エネルギー工学連携研究センター(CEE)

 

会社の先輩の梅田さんに紹介されて駒場の東京大学生産技術研究所のエネルギー工学連携研究センター(CEE)のシンポや ワークショップに参加するようになった。

新しい技術分野は少数の個人によって切り開かれるものだが、日本の航空機の開拓者になったのは斯波忠三郎である。彼は金沢藩家老直系の子孫で、明治時代東 大工学部を卒業したのち政府を動かして航空研究所を創立し、多くの人材を育てた。ゼロ戦はここの卒業生が作ったものだし、その前駆となる九七艦偵は戦後ペンシル ロケットで有名になる糸川英夫が設計した。2機しか製造されなかったというが伯父がこれで大連ー大村間を飛んでいる。

ここはその航空研究所の跡地にある。 そもそもここは江戸幕府の御狩場で駒場と呼ばれていた。関東大震災後の復興時こにあった東大農学部が本郷にうつり、前田公爵は赤門を含め東大に明け渡し、 ここに移った。乗馬に適していると考えたからだという。その後、前田公爵邸の両側に一高と航空研が建てられたものという。

キャンパスにある吉田三郎作「航空」

東隣には旧制一高の後身の東大教養部がある。この東側一帯は戦前の国家のリーダーを輩出した一高の寮があったところだ。

新キャンパスは3年前に新築されたもので国家予算を潤沢につかった快適な場所である。

2009年 1月16日、第3回シンポジウム「資源・エネルギーの長 期戦略を考える」

2009年3月4日、第8回コプロワークショップ「エネルギーと物質 の併算(コプロダクション)による革新的省エネルギーと次世代産業基盤の構築 」

2009年10月2日、第5回CEEシンポジウム「太陽光発電導入の 長期戦略を考える」

2010年1月22日、第6回CEEシンポジウム「高効率発電技術の 最前線」

2010年10月8日、第8回CEEシンポジウム「民生部門の空調・ 給湯エネルギーを考える」

2012年4月13日、第13回CEEシンポジウム「震災後のエネ ル ギーの動向 −化石燃料と分散電源の役割ー」

2013年1月18日, 第16回 CEEシンポジウム 「原子力問題に正面から取り組む」

2015年1月16日、第19回CEEシ ンポジウム「高性能二次電池の新たな展開」

2017年8月30日、第28回CEEシンポジウム「超中期のエネ ルギー需給解析の課題  −定量分析の意義、課題と解決−」


January 30, 2009

Rev. May 9, 2018


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