Gamla Stan / ガムラスタン

Gamla Stan / ガムラスタン

Kungliga Slottet 王宮

Representationsvaoningarna 居室 訪問日:2004.10.24
料金:大人70SEK(4施設セット券110SEK)、学生35SEK(セット券65SEK)
開館時間:(5/15〜8月)10:00〜16:00 (6/28〜8/15)10:00〜17:00 (9月〜5/14の火〜日)12:00〜15:00
スウェーデン語、英語
王宮の各施設は入り口が判りにくいが、居室へは衛兵交代式をやる中庭に面したところが入り口。

階段を上がって、2階と3階(スウェーデン流では1trと2tr) の南西と北西部分を見ることが出来る。
また、Rikssalen 国家の間も居室から入れる。

解説の書かれた無料パンフレットが無い代わりに、各部屋に説明看板が立っている。

入り口に近いほど人が多く、子供の走り回る率が高い。

写真撮影は不可。

荷物は駄目と書かれているが、ロッカーは無く、大きなバッグ担いでいる人も見かけるが、あまり注意されてなさそう。
切符売り場兼案内の奥にロッカールーム (預かり金5SEK、扉の内側の鍵の機構部の上に入れて鍵を閉める)があるが閉館時間まで。
有料トイレもここに。

Kungliga Slottet
Kungliga Slottet 全体

中庭
中庭で簡易版衛兵交代式の最中。写真右側が Representationsvaoningarna 入り口

切符売り場兼案内とギフトショップ入り口
切符売り場兼案内とギフトショップ入り口

Skattkammaren 王家財宝館 訪問日:2004.10.24
料金:大人70SEK(4施設セット券110SEK)、学生35SEK(セット券65SEK)
開館時間:(5/15〜8月)10:00〜16:00 (6/28〜8/15)10:00〜17:00 (9月〜5/14の火〜日)12:00〜15:00
スウェーデン語、一部英語
直訳すると「宝物室」の様な気がするけど、ストックホルム観光局が「王家財宝館」と訳しているのでそれに従って。

王宮の各施設は入り口が判りにくいが、王家財宝館へは南東、中庭から右手に回ったところが入り口。

狭い階段を下がると王家財宝館。
財宝館なだけに、ショップのギフトもなんだか高級。

歴代国王、女王の王冠や剣がガラスケース内に鎮座してる。
本物なんだろうけど、確かにきらびやかなんだけど、歴代の王たちをそれほど知らないし、ましてや親近感ないし...

他の施設と同料金設定はいかがなものかと...
ガードマン代?

3施設の中で一番混んでない。
説明読まないと展示物がよく判らないせいかも。

写真撮影は不可。

荷物は駄目と書かれているが、ロッカーは無い。
切符売り場兼案内の奥にロッカールーム (預かり金5SEK、扉の内側の鍵の機構部の上に入れて鍵を閉める)があるが閉館時間まで。
トイレは無さそう。

Skattkammaren 入り口
Skattkammaren 入り口。写真が斜めだけど、坂の途中なので。

Museum Tre Kronor 旧王宮博物館 訪問日:2004.10.24
料金:大人70SEK(4施設セット券110SEK)、学生35SEK(セット券65SEK)
開館時間:(5/15〜8月)10:00〜16:00 (6/28〜8/15)10:00〜17:00 (9月〜5/14の火〜日)12:00〜15:00
スウェーデン語、英語
直訳できなく、英語でも“Tre Kronor Museum”なのだが、勝手に意訳した。

王宮の各施設は入り口が判りにくいが、旧王宮博物館へは北西、中庭から左手に回ったところが入り口。
でも、居室の入り口入ったところの脇から降りることが出来る。

本来の入り口からだと時代の古い順に、居室から降りると時代を遡ることになる。
現王宮が Tre Kronor 城の上に建っているのがよく判る。

壁とか井戸とか有った場所にそのままの感じで展示してある。
途中にある解説映画は一切説明の文字も音声も入ってないが、Tre Kronor 城の成り立ちから火災による焼失まで非常に判りやすく、良くできた作り。

居室ほどは混んでない。

写真撮影は不可。

荷物は駄目と書かれているが、ロッカーは無い。
切符売り場兼案内の奥にロッカールーム (預かり金5SEK、扉の内側の鍵の機構部の上に入れて鍵を閉める)があるが閉館時間まで。

Kungliga Slottet 北西
Kungliga Slottet 北西部分。Museum Tre Kronor 入り口は真ん中一番下。

Livrustkammaren 王家武儀博物館 訪問日:2004.10.24
料金:大人65SEK、学生50SEK、セット券提示で20SEK
開館時間:(6月〜8月)10:00〜17:00 (9月〜5月の火〜日)11:00〜17:00 (9月〜5月の木)11:00〜20:00
スウェーデン語、壁に英語の説明が置いてある
直訳すると「兵器庫」の様な気がするけど、ストックホルム観光局が「王家武儀博物館」と訳しているのでそれに従って。

王宮の各施設は入り口が判りにくいが、ここは非常に判りにくい。
王家武儀博物館へは南東、中庭から右手に回って王家財宝館を過ぎて坂を下って左の階段を下りたところに小さな入り口が。

常設展はおそらく全て本物を展示してある。
それほど広くないけど展示物は多い。
歴代の王の各種武具、衣装、馬車など。

企画展でフェンシングをやっており、ヨーロッパの古今の剣が有り、ついでにライトセーバーや『ロードオブキング』に出てくる剣のレプリカまで有ったり。
さらに後者は持って重さを実感できるようにとか、模擬の石に刺してある剣が背筋力計に繋いであったりして、『ロードオブキング』を観た人なら非常に楽しめそう。
ちなみに剣は非常に重くて、振り回せないよ、これじゃ。
フェンシングも体験できるようになっていた。

写真撮影は不可。

切符売り場の向かいにロッカールーム。預かり方式でなく、有料で1SEK(扉の内側の鍵の機構部の上に入れて鍵を閉める)。
無料トイレは馬車がある地下2階?へ行く途中。

Livrustkammaren 入り口
Livrustkammaren 入り口

Kungliga Myntkabinettet 王立貨幣館 訪問日:2004.11.07
料金:大人45SEK、学生35SEK、日曜無料
開館時間:(火〜日)10:00〜16:00
スウェーデン語、英語のパンフレットと解説ファイル
王宮の東南面の向かいで坂の途中にあり、坂に遮られているのでちょっと判りにくい。

日曜は入場無料だが、今は毎日無料のようにも読める表記が。

1階(スウェーデン流ではBV) は各国のコインが沢山並んでいる。
時代順や、特殊な用途や目的で作られたものでまとめてあったりして展示を頑張ってはいるものの、とにかく数が多いので羅列しているようにしか見えないのが悲しい。

後半は紙幣も展示され、戦前のインフレ恐慌時代の紙幣もあり、0が12個並んでいたりしてその時代の異常さが実感できた。

2階(瑞流では1tr) は経済と銀行についての展示。
3階(瑞流では2tr) はメダルの展示。

1階(瑞流ではBV) は無料ということもあって非常に人気が高いが、2階(瑞流では1tr) 以上は全く人気がない。
煌びやかではないからしょうがないとは言え、ざっと見るだけでも楽しいのに。

写真撮影はたぶん可。
沢山取っている人が居た。

切符売り場の右手にロッカールーム (預かり金10SEK、扉の内側の鍵の機構部の上に入れて鍵を閉める、出すとき10SEKの小ささから10SEKが荷物の方に飛ばされている)。
無料トイレは各階段脇に。
博物館の目の前に有料公衆トイレがあり、使っている人を見かけたが、無料入場日ならここを使うと得だと思う。

Kungliga Myntkabinettet
Kungliga Myntkabinettet

Nobelmuseet ノーベル博物館 訪問日:2004.10.30
料金:大人50SEK、学生40SEK
開館時間:(9/16〜5/15) (水〜日)11:00〜17:00 (火)11:00〜20:00
(5/16〜9/15) (水〜月)10:00〜18:00 (火)10:00〜20:00
スウェーデン語、英語、ドイツ語、日本語のパンフレット有り(古いけど)
『ノーベル博物館』ではあるが、正確には“ノーベル賞博物館”と言った方が正しいと思う。

証券取引所 Bo:rsen の一部を使っている。
2階は物理学・化学・文学の各賞を決めるスウェーデンアカデミーが入っている。

ノーベル自体の業績の展示は全体から見るとかなり少ないが、開発したものの模型や持ち運びしていた鞄、また遺言書の一部が展示してあり、非常に貴重。
遺言書は“Jag...”から始まるもので、スウェーデン語なのでよく判らないが、どうやらノーベル賞に関する記載部分ではなさそう。(最初の部分?)

ノーベル賞受賞者の持ち物の展示では、湯川秀樹博士直筆(夫人描画)の掛け軸があった。
あと、カミオカンデの受光管(?)もあり、子供が指さしてあれ何?と訊いていたが、その父親はなんて答えたんだろう?

受賞者のエピソードや背景、インタビューの様子を5分程度にまとめたフィルムの上映もあり、良くできていた。
全員でなく、ほんの一部(30名強)なのが残念。

なお、日本人は湯川秀樹と川端康成のインタビューがあり、前者は英語で日本では机上でしかなかったのが合衆国では実際に実験で確かめられたんだ、と強調していた。
後者は日本語で古来日本の文学は女性が書き手の主体だったから日本文学は女性的なんだ、みたいなことを言っていた。

写真撮影は不可。

切符売り場の右奥にロッカールーム (預かり金5SEK、扉の内側の鍵の機構部の上に入れて鍵を閉める)。
無料トイレもそこに。

Bo:rsen
Nobelmuseet が行われている証券取引所 Bo:rsen

Postmuseum 郵便博物館 訪問日:2004.11.07
料金:大人50SEK、学生40SEK
開館時間:(火〜日)11:00〜16:00 (9〜4月の水)11:00〜19:00
スウェーデン語、1階(瑞流でBV)は英語の解説ファイルが置いてある
Gamla stan 駅の近く(斜め向かいの建物)。

1階(スウェーデン流ではBV) はスウェーデンの郵便の歴史が馬車や鉄道の模型や本物を使って展示している。

非常に細かい内容が多いので、解説ファイルがないと今一つ判らないかも。
でも解説ファイルは全部で1個しか置いてなかった。
客が少ないから良いのかな?(訪問時は閉館ぎりぎりだったためか自分入れて2組のみ)

2階(瑞流では1tr) は切手とその歴史、工具や葉書などが並んでいた。
英語の説明は無かったような気がする(記憶不明)。

切符売り場の右手にロッカールーム (預かり金1SEK、扉の内側の鍵の機構部の上に入れて鍵を閉める)。
トイレは各階にあるが、少なくとも1階(瑞流ではBV) は有料。

Postmuseum
Postmuseum

Tyska kyrkan ドイツ教会 訪問日:2004.10.30
入場料:無料
開館時間:12:00〜16:00 (9〜5月は土日のみ)
特に説明はなし。冊子は売っているかも。
博物館が付属されているわけではないが、一応、観光場所にもなっているので記載。

他の教会に比べても、訪問客を歓迎しているような雰囲気。

建物の出入り口は門と反対方向にあるので、小さな庭をグルッと半周することになる。

建物は左右対称ではなく、そのため内部も説教台などは奥に偏って配置されている。

ステンドグラスなど原色や金を多用してるもののけばけばしさはあまり感じられず、良い雰囲気。

Tyska kyrkan
Tyska kyrkann

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2004.11.23 / H.Arai / jq7h-ari@asahi-net.or.jp