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      VOL.4

POTUGAL/SPAIN bS

早4日目 例によって陽気なドライバー氏の「オーラー」に迎えられてバスに乗り込む
ツアーの人達も 旧知のような雰囲気になって はじめの頃とは段違いにバスの中は
                                和やかになっている

窓外は相変わらずオリーブ畑の丘稜が延々と続く
オリーブ畑 「何時間走っても風景は変わりませんね」 
「いや 何日もでしょう」こんな会話が車内に飛び交う

島国からの訪問者 我々には“広さ”“直線の長い道路”は
          感嘆するほかない

SEVILLAから150km弱走ってCORDOBAの街に入る
ローマ橋 グァダルキビル川(Guadalquivir)に架かるこの橋は ローマ時代から
2,000年の歴史があるという 

長い風雪に耐えた威厳 風格此処に極めり その橋の上を一歩一歩あるく

Mezquita Catedral「2万5千人もの信者が祈ることが出来る」と説明のメスキータ回教寺院
イスラム教徒独特の祈りの場の広さはすごい
13世紀に支配者が変わり キリスト教徒の時代になった この寺院も改築が繰り返され二つの宗教様式が
混ぜ合わせられた建物は 何とも不思議な雰囲気を醸し出している 
それにしても人間ってすごいもを作るとまたも嘆息がでる

入り組んだ坂の多い小路に入る ユダヤ人街と呼ばれる此処の建物の壁は全て白 壁面の至る所に花の小道
鉢が付けられている “花の小道”として
観光名所になっている一角だ
 この季節 
白壁に茶色の鉢に花はなく“葉の路”の風情だ 
ここの人達 こんな美しい居住空間を創り出す感性!

これはこの大陸に来て初日からの感慨です

CORDOBAから更に約50km GRANADAに入る スペインでも北方に位置するこの街も思ったより寒くない
厳寒を覚悟していたので たいへん行動しやすい(寒波が去った直後という好条件に恵まれたらしい)

Sta.Ma de la Alhambra 幼い頃から幾度か聞いていた
アルハンブラ宮殿に向かう

徒歩で数キロの観光だという 息を切らしながら坂(ゴメレス坂)を登り詰めると
宮殿の入り口の門(グラナデスの門)
【イスラム文化の集大成】と言われる宮殿 後のカトリックの王も増設を続け12〜14世紀にわたり建造された
壮大な建造物 庭園だ 王宮 カルロス5世宮殿 アラブ王が去って50年スペイン絶頂期の王カルロス5世が
旧王宮に隣接して建立したルネッサンス式の宮殿 アラブ式建築と好対照を成している
前述の二つとアルカサバ ヘネラリーフェ庭園と4つの部分からなる広大な華麗な王宮生活に
まつわる伝説があとからあとからガイドの口から流れる 宮殿も庭園もすごい 確かにすごい が
シャッターを切りながら 長い間の想像が膨らみすぎた由か 何か……
これがあの《アルハンブラだ》と自分に言い聞かせていた

陽が沈み始めている かってクリントン(米国大統領)が此処の夕日を見るために長い時間立っていたと
言うことから有名になったと そんなこととは関係なく 美しい夕景だアルハンブラの夕日

グラナダに定住したジプシーが山肌に穴を掘って住んだ《洞窟住居》が
バスの窓から見える

いまは洞窟フラメンコショーを 家族ぐるみで観光用に行っているという

今日も 疲れた! ワインが美味しい 明日は…

                                H.oda
Gallery VOL4をご参照下さい


スペインの情報がかなり詳しく解ります
  Tourist Office of Spain in Tokyo  


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