいたのですが、jornadaキーボード最上段のアプリケーション起動キーはちゃんとF8までのファンクションキーとして動作します。でもハードウェアアイコンはCE本来の動作でした。
DOSファイラーでのディレクトリの辿り方
 XT-CEのWinCE_FS.sysやPocketDOSのPKTDOSFS.SYSで割当てられたドライブでは、現在ディレクトリと上位ディレクトリを表わすのに伝統的に用いられてきた「.」「..」がDOSファイラ上に表示されず、人によっては著しい操作性低下に感じられると思います。根本的な解決法はありませんが、対処法としては
  1. [BS]キーが上位ディレクトリへの移動に割当てられていることがある。
  2. ディスク間移動コマンド(大抵[L])に「..」を入力してみる。
などを試してみてください。ちなみに、Tree画面で代用しようとすると、多分固まりますのでご注意。

XT-CE

非伸長表示
 Display Configration画面で「Fullscreen Lo-res」に入っているチェックを外すと、小さいグラフィックを全画面伸長表示しなくなります。それにより、ゲーム等の表示がむしろ好適になることがあります。

Display Configration画面 XT-CEでウィザードリィ2

パレット操作
 英語モードではグレイアウトしていますが、日本語表示モード(つまり画像モード)ではパレットのウィンドウを開くことができ、本来白黒の2値の表示色に16色から任意の色を割振る事ができます。これにより、モノクロ反射液晶用に最適化されていた画像などを反転色で「正しく」表示することや、文字色を選んで懐かしのグリンモニタやプラズマディスプレイなどを再現することもできます(?)。
 また、XT-CEの独自コマンドにはこのカラーパレットの設定を書き出し・書き戻しする「xtceclr.exe」が含まれており、グラフィカルなアプリケーションは起動バッチにこれを用いることができますし、FDの起動に際して青地に黄字にすると気分が盛上がります(?)。 Pallette画面 グリンモニタ?
限界超細密表示
 jkitとの併用では、yadcdが使えます。相変らず、実用性はアレですが(笑)。ちなみに本来の相方である筈のfontman+yadc環境ではなぜか1回目不発、2回目ハングになります。

yadcd


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