ひふみ神示の中に神様の名前が沢山でてきますが、これ古事記にあるんですね。

五十黙示録 第三巻 星座之巻 第一帖
 …、天に星のある如く地には塩があるのであるぞ、シホ、コオロコオロにかきならして大地を生みあげた如く、ホシをコオロコオロにかきならして天を生みあげたのであるぞ。…
 これ古事記にある、「天地の創成・天地の初め」のことのようですね。
他の巻にも、
五十黙示録 第二巻 碧玉之巻 第一一帖
 宇宙の総てが高天原であるぞ。天照大神は高天原を治し、また高天原を御し、また高天原を知らす御役、月読大神は天照大神と並びて天のことを知らし、…

五十黙示録 第二巻 碧玉之巻 第一〇帖
 岩戸しめの始めはナギ(伊邪那岐命) ナミ(伊邪那美命)の命の時であるぞ、ナミの神が火の神を生んで黄泉国に入られたのが、そもそもであるぞ、十の卵を 八つ生んで二つ残して行かれたのであるぞ、十二の卵を十生んだことにもなるのであるぞ、…
などなど、色々に古事記がらみが沢山でてきます。

 ところで「五十黙示録」に書かれているものは、他の巻で書かれたものの再掲載のようです。 なんのためにわざわざ「五十黙示録」を作成したのか不思議です。

古事記(こじき・ふることふみ)

漢字

カナ読み

別天津神 天之御中主大御神 アメノミナカヌシノオオミカミ
高御産巣日神 タカミムスビノカミ
神産巣日神 カミムスビノカミ
宇摩志阿欺備比古遅神 うましあしかびひこぢのかみ
天之常立神 あめのとこたちのかみ
 
神世七代 国之常立神 クニノトコタチノカミ
豊雲野神 トヨクモヌノカミ
宇比地邇神 うひぢに
妹須比智邇神 いもすひぢに
角杙神 つのぐい
妹活杙神 いもいくぐい
意富斗能地神 おほとのぢ
妹大斗乃弁神 いもおほとのべ
於母陀流神 おもだる
妹阿夜訶志古泥神 いもあやかしこね
伊邪那岐神 いざなぎ
妹伊邪那美神 いもいざなみ
 
その他の神 天照大神 アマテラスオオカミ
月読命 ツクヨミノミコト
大国主神 オオクニヌシノカミ
須佐之男命(素盞鳴) スサノオノミコト
 
国の名称 高天原 タカアマハラ(タカマガハラ) (天上界)
葦原中国 アシハラノナカツクニ (日本国)
黄泉の国 よみのくに (死者の国)
根の国 ねのくに (「死者の国」が2つある?)

 別天津神五柱(ことあまつかみ いつはしら)
 これら五柱は別天津神と呼ばれ特別な神々とされています。 また、最初の三柱を造化三神とも言います。

 十二神で神世七代(かみよななよ)とは、
 初めの二柱の独神をそれぞれ一代、また残りの十柱は対になっているので、それぞれ二柱で一代で合計七代となる。

上つ巻 第13帖
 元の人三人、その下に七人、その下に七七、四十九人、合して五十九の身魂あれば、この仕組は成就するのだ、…
 この日文に書かれている十人のことが、別天神五柱(造化三神)と神世七代に当たる神達でしょう。

 古事記の内容を書き出すと大変なことになりますので、これで終わりですが。 読んでおくと「ひふみ神示」の理解に役立つのは事実のようです。

五十黙示録 第三巻 至恩之巻 第八帖
 ナギ、ナミ夫婦神は八分通り国土を生み育てられたが、火の神を生み給ひてナミの神は去りましたのであるぞ。物質偏重の世はやがて去るべき宿命にあるぞ、心得なされよ。ナミの神はやがて九と十の世界に住みつかれたのであるぞ。…

五十黙示録 第三巻 至恩之巻 第九帖
 千引岩をとざすに際して、ナミの神は夫神の治らす国の人民を日に千人喰ひ殺すと申され、ナギの神は日に千五百の産屋を建てると申されたのであるぞ。これが日本の国の、又地上の別名であるぞ、…
 上記など古事記を知らないと、全く意味不明?ではないでしょうか。