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…「初めて買ったパソコンにはWindows95が載ってました、こんな画面の狭いキカイはJornada720が初めてですぅ」なんて方には、ここからが最大の難所(DOSエミュレータのマニュアルには一切なにも書いてないから)となる訳ですが、LXerはじめ我々DOSモバイラーにとってはここまでくれば勝ったも同然です(いばりっ)。ましてや、今回はPC-DOS J7を載せたのでやることはCGA対応だけです。こんなのはV-TEXTをつかいこなしてきた諸賢には朝飯前でございましょ?
…歯ごたえがない程、あっさり通ります。なーんにも書くことがありません。
…さすがはjkitの原形、これまた拍子ぬけなほど簡単に稼動しました。では次に…
…などとどんどん通り過ぎて行ってしまっては不親切ですね。どれかひとつは腰を据えて日本語CGA表示を実現する方法を解説しましょう。で、詳述にこの系を選んだ理由は、
だからです。
日本語DOSのシステムフロッピーを日本語DOS/C化して、最後にそれを仮想ディスク化してXT-CEの仮想A:ドライブに入れるものとしてお話します。で、母艦の物理A:driveにシステム転送済みフロッピーの実体があるとしましょう。
FONTBUF EXE 2,112 94-09-27 22:50
FONTMAN DOC 9,966 94-11-18 0:39
FONTMAN EXE 7,936 94-11-17 23:20
FONTMAN INI 318 94-11-17 23:20
YADC DOC 11,267 94-11-24 0:53
YADC EXE 16,939 94-10-14 15:52
YADC INI 2,464 94-11-21 23:53
YSTAT DOC 2,667 94-02-28 22:39
YSTAT EXE 12,787 94-02-28 22:39
GEN9808X FNT 2,582 96-01-21 21:43
GENHN08X FNT 2,065 96-01-21 21:42
GENZN08X FNT 110,706 96-01-21 21:41
;
; fontx2 フォント定義
;
[fontx2]
; a:\font\jpkhn8x.fnt
; a:\font\jpkhn14x.fnt
; a:\font\jpkhn16x.fnt
a:\font\genhn08x.fnt
a:\font\genzn08x.fnt
a:\font\gen9808x.fnt
;
; font.14 フォント定義 (font.14 を使用する場合)
;
[font14]
; a:\font\font.14
; a:\font\font.tbl
;
; 恵梨沙フォント定義 (elisa.fnt を使用する場合)
;
[elisa]
; a:\font\elisa.fnt
; a:\font\font.tbl
devicehigh=a:\free\fontman.exe -b5 -fa:\free\fontman.ini
devicehigh=a:\free\yadc.exe -bd
path a:\free;%path%
config.sys
buffers=8
files=24
lastdrive=j
shell=a:\command.com /e:512 /p /h
DOS=UMB
DEVICE=b:\XTCE\XTCE_UMB.sys
DEVICEHIGH=b:\XTCE\XTCE_EMS.sys
DEVICEHIGH=b:\XTCE\WinCE_FS.sys
devicehigh=a:\free\fontman.exe -b5 -fa:\free\fontman.ini
devicehigh=a:\free\yadc.exe -bd
autoexec.bat
@echo off
prompt $p$g
b:\xtce\redirect e: "/storage card2"
path b:\xtce;b:\tinyed;%path%
path a:\free;%path%
xtce_pen
c:\Program Files\XTCE\DumpDisk.exe a: c:\PC-DOS7.DSK
これらもa:\fontディレクトリに解凍し、a:\free\fontman.iniに正しく追記すれば、yadcのモード変更でそれぞれのフォントが使えるようになります。げんちょもフォントとともに高視認性フリーフォントとして自信をもってお薦め出来るこれらは全てHPLXの、もっといえばFHPPCの文化遺産です。 フォントフェイスはこんなかんじで、上が「赤城ポップ(16*11)」、下が「ぱうフォント(16*16)」です。
FontXとDspCCを使ってみましたが…あっさりOKです。いやー、さすがに本家PC-DOS J7はらくちんですわん。
先達の情報サイトでは、何故か皆様$fontm.sysを利用しておられ、しかも「$fonte.sysは使えない」事を匂わせる記述すらしている場合があります。しかし、Jornada720で最新バージョンのXT-CEを使う場合には、$fonte.sysも使えます。ただし…何故かfontのロードに「ハングアップと確信するのに充分なくらい」時間がかかり(赤城とぱうも組込む私の環境で55秒、従来機ではもっとでしょう)、下に示した画面のまま滞ってしまいます。ですから…実は単に昔から爆遅なだけで先駆者の皆様は少々せっかちな早とちりをなさっていた、ということはないでしょうか(笑)。ちなみに、組込みさえ通り抜ければ、納得できる表示速度で動きますから、起動時に待ってもコンベンショナルメモリが空くメリットのほうが大きいと思います。
で、FEP起動キーを変更するにはwx2sys.iniの中の
GRPH+SPACE = 86 40 00 00 00 00
しかし…「終末の過ごし方 for LX」ができないっ(泣)。起動し、動作しているようなのですが、文字色が地色と同じになってしまって見えません。なにかの拍子で表示の具合が悪くなると文字表示が反転してちゃんと文字もあったことが判る事もある、というありさまです。これもどうにかする方法をご存知の方はぜひご一報頂きたいところです。
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