2004.10.16 lo:rdag |
時間切れで非常に残念な39日目 |
天候:曇時々雨
二日酔いで頭が痛い。
シャワーを浴びて、朝食を摂って、ちょっと横になったら11時。
クリーニング屋に行って帰ってきたら1時になってしまう。
Kungstra:dgaorden に出て、地中海博物館 Medelhavs Museet を探すも、全然見あたらない。
地球の歩き方の記載が間違っているのに気付くまで、迷ってしまった。
間違いに気付いた時点で、地中海博物館の本来あるべき場所と距離的に同程度にある武器博物館 Armemuseum に行き先を変更する。
このお陰で、これまで散々迷っていたこの辺り(国立公園周辺)の地理に明るくなったので良しとする。
ニブロハムネン Nibrohamnen に出て、案内に従って坂を上がっていくと、音楽博物館の入り口を過ぎてこの辺かなーと思った目の前に戦車が。
人感知センサーを使うなど、結構凝った造りで、なかなか楽しめた。
途中センサーで映画が始まってしまい、思わず見てしまうが14分と長編で、途中で参加した他の客になんだか申し訳無い気がした。
内容は『その時歴史が動いた』みたいな感じだと思うが、何しろスウェーデン語、詳細な部分は全然判らない。
カール10世の氷上進軍かな?
スウェーデン戦史の大部分が対デンマークと対厳寒であるのがよく判った。
核開発を1960年代まで行っていたことを初めて知った。
別途くれる解説冊子が詳細に書かれており、一つ一つじっくり眺めていたら、途中であと5分の館内放送が。
1階が全く見れず、最新兵器に触れることも、土産コーナーを見ることも出来なかった。
残念。
[食事]
朝:ホテルのコンチネンタル
昼:乾燥パン、鶏モモ照り焼き、ヨーグルト
夜:イタリアンサラダ
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2004.10.17 So:ndag |
横殴りの雨が冷たい40日目 |
天候:雨時々曇
天気は悪いものの、昨日は結構暖かかったが、今日は風が強かった。
昨日行けなかった地中海博物館 Medelhavsmuseet へ向かう。
T-Centralen からもそんなに遠くはないが、開館時間の12時にはまだかなり余裕があるので乗り換えて Kungstra:dgaorden へ。
この駅は3日連続だけど評判通りなかなか凝った装飾がされている。
水の滴る音をスピーカーで流していたり。
昨日とは違って、程なく地中海博物館は見つかるものの、まだ開館までに時間があるのですぐそばの Dorottninggatan の土産物屋を冷やかす。
開館時間になったら市中心という立地条件なのか、玄関一杯に客が押し寄せておりびっくり。
どんどん割り込まれながらも何とか入る。
地図にある数字通りにまずはイスラム文化を見て行くも、全く英語の表記が無く、また前後した何人かの客の持つ折りたたみ椅子が邪魔だったり、あるショーケースに30分以上じっと陣取っている老人が居たりして、最初はあまり楽しめなかった。
折りたたみ椅子はやけに小さいなと思っていたが、自由に持って回って好きなように座って下さいというシステムなのか。
初めて知った。
その後、ギリシャ、ローマ文明になると英語の説明も併記されてきて、それなりに楽しめるように。
といっても、ここは極ありきたりなものを適当に展示してあるだけで見る人も少ないのだが。
ふと奥の扉を見ると黄金の部屋 Guldrummet と書かれて、そこだけ30分遅れで開くようで、たまたま1番乗りに。
すごく小さい部屋で期待していなかったのだが、歴史博物館の Guldrummet に比べても良くできていた。
展示密度の問題か?
ここは英語の説明は無いが、スウェーデン語でも大したことは書かれていないので十分だった。
さらに、続くエジプト文明の部屋になると、基本的にミイラとそのケース、石棺などがメインで、しかも数が多い。
昔、日本でミイラ来たる!みたいな展示を親戚と並んで見に行った記憶が微かにあるが、ここならどっさり。
スウェーデン−ギリシャの距離の問題か?
ルーマニア文明の部屋に入ると人が溢れかえっていた。
企画展示のようだが、講演会をちょうどやっているようで、部屋半分は全く入れない。
ポスターになっているメデューサの像?は結局見れず仕舞い。
ロッカーの奥にもキプロスの展示があり、思ったより広かった。
その後、Skeppsholmen の東アジア文化博物館 O:stasiatiska Museet へ向かう。
ちょうど Manga を企画展示しているので、ドラゴンボールの垂れ幕で遠くからでも目立つ。
建物に入ったら、これまたわんさか人集りで、まったく動いていない。
諦めて、隣の現代美術館 Moderna Museet へ。
ここも混んではいるのだが、中は非常に広く、ロッカーの空きを待つのに苦労しただけで特に問題は無かった。
でも、チケット売り場がない。
Fashionation のコーナーの入り口だけ有料のようで、他は別に出入り自由でどうやら無料らしい。
作品は非常に多く、1910年頃から現在までの作品を一通り集めており、これなら人が多いのも納得。
その後、同じ建物にある建築博物館 Arkitekturmuseet へ。
建築は全く判らないので、冷やかすだけにしようと思っていたら、ここも一部を除いて無料、よかった。
こちらはスウェーデン内の建物の模型が展示されているが、ふーん、て感じ。
年代毎の代表的なアパートの構造は日本のそれとは当然全く異なり、なんで人に貸すのが前提の造りになっているのか、全然理解できない。
時間があったら東アジア文化博物館に寄ろうと思っていたが、モダン美術館で十分時間を使い果たしたので、帰る。
[食事]
朝:ホテルのコンチネンタル
昼:ホットドッグ
夜:ソーセージストロガノフ、トマト、低脂肪乳、バナナ

Kungstra:dgaorden駅のモニュメント
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2004.10.18 Maondag |
中心部に泊まってるのでここは静かな41日目 |
天候:曇時々雨
今日はストックホルムダービー。
ストックホルムにはトップリーグ(Allsvenskan、全スウェーデン)のサッカーチームが3つあるらしい。
1つは Djurgaorden。
話題にあまり上らないのでよく判らないが、博物館がたくさんある地主が王様の Djurgaorden 島にあると思うんだけど、だとしたら、地盤はストックホルム西部地域。
もう1つは北部地域の AIK。
今年は弱く、これまでもたびたび記事になっていた。
ステファン・イシザキという日系選手が居る。
もう1つは Hammarby IF。
職場のある南部地域で、これまでに行ったパブなどで旗が飾られていたり、職場の前に停めてある車がこの色に塗装していたりする。
元同僚I行きつけの Skanstull のパブは試合日になると賑わうらしく、彼によると、一回一緒に呑んでいるときに居た女性の団体は、ここの女子チームだったらしい。
んで、今日は最後の2チームの対戦。
昨日今日が24節になっていて、今日の対戦前の順位表は
順位 | チーム名 | 消化試合数 | 勝点 |
|
1 | Halmstad | 24 | 46 |
2 | Malmo: | 23 | 46 |
3 | IFK Go:teborg | 24 | 46 |
|
6 | Hammarby | 23 | 33 |
|
10 | O:rgryte | 23 | 24 |
11 | Landskrona | 23 | 24 |
12 | O:rebro | 23 | 24 |
13 | AIK | 23 | 21 |
14 | Trelleborg | 23 | 13 |
となっており、首位争いも激しいが、下2チームが降格、12位が入れ替え戦なので、降格争いも激しく、現在13位の AIK は残り3試合のうち、最低1つ、すぐ上の3チームより多く勝たないと自動降格になってしまう。
で、今日ある試合の一つが Hammarby vs AIK のストックホルムダービー。
朝の新聞でも直前記事が出ていたけど、地元紙だし、AIKは降格がかかって悲壮感が漂ってる。
夜、TVをつけてみると、ニュースでAIKフーリガン暴動模様が。
AIK が先制したものの、Hammarby が同点のゴールを入れるとネット裏でファンが暴れ出し、機動隊と衝突してる。
この騒動で試合が中断してしまい、時間的な前後が判らないのだが、他試合は終わってて下位チームが健闘しちゃってるしでヒートアップ。
順位 | チーム名 | 消化試合数 | 勝点 | 今日の結果 |
|
1 | Halmstad | 24 | 46 | − |
2 | Malmo: | 24 | 46 | 負け |
3 | IFK Go:teborg | 24 | 46 | − |
|
6 | Hammarby | 23 | 33 | 試合中 |
|
10 | Landskrona | 24 | 27 | 勝ち |
11 | O:rebro | 24 | 27 | 勝ち |
12 | O:rgryte | 24 | 25 | 引き分け |
13 | AIK | 23 | 21 | 試合中 |
14 | Trelleborg | 24 | 13 | 負け |
その後、試合が再開されたのか、中断〜終了となったのか判らないけど、結局1-1でドロー、残り試合数2と減ったためますます降格の危機が高まったようだ。
24節終了時点:
順位 | チーム名 | 消化試合数 | 勝点 |
|
1 | Halmstad | 24 | 46 |
2 | Malmo: | 24 | 46 |
3 | IFK Go:teborg | 24 | 46 |
4 | Kalmar FF | 24 | 37 |
5 | Djurgaorden | 24 | 35 |
6 | Hammarby | 24 | 34 |
7 | Elfsborg | 24 | 32 |
8 | Helsingborg | 24 | 30 |
9 | Gif Sundsvall | 24 | 29 |
10 | Landskrona | 24 | 27 |
11 | O:rebro | 24 | 27 |
12 | O:rgryte | 24 | 25 |
13 | AIK | 24 | 22 |
14 | Trelleborg | 24 | 13 |
[食事]
朝:ホテルのコンチネンタル
昼:大学のレストラン
夜:パスタサラダ、トマト、バナナ
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2004.10.19 Tisdag |
缶ゴミの捨て方がよく判らないけどホテルなのでそのまま他のゴミと一緒にした42日目 |
天候:曇時々雨
昨日のダービー、今朝の新聞のトップ面に、スキャンダルダービーとか書かれちゃってるよ。
夜、職場そばの coop に行って何気なく缶詰コーナーを見ていたら、安い缶詰が。
食品の単語は英語でもほとんど知らないので、中身がよく判らないのだが、何かのトマト煮らしい(トマト煮は判る)。
1個200円(これでもスウェーデンでは安い)、3個だと330円位。
3個のを買ってみるかとぎりぎりまで悩んだが、表の写真をよーく見ると、なにやら魚のようで、万一全く口に合わないものだったら残り2個の処分が大変なので、割高だけど1個のにしておく。
ホテルに帰って辞書を引いてみたら、鯖だった。
鯖のトマト煮かー。
生臭かったらどうしようかと思ったが、食べてみたら、トマト味はきつくないため、日本のサバ缶と全く同じ味、生臭さ度も全く同じで、あまりのギャップのなさに却ってちょっとショック。
ご飯に掛けて食べても合わないと思うけど、逆にこっちの人は、ご飯があったら掛けて食べそうだな。
汁気の多いおかずをご飯に掛けて食べているのをよく見かけるから。
一緒に主食としてジャガイモとパンも食べてるけど。
[食事]
朝:ホテルのコンチネンタル
昼:大学のレストラン
夜:ほうれん草パスタ、サバ缶
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2004.10.20 onsdag |
試験勉強中にギターとかアコーディオンとかはちょっと迷惑だと思うけど言えない43日目 |
天候:曇
上司の家に夕食に招かれる。
郊外の一軒家が並んでいる住宅地で、道路の感じや、基本的に二階建ての木造住宅であることで、夜な事もあり、日本の住宅地とよく似た印象を受けるが、一軒一軒の間隔だけが違う。
とにかく庭が広いので、相対的に家も小さく感じるのかも。
垣根などは手作り。
近所の人が作ってくれたのだそう。
庭の面積は、最初 four hundred m2 に聞こえて、意外と小さいなと思ったのだが、もう一度言ったときに fourteen hundred であることが判明、でかい。
家の中自体はベッドルームを1つも見たわけでは無いので判らないが、それほどバカでかい感じは受けなかったが、庭は裏山って感じだった。
三女が高3で定期試験前日?で生物の試験勉強でテンパってた。
さらに両親が叱咤して、ふくれてしまうなど、日本の家庭と同じ光景が見られた。
日本に家族で1年住んでいたこともあり、「そりゃ日本の受験地獄に陥っている同じ高3の子に比べれば楽なのは判ってるけど、私だって覚えなきゃいけないことで一杯一杯なんだから!」とか言ってるのが可笑しかった。
そんなに変わらないでしょ。
で、その間、短期間居候している、コック志望の従兄弟(コック志望なので勉強はしなくて良いらしいし、明日から仏独とドイツ文化を見に旅行するそう)があちゃーという顔してるのも可笑しかった。
でも10時くらいになると近所の友達が続々と集まって来ちゃうところは違うかな。
[食事]
朝:ホテルのコンチネンタル
昼:大学のレストラン
夜:上司宅
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2004.10.21 torstag |
車1台なのにどうしたのか疑問の44日目 |
天候:曇一時雨
昨日今日と同じホテルに、先々週会ったカナダ人Gが泊まっている。
朝会ったら一緒に来るようにとの上司の話だったが、朝食の時に会ったので、一緒に出勤。
ちょっと話とかしていたので職場には少し遅れていったら、今日、採石場に行くことになっていた。
昨日そんな話出たっけ?
全然記憶無いのだが。
同僚Mとカナダ人Gとで行く。
後部座席で、速い英語に付いていけず、うとうとしてしまったら、起きろって言われてしまう。
やっぱり駄目か。
帰ってきて、倉庫を見た瞬間、そう言えば今日は同僚Uが別の場所に行くって言ってたのを思い出す。
こちらの方が数倍大事だった!
まあ居ても邪魔にしかならないので、仕事的には問題ないとは思うが。
[食事]
朝:ホテルのコンチネンタル
昼:サンドイッチ
夜:シーザーサラダ
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2004.10.22 fredag |
食べ過ぎた45日目 |
天候:曇一時雨
倉庫があまりにも汚いので、仕事準備がてら同僚Uと片づけ。
でも、作業台の上だけで精一杯。
机の上にあった太いマジックみたいなプラスチック製の円筒ボトルがあったので、蓋を開けたら紺色のインクが飛び散る。
紺色のシャツを着ていて良かった。
上司の車の修理用塗料だった。
夕方、元同僚Iからパブへの誘いが。
なんか本当に毎週だな。
ビールの値段が先週に比べて一部上がっていて、量の多い方が割高になっちゃってた。
お互い疲れていたこともあって、早めに切り上げる。
[食事]
朝:ホテルのコンチネンタル
昼:大学のレストラン
夕:カップヌードルビーフ味
夜:Skanstull 近くのパブでロシア風ハンバーグ(全然ロシア風じゃない)
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2004.10.23 lo:rdag |
時間配分を誤る46日目 |
天候:曇時々小雨
朝ゆっくりし過ぎて、クリーニング屋へ行くと既に昼過ぎ。
先週行けなかった東アジア文化博物館とNationalmuseum 国立美術館へ行く。
東アジア文化博物館は今日はすいていた、良かった。
マンガコーナーに行くと、ドラゴンボールだけスウェーデン語訳版で、あとは日本語の本がそのまま置いてある。
解説だけ訳してあるので、各本、裏返しで置いてあって、日本人には非常に判りづらいので、みな表返しにしてしまった。
1冊だけ気になったので、立ち読みしてしまった。
原作:福本伸行、作画:かわぐちかいじの『生存』
現在のマンガ20冊にどうしてこれを入れることになったのか、スウェーデン人学芸員?の選択基準が判らないが、この二人が組んでいるって非常に気になったのだ。
全3巻中1巻だけだが、非常に面白かったので、いつか機会が有ったときに逃さないよう、ここに書いておこう。
マンガ展は基本的にストーリーは関係なく、描画方法で選んだ、あるいは適当に分けてみた感じで、江戸時代の似顔絵を除く浮世絵と現代のマンガの似ている描画法を並べていた。
外から見ると、そういう風に解釈することが出来るんだと、興味深かった。
その他は解説が非常に少なくかつスウェーデン語な事もあって、よく判らない部分もあったが、無料なのでまあこんなもんかな、と。
売店は際物が多い気がした。
その後、すぐそばの国立美術館へ。
もともとかなり目立つ大きな建物だが、天井が非常に高く、またゆったりとしていて、名前負けしない造り。
警備員も多い。
下から見ていく。
1階はローマの建物のモノクロ画の企画展。
濃淡の付け方に感心するが、まあさらっと流して、向かいの企画展は飛ばして、2階へ。
16〜18世紀の王室調度品は他の博物館と内容が重なっているものの、スウェーデン国内に限定していた。
反対側の20世紀のデザインは、実用的な什器は非常にシンプルなのに、置物とかになるととたんに理解の全く出来ないデザインになってしまう、その対比が大きすぎ。
でも奇抜すぎるデザインから洗練されたものが生まれてくるのかも。
普段よく見るものも置かれたりしていて、初めてそれがスウェーデン流のデザインであることに気付いたりする。
企画のガラス展はよく判らないのでさらっと流す。
3階に上がって、小部屋が多く、どう回って良いやら判らないが、時計回りに回ることに。
でもこれが間違いだった。
まず、18〜19世紀に、イタリアに多くのスウェーデン人画家が集まっていたようで、その作品や生活の様子、旅行ガイドなどがある。
でも知っている作家なんていないし、時代が逆順になってしまう。
反対側(時計の7時のあたり)からは、フランス絵画が19世紀から逆順に並んでいる。
何気なく見ていくと、Rembrandt だったり、Rubens だったり、Goya だったり、Renoir だったり、Gauguin だったり。
各世紀毎にまとめてあり、時代の対比が何となく判り、良かった。
でも17世紀くらいになって、18世紀との差が今一つ判らない頃に、職員が鐘を持って客を追い出しにかかる。
15分前だけどまあしょうがない。
先週に引き続きまたも途中退出なのがとても残念。
その後、向かいの Gamla Stan ガムラスタンに初めて足を踏み入れる。
王宮周辺から見る他の島々がなかなか綺麗。
[食事]
朝:ホテルのコンチネンタル
昼:ホットドッグ
夜:チキンサラダ、鶏モモ香辛焼き
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2004.10.24 So:ndag |
時間に追われた47日目 |
天候:晴のち曇一時雨
昨夕寄ったガムラスタンへ。
衛兵交代式を見たいのだが、12時過ぎなのか13時過ぎなのか判らないので、12時に着くようにする。
すると、説明をしていたので慌てて駆けつけると、15分くらいの簡単なものをやっていた。
案内を見ると本格的なものは13時のよう。
でも、Kungliga Slottet 王宮内部はこの時期12時〜15時しか開いてないので、今日は諦め、交代式は来週の課題とする。
というか、パンフレットを見たら10月までなので、来週しか残ってない。
チケットブースの人の列にうんざりしつつも10分ほどで共通券を買い、王宮内へ。
Representationsvaoningarna 居室は人が多くて騒がしく、またマナーもいまいち。
しょうがないけど。
これに比べ、続いて行った Museum Tre Kronor 旧王宮博物館、Skattkammaren 王家財宝館は空いていることもあって、落ち着いて回ることが出来た。
でも昨日の反省と、さらなる開館時間の少なさから、なるべくじっくり見ないようにする。
何とか15時までに3つ見終え、ロッカーから荷物も引き上げたところで、Livrustkammaren 王家武儀博物館は17時までとまだ余裕が有ることを知り、王家武儀博物館にも寄る。
正直あまり期待していなかったが、鎧や剣、銃を中心に本物を並べてあって見応えがあり、また企画展のフェンシングでは実際のフェンシングの用具を持って構えることが出来たりして予想外に楽しめた。
出ると暗くなってきており、また雨も降り始め、お腹も空いたので帰ることに。
でも折角なのでミーハー根性を出して、最も狭い通りの Maorten Trozigsgra:nd を通ったりする。
別になんて事無い裏路地で、通るのは『地球の歩き方』見た日本人だけのような気がするが。
部屋に戻ってニュースを見たら、AIK が降格していた。
[食事]
朝:ホテルのコンチネンタル
夕:焼きそば、トンカツ、乾燥パン、バナナ、青リンゴ、低脂肪乳
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2004.10.25 Maondag |
地下鉄乗り換え損ねて違う駅に行ってしまった48日目 |
天候:曇一時雨
ホテルの入っている建物の玄関のナンバーロックが突然最新型になっていた。
機能的には何一つ変わってないけど、ボタン一つ一つに発光ダイオードが付いたのと、ブザーがやかましくなくなったのが変わった。
でも、ボタンの押したときに沈む量は変わってないので、押し損ねそうになるのは変わってなかった。
「変わったね!」と従業員に言おうと思ったら、唯一あまり馴染みの無い人だったので、言えなかった。
[食事]
朝:ホテルのコンチネンタル
昼:大学のレストラン
夜:乾燥パン、ライスクラッカー、サバ缶、低脂肪乳、リンゴ
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2004.10.26 Tisdag |
そんな中でも傘を差していない人の割合が多い49日目 |
天候:曇のち雨
帰ろうと思ったら、いきなり雨が降ってきた。
ここ2週間ほど、雨の降らなかった日はないけど、時間的には短いので回避しやすく、雨の中を歩く羽目になったことはそんなには無いのだが、スーパー閉まるぎりぎりの時間だったし、なかなか止まないので仕方ないので雨の中を帰ることにしたら、非常に雨脚が強く、かなりずぶ濡れになってしまった。
[食事]
朝:ホテルのコンチネンタル
昼:大学のレストラン
夜:シーフードカレー、低脂肪乳、バナナ
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2004.10.27 onsdag |
欧州は頑張るなの期待の50日目 |
天候:晴
久々に晴れて眩しい。
昼間でも非常に太陽が低いので、外に出ると眩しさ感が倍増。
家賃支払いのため、近々比較的まとまった日本円をスウェーデンクローネに換えないといけないので、日本円が高くなるタイミングを先週から見計らっている。
で、Forex ではこんな感じで推移。

9月初めの水準までとは言わないけど、出来れば 15.0 JPY/SEK になって欲しい、せめて 15.2 JPY/SEK 未満までと思っていたら、あっという間に急上昇...(@o@)
Forex の手数料込みでも9月初めのレートからなら為替差益出ちゃうし...
台風や地震のせいかとも思ったが、円対ドルレートは全然下がってないどころか、わずかに上昇中。
一方のスウェーデンクローネ対ユーロレートもほとんど変化無いので、ドル対ユーロレートがユーロ高ドル安になっているとしか思えない(ドル対ユーロ、円対ユーロは未チェック)。
欧州圏つえー。
大統領選直前のこの時期にドルが一気に変化するとは思えないので、日本頑張れ。
[食事]
朝:ホテルのコンチネンタル
昼:大学のレストラン
夜:パスタサラダ、ライスクラッカー、低脂肪乳
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2004.10.28 torsdag |
放射冷却するかと思って厚着してしまった51日目 |
天候:晴時々曇
職場の所属している組織の Web ページにある職員録に名前載っちゃったよ。
一月前には載ってなかったのに、いつの間に。
もしかしてそっちの e-mail address も存在していたりして。
有っても必要ないんだけど。
職場の運営委員会があり、委員の人々と少し話したけど、苗字もなく名前だけ言われても(「○○関係の会社の△△さん」)絶対に覚えられないよ。
苗字言われても覚えられないけど。
(綴りの見当が付かないし)
[食事]
朝:ホテルのコンチネンタル
昼:大学のレストラン
夜:鶏モモ香辛焼き、ライスクラッカー、乾燥パン、低脂肪乳、青リンゴ
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2004.10.29 fredag |
さすが週末な52日目 |
天候:曇
あまりの寒さに目が覚める。
昼間はこれまでと同じ程度(8℃位)だった。
帰宅時に乗った地下鉄は、いずれも6両だったこともあるけど、かなりの混みかたで、朝のラッシュ以上だった。
[食事]
朝:ホテルのコンチネンタル
昼:大学のレストラン
夜:三養ラーメン辛口、ライスクラッカー、乾燥パン、低脂肪乳、青リンゴ
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2004.10.30 lo:rdag |
身体が冷えきった53日目 |
天候:曇一時雨
今日は12:15から始まると思われる衛兵交代式を観る決意で、クリーニング屋に開店直後に行く。
終わって他に寄るには中途半端な時間だったので、地下鉄 Gamla Stan 駅で初めて降りてみる。
地上駅だけど島の端っこにあってあまり便利ではなかった。
土産屋などをぶらぶらして11:50頃王宮中庭に行ったら、観覧部分はかなりの観光客で溢れていた。
でちょっと後ろの柱の土台部分に上がって観ることに。
ドロットニングホルム宮殿でのに比べると軍楽隊の演奏があるなど観光客相手な感じが強いが、それはそれで楽しい。
でもとにかく風が寒くて、半分くらいの観光客は最後まで観るのを諦めていた。
その後、ノーベル博物館へ。
展示量は映像が多かったが、英語あるいは英語字幕なのでそれなりに理解できた。
でも英語字幕は話している内容そのまま全訳なので、文が2行びっしりとかで追うのが結構大変で映像まで回る余裕無いときもしばしば。
その後、大聖堂に寄るも開いてなかった?ようなので、ドイツ教会へ。
教会としてはかなり観光客にオープンな感じで、そのため観光客も多く、また却って観光客も静かにしようという雰囲気が強く、なかなか良かった。
最後、すぐそばにある郵便博物館に寄ってみるも閉まる直前だったので諦め、T-Centralen に出て服を物色しつつ、合うサイズが無く、がっかりして帰る。
[食事]
朝:ホテルのコンチネンタル
昼:ホットドッグ
夜:カニマカロニサラダ、乾燥パン、低脂肪乳、バナナ
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2004.10.31 So:ndag |
本格的な冬の気配の54日目 |
天候:曇のち晴
今日から冬時間になった。
10月の最終日曜日は夜中の2時から3時を繰り返すとのこと。
たいがい朝が暗かったので、まあ妥当かと。
今日も Gamla Stan ガムラスタンへ。
貴族の館に行ってみたが、事前調査不足で、土日は休みだった。
平日の昼休み時間しか開いてないって一体、という感じだがまあ貴重感煽ってて良いかも。
他にも何人か観光客が看板見てガッカリしていた。
結構外観は格好良かったので、ちょっと残念。
そのまま、すぐ隣の Riddarholmen リッダーホルメンに渡ってみる。
この時期開いている建物は無く、あまり期待していなかったが、近くを幹線道路が走っているので車の走行音はするものの、観光客が少なく、また小売店は一つもないので非常に静かで、対岸の眺めが良く、予想以上に良い場所だった。
Riddarholms kyrkan リッダーホルム教会は壮大だし、Weangelska Palatset ウランゲル宮殿は1周できて中庭の前からの眺めはとても良いし。
この島の北部にストックホルムで最も古い建物があると同僚達に聞いたのだが、よく判らなかった。
グルッと一回りしたところで、あまりの寒さに服を買う決意で中心街に戻る。
昨日サイズがなかった店の違う支店に行き、わりと厚い服を買う。
服自体が重く強張って、リュックサックが担ぎにくくなったが、かなりあったか。
その後、Laongholmen ロングホルメンの監獄博物館へ。
4番のバスに乗るも、突然 Fridensplan で降ろされてしまい、代替バスがなかなか動き出さないので、歩くことに。
風が強い中、長い橋を渡る。
ロングホルメン自体、一風変わった感じの島で、監獄跡は一見して判るものの、博物館の入り口がちょっと判りにくい。
やや遠回りして辿り着き、ホテル(ユースホステル)のレセプションで受け付け。
ホテルの一部と化していて何だかがっかり。
一方、Hornstull のスーパーは安くて品数も豊富で期待以上だった。
[食事]
朝:ホテルのコンチネンタル
昼:ホットドッグ
夜:パスタサラダ、鶏モモ香辛焼き、バナナ
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