「おなか健康!不老の秘訣!?」 とし坊 の読んで得する健康情報 |
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2000.12.11------Health Media≪Health Mediaコメント≫
『2000年9月6日、「第47回日本栄養改善学会学術総会」が開催され、この中で、国立がんセンターの杉村隆名誉総長が「がん」発生までのメカニズムを解説。また「がんの発生、予防には栄養が深く関係している」とし、日頃からの栄養素の摂り方、日常生活における心得などわかりやすく説いた。 』副題が「3大原因はタバコ(喫煙)と食事と感染」となっていることからも、喫煙が如何に悪いのかが、新しい事実と共に再認識出来る記事となっています。
認識を変えなければならない新しい事実としては、生活習慣病の深く関っている活性酸素を抑えてくれる筈の、抗酸化ビタミンといわれるA、C、Eと総合ビタミン剤を組合わせて摂取すると心疾患、卒中による死亡率は減少するが、喫煙者(男性)については、がんによる死亡率が高まるということは、興味深い内容です。
- ▼遺伝子損傷からがんは始まる
人の体を構成している細胞の遺伝子変化(=遺伝子損傷)が、人が生きていく営みの中で起こっている。ここからがんが始まっているのだが、遺伝子を傷付ける物質として、突然変異原物質(発がん物質)、活性酸素、酸化窒素等があり、これは食品、栄養と大いに関係がある。 日頃の食生活の中で、発がんから逃れられない。食品添加物、農薬に浸かった食品は、体内で過剰な活性酸素を発生させ、遺伝子を損傷させる。- ▼日本の伝統食はがんの発症リスクを低下させる
遺伝子損傷のリスクファクター(危険因子)を分析し、国立がんセンターでは「がん予防の12カ条」を掲げている。方法としては、
- 遺伝子を損傷すると考えられるリスクファクターを生活の中から排除する、
- 遺伝子損傷をくいとめる栄養素の補給---といったところだ。
- ▼魚油や緑茶、心疾患からがんまで幅広い効用
疾病へのさまざまな有効性が明らかになりつつある日本の伝統食だが、一つだけに極端に偏らないで、「ほどほどに摂ることが大切」と杉村氏はいう。- ▼大豆イソフラボン、1年間で246%の売り上げアップ
- ▼大豆イソフラボン、妊娠中の摂取で「胎児の脳機能の低下」指摘も
一方で、こうした「大豆」人気に警鐘を鳴らすような指摘も出始めている。中年過ぎから豆腐を多く摂取する習慣のある人は、老齢による急激な脳機能の低下がみられたといわれ、又大豆に含まれるイソフラボンを妊婦が摂取した場合、胎児の脳の発育や生殖機能に障害が起こることも考えられるという。- ▼大豆イソフラボン、1日50mgの摂取であれば安全と判断
- ▼栄養素は組み合わせで効力を発揮する
日頃の健康管理において、「栄養素の摂り方は偏ることなく、ほどほどがベスト」という。栄養成分の摂り方については、単一成分を大量摂取するよりも、組み合せて摂ることのほうが効を奏することがさまざまな研究で報告されている。- ▼喫煙者がビタミンCを摂取すると老化を促進させる可能性
がんの発症原因について、「ごく大雑把にとらえると、3分の1が喫煙」とし、タバコの弊害を挙げられているが、最近の研究報告では、喫煙とビタミンとの相互作用が問題視されている。- ▼「喫煙+抗酸化ビタミン」でがん死亡率アップ?
抗酸化ビタミンといわれるA、C、Eと総合ビタミン剤を組合わせて摂取すると心疾患、卒中による死亡率は減少するが、喫煙者(男性)の場合、がんによる死亡率が高まるという。≪関連情報---私の健康感≫
国立がんセンターのこの「がん予防の12カ条」は、具体的ではないと’99/10/12号にて【食生活の影響を指摘する国際がん予防15カ条について】の記事にてお伝え致したことが有りますが、それらの情報を「食べて!ガン予防」として纏め直しました。------とし坊 の健康情報「Webのつまみ食い」
2000.10.26
健康産業新聞・メディカルニュートリションに、私が最も気にしている「食」の機能性に関する情報が掲載されております。
連載の形で「治療・予防食を巡る国研動向を探る」と銘打っており、お薦めの情報です。
≪メディカルニュートリションのコメント≫
『医療者や患者から新たな医療を求める声が高まっており、最も注目されているのが「食」の分野だ。欧米では既に医療に食品が利用されており、日本でも食品の機能性が医療に貢献していく可能性は大きい。この新連載では、予防医療に関わる食品の機能性について、研究動向を紹介する。 』■セミナー報告: 野本亀久雄氏が講演 「 生体防御の機能維持で病気との共生を」
≪メディカルニュートリションのコメント≫
『日本型食材の研究もスタート: 食生活の欧米化が進み、従来の日本食のタンパク質と脂質、炭水化物のバランスのうち、脂質部分が増えている。「食」バランスの偏りは肥満の要因となり、生活習慣病を引き起こす。また、生活習慣病の予備軍が多いこと明らかになり、国家的な問題ともなっている。この生活習慣病の予防や治療に貢献する研究について触れる。』■健康食品調査報告:栄養補助食品、制度化踏まえ実態調査(国立健康・栄養研究所)
≪メディカルニュートリションのコメント≫
『厚生省国立健康・栄養研究所は、国民の健康保持と増進に関する調査研究をはじめ、国民の栄養や食生活に関する調査研究を行い、公衆衛生の向上及び増進をはかることを目的とする研究機関。現代社会に増加する生活習慣病の有効な治療法が求められているなかで、その確立に向けて研究を行っている同研究所の臨床栄養部の主な研究を紹介する。 』■糖輸送体が糖尿病予防の鍵
■連載:医療新時代 「予防医療への挑戦(笹塚クリニック)」≪メディカルニュートリションのコメント≫
■抗酸化成分で脳機能改善を(食品総合研究所・企画科長:津志田藤二郎氏)
「食品素材の中に は抗酸化成分と、それを助ける協奏成分があり、それらの成分のバランスは食品素材によって異な り、加工調理によっても変化することが明らかになった。今後は協奏成分の存在を考慮した食品開発や食事を考えることが重要」と説明する。」
■連載:医療新時代 「予防医療への挑戦(ホリスティック医学アカデミー)」
≪メディカルニュートリションのコメント≫
■豊かな高齢社会を目指す研究事業
「埼玉県立がんセンター研究所の菅沼雅美主任研究員らによる「緑茶による老年病予防に関する研究」は、平成11年度の研究課題のひとつ。老年病に対する緑茶カテキンの機能性を検証した、その研究報告が今年4月にまとめられた。」
■サイトカイン抑制など機能性を確認
■連載:医療新時代 「予防医療への挑戦(城西総合健診センター・クラブJS)」
2000.10.16
------−--Health Media≪HealthMediaのTopコメント≫
『「日本人が知能指数が高いのは魚を食べているから」と提唱し、日本に魚油に含まれるDHAの大ブームをもたらした英国の栄養学者マイケル・クロフォード博士が先頃来日し、現代人の「病める脳」に再びDHA補給の重要性を説いた。』その概要とは・・・
「将来を考える時、2つのシナリオが考えらて、一つはこれから神経的な障害者が多くなり、IQレベルが下がり、反社会的な挙動の人達が増えてくる。もう一つはきちんとした対策をとり、正しい道を選ぶならば、知的な能力もあがり、健康もますます増進し、さまざまな能力が向上し、繁栄と平和がもたらされる」。
そのカギを握るのは、やはり”魚食”であるという---が、その詳細は・・・・
- これから神経的な障害者が多くなる..
- 「抗鬱剤の代わりになるものを探している人々は魚屋に行けばみつかるはず」(M.クロフォード博士)
躁鬱、精神分裂のような精神障害に魚油が有効であると説く。
- ヨウ素欠乏で知的障害児が生まれやすくなっている
米国疾病予防センター(CDC)はアメリカ人の食生活でヨウ素が不足しており、精神機能の衰退を早める危険性が高くなると警告を発している。
- DHAはヒトの進化の過程で重要な役割を果たしてきた
- 眼科領域でもDHAの有効性が証明
老人性の眼疾患である黄斑変性症に関して、魚を摂取する頻度の多い人に後期症状の少ないことが判明したという
- 痴呆症や心臓病への有効性、世界から続々
DHAは脳の血流を良くし、痴呆症を予防する。脳血管性の痴呆症あるいはアルツハイマー型痴呆症の患者の意思の伝達が改善される
週に少なくとも1回魚を食べている者は心臓発作などの突然死の危険性が52%低下
2000.10.12
●キレる少年と食事の関係についての話題特集「キレる」という言葉が社会現象になったのが’98年でしたが、その背景には加工食品の氾濫する中で、微量元素であるミネラル類の不足や、清涼飲料水の飲み過ぎによる低血糖症が精神状態を不安定にしているというものでした。
この話題に関して、今まで参考にしたサイトをご紹介致しますので、最近の少年犯罪事件を解く一つのヒントとして頂ければ幸いです。
この中の記事として、福山女子短大の鈴木雅子教授が、広島県の中学生1027人を対象に、食生活と生活に関するアンケートを実施した結果、食事の内容によって全体を5分類し、「すぐカッとしますか?」という質問に対して、食事の内容が悪いグループほど、「はい」と答える割合が多くなるという傾向が見られたというグラフは、大いに参考とすべきものですね。
■なぜ、キレるのか〜脳の働きと食生活との関係
■キレる少年達!背景に近代食の欠陥
------Health Media■4. あなたの脳が老化している!
------あるある大事典/老化SP■食事乱れて「キレる」?脳の栄養失調が深刻
------読売新聞・21世紀への医療ルネッサンス・揺らぐ子どもたち■清涼飲料水飲み過ぎで成人型糖尿病の発症も
------読売新聞・医でのふれあい・子供の心と体■血液が語る若者の貧困な食事
------健康Townの健康トピックス■コーヒーと砂糖と身体不調の関連性について
------US Health News
では、「どうして解決したら良いか?」ということで結論的には、「日本食を見直しなさい」という事になるのですが、読売新聞・医療ルネッサンスの記事において、富山医薬大の浜崎智仁教授らの研究グループは、サバ、マグロなど背の青い魚に多く含まれるドコサヘキサエン酸(DHA)に攻撃性を抑える働きがあることを突き止めたという記事に注目しました。
浜崎教授は、「現代の子どもたちは、脂肪などの組織からDHAを追い出してしまう植物油脂のリノール酸を過剰に摂取しており、DHAの相対摂取量(DHA/リノール酸比)は、この35年間で1/4以下になっている」と憂えていると云うくだりについて、今まで植物性油でリノール酸が良いとされていましたが、DHAを追い出していたという事実には驚きでした。
結論的には、DHAは青魚で、たんぱく質を構成するアミノ酸のうち脳の活動に関与するグルタミン酸は海藻や高野豆腐などで、ビタミン類は緑黄野菜で摂ると良い様ですね。日経ヘルスの過去の記事の中で、「微量栄養素を含むサプリメントを妊婦が飲み、胎児期から栄養バランスを整えればキレる子供は防げる」とする試みが、栄養科学研究所(神奈川県平塚市)の蓬田康弘所長の指導で行われているとありました。 以下は、その記事の抜粋です。
蓬田所長は、「マザマロー」という数種の微量栄養素を含む栄養補助食品(サプリメント)を開発、妊娠初期の女性にすすめている。主に牛の骨をすりつぶした骨粉、ビール酵母、小麦胚芽などをボーロ状に加工したもの。
骨粉はカルシウムのほか、リン酸、マグネシウム、鉄、銅、亜鉛などを含み、ビール酵母には必須アミノ酸やビタミンB群が多い。
体験者に共通するのは、「骨がしっかりしていて記憶力が良いこと。何より穏やかで育てやすい子供が生まれる」と蓬田所長。キレる子供対策にどこまで有効かは未だ判っていないが、「自分の子供にも試しているが、胎児期から始めれば、かなりの効果があるだろう。」と話しておられました。
気になったので、検索エンジンで、この辺の情報を調べてみると、有りました。参考までにLinkを設定しておきました。「マザマロー」問合せ:アクティブライフ Tel 0463-23-1330
最近の若年層の情緒不安が「低血糖」によるものとされ、これに砂糖が深く関与していると摂り沙汰されているが 2000年6月17日〜18日に開催された「砂糖と健康・東京フォーラム」の中で、ロンドン大学医学部のPh.D.Edward L.Gibson氏がそうした砂糖に関する誤った認識を正したという記事もありますが、データの取り方の問題も有る様に感じますし、火のない所に煙・・・の例えも有りますので、基本的には糖分の摂り過ぎは良くないと思っています。
■我が子に教えてあげなさい
------US Health News■日本の食生活は理想的 年齢的な不均衡に注意
■売れている健康食品、一部に栄養面で問題
■大豆の摂取の仕方は日本型の食事が理想
------読売新聞・健やかへのデザイン・食と栄養■深刻化する子供の食生活(2000.4.14)
------Nikkei MedWeveの「コラム」
それ以上に、コンビニやファーストフードの普及により、子供に食事の選択を任せることで栄養が偏りがちになり、10代で動脈効果が始まっているとするデータもあり、この様な食事をさせる現代の便利さがキレるという状況を作ってしまっていることに、親が気付くべきなのかもしれません。
キレ易いというのも栄養失調状態から起こるひとつの症状とも云われ、バランスの悪い食事が臓器に蓄えられている栄養素を極端に不足させることで、ホルモン不調になりストレスに弱くなってしまうという。 また、陰性体質という観点からの健康法も参考になります。
■砂糖摂取で精神状態はどう変わるか--砂糖に関する”虚構と事実”
------Health Media/ヘルスメディア
※)陰性体質:内臓が下垂していて栄養物の消化吸収が悪くなり、栄養不足から全身的に非常に冷え症になる体質のこと。更に、キレル”に象徴される子供たちの行動異常と、環境ホルモンとの結びつきを裏付けるような論文も最近多数発表され、「まさか」のことが実証され始めていると云われております。食生活や家庭環境だけではなく、環境ホルモンとの接点も見逃すことはできないということのようです。
■黒い食べ物の秘密・陰性体質と陽性体質”
■環境ホルモンであなたの寿命は45歳!?
------菅原研究所・HARU
2000.10.02
●日本人の健康 U
----東芝けあコミュニティの食のデザイン第3話---
少子高齢化と介護医療費の増大を抑制する為にも、「病気を治療する」時代から「病気を予防する」「健康を増進する」時代への転換を訴えているサイトです。●健康日本21のホームページ
アメリカの国家プロジェクトと我が国との政策を比較しながら、一昨年より検討を重ねてきた健康増進計画「健康日本21」の解説へと話が展開する、連載サイト。健康は、遺伝因子と環境因子(食事と運動)によって左右され、寿命については遺伝因子が影響するのは約20%と言われており、環境因子特に食事の影響が大きいことが云われているのは既に皆さんが耳にする事ですね。
健康日本21計画とは → 厚生省の「健康日本21」のページへ
これは、厚生省が初めて作った目標志向型の計画です。
「栄養・食生活」 ◆ 成人1日あたりの平均食塩摂取量を減少 (13.5g → 10g) ◆ 成人1日あたりの野菜の平均摂取量を増加 (300g → 350g) ◆ 自分の適正体重を認識し、
体重コントロールを実践する人の割合を増加(男性:82.6%
女性:80.1% → 90%)◆ 20、30歳代男性の朝食の欠食率を減少 (20歳代:32.9%
30歳代:30.5% → 15%)「運動・身体活動」 ◆ 「散歩をしたり、早く歩いたり、
乗り物やエレベーターを使わずに
歩くようにしている人」を増加(男性:25.7% → 32%
女性:32.5% → 40%)◆ 1日平均歩数を1000歩増加 (男性:8202歩 → 9200歩
女性:7282歩 → 8300歩)「休養・こころの健康」 ◆ 調査1ヶ月間にストレスを感じた人の割合を減少 (1割減) ◆ 睡眠で休養が十分にとれていない人の割合を減少 (1割減) 「アルコール」 ◆ 1日3合を越えて多量に飲酒する人の割合を減少 (2割減) ◆ 未成年の飲酒をなくす 「歯科」 ◆ 年齢別におけるフッ化物配合
歯磨剤使用の割合を増加(45.8% → 90%以上)
----「厚生省」---
2000.09.18
●食生活の知恵袋/もりもり健康家族
----「ナショナル快適生活図書館/「暮らし百科」ページより---
「ちょっとした工夫で食生活が変わる」という書き出しで始まる「食生活の知恵袋」のページには、気になる話題が一杯でした。
「家族みんなで健康チェックしてみては」という書き出しで始まる「もりもり健康家族」のページには、知っていながら守れない項目が判り易く纏められています。
- 食生活の知恵袋
▼肥満に陥りやすい食生活絵入りですから、とっても判り易くお薦めのページ。あなたは何項目当てはまりますか?▼上手な外食の選び方人より食べるペースが速い / 清涼飲料水やお酒をよく飲む/出されたものは全部食べる/ 3食きちんと食べない / 甘いものをよく口にする / 就寝前3時間の間に食べる / 大皿に盛って好きな量を食べる/ テレビを見ながら食べる/ 満腹でもおいしそうなものにはついつい手が出る / お酒を飲んだ後でもご飯や麺を食べる
『外食をよくよく見れば』・・、野菜が少なく、脂肪が多く、塩分が多いという事に、気付く事です。▼かしこい野菜の取り方『外食を上手に利用しよう』では、
- 一日の総エネルギーの1/3量(朝・昼・夕)を目安に選ぶ。
- 献立に主食+主菜+副菜をそろえる。ラーメン・ライス等の組み合わせは避ける。
- 丼物・麺類等より、野菜料理のついた定食物を選ぶ。
- かけ醤油・ソースは味をみてから控えめに使う。
- 麺類の汁は全部飲まない。
- 野菜の不足は、他の二食で補い、たっぷり食べる。
- 外食はなるべく一日一回にし、同じメニューを選ばない。
- 飲み物はノンカロリーのものを選ぶ。
『現代人は野菜が不足しがち。野菜は、車でいえば動きをスムーズにするオイルのようなもの。』と、云われています・・・・。『野菜の健康効果』
(1)カロチン・ビタミンCが、ガンを予防。
『野菜の一日の目標は300g以上』
(2)体調を整えるミネラルが豊富。
(3)食物繊維が便秘を改善し大腸がんを予防。
(4)低カロリー。
(5)かむ回数が増えるので、あごが発達し歯肉強化や早食い防止になる。
『野菜不足を解消する方法』は?
(1)朝食は必ずとる。 野菜のおかずをお忘れなく。
(2)毎日がサラダにならない!ゆでたり、煮たり、炒めたりして料理の工夫を
(3)1日5〜7種類の野菜をたべる。買い置き・冷凍野菜も上手に
(4)献立に困ったときは鍋料理を
(5)外食では野菜がメインの料理を・・・
(6)冷凍野菜を常備- もりもり健康家族
▼肝臓を守るお酒の飲み方
▼生活習慣病から身を守るために
『健康づくりも毎日の積み重ねが何より大切です。健康3原則をよりよいものにするために、生活習慣を改善していきましょう。健康づくりのキーポイントは「予防」、そしてその主役は「あなた自身」です。』 ・・・・、クーッ なんと身にしみるコメントでしょうか。 (^_^;)。▼さよなら便秘『健康を「食」から見直そう』ということで、8項目が絵入りで判り易く表にまとめられています。
『運動不足は健康の大敵』、『休養と趣味でストレス解消』で解説される健康の3原則は、「栄養」「運動」「休養」です。やはり、ポイントは食物繊維です! 『食物繊維を上手にとるコツ』とは、
1.1日300gの野菜から
2.おふくろの味といわれる乾物は食物繊維の宝庫
ひじき、切干大根、干し椎茸
3.多くの食品から食物繊維をとりましょう
2000.09.04
●『食生活の自己評価−簡易自己診断表を使って−』
----「健康ネット」食事・食 事のとり方のページより---
「生涯を通じて健康な生活を送りたい」という願いは、誰もが持っていることでしょう。その実現には、若い頃からの生活習慣が大きな役割を果たしています。』という、フレーズで始まるこのページから、自分の食習慣をチェックしてみてはいかがでしょうか。
- 食事と健康門
▼食事の良し悪しが病気の発症に大きく影響する
現代人は、数多くの食品に囲まれており、ほとんどすべての栄養素を十分に摂取できる状況にあり、最近の国民栄養調査の結果をみても、カルシウムを除き満たされているが、死因の6割以上を占める、がん・脳卒中・心臓病に食事が大きく影響していることも明らかであり、がんの発生をまねく要因のうち、栄養・食事に関連しているものが60%を占めるという報告があり。・・・▼バランスのよい食事は健康の基礎
脳卒中や心臓病の原因となる動脈硬化も、食習慣との関係が深いとされています。
厚生省や国立がんセンターなどから、健康な人生を全うするための生活指針が各種だされていますが、これらの指針に共通しているのは、大きくわけてつぎの3点です。@活動にみあったエネルギー摂取を行う
A適正な体重を保ち、バランスよく多くの食品を摂取する
B脂質、食塩、砂糖に注意する
- 食生活の自己診断
▼自分の食習慣を知ることが大切
生活習慣、なかでも食習慣は、幼い頃から築きあげられたものであり、無意識のうちに繰り返しており、いままでの習慣を変えるのは大変。食習慣を見直し、変えるためには、▼食品の摂取状況を知ろう
@ 認識の変更
A 態度の変更
B 行動の変更
▼基本的な栄養知識をもつ
健康に関連した食品、食事、ダイエットは人々の関心の的ですが、基礎的な知識が十分知れ渡っているかというと、疑問が残ります。間違った情報におどらされないためにも、基本的な知識は身につけておく事は非常に大切です。ある保健所で使われている栄養知識のクイズが紹介されています。
2000.07.17
●Black Foods -黒い食べ物の秘密-
------haru
「どうせ私は○○の体質だから・・・」と体質のせいにして、諦めたりしていませんか?
体質というのは変えられると説くこのサイト。 そのコツはやはり「食べ物」なのです。
体質を分類すると、内臓が下垂していて栄養物の消化吸収が悪くなり、栄養不足から全身的に非常に冷え症になる体質の「陰性体質」と、体温が高く、食べたものは消化吸収されている良性の「陽性体質」の他に、食べ過ぎのため、腸に便秘を起こしたりガスが溜まったりして、血液が酸性化しがちな肥満体質気味の悪い陽性というものが有るそうです。
女性に増えている陰性体質の原因は、「水分の摂りすぎ」「バランスの悪い食事」の2つだという。陰性体質はさまざまな病気を引き起こすが、特に腎機能が侵され冷え症でとどまっていれば、まだ良い方という。
体を暖め陰性体質を改善する、普通の食品の持つすごいパワーに注目すべきであり、その食品が『黒い食べもの』とか。
▼黒い食べ物:黒豆、プルーン、きくらげ、黒酢、玄米、レンコン、ブルーベリー、ごま、そば、ひじき
▼「汗の出ない体質」は危険信号
腎機能が弱っている人が、体質を改善する最もよい方法、それは汗をかくことです。汗のかき方にも、良い汗と悪い汗があり、顔だけではだめで、全身的に汗をかけるのが良い汗だということ。▼「生理痛のひどい人」ほど冷えている
▼男性に多い「部分的冷え症」
▼体温の低い人は要注意
▼からだとサプリメントの複雑な関係
最近は、アメリカ型の健康食品が非常に増えてきて、雑誌でも取り上げられておりますが、本当に健康に役立っているかというと、たいへん難しい部分があるという。
総合的なものと、部分的なものを区別して考える方法をきちんと身につけることが重要であり、西洋医学は部分で考え、パーツパーツに対して即効性があり、部分の情報や科学は非常に発達していることを上手く利用すすならばOKだが、サプリメントが何でも効くというような発想をしてしまうと、食事は2の次、3の次となってしまう。サプリメントはあくまでも、部分的なものであることを認識すべきである。
東洋医学では、同じ人の体でも、季節により、時間により、朝晩により、変幻自在に変わるから、あるときに食べて調子がよくても次のときには自分の体に合わないかもしれないと教えているといいます。この辺が大事な事の様ですね。正に「医食同源」を理解すべきなのかもしれません。▼東洋医学の集大成:五食五臓五味
臓器の働きを色に見立てて考えることで、複雑で理解しにくい臓器の働きを感覚的に自然に理解することができる様になっているとか。
五臓に対応する色は決まっていて、赤なら心臓、白は肺、黄色は脾臓、緑は肝臓、黒は膀胱、腎臓に対応している。 ある特定の色素が、特定の臓器を守るためにポリフェノールの抗酸化力を示しているという。これが「素問」の陰陽応象大論の中の五臓の色体表で、五色五臓五味という言葉があるという。
▼秘密パワー<1>抗酸化力
▼秘密パワー<2>遠赤外線効果
▼秘密パワー<3>吸着効果
黒い食べ物は、ビフィズス菌を増やす
便通を整え過酸化脂質を排泄する黒い食べ物はいくつもの素晴らしい力を秘めています。それらの秘密を、再認識する最適のサイトです。
- 第1章 あなたの体は大丈夫?
- 第2章 陰性体質と陽性体質
- 第3章 汗と体質のウソ・ホント
- 第4章 冷えと体調の深い関係
- 第5章 太る!むくむ!冷える!
- 第6章 さぷりめんと
- 第7章 内臓には対応する色があった!
- 第8章 黒い食べ物のパワー
- 第9章 臓器別「黒い食べ物」がどう効くか
- 第10章 あとがき
2000.07.03
●“生活習慣病に関する世論調査(平成12年2月)
-----総理府・世論調査
総理府の世論調査の結果です。自分の健康状態については、「健康でない」が15.7%。前回の調査結果(平成元年6月)と比較して大きな変化は見られないものの、生活習慣病という言葉を「聞いたことがない」とする者の割合が30.9%と、以外と無関心層が多いのには驚きです。「生活習慣病」について,どのようなことを知りたいのという問いに対しては(複数回答)、下記のような割合ですが、結構具体的な情報を望んでいるのは、それだけこの病気の原因が贅沢病と云う別名があるように、対処方法には自己の意識を変えなと改善は難しいという事の裏返しの様に思えます。
1.「がん,糖尿病,心臓病,脳卒中など生活習慣病に関する詳しい情報」を挙げた者37.2%I.調査の概要
2.「高脂血症,高血圧,肥満などを予防する生活習慣に関する情報」で、32.8%
3.「病気になった時の対処法」で、31.6%。
II.調査結果の概要
- 1.生活習慣病について
- 2.生活習慣の改善について
- 3.病気についての感じ方
- 4.健康保持や病気の予防に関する行政の取組について
●果物をたくさん食べると生活習慣病を防げる?
●危険!?子どもと親を襲う生活習慣病
●あなたの家族・大切な人の生活習慣病危険度チェック
●症状・治療・お金…。生活習慣病にかかったらどうなる?
●団欒が予防につながる?家族みんなの生活改善メニュー
-----NTT DataのHealthクリック・生活習慣病とは?
「みかんが色づくと医者が青ざめる」という、ことわざにもある通り、果物をたくさん食べると、がんや高血圧、心臓病などの生活習慣病を防ぐことが最近の研究で分かってきました。
小学生の肥満、高コレステロールが増え、生活習慣病で死亡する中・高生も出てきているというのですから、もはや成人病では無くなっているのですね。
生活週間病の大半の対処法は、運動をする事。ウォーキングをするだけで、かなりのリスクを減らせられますし、食事にしても、肉や脂を多く含むもの極力減らす事です。以外と簡単な方法なのですが、何故か欲望には勝てないのかもしれません。
2000.06.12
●世界の最新情報・前編
●世界の最新情報・後編
------US HEALTH NEWS
『乗り物の高速化により世界は年毎に段々狭くなるというのは使い古された言い回しですが、コンピューターによるインターネットの利用や瞬時のコミュニケーションにより、世界の文化同士の結びつきも簡単にしてしまいました。その結果、文化や科学の相互影響は類を見ないスケールとなっています。』という、書き出しで始まるこの記事は、食べ物の健康への影響、病気の治し方における伝統医療と西洋医療との融合、遺伝子組換え食品の健康や環境への影響、環境ホルモンにまつわる話題、肥満や人口の高齢化の問題についての世界の最新情報の動きを読み取る事が出来ます。
この様なさまざまな問題を見ていく時に、豊かな生活とは何かを考えると、物質に頼ることなく精神面にまで逆のぼる、広い範囲での捉え方が必要で有ると、思われます。
現在の人間の経済活動が、環境を破壊し、人間自らの健康まで蝕んでいるとも考えられる今、100年程度時代をさかのぼった自給自足の生活をすることが、地球の環境を守りながら人間という動物が、地球上で生き長らえていく最善の策のような気がしないでもありません・・・・。
▼栄養への配慮/一つの世界/人のための医学/欧州とアメリカのホメオパシー/伝統を理解する/作用の仕方:生命力/アユールベーダ:インド医学の秘密/バランスを取り戻す法則
▼遺伝子操作微生物論議/環境を脅かすもの?/健康問題/デンマークの慎重な態度/有機栽培の必要性/両生類の奇形/殺虫剤試験/偏在する化学物質/肥満の流行/エネルギーのためのTCM/世界の高齢者人口/世界では
2000.06.05
●『大豆は健康の源 夕食のおかずに納豆を』
●『朝食の自覚 一日の起爆剤として、子供大人問わず大切』
●『医食同源 栄養素には複合作用が…食べ方、薬との関係に注意』
●『糖尿病 食事の欧米化に伴い急増』
------Yomiuri On-Lineいきいき健考人・からだけあ≪「からだけあ」のコメント≫●『スギ花粉症に共犯者も? 排ガス大気汚染説 「食の洋風化」影響か』◎アメリカ食品医薬品局(FDA)までが、大豆たんぱくは心臓病の危険性を下げる効果があるとして、大豆製品のラベルに健康表示することを承認した。五十件を超える研究報告の科学的根拠に基づいた結論という。
◎朝食を食べない人が増えている。英語で朝食(breakfast)は断食(fast)を打ち破る(break)意味。夜間、眠っていた体と頭を呼び起こす一日の起爆剤として、朝食は健康リズムに欠かせない。
◎「医食同源」と言うものの、栄養学を中心にした医療をする医師は少ない。ビタミン類の複合作用も見逃せない。C単独の抗酸化効果は一回限り。Eと一緒なら二倍に。栄養は摂取量ばかりでなく、食べ方や薬との関係にも、気を配る必要がある。
◎糖尿病が急増している。かつて庶民には縁遠かった「ぜいたく病」が、世紀末の今、すっかり国民病になってしまった。
------Yomiuri On-Lineいきいき健考人・からだけあスギの産地でなく、なぜ都会に花粉症に悩む人が多いの?。10人に1人と今や“国民病”となった花粉症。なぜこんなに増えたのか、年齢差、特効薬は――など、素朴な疑問を専門家に聞いたレポート記事。●『楽しい食事のすすめ 新しくなった「食生活指針」』
- ◆産地に多い訳ではありません
- ◆子供・高齢者にジワリ増加
- ◆スギ花粉症があるのは日本だけ?
- ◆特効薬はできるか?
- ◆個人のライフスタイルも影響するの?
------Yomiuri On-Lineいきいき健考人・からだけあ食生活の改善を目指す国の「健康づくりのための食生活指針」が15年ぶりに新しくなった。食べ物や栄養の情報があふれる中、指針は、まず「食事を楽しむ」ことを呼びかけている。
食事を楽しみましょう
- 1日の食事のリズムから、健やかな生活リズムを
- 主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを
- ごはんなどの穀類をしっかりと
- 野菜・果物、牛乳・乳製品、豆類、魚なども組み合わせて
- 食塩や脂肪は控えめに
- 適正体重を知り、日々の活動に見合った食事量を
- 食文化や地域の産物を活かし、ときには新しい料理も
- 調理や保存を上手にして無駄や廃棄を少なく
- 自分の食生活を見直してみましょう
- ◆特定の栄養素に偏らず バランスよくとれる
- ◆自分で料理すればもっとおいしい!
- ◆1日1回は2人以上で 栄養・食生活にアドバイス
- ◆健康日本21での「栄養・食生活」主な目標
2000.05.02●コレステロール:過食や肥満で増える
〜高過ぎ低過ぎても悪い、偏食避けてバランスを
------−-------朝日新聞 2000.04.24
≪朝日新聞のコメント≫
「コレステロールが高くなって心配だ」。健康診断の後、そんな声をよく耳にします。生活習慣病を招く「悪玉」イメージが定著していますね。でも、食生活面の注意などについては、間違った思い込みをしている人も少なくないようです。正しい知識を専門家に聞きました。
2000.04.24●健康をGET !! NUTRITION
-------ベテラン管理栄養士・吉田 芳真子氏のページ
病気(健康)と食事の関係について、ベテランの栄養士さんの視点から詳しくしかも判り易く纏められたサイトです。
特別養護老人ホーム栄養士9年+病院栄養士歴15年の経歴が物語るごとく、各部のコメントは非常に専門的ながら、判り易い表現で纏められております、ページデザインも機能的であり、文字の多さを感じさせない読み易さいものとなっております。捜し求めていたページにようやく行きついた思いです。
「**と食事」とうふうに、気掛かりな健康に対して、どのような食事をすれば良いか、直ぐに探し当てられるようになっております。
「健康と栄養」では、「まず知っておきたい栄養の知識」ということで、「三大栄養素」と言われる 糖質・蛋白質・脂質の他にビタミン・ミネラルを加えた「五大栄養素」、それに加えて「食物繊維」を「第六の栄養素」とするほどに重要なものであることや、抗酸化作用を持ち癌や心臓病などの病気の予防に働く栄養成分としての、「第7の栄養素」へも言及されており、サイト全体にこの視点が貫かれた一押しのお薦めサイトです。
特に、お奨めのページをご紹介致します。
▼食品とアレルギー※この記事は、「ヘルスビズマトリクス」の「WEBヘルスライフスタイル」というメールマガジンのバックナンバーで読めます。
アレルギーの原因となる 「アレルゲン」は、ダニ・ハウスダスト やスギ花粉・排気ガスのようなものが有りますが、子供の食物アレルギーの場合、最も原因となりやすい食品は卵・牛乳・大豆等のタンパク質に有ると云われており、アレルゲンとなる蛋白質 を特定し、それを除去した食事を摂ることが必要となるわけです。
このページでは、肉料理をはじめとして揚げ物など脂肪の多い食事の摂りすぎは食物アレルギ ーの大きな引き金になるということで、注意を促しております。
脂肪酸の中でも植物油に多い「リノール酸」は体内で代謝によって肉類に多い「アラキドン酸」に変化すると云う事を、知っておく事も重要です。一方マグロ・サバ・イワシなど魚の油に多く含まれる脂肪酸の「EPA」(エイコサペンタエン酸)は、アレルギー症状を抑える働きがあると言われており、アレルギー疾患を抑える食事(食品)が対比して掲載されております。
治療のためには栄養バランスを保つために、脂肪の多い料理をできるだけ控え和食に切り替えEPAを含む魚類を適度に取り入れていく事。 アレルゲンとなる食品は出来る限り他の食品に変えて、肉類・魚介類などの蛋白源と野菜・果物・間食なども摂る間隔を回転させるような工夫をして、かなり難しい対応が必要ということです。
▼ストレスと食事
「活性酸素」によって体内で細胞に及ぼされるトラブル(酸化ストレス)も広い意味でストレスと言われますし、ストレスが溜まると過食にあるという現象等に対して、このサイトはどのような対処方法を紹介しているのでしょうか?
「ストレスに勝つためには? 」「食事でストレスを防ぐ」と云う項目でその秘訣を探って見て下さい。
結論的には、「十分な睡眠と休養」「リラックスできる運動(有酸素運動)」「楽しい環境でゆっくり食べること」と云う事になるのですが、でもストレスの真っ只中に立たされたとき、この対応が取れる程の余裕があれば、もともとストレスを旨くコントロールできるのですが、現実的にはどうでしょうか?なかなか難しい様にも思えます・・・。
2000.04.16
●(米国最新トレンド)「デザイナーフーズが食文化を変える!」
------【Health Biz Mail Magazine VOL1】1999年 6月(創刊号)
アメリカと日本でのデザイナーフーズ周辺の食品分類が比較されています。
■ 米国での分類
機能性食品(Functional Foods)
デザイナーフーズ(Designer Foods)■ 日本での分類
機能性食品
特定保健用食品■ デザイナーフーズの先行事例
フィンランドは、ヨーロッパで最も心臓の病気の患者の比率が高い国であるが、公的機関がその予防のために「運動」、「体重管理」、「脂肪の最適な摂取」、「喫煙のコントロール」とともに「Benecol」などのデザイナーフーズを薦めている。
■ 今後のデザイナーフーズの大きな可能性
■ 日本市場の今後
2000.03.30
●「食生活指針」の策定について
------−-------厚生省・報道発表資料
3/23に、厚生省から新しい「食生活指針」が示されました。
厚生省の報道発表のコメントにもあります様に生活習慣病対策としての具体的な目標となるような指針を示したと云う事ですが、どうでしょうか?
昭和60年「健康づくりのための食生活指針」と、平成2年「健康づくりのための食生活指針(対象特性別:成人病予防のための食生活指針)」を下記に参項までに掲載しておきましたので、見比べて見て下さい。今までの指針にも具体性が無かったのは、お判り頂けると思いますが、今回の指針においても数値等にて示されて具体性が有るとするのは、「塩辛い食品を控えめに、食塩は1日10g未満にしましょう。」という一項目だけです。
皆さんは、この指針で成人病が予防できると思いますか? 如何でしょうか? 以前にもご紹介した、「食生活の影響を指摘する国際がん予防15カ条」の方が、より具体的です。また、この「国際がん予防15カ条」と比較して項目的には、似通っている点が多い事に気付かれると思います。≪今回の指針における厚生省のコメント≫
『厚生省では、食生活改善に取り組むよう、昭和60年に「健康づくりのための食生活指針」を策定、さらに平成2年には具体的な食生活の目標として、対象特性別の指針を策定してきた。 しかしながら、近年、がん、心臓病、糖尿病などの「生活習慣病」が健康問題として大きな課題となっており、その予防のために食生活の改善はますます重要となっている。また、昨年6月の「第6次改定 日本人の栄養所要量(食事摂取基準)」においては、「許容上限摂取量」が設けられたところである。これらの趣旨を踏まえ、日々の生活の中で「何をどれだけ、どのように食べたらよいのか」、具体的に実践できる目標として、新たな「食生活指針」が策定された。』
◎(厚生省、昭和60年)健康づくりのための食生活指針
◎(厚生省、平成2年)健康づくりのための食生活指針(対象特性別)
- 1.多様な食品で栄養バランスを
- ・一日30食品を目標に
- ・主食、主菜、副菜をそろえて
- 2.日常の生活活動に見合ったエネルギーを
- ・食べすぎに気をつけて、肥満を予防
- ・よくからだを動かし、食事内容にゆとりを
- 3.脂肪は量と質を考えて
- ・脂肪はとりすぎないように
- ・動物性の脂肪より植物性の油を多めに
- 4.食塩をとりすぎないように
- ・食塩は一日10グラム以下を目標に
- ・調理の工夫で、むりなく減塩
- 5.こころのふれあう楽しい食生活を
- ・食卓を家族ふれあいの場に
- ・家庭の味、手づくりの心を大切に
成人病予防のための食生活指針≪今回の指針における厚生省のコメント≫
- 1.いろいろ食べて成人病予防
- −主食、主菜、副菜をそろえ、目標は一日30食品
- −いろいろ食べても、食べ過ぎないように
- 2.日常生活は食事と運動のバランスで
- −食事はいつも腹八分目
- −運動十分で食事を楽しもう
- 3.減塩で高血圧と胃がん予防
- −塩辛い食品を避け、食塩摂取は、一日10グラム以下
- −調理の工夫で、無理なく減塩
- 4.脂肪を減らして心臓病予防
- −脂肪とコレステロール摂取を控えめに
- −動物性脂肪、植物油、魚油をバランス良く
- 5.生野菜、緑黄色野菜でがん予防
- − 生野菜、緑黄色野菜を毎食の食卓に
- 6.食物繊維で便秘・大腸がんを予防
- − 野菜、海藻をたっぷりと
- 7.カルシウムを十分とって丈夫な骨づくり
- − 骨粗鬆症の予防は青壮年期から
- − カルシウムに富む牛乳、小魚、海藻を
- 8.甘い物は程々に
- − 糖分を控えて肥満を予防
- 9.禁煙、節酒で健康長寿
- − 禁煙は百益あっても一害なし
- − 百薬の長アルコールも飲み方次第
厚生省では、食生活改善に取り組むよう、昭和60年に「健康づくりのための食生活指針」を策定、さらに平成2年には具体的な食生活の目標として、対象特性別の指針を策定してきた。
しかしながら、近年、がん、心臓病、糖尿病などの「生活習慣病」が健康問題として大きな課題となっており、その予防のために食生活の改善はますます重要となっている。また、昨年6月の「第6次改定 日本人の栄養所要量(食事摂取基準)」においては、「許容上限摂取量」が設けられたところである。
これらの趣旨を踏まえ、日々の生活の中で「何をどれだけ、どのように食べたらよいのか」、具体的に実践できる目標として、新たな「食生活指針」が策定された。
2000.03.16
●日本の若年層に忍び寄る糖尿病、動脈硬化
〜米国との「食」内容の比較で判ったこと〜
------Health Media
'00年1月29日、ヤマハホール(東京都中央区)で「生活習慣病と食物繊維」と題して公開講演会(主催:日本食物繊維研究会)が開催され、五島雄一郎氏(東海大学名誉教授)、鈴木正成氏(筑波大学教授)、奥恒行氏(県立シーボルト大学教授)らが食物繊維摂取の必要性を説いたという記事を、先ずはご紹介致します。▼食物繊維の摂取量、1950年代半ば以降急速に減少
▼米国では食物繊維を多く含む未精製の穀類をがん予防で重視
▼食物繊維は肥満解消にも役立つ(ボストン研究者グループ:10年間追跡調査)
▼ジャンクフードに群がる日本の若者、一方米国では・・・・・
▼毎朝、食物繊維の豊富なシリアル摂取で、心臓病の危険性低下
未精白の穀類摂取、心臓病の危険性30%以上低下
●脱「欧米食」へ、がん予防で注目される「日本食」
------Health Media
●”何故コレステロールは蓄積するのか?
'99年12月11日、中央会館(東京都中央区)で(財)がん研究振興財団主催の市民講演会が開催され、この中で、国立がんセンター研究所の津田洋幸氏(化学療法部長)は、「がんはどこまで予防できるか--がん予防研究の進歩--」と題して講演し、そのレポート記事です。
ここでも、抽象的な条件であると個人的には思える、あの日本版「がんを防ぐための12カ条」と、「米国がん研究財団」の「国際がん予防15カ条」の中の8ヵ条が紹介されて、この健康条件の「読み方」としては、穀類、豆類、魚類、野菜の摂取を重要視していること。「がん予防」のための必須項目として日本人が伝統的に摂ってきた食材が、「欧米食の行きついた先」に見直されていることに注視すべき事だと思います。
そして、ガン予防には、日頃から野菜の摂取を心がけることで罹患の危険性が低下するということも記憶にとどめて、毎日の食生活に活かすべきです。▼「がんを防ぐための12カ条」、半数以上が食品と関係
▼米国では「がん予防」のために穀類、大豆、魚など「日本食」に注目
▼大豆を多く摂るアジア諸国、米国に比べて乳がんが少ない
▼肺がん促進、喫煙以外にさまざまな要因浮上
▼野菜の十分な摂取で肺がん罹患の危険性低下
------Health Media
コレステロール除去食を摂っても根本を解決しなければ無意味であると、いきなり結論めいた項目が目に飛び込んできます。 私も常日頃から、少し疑問に思っていた事でしたので、思わず引き込まれてしまいました。
結果的には、心臓から脳への血液供給の経路での血流量や血流圧の減速、減圧によって、血流が淀むことでコレステロールが溜まるという事ですから、水道管と似たような現象にびっくりしました。
そのような訳で、高血圧症のリスク、コレステロールを溜めないための根本的な処置のポイントは、第一肋骨及び鎖骨の変位を正すことだと説く、神経情報 血液循環研究所 竹田裕彦氏の竹田理論とは?▼”「コレステロールが溜まる2つの要因」〜コレステロール除去食に意味はあるのか”
▼何故コレステロールが堆積しやすい箇所が存在するのか、これまで説明がつかなかった
▼血流そのものが淀んだ状態にある時、コレステロールの堆積やアテローム変性が生じる
▼いくらコレステロール除去食を摂っても血流量や血流圧を減速、減圧している原因そのものを放置している限りだめ
▼血流の慢性的な停滞は高血圧症へと着実につながっていく
ポイント:第一肋骨及び鎖骨の変位を正すことが先決
▼胸郭出口症候群、鎖骨、第一肋骨間の障害者及びその予備軍にきまってみられる血流量、血流圧の停滞
2000.03.06●'99/10月号・『自然治癒力←→生命力』
●'99/11月号・『自然治癒力を高める食事−総論−』
●'99/12月号・『自然治癒力を高める食事−各論− 』
●'00/01月号・『自然治癒力を高める運動』
●'00/02月号・『自然治癒力を高める運動』
●'00/03月号・『自然治癒力を高める心のもち方』
-------日本成人病予防協会の「健康管理情報」
「自然治癒力」とは、人間に本来備わっているところの、身体の失われたバランス、調和、平衡を取り戻そうとする機能です。 病気になるのは、日常生活の中で、どこかで無理をして疲れが溜まったりしてリズムを崩すためであり、その異常・不自然さを自分自身に出すサインが「病」ということなのです。治癒には「場」というものが関わっており、「治癒力」の発現には「きっかけ」があり、それが大きな治癒へとつながることがあります。そして、「自然治癒力」を生かすには、それなりの基本的な条件や鍵となるものがあると説くこのサイトの情報は、120歳までの生きるためのヒントが一杯です。
そのヒントとは、「呼吸・心・運動・食事」という、生命活動の基本的条件にあり、この四つの条件は、お互いの 密接な相互関係と 相互作用を持って、私達の生命活動を支え、変化させているということです。
▼1.自然治癒力とは
▼2.自然治癒力を生み出すためには
▼3.自然治癒力を支える3本の柱
▼4.医食同源の力
▼5.食が体質を変える
▼6.体質を強くする食事
▼7.食べ物は薬以上の薬です
▼8.病気の予防効果が期待できる食べ物
▼9.運動と自然治癒力
▼10.現代社会が生んだ運動不足病
▼11. 体にいい運動
▼12.呼吸と心の関係
▼13.呼吸の仕組み
▼14. 正しい呼吸法
▼15. 心とからだを結ぶルート
2000.01.05
●夜食・正しく取って効率アップ
〜食べすぎは肥満に直結・刺激さけ消化よい物を
------−-------朝日新聞 '99/02/08
社会人になって糖尿病などになった人の話を聞くと、受験期に太りはじめた人が結構いますが、思春期の食習慣は、とっても大事。上手に食べて、合格も健康も手に入れて!
この夜食の摂り方には工夫が必要です。原則は@生活習慣に組み込むA食べ過ぎないB消化のよい献立Cカフェインや香辛料は避けることだそうです。
朝昼夕夜の四食を、トータルでカロリーやバランスを考えて取れは、食べ過ぎを防ぐことができる。その秘訣メニューとは・・・
バックナンバー No.2(1999.12〜1999.01)
バックナンバー No.1(1998.12〜1998.01)
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