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小さな町のボランティアたちの底力
■午後1時から4時頃まで山口ホールで震災支援イベントが開催された。地元のNPO法人を主宰する知人が、実質的な主催者である。市の共催や市社会福祉協議会の後援を取り付けるなどその行動力と企画力にはいつもながら感嘆するばかりだ。
■イベント内容は大きく三つに分かれる。一つは東北物産市&被災者支援バザーだ。ホール前のホワイエにはバザー商品が、ホール後方には東北の物産が並び、それぞれNPO法人の支援者や地元ボランンティア・センターのメンバーが準備や販売を担当している。その大勢のボランティアスタッフたちのかいがいしい姿を目にして小さな我が町のいざという時のボランティたちの底力を知らされた。
ひまわりおじさんの東日本大震災被災地支援の報告・・  

ホールでのイベントの一つは神戸のNPO法人「ひまわりの夢企画」代表・荒井勣さんの「被災地・宮城からの報告」だった。阪神大震災での自らの経験をもとに各地の被災地に駆けつけ「ひまわりおじさん」と呼ばれている方だ。東日本大震災でも宮城県気仙沼に駆けつけ支援活動を続けた体験談が生々しい画像とともにプレゼンされた。

「えま&慧奏(えそう)」民族楽器ライブ
 その後、「えま&慧奏(えそう)・ライブ」があった。舞台上には二つの楽器群が設置されている。えまさんと慧奏さんのご夫婦のプロミュージシャンが登場しそれぞれの楽器群にスタンバイする。えまさんの前振りで演奏が始まった。民族打楽器による鎮魂の曲が流れた。続けてピアノの他に二胡、カリンバ、アボリジニの木管楽器などの民族楽器を駆使したエキゾチックな演奏が奏でられた。えまさんの独特の澄んだヴォーカルに癒された。演奏の最後に「二つのアルバムCD各10枚を持参したので金額指定なしの義援金と引き換えに先着順でお持ち帰りください」とアナウンスされた。閉会挨拶直後に入口に駆けつけCDをゲットした。
 今、パソコンのCDドライブから流れるお二人の演奏を聞きながらブログのキーボードを打っている。今日の多くの収穫の中でも特記すべきは何といっても「小さな我が町のボランティアたちの底力」だった。