塩化ビニール汚染地帯を往く 2000/01-03 |
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Jerry Butler/The Ice Man Cometh (Mercury/SR-61198) 2500円 ソウルのハコからゲット。この間、5分くらい。このお店の場合、買う盤決めずにハコの中を見ていくのも楽しいし、この日みたいに時間が無い時も買いたい盤を最初に決めてそれだけゲットする、ということも出来るし、色々利用方法あります。 ゲットした盤は、カーティス・メイフィールドの前のインプレッションズのリード・ヴォーカルだったジェリー・バトラーがフィラデルフィアのギャンブル&ハフと組んで出来た、多分68か69年発売のアルバム。初期フィリーの大ヒット曲=Hey,Western
Union Man、Never Give You Up、Only The Strong Survive(すべてGamble/Huff/Butler作)を収録。アレンジはボビー・マーティンとトム・ベルが手掛けているようです。 会社帰りに新宿のタワーに寄り道。 そして、邦楽フロアーへ。ここでは、まず元ブリッジの大友真美が在籍している Chicago Bass/A Scorching Sun (Tone Vendor/TVIP-1013)(2,000円) をゲット。このジャケに写っている黒人女性(もしかしたら男性)、掛けているメガネのカタチ、その唇の厚さも含めてカーティス・メイフィールドを想起させずにいられません。それが狙いなんでしょうけど。 いよいよアレを買おうとその売り場へ向かって歩いていると、 細野晴臣/ホソノ ボックス 1969-2000 (リワインド/RWCL-2003-6)(10,000円税込) なる4枚組ボックスを「見て」しまう。色んな意味で(って殆どが金の問題)どうしようか迷いましたが、結局ゲット。それにしてもこのハコのデザインはロキシー・ミュージックのハコ以来の格好良さだと思います。タワーの特典で7インチ盤ジャケ大のCOMPACT BOOK(問答2001番外編=小僧と細野氏の対話的な読みもの、シングルのディスコグラフィー、他人への提供曲リスト、細野語録)なるものとオリジナル・スクリーン・セーバーをダウンロードできるサイトが印刷された紙が付いてきました。 そして、、 モーニング娘。/3rd-LOVEパラダイス (ZETIMA/EPCE-5051)(3,059円税込) タワー特典は10インチジャケ大の写真集とCDよりやや小さいステッカーが赤い袋に入っていました。これだけ帰宅してざっと聴きましたが、やっぱり「LOVE マシーン」の格好良さは図抜けていると思いました。11曲目の「、、、好きだよ」はイントロからアース、ウインド&ファイヤーの「セプテンバー」。でもこれがいいんだなあ(アレンジはダンス☆マン)。全体的にはなんか森高千里のアルバム聴いているような、、そんなファースト・インプレッション。豪華ゲスト有。 それにしても、お金が見事に吹っ飛んでしまいました。 2時過ぎとかなり早い時間にいったので、客は私ひとりでした。新入荷のハコを覗いていると、エリス・レジーナの麦わら帽子被ったジャケのとか、普段拝むことの出来ない盤が次々出てきて目の保養をさせて頂く。そんな中このハコの中から Jackie DeShannon/Your Baby Is A Lady(Atlantic/SD 7303)('74)=LP 2400円 という盤を掘り起こす。そして、SS&Wのコーナーから Jackie DeShannon/Laurel Canyon(IMPERIAL/LP-12415)=LP 2900円 ソフト・ロックのコーナーから Gary Lewis/Listen(Liberty/LST-7524)=LP 2400円 をそれぞれ予定通りゲット。このお店のホームページの在庫リストは「使え」ます。凄い。同じくソフト・ロックのコーナーからアルゾ&ユーディーンのアルゾのソロ Alzo/Alzo(Bell/6079)=LP 4200円 を発見。しかも2枚あったりして(もう1枚はジャケが少し汚れた3500円)。あるところにはあるもんだな、と感慨に耽る(笑)。結局、ジャケのきれいな方を選ぶ。あと、ウェンディー&ボニーとかポール・ウィリアムスのリプリーズ盤とか、置いてありましたが、、そこ迄は手が出ず。 3月4日 hal/way of my
attitude(ビクター/VICL-857)1200円 ビブラストーン/MIKKY-金っきゃねぇ(ポニーキャニオン/PCCA 00306)200円 ANN PEEBLES/I
CAN'T STAND THE RAIN(ハイ ソニー/SRCS 6531)1800円 会社帰りにタワーに寄り道。土曜に買ったハッピーボイスの付録のCDに入っていた空気公団が気に入って、聴きたくなったのがその理由ですが。あと、ここ最近、微熱が続いて全く音楽聴く気が起こらなかったのですが、昨日一日寝ていて多少調子を取り戻したのも、寄り道の原因の一つ。それにしても今年に入ってレコードを買っていない。中古盤に関してはゼロ。 で、久々にきたので、一通りチェック。藤原ヒロシや細野晴臣のリミックス盤などそそられるモノもあったり。また、スティーリー・ダンの新譜もあったりしたけど、そのジャケットに今一つ引っ掛かりを感じるものが無くパス。結局、空気公団のマキシ・シングル「ここだよ」と「小山田くんも推薦」のパパス・フリータスの3枚目をゲット。 空気公団はティン・パン・アレー系の女性SS&W=吉田美奈子、荒井由実、矢野顕子、大貫妙子あたりを嫌でも感じさせるヴォーカルにアコースティックなバックといったサウンド。私は歌よりバックに格好良さを感じます。 パパス・フリータスはなんかほのぼのするサウンド。 |
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