Travel VOL.5


POTUGAL/SPAIN 5

この旅行も5日目 スペインの風にも慣れてきた
薄暗く 遅い朝明けを迎えたGRANADAを発つ 今日も長いバスの旅
バスの中はもう旧知の仲のように 更に和やかになってきた 連日の移動の疲れで
走っている間眠る人もいる でも二度と来られないかも知れないと 目を皿のようにして窓外を見る
しばらく走るとこの国に来て初めて 道の両側を峻峰に囲まれた 毎日 展けた平原を走り続けていたので 
新鮮だ 絶景だ

ハイウエーから外れ 田舎びた道を走り始めた 痩せこけた騎士が槍を持った黒い像が目に付く
 あっ ドンキホーテ!くねくねバスは曲がりながら 軒をかすめるように進む
やがて 写真などで見慣れた風車塔が見えてきた 赤茶けた展けた なだらかな丘に
真白い塔に大きな木骨の風車が付いている あのお馴染みの風景だ
その中に自分が居ると思うと なんか………

想像より大きな風車だ 円錐形の塔はその大きな風車を支えるためか頑丈な作り 中は狭く大きな木製の歯車がある  かっては木組みの風車に帆布を被せ 
この歯車で粉を挽いたそうだ


冬にも拘わらず春のような気候 平日のせいか我々の他はマイカーが
数台停まっているだけ
 悠久の時の流れを感じさせる
lamancha_baby 「ヤパン?」不意に声をかけられる 
元気な老夫婦と3代勢揃で2台の車で観光 

「エスパ〜ニャ?」で仲良くなる 一族の坊やがなついて
 離れようとしなくなった
「日の丸」のピンバッチを彼の胸に付けて別れる

日に映えた純白の壁に 鮮やかなブルーの帯
見事に本当に見事な色彩感覚 かってホテルだった此処で 
セバスチャンが“ドンキホーテ”を書いたところ 

今はレストランになっている 
今日の昼食はここ ドンキホーテ


パティオには例のドンキホーテ像がある


ースープ(ニンニクスープ)
大きいスープ皿に並々のスープ 半熟の目玉(卵)が
一つ浮かんでいる

Sangriaサングリアで乾杯!
赤ワインにオレンジジュース 輪切りオレンジ レモン
 角切りリンゴ 小片のフルーツが浮かんで 

sangria大きな(1リットル)手つきグラスで出てくる 甘いジュースのようだけれど 
結構アルコールが効く


Tor tilla トルティージャにナイフを入れる
スペイン風オムレツ スライスしたジャガイモをオリーブ油で煮て
 卵とあえて堅めに焼いてある かなり堅めだ

好き嫌いが激しく 食通でない私だが とても親しめた

壁に向かって4人の人が 細工している
鉄の地金に刻みをいれ 細い金をはめ込み 焼いて細工をする
「象嵌」細工 黒い地に細かい金の模様が鮮やかGURANADAの寄せ木細工といい まことに細かい細工物

tortilla バスはまたビュンビュン走る なだらかなオリーブ畑が続く

最後の目的地(宿泊地)MADORIDの街に入った
近代的なビル 都会に来たな〜 情けない都会病が頭をもたげた?
「マドリットは治安が悪いので 夜の外出は控えて下さい」
ガイド嬢の言葉を聞きながら部屋に……
この夜とんでもない出来事が起きるとは………………

                                H.oda
GarlleryVOL.5をご参照下さい


スペインの情報がかなり詳しく解ります
  Tourist Office of Spain in Tokyo  


外務省 海外危険情報


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