前書 | 新PocketDOS概要 | 新PocketDOS日本語化 | |||||
旧PocketDOS(英) | XT-CE(英) | XT-CE(日) | 旧PocketDOS(日) | コネパク | 日本語入力(FEP) | FAQ and TIPS | 参照・参考 |
LXの独自文化はシスマネ上で動く各種支援ソフトにこそ其の神髄があります。とはいえ、HPもLotusもシスマネの仕様を公開しているわけでなし、代用としてDOS上のデータ互換及び高速シリアル転送環境として提供されていた「コネクティビティパック」を動かすのが精々、というのが現実です。日本語化できれば少なくとも予定表・電話帳・各種データベースはなんとか見られますし、EXE形式でも提供されているソフトなら走ります。
で、ここでハタと気がつくわけです。コネパクの日本語化はLX文化の所産でしたが、LXerにはCGA環境は初めてなんですね。シスマネがROMで載ってるLXにコネパク載せるヤツぁいませんから。ウルトラマンことPC-110の文化でもこの技は生れませんでした。PC-110は純然とAT互換機でVGAを備えてますから。
で、結局、この技を開発したのは…DOS系モバイルギアのユーザーグループでした。
DOS系モバイルギアのユーザーグループは、まずモバイルギアをほぼCGA機化し、コネパクの起動バッチで組込まれるドライバcg.comのモバイルギア専用版、mgcg.comを作成することで、これを達成しました。つまり、ほぼ謎パー化したjornada720にコネパクを載せるためには、汎用のCGA対応cg.com互換ドライバが必要で、それはコネパクプロジェクトで入手できそう…かと思いきや、cg.comを失活させただけの起動バッチでコネパクが起動してしまいました。なくてもいいみたいです。
というわけであっさりコネパクCGA化は出来ちゃいました。ファイラと電卓はそのまま動きます。しかし、今のところ日本語化できていません。DSP14の無印、a,b,c,いずれもフォントを読込んだ時点でハングします。当該フォントをわざとインストールせずスカにしてやるとコケませんが、それでは当然日本語表示はできないので、意味ありません。データベース系は文字化けしたまま元気に動きますが、メモは起動の瞬間にDOSごとコケます。
電話帳も動いたんですが、電話番号など化けないところをモザイクるのが面倒で載せてません(笑)。各々のエミュレータの今後のバージョンアップに期待しましょう。
戻る | 進む |