陰陽「職業占い」について
人は生まれながらの遺伝子を親から受けていると同時に、「宿命」とも呼ぶべきものも受継いでいる。
生活習慣を始めとして、食生活、発想、言葉、しぐさ、などなど、親に似てしまうことが、大いにある。
その「宿命」を、自己責任をもって変革してゆくことが「生きること」であるように思う。
この「宿命」を運ぶことが、「運命」である。
だから、「運命」は定められていない。自分で作り上げてゆくものであると、私は徹底して思っている。
その「宿命」を知るために、私は陰陽を使っている。
簡便で、先人の知恵が入っているこの陰陽を長年信じてきている。
「陰陽師になる」
各職業についてのエッセイを、順次、書いてゆきます。*が執筆中、あるいは書き終った印です。
環境科学者* | 家事代行* | 気象予報士* |
科学者* | 看護士* | デイトレーダー* |
考古学者* | 公認会計士・税理士 | 建築家* |
ゴルフ選手 | ソムリエ | ジャーナリスト* |
作家・編集者 | 数学者・統計学者* | 政治家秘書 |
探偵* | 大道芸人* | |
大工 | デザイナー* | 彫刻家* |
ドライバー* | 登山家 | 独立教師* |
農家 | プログラマー | 書道家* |
パン職人 | パイロット | テン刻家* |
発明家 | 花火師* | 美術家 |
美容・理容師 | ファッションモデル | 福祉関係者 |
法律家・弁護士 | 保母・保育士 | マッサージ師 |
料理人* | 落語家 | 旅行プランナー |
漁師 |
天職・適職を見つけるために
理由は不明だが、陰陽でいう「生れ星」(生年と生月)が職業選択の参考になることは体験的に言い切れると思っています。
陰陽であなたの星(生年生月)を見つけるには
2月4日(閏年は5日)以前の生れは、前年生れとする。節分をもって、新年とするのが大原則。
1900年台生れ:末尾2ケタの数字を足して、10から引く
1947年10月5日:4+7=11 1+1=2 10−2=8 8白土星
1958年2月2日:2月4日以前なので、前年(1957年)として計算する 5+7=12 1+2=3 10−3=7 7赤金星
2000年台生れ:末尾2ケタの数字を足して、9から引く
2000年2月5日:閏年なので、前年(1999年)として計算する 1白水星
2000年3月3日:0+0=0 9−0=9 9紫火星
職業グループの事例 | |
1白水星 |
哲学者、著述業、書家、輸出入商、営業員、彫刻師、塗装職、染物職、クリーニング職、浴場主、魚屋、水商売人、表具師、漁師 |
2黒土星 |
公務員、秘書、農家、畜産家、土木技師、左官、製粉業、雑穀商、リサイクル商、瀬戸物屋、乾物商、盆栽作り、不動産業、家具屋、ボクサー、団子屋、大工、手先を使う仕事、倉庫業 |
3碧木星 |
電信・電話技師、アナウンサー、歌手、植木屋、文芸家、電気治療士、電話局員、電気器具商、演奏家、講釈師、噺家、庭師、青物商、評論家、寿司屋、コンピュータエンジニア |
4緑木星 |
美容師、大工、建具屋、材木商、きこり、ツアーガイド、運送業、広告業、郵便配達人、パイロット、工学士、紙屋、蕎麦屋、調理師、デザイナー |
5黄土星 |
不動産業者、古着屋、産廃業者、味噌屋、リサイクルショップ |
6白金星 |
政治家、自衛隊、僧侶、神官、守衛、易者、弁護士、会計、警備員、相場師、野球選手、自動車、機械、エンジニア、コンピュータエンジニア、貴金属商、コンサルタント |
7赤金星 |
貴金属商、芸者、料理屋、喫茶店、金融業、歯医者、講演者、仲介業、結婚式場、セールス、調理師、刀剣商 |
8白土星 |
ファイナンシャルプランナー、大工、ホテル業、駐車場、石屋、不動産業、肉屋、組み立てをする仕事、マッサージ師、骨接ぎ業 |
9紫火星 |
検査官、消防夫、先生、オフィス機器商、本屋、デパート店員、雑貨商、化粧品店、美容師、劇場主、官吏、画家、小説家、歌人、政治家、医者、薬剤師、学者、鑑定者、審判官、測量技師、監督、監視員、コンサルタント、新聞記者、神主、書家、俳優、船員、易者、鋳物師、設計技師、花屋、デザイナー、装飾業、テン刻家 |
篆刻作品
「道法自然」
辿り着いた世界。
「巡礼無言」
室戸岬にて。
「若命成雲」
鹿児島・知覧にて。
「大湖孚夢」
比叡山の諸師たち、長浜の秀吉を見よ。夢は孚むもの、育てるもの。
「神魂倶生」
出雲の旅の感想。
跪くことを知っている民の誠実さにうたれる。
「知止」と「止知」
知ることを止める。直感優先。
止めることを知る。エコロジー発想優先。
「淡中有味」
にがい(苦い)、すっぱい(酢)、あまい(甘)、からい(辛い)、しおからい(鹹)、以上の5味に、うすい(淡)を加えたものを6味という。
淡味は、地味ともいわれる究極の味。
陰陽のバランスがとれた人ならば、この淡味こそが味となる。
料理人からいえば、淡味が判る人に出会いたいものだ。
参考
「陰陽師になる」第4章 料理が上手になる
小倉玄照「禅と食」誠信書房
司馬遼太郎「京の味」
エッセイ「料理人」
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