*** サウンドファイル *** |
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Real Audio |
祭り |
最後にお客さんと一緒に全員で踊る”祭り”という踊りが、1つの収束点になっている訳ですが、この曲は実は一番最後にできました。曲数的(尺的)には必要量できていたので、座長の加納さんからは新しい曲はもう良いですよ、といわれていたのですが、一発こういう曲を入れたいとお願いして追加していれていただきました。
作ってよかった。
その後さかのぼって途中に伏線を入れる事になって、その変形パターンを加えたわけです。役者さんの唄うあの歌は姫島の盆踊りを参考にしていますが、混沌とした各パートの絡みはバリ島のケチャ(これも一種のトランス状態を生むと思うんですけど)にも通じるイメージ(ケチャのようにリズミカルではありませんが)で作りました。よく聴くと本当にぐちゃぐちゃですけど、勢いというかテンションは表現できていると思いますが、トランスしました?
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八百屋お七 |
八百屋お七の語りは、からくり芝居が元ですが、インドネシアの影絵芝居(名前を失念しました)が、ふとイメージに浮かんだのでガムラン風の味付けしてあります。これはトランスするかな?
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ゆき |
80年代風のP-Funk的な音に地唄を乗せたものですが、まさかこの振り付けがミュージカル映画”雨に唄えば”を日舞的に発展させたような群舞になるとは驚きました。
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琉球舞 |
舞台での沖縄風の静かなゆっくりとした動きの振りと、曲のマッチングが面白かったですね。この曲は先にも書きましたが常磐津を歪ませて入れてあります。曲を作っている最中にこの常磐津を入れたところ、これが中近東風に聞こえてきて自分でも不思議でした。やはりアジア的な共通点があるのでしょうか。ファイル冒頭部の音はギターのようにも聞こえますが、三味線の音にフィルターをかけたものです。”花組をどり97”では、ギターは一切入れていません。それ風に聞こえるのはギター用のエフェクターを通した三味線です。
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Copyright: 1997 by Akira Sakamoto, Hanagumi-shibai & Grass Fruits All Rights reserved.
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