塩化ビニール汚染地帯を往く
2000/01-03



3月31日
 会社の帰りにマニュアル・オブ・エラーズに寄り道。
 閉店間際に行ったにも関わらず、気持ちよく店内に入れて貰う。探し物はこの店のホームページで在庫チェックして見つけた

Jerry Butler/The Ice Man Cometh (Mercury/SR-61198) 2500円

 ソウルのハコからゲット。この間、5分くらい。このお店の場合、買う盤決めずにハコの中を見ていくのも楽しいし、この日みたいに時間が無い時も買いたい盤を最初に決めてそれだけゲットする、ということも出来るし、色々利用方法あります。

 ゲットした盤は、カーティス・メイフィールドの前のインプレッションズのリード・ヴォーカルだったジェリー・バトラーがフィラデルフィアのギャンブル&ハフと組んで出来た、多分68か69年発売のアルバム。初期フィリーの大ヒット曲=Hey,Western Union ManNever Give You UpOnly The Strong Survive(すべてGamble/Huff/Butler作)を収録。アレンジはボビー・マーティンとトム・ベルが手掛けているようです。




3月28日

 会社帰りに新宿のタワーに寄り道。
 そう、アレをゲットする為。が、一応、洋楽フロアーからチェック。ここでは、コンピ盤のコーナーで、英ケントの
 Northern Soul Spectrum (CDKEND 144)(2,390円)なるものをゲット。寮生になって頂いている
アナラーさんから送って頂いたソウルのテープが気に入って、他にも聴きたくなったため。裏面のクレジットみてるとTeddy Randazzoの名前があったりして。このひと、ソフト・ロック界ではガール・グループのロイヤレッツ、コーラス・グループのリトル・アンソニー&ジ・インペリアルズのプロデュースでその名を知られてるんですが。こんなところでその名に出会うとは思いませんでした。取っ掛かりとしては邪道なんでしょうが、知らない場所で知人に会った気分でなんだか嬉しくなりました。それにしても広いんだか、狭いんだか、米ポップス界。

 そして、邦楽フロアーへ。ここでは、まず元ブリッジの大友真美が在籍している

Chicago Bass/A Scorching Sun (Tone Vendor/TVIP-1013)(2,000円)

をゲット。このジャケに写っている黒人女性(もしかしたら男性)、掛けているメガネのカタチ、その唇の厚さも含めてカーティス・メイフィールドを想起させずにいられません。それが狙いなんでしょうけど。

 いよいよアレを買おうとその売り場へ向かって歩いていると、

細野晴臣/ホソノ ボックス 1969-2000 (リワインド/RWCL-2003-6)(10,000円税込)

なる4枚組ボックスを「見て」しまう。色んな意味で(って殆どが金の問題)どうしようか迷いましたが、結局ゲット。それにしてもこのハコのデザインはロキシー・ミュージックのハコ以来の格好良さだと思います。タワーの特典で7インチ盤ジャケ大のCOMPACT BOOK(問答2001番外編=小僧と細野氏の対話的な読みもの、シングルのディスコグラフィー、他人への提供曲リスト、細野語録)なるものとオリジナル・スクリーン・セーバーをダウンロードできるサイトが印刷された紙が付いてきました。

そして、、

モーニング娘。/3rd-LOVEパラダイス (ZETIMA/EPCE-5051)(3,059円税込)

タワー特典は10インチジャケ大の写真集とCDよりやや小さいステッカーが赤い袋に入っていました。これだけ帰宅してざっと聴きましたが、やっぱり「LOVE マシーン」の格好良さは図抜けていると思いました。11曲目の「、、、好きだよ」はイントロからアース、ウインド&ファイヤーの「セプテンバー」。でもこれがいいんだなあ(アレンジはダンス☆マン)。全体的にはなんか森高千里のアルバム聴いているような、、そんなファースト・インプレッション。豪華ゲスト有。

 それにしても、お金が見事に吹っ飛んでしまいました。




3月19日

 高円寺のマニュアル・オブ・エラーズのホームページをみていると、何と店内の在庫がチェックできるようになっていることに、今さらながら気付き、それを使って色々調べているとずーーっと欲しかった、ジャッキー・デシャノンの「Laurel Canyon」とゲイリー・ルイスの「Listen」が在庫リストに載っていたので、早速買いにいく。

 2時過ぎとかなり早い時間にいったので、客は私ひとりでした。新入荷のハコを覗いていると、エリス・レジーナの麦わら帽子被ったジャケのとか、普段拝むことの出来ない盤が次々出てきて目の保養をさせて頂く。そんな中このハコの中から

Jackie DeShannon/Your Baby Is A Lady(Atlantic/SD 7303)('74)=LP 2400円

という盤を掘り起こす。そして、SS&Wのコーナーから

Jackie DeShannon/Laurel Canyon(IMPERIAL/LP-12415)=LP 2900円

ソフト・ロックのコーナーから

Gary Lewis/Listen(Liberty/LST-7524)=LP 2400円

 をそれぞれ予定通りゲット。このお店のホームページの在庫リストは「使え」ます。凄い。同じくソフト・ロックのコーナーからアルゾ&ユーディーンのアルゾのソロ

Alzo/Alzo(Bell/6079)=LP 4200円

を発見。しかも2枚あったりして(もう1枚はジャケが少し汚れた3500円)。あるところにはあるもんだな、と感慨に耽る(笑)。結局、ジャケのきれいな方を選ぶ。あと、ウェンディー&ボニーとかポール・ウィリアムスのリプリーズ盤とか、置いてありましたが、、そこ迄は手が出ず。



3月9日

 会社帰りに新宿タワーに寄り道。
 本日は赤、青、黄の発売日でしたが、店内の新譜コーナーの棚に置かれていたものの、「恋のダンス・サイト」発売時程のディスプレイではなかったです。
 で、購入したのはキリンジのシングル「アルカディア」。声に好き嫌いはあると思いますが、声がキライでもこのサウンドには抗しきれない説得力があります。




3月3〜4日

 3月3日

 会社帰りに新宿のタワーに寄り道。
 ミッシェル・ガン・エレファントの新譜『カサノバ・スネイク』をまずゲット。もう、格好イイ以外の何モノでもないといった内容。

 あと、前回来た時にゲットしたパパス・フリータスがよかったので、ここのレーベル=ミンティー・フレッシュ・ジャパン(発足したばかりらしい)の他の2枚、PHOTO JENNY/PAINTED KITESとコンピのアナログ盤=ゲット・ヤー・ヤー・ラーズ・アウト2000ヴァイナルをゲット。どれも部屋のBGMとして心地よい、文字通りのペット・サウンドな内容です。

 3月4日
 久方振り(9年ぶり)に横浜関内のディスク・ユニオンに立ち寄る。
 3階の中古盤コーナーを覗いたのですが、この後別の用事があって、そこへアナログ盤抱えて行くのも嫌だったのでCDを物色。店内は中古盤売り場でも、新譜売り場と同じくらいキレイ。横浜関内のど真ん中にあるのがその理由か? で、以下の3枚をゲット。

hal/way of my attitude(ビクター/VICL-857)1200円
 元ブリッジの大橋伸之もプロデュース、作曲に関わっていた女性シンガーの1枚目、ただ売りは「クラウド・ベリー・ジャム・プロデュース」となっており、非常に時代を感じさせる。

ビブラストーン/MIKKY-金っきゃねぇ(ポニーキャニオン/PCCA 00306)200円
 上記の盤の横にあったので(笑)。安いし。

ANN PEEBLES/I CAN'T STAND THE RAIN(ハイ ソニー/SRCS 6531)1800円
 米ライト・スタッフのリイシュー盤なら今でも手に入るけど、この廃盤になったソニー盤かアナログ盤で集めているので、ゲット。ブルージーな辛口な曲もいいが、バラードやメロウな曲の泣きの歌声も好き。しかし、この代表曲入っている盤、持っていなかったのに手に取りながら気付く。





2月28日

 会社帰りにタワーに寄り道。土曜に買ったハッピーボイスの付録のCDに入っていた空気公団が気に入って、聴きたくなったのがその理由ですが。あと、ここ最近、微熱が続いて全く音楽聴く気が起こらなかったのですが、昨日一日寝ていて多少調子を取り戻したのも、寄り道の原因の一つ。それにしても今年に入ってレコードを買っていない。中古盤に関してはゼロ。

 で、久々にきたので、一通りチェック。藤原ヒロシや細野晴臣のリミックス盤などそそられるモノもあったり。また、スティーリー・ダンの新譜もあったりしたけど、そのジャケットに今一つ引っ掛かりを感じるものが無くパス。結局、空気公団のマキシ・シングル「ここだよ」と「小山田くんも推薦」のパパス・フリータスの3枚目をゲット。

 空気公団はティン・パン・アレー系の女性SS&W=吉田美奈子、荒井由実、矢野顕子、大貫妙子あたりを嫌でも感じさせるヴォーカルにアコースティックなバックといったサウンド。私は歌よりバックに格好良さを感じます。

 パパス・フリータスはなんかほのぼのするサウンド。




2月1日

 会社帰りタワー新宿に寄り道。目的はエゴラッピンのCDをゲットするため。国内アーティストのメジャーなところを探したけれど、見つからないのでインディーズのコーナーを探したらあったよ。エゴ・ラッピン。
 2枚あったけど流石に2枚買いする程冒険心も金もないので、新しそうな「SWING FOR JOY」という方をゲット。これ、いいのか?クッシーさん。

 これだけでは、不安(?)なので、エスカレーターで洋楽売り場へ向かい、ざっと眺めて結局ステレオラブ「REFRIED ECTOPLASM 」という初期のシングル曲等を集めた盤を購入。しかし、この行動は近鉄との日本シリーズ第7戦の土壇場で「お前しかいない」とマウンドの江夏に言っときながら、ブルペンで大野を準備させていた広島の古葉監督と同じだな、と思ったり。




1月25日

 
新宿のタワーへ会社帰りに寄り道、1ヶ月振りにレコ屋へ。きっかけはタワレコのポイントカードの期限がこの日までだったのと、会社の先輩達のモー娘。と林檎の新譜はどうするんだ?との圧力を受けた為。

 エスカレーターを昇って店の入り口にいきなりモー娘。&林檎のシングルがワゴンの中に山積み。しかし、ここでいきなり彼女達のCDを手にとるのは、余りに勇気がいる行動。久々ということもあって、フロアー全体をチェック。抱き合わせ(カモフラージュ)の為に物色するもこれといった盤も見つからず、結局、米国音楽の新刊ヴォイシーズ・オブ・イースト・ハーレムのデビュー盤(70年作)を手にとり、入り口のワゴンでなく別の場所から椎名林檎のダブル・リリースのシングル2枚手を抱えてレジへ。ここで2枚同時に買うと、業務用立て看板が当たる応募用ハガキが貰えます。モー娘。は結局ゲットせず。



発掘活動 Back Number

99/02
04-0607-089-101112
 

HOMEPAGE What's New シミる音楽 汚染地帯 POP MUSIC Dormitory BBS LINK CARP