エネルギー工学連携研究センター(CEE)

第13回CEEシンポジウム

震災後のエネルギーの動向 −化石燃料と分散電源の役 割ー

2012年4月13日

東京大学生産技術研究所 コンベンションホール

 

主催者の目論見は:

再生可能エネルギーを基軸とした低炭素社会への移行は究極の目標であるが,東日本大震災での原発事故を受け,短中期的には化石燃料の利用増加は避けられな い.まずは,大規模集中型の火力発電の一層の高効率化を実現する必要があるが,その一方で,投資や施工の容易さ,自立性,需給バランス調整,電力価格の上 昇見込み等の観点から化石燃料を用いた分散電源にも大きな注目が集まっている.例えば,系統平均発電効率を超えるガスエンジンや,固体酸化物形燃料電池の ような小型でも高効率な電源の市場投入が近年始まっている.省エネと需給調整機能をいかに両立すべきか,本シンポジウムでは,中期的な観点で重要性を増す 化石燃料を利用した自家発電や分散電源のあるべき姿や将来について議論する.

というものであった。賛同するところ大なので久しぶりに参加した。

中でも日本ガス協会が進める高効率ガスエンジンの分散発電について聞いている間に家庭用PVをCNGハイ ブリッド車でバックアップし、オフグリッド運営する構想が閃いた。

燃料電池 発電の一つである固体酸化物燃料電池(SOFC)はコスト的に高効率ガスエンジンに負けたという印象を持った。

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April 22, 2012


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