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東京/日本橋編

丸善 日本橋店 (洋品衣料、地下鉄日本橋駅すぐ、2004年10月より改装のため一時 移転

 丸善といえば関西人にとっては京都のお店が印象深いのですが、紳士もの衣料というジャンルでの先駆的存在としての丸善となると京都店にも若干のフロアがあったと記憶しているもののやはりこの日本橋店が圧倒的な存在感を示しています。
 第二次大戦前から洋もの衣料の輸入に熱心だった丸善は早くから日本の紳士もの衣料のインポートショップとしてダントツの存在感だったわけで今もこの日本橋店には英国ものを中心とした伝統的な輸入衣料の良き逸品が並んでいます。
 英国ものといえば早くから日本で親しまれていたこともあって、今では国内生産によるライセンスものが幅を利かし、逆に肝心の英国オリジナル製の品物が入手難になっている状態でもあるのは御存知の通りです。 ライセンス品についてはとかく偏見もありがちで実際にはブランド側からの指導もあり品質的に劣るわけではないのかも知れませんが、やはり英国ブランドなら英国本国で作られたオリジナルを…、というところにこだわりを感じる向きもあると思います。そういう向きはぜひとも丸善さんに足を運ぶべきなのです。丸善には本国・英国で作られた 衣料が並んでいます。
 なぜ丸善さんにはライセンス品ではなくオリジナルの英国製コート、スーツが並んでいるのか?理由は分かりません。ひょっとすると、戦前から英国本国製のコートやスーツを扱ってきたお店なのでライセンス化が進んだときも「治外法権」的にオリジナルのスーツ、コートを輸入販売することを継続的に認められたのかも知れません 。いずれにせよ、ここに来ると例えばバーバリーの英国製コートやスーツが手にはいるのです。

 紳士物衣料の面白さに気づいてからこの丸善さんで買いたいと思っているのは、もっぱら英国製の逸品でして、ジョン・コンフォート(JOHN COMFORT)製の典型的な英国レジメンタルストライブのネクタイは今でもお気に入りです。
 フロアに広がる穏やかな空気は他の専業ショップにはない枯れた雰囲気でそこも居心地は悪くありません。他に袖無しのオリジナル・ワイシャツやオリジナルのラバーソウルの紳士靴などを購入したことがあります。丸善さんは独自の工場を持っておられてこういうオリジナルの商品も展開されているのです。近年はやや勢いがないようで、やや規模は縮小気味なのがちょっと残念ではあります。
 丸善製のオリジナル商品は大阪ではなかなか手に入りにくく、上京時での購入に頼るしかなかったのですが、一時期、関西の某百貨店がオリジナルで展開している下着のシャツが丸善製であることに気づいたことがあり、私自身、ドドッと購入していました。 (2004.07.21執筆)

 2004年10月から改装のため日本橋店は2007年春まで閉鎖され、再開までコレド日本橋が面している日本橋交差点角の斜め向かいに立地している別店舗で紳士衣料を展開しています。今回、ひやかし半分、この仮店舗のお店を訪問してみました。
 今回、訪問して気になったのはやや高年齢層向けの英国風ラインナップに偏っているところでして、最近ではイギリスにも流入しているといわれるクラシコイタリアの流れがほとんど遮断されているようにみえる点。ま、ここを訪れる人はそういう 純英国風の服装を好む人なのかも知れませんので構わないのでしょうね。
 あと移転後気になってきているのは「馴染み客」を店員さんがすご〜く大切に扱っているということ。いや、それ自体は構わないのですけど、一見客(いちげんきゃく)が急に訪問しても 「馴染み客」優先の雰囲気が強く、何となく疎外感が漂って居心地がよろしくありません。 今回の一時移転で本屋と切り離されてファッション部門だけのお店になったため、一見客自体が減ったので余計にこういう傾向が際だってきたのかも知れませんが、ま、これはそういうポリシー で運営されているのかも知れませんので、我慢するしかないのかも知れません。(2004.12.02執筆)


移転した丸善

 

高島屋 日本橋店 (百貨店、地下鉄日本橋駅すぐ)


ベルルッティ アレッサンドロ

 丸善の向かいがこの高島屋日本橋店。店内はそんなに広いわけではないのですが、静かで大人の雰囲気が漂っているのはさすがです。

 この百貨店で僕が買ったのはベルルッティの紳士靴だけなんです。ベルルッティの売場は他の売場とは独立されていて百貨店の中に別の店が入店しているという感じです。当時、ベルルッティはまだ関西にはなくて東京の青山が旗艦店でもう一店がこの高島屋日本橋店にあったのでした。なぜ青山のベルルッティに行かなかったのか、といえば実は高島屋カードのポイントにカウントされると思いこんでいたのです。高島屋カードの規約にはルイヴィトンなどでの購入商品はポイントが付かない、と明記されていたのですが当時はベルルッティはポイント除外とは記載されていなかったように思うのです。それでてっきりポイントが加算されると思いこんでいたのでした。結果はベルルッティもポイント対象外だったんですけど(苦笑)ま、ルイヴィトンと同じLVMHグループなんだから当然なのかも知れませんが…。

 何足か履いてみて、一番気に入ったのがこのアレッサンドロ。当時は(今もそうかも知れませんが)ベルルッティの看板商品でした。その後、タトゥーラインが出たのでそっちに話題が映ったようにも思えますが…。お値段は一般に高価といわれる英国靴のさらに二倍のお値段でしてちょっとした決断が入りましたが、え〜い!と買ってしまった次第です。

 このアレッサンドロ、サイズ合わせの段階ではそっけない色合いの靴が出てきまして、それをサイズ合わせします。で、最終的にサイズを合わせ終わったらそこから好みの色に染めていただくのです。というわけでしばらくお時間をいただくことになって後日、自宅までご郵送していただくというプロセスを経ました。よく考えると結構、手間なやりとりなのですが届いた靴を見て大いに納得。色つやがすごくよくてまるで芸術品のようであります。このアレッサンドロを買ってもうすぐ2年近く経ちます。忙しくて靴磨きも数ヶ月しないままの状態で写真を撮りましたが、この通り、見事なフォルムを維持してくれています。また背広だけでなくデニムにも合う使い回しの広さもいいです。

 ベルルッティの靴を買うと、ダイレクトメールが届くようになります。凄いのはベルルッティの靴を買った人だけを招待してお茶を飲むという集まりへの招待。残念ながらページ作者は大阪在住のため、東京でのイベントに参加できないのですが、ベルルッティ好きの人たちとのくつろぎ、ってどんなものなのでしょう。わくわくしてきます。

 その後、ベルルッティは神戸・元町と大阪・心斎橋に出店。関西でも入手が容易になりました。あと1年ぐらい経ったら私も靴底の革の張替えに関西のベルルッティに足を運んでみようと思っています。(2004.08.30執筆)

〒103-8265 東京都中央区日本橋2-4-1 TEL.03-3211-4111


★買い物ついでに立ち寄りたいオススメのおいしい店


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