Evangelion Genesis y:x 更新日誌(1998 年 6 月)


6 月 29 日。
ついでマウスが不調になる。猛烈に使い辛い ...
6 月 27 日。
この暑い中、ひさしぶりにテニスなどする。 ここんとこウインブルドンも見ずにワールドカップばっか だったので発想がおもいっきりサッカーしていた。
プレスかけて(雁行陣から並行陣へ)、 ナイスセンタリング(ふらふらとチャンスボールが上がる)、 ナイスシュート(グラウンドスマッシュが決まる)、etc.

旅行のページ作りたいってことで、スキャナを探す。 地元の店でフラットベッド SCSI 接続 24bit の 1.5 万円ほどのものを発見。 sunsite を回ったら linux のドライバもあった。 いいかもしんない、と思う矢先に MBR-7.4 (CD-ROM drive) がいかれた ;_; 機械的な故障っぽいので手がでるかと思い中を覗く .... あまりに面倒そうなので退却せり。明日にでももう一度、 といいつつ MJ-5.16 あたりに手をだすのがいかにもありそう、 ってことはつまりスキャナに金が回らないということでもある。むー ...

ビバップ、アウトロースター終了。
こーゆうんなら、来週の最終回の出来いかんによっては トライガン、センチメンタルジャーニー いずれにも今期 1 位の座のチャンスあり。
ビバップは 13 回しか放送できなかった愚痴っぽかったし、 アウトロースターは破斬公の動機、行動が弱くて予定調和に向けてのお約束に見えすぎ。 26 回あったわりには描き込みが不足していた。個別には名品もあったんだけど。


6 月 26 日。
ワールドカップ、日本×ジャマイカ戦は 1 - 2.
中西一人欠けるだけで DF はザルと化すのだなあ。 秋田いるから大丈夫だと思ってた。

センチメンタルジャーニー第 11 話。
ひたすら笑いころげていた。 三角関係というのは自明のことだし、 笑いころげてればいいんだろなと思っていた最初の数分。 千草がトレイを拾うところで ふと正気にかえり どういうテイストでいくのか想像がついて真顔になった瞬間に

「ざっぱーん!」
....... 死ぬかと思った。見事な計算である。
フォルテッシモの笑いの影に、静かにピアニッシモな筋が横たわる。 見掛け単純なシナリオと とんでもないパワーの演出とギャグにすっかり隠したままに推移する、 妙子が本人も気付いていなかった哲郎に対する恋心と振られゆく様、 現在への(過去、空想からの)回帰。

地を這うようなベタベタの お約束的なオモテのシナリオはおそらくは意識的にやったものだと思う (佐々木哲郎のなんと無個性的な'美形'であることよ)けど、 演出と展開に全てを賭けた造りは大した自信、 しかしそれだけのことはあった。 合わせ技 1 本どころか 2 本くらいとれる。
名前が出てこなかった段階で読めていいはずの落とし所、 展開に力負けして妙子と同じ誤解にハマってしまったのはけっこう悔しかった。

裏。隠し味に徹するとここまでできるということなんだろうか。 いちおう断っておくと哲郎が妙子のことを好きだから戸惑いがどうこう という奴はむしろ表の筋に属す。 裏の筋とは妙子が哲郎のことを ... という筋。
哲郎には好きな子がいるんじゃないだろうかと言われての驚きよう(この時点では 対象が特定されていないことに注意)、 これがもっとも直接的な描写で、これでさえ「そういう」驚き方なのか 単純に知らなかったことに驚いたのか、これだけでは分からないように出来ていた。
ラスト、「私にも春がこないかなー」というセリフが「少女漫画」に於いて 身を引いた側のセリフであるが故にかろうじて繋がっているにすぎず、 この時の表情も気合いが入りまくっていてモナリザなみに微妙な表情にしてきた。 あるのかないのか分からんようなぎりぎりまで気付かれないように埋め込んである。 見終ったあとでゆっくりと心に広がってくる感情、余韻。

そして表と裏をつなぐのが「回想」。
いままでの話とは逆に、妙子が少年の思い出にしがみつけばしがみつくほど 哲郎に対する想いが浮かび上がる。おせっかい焼きな妙子の行動としての表のシナリオ から裏が透けてみえる瞬間だった .... んだが、 話が千草という現実を中心に回ってしまっているため 過去が割り込んでくると邪魔に感じてしまった ^_^;

さて、そう考えるといろいろ考慮の余地があるのがラストである。
ラストも突っ込みが入って「え?」と思った瞬間に爆笑、 これはオモテのシナリオとして ただそこまでギャグで力押しする意味があったかどうか、 おかげで ED への繋がりが少し犠牲になったのも確か。 話の風味としてはこの方が一貫性があるけど、 個人的には無い方が奇麗なまとまりを見せていたと思わないでもない。
ひたすら笑いころげさせる構造の話だっただけにヤマ場がなく、 「間」でひっぱったラストは ラスト突っ込まれる前 0.1 秒くらいにふと悲しそうな表情をしっかりといれる、 あるいは二人の首ねっこをひきよせたところで「二人とも大好き!」 などのウラのシナリオ向けのシメをいれてくれてもよかったんではないだろうか。
オモテの筋向けとしても もちょい長めにひっぱっていただけるとカタルシスが きちんと入って嬉しかったと思う。

このラストの落とし方は明らかに話そのものを漫画的にした。 「漫画」を主軸においた造りに直接コメントする気はないが、 この 2 重構造はたぶん狙ってやったもので、 だからこそラストのシメのセリフが裏へのメタファーとしての意味を持ったんだけど、 以上の理由により必ずしも賛成するものではない。

さて、いらんシーンだと思ったのは 雨やどりする妙子と哲郎の会話の部分。
哲郎にしてみれば自分が誰を好きかということは妙子は知らないと その時点まで思っていた筈であり、だからこそいままで何もしてこなかった。
妙子が知ったにせよ誤解にせよ、何かを思っているということを知った以上は 彼の側にもタイムリミットが入ってしまう。 これ以後「つきあいやすい妙子」に対して何のアクションも起こさないのはおかしい。 演出家にとって、この時点でネタをばらしたくなかったからだろうが その分だけ展開が不自然になってしまった。

振り返ってみれば基本的には他の話の演出のツギハギで出来ており、 絵もそんなに動いていないし荒れている。他はもっと止めてもいいけど 妙子がへたるところの絵、一瞬、酔うかと思った。
それと 横隔膜の忙しいこの話にあって数少ない静かなる名シーン、 バスの中の妙子が編もうとして止めるところ、 ここはさすがにもちょい滑らかに丁寧にしてほしい。 お笑いのシーンは観察に集中できないから絵の荒れは気にならないが、 こういう絵に集中させるシーンの手抜きは許しがたい。

ウラの展開として 人をたきつけるようなとこから気を抜いた瞬間の妙子の行動、表情は良かった。

最初に出て来た「平木やよい先生」のコミックは白泉社「花とゆめ」系 というあたり視聴者層のことを良く分かっている。 でも中身の絵は日生かおるですか。あんまり良く知らない。
2 冊目は ...... きみづか葵? 分かりまへん。
3 冊目は『センチメンタルジャーニー』。絵は ひな。? ひらがな漢字ともにゴシック体にする流儀は大手出版社には無かった筈。 そーか、センチの漫画版は弱小から出るのか ... :-)

妙子の言葉のイントネーション、ときどき るりか と同じになってたけど そういう教育を受けたのかな。どうせ崩れるなら青森方言風に崩れてくれればいいのに。
一般人の日常語に比べれば子音をはっきり発音することになっているらしい 声優の pronunciation に慣れてないのか、 音節ごとに発声するのに精一杯でテンポが死んだセリフもいくつかあった。

青森の取材はほとんどされてないようで、駅前は確かに青森駅なんだけど それ以外は青森に見えないというか、無国(県)籍的。 そしていまいちカメラワークが狭角レンズで、青森ぃな雰囲気にはあまり浸れなかった。 ちと残念。

10 月 1 日が木曜日、したがって 1998 年 10 月の話であり、 「彼」の年齢は他と 2 年ずれてすくなくとも「彼」は 2 人以上いることが決まる。 『センチメンタルグラフティ』とはっきり違って、まずは良かった。

突っ込み特集。
妙子の家の一階のカレンダーは 1998 年 6 月、 途中から 10 月のものに変えられた。いまごろ気付いたらしい。
冒頭の黒板の日付は 10 月 20 日、あと 10 日であんたらセーター編む気か と思えばいつの間にか日付が遡っている。ずるいぞ(まだ足りん気がするが...)。
妙子と千草、最初 B 組に入っていったのにいつのまにか C 組ということになっている。
青森にしても山ん中にある筈の千草の家から低いなりにもビル街が見える。どこや?

奇数話系エースの妙子の話は期待に答えてくれた。 次回は偶数話系エースの沢渡ほのか。 予告の絵は贔屓ではないかとおもうほど奇麗だった。 中身はどうだろうか?

ところで青森駅前といえばりんごジュースばっかり 6 種類ほど入った自動販売機があったけど、今でもあるのかな。 あれは見た瞬間に「さすが青森」と思ったものである。

「もうあとは少女漫画のシミュレーションはできないからね ...?」

6 月 25 日。
ただいま 26 日 21:00.
今夜の日本×ジャマイカ戦の予測だけ。
前半 1 - 0, 後半 0 - 0 の 1 - 0 で日本勝ち。
6 月 22 日。
箱根を訪れたのでそのこと。

芦ノ湖の水。
上から眺めるに航跡は長く、水質はさらっとしてるのかな。 あの近辺の水道水も芦ノ湖か流れ出ている早川の水だと思うけどけっこ旨かった。 ふむ、そういうものか。
都市造りの基本は水だし、 これなら仙石原に第三新東京市つくってみてもいいかも ── 早川みたいに水量の乏しい川しかなかったらあっという間に汚れそうだが ...

箱根登山鉄道。
西の叡山電鉄と並び称されるだけのことはある、 約 30m 直線のあと半径 30m ほどの曲線、そしてまた 30m ほどまっすぐ、 また 30m ほどの曲線 ... そしてスイッチバック。
かの碓氷峠よりもきつい 80 ‰の傾斜というだけでなく、 これがいきなり平面から持ち上がる。
やや幅の広い線路でこれだからまるで鉄道模型をみているような 非常識な線路は前を眺めていて楽しかった ... つうか模型でも箱根登山鉄道ほど急に曲る線路(N ゲージ換算で半径 20cm 弱) なんて売ってないぞ。 こんな無理せんでも素直にケーブルカーにせい、と思いつつ乗ってたのだけど、 その登山鉄道ケーブルは傾斜 125 ‰でさすがケーブルカー、おみそれしました ...
ちなみに叡山電鉄の方は、坂を下っていると前方の線路が消えている (さらに急な伏角で電車から線路が死角になる)という「滝目前の川下り」が楽しめるけど、 こちらにはそーゆーのはなかった。

沿線の紫陽花は見頃全開、帰り道は雨だったこともあって 花も一段と元気を増して輝いてたな。
でも今日あたりからはじまる花のライトアップ、 あんな人工的なもんのなにが嬉しいのか、というあたりは私には分からん。

土質と植物相。
よくいく丹沢山塊のと同質のもんだろうと想像はしていたが、自前の火山を持つからには ちったあ個性があるだろうと期待するも丹沢そのまんまであった。 礫まじりの赤い粘土質の土は雨あがりでは剥がれやすく滑りやすく、くずれやすく。 ちと道から外れて笹の中を歩こうとは思わず神山散歩は無し。残念。
山道の両側は丹沢みたいな細っこい杉でなく、 下の方はそれなりに太く閑散として明るく、 上にいくと膝くらいしかない笹ばっか。 植物にとっては条件が厳しいのかな。 そういえば大涌谷周辺の立ち枯れは斑点のように広がり、 荒れ地は広がる傾向にある雰囲気。

宿で日本×クロアチア戦を観戦、0 - 1 となったところで空いてるうちにと風呂に行く。 戻って来たらそのまま負けていた。
あいかわらず漫画のような奇跡に頼る FW 陣はなんとかして欲しい。 韓国やサウジがボロ負けする中の 0 - 1 負け二つは目立たないといえば目立たない成績だが、 アジアが勝つ可能性のあった 2 試合のうちの一つ、 イラン×アメリカでイランが勝ち、もうひとつが日本×ジャマイカ戦、 その先行きが暗いというのは情ない。


6 月 19 日。
アニメ散見、その五。
全般に荒れまくった前週に比べ、安定した週だった。

ビバップ。
前週、宇宙空間での戦闘シーンが大気圏内戦闘と同等で、ちと興ざめだったが もちろんビバップ対するからでこそ、他でだったらとてもそこまで要求しない。 今週来週で完結する形にならず、 こんなことなら #13 までを 1 クールで放送すりゃえかったのに。

センチメンタルジャーニー。
前週、今週とよくもネタが尽きずにいろいろやってくるもんである。 中期ステージのシンプルな話から、 後期ステージにうつって話造りにかなり凝るようになってきているが、 あまりうまくいった感じではない。 はっきり言えば「彼女」そのものの力はたいしたことなく、 サブキャラを少し下げ気味にして話を練っても「彼女」に 30 分を持たせる力はないと思う。
とはいえ、同じシリーズとは思えないほど さまざまな演出やシナリオの風味は観ていて楽しい。

トライガン。
面白くみせようという嫌味を少し感じる。設定、思考が首尾一貫しておらず、 話を盛り上げる側に崩れているところがある。後半すこし急ぎ気味なので、 これだったらギャグで潰した初期の話は要らないな。ウルフウッドを 2, 3 回目くらい にだしておいて先週あたりから再登場、という形の方が奇麗。

アウトロースター。
前週の荒れが今週の CG の出来につながると思えば、かろうじて許せるか。 前週から今週にかけて凄まじいチューニングが行なわれたような。 ヒルダの(回想の形での)再登場は予想外、けっこやってくれますね。

さて、明日の日本×クロアチアの予想、 前半 0 - 1、後半 0 - 1 の 0 - 2.
クロアチアにとっては引き分けでよく、後半の 1 点は取らないかもしれない。
日本の FW に点を取れるとは思えないので日本の点はゼロ。 キーパー川口のクセとして、突っ込んだ後でボールを 止めに入るタイミングが少し早い。とんで来るボールには そこそこ安心して観ていられるけど短距離の混戦時は信用に値しないな。さて ...?

更新日誌部分。
SJ 10 話のセリフを載せる。


6 月 18 日。
センチメンタルジャーニー第 10 話。
ほとんどえみるしか登場しない、えみる内心の物語。 なんか話も絵も音楽も『吸血姫 美夕』なんだけどけっこよかった。 同じ夢オチながら 4 話とおもいっきり違うこの差別待遇は 「夢」部分のメタファーが非常にしっかりしていたことによる。
夢が夢に留まらない、あるいは幻が単なる幻を表すだけでない、 記号としての意味をしっかりともち、 それを経由して現実(えみるの感情の深層)との対応関係がついているという点で 話が真奈美の妄想の暴走にとどまった 4 話とは一線を画す。 また えみるの心理の流れも 淀みもギャップもなく明るい芯がしっかりと通っていて気持ちよかった ── がメタファーきっちり追いながら観るのはちょっち疲れたかもしんない ^_^;
きっかけも何もなしで悟るのを(1 話と違って)問題にしないのは、 こちらがえみるの本来だからである。晶の場合、こだわる現状が本来だから ブレークスルーが要るはずだがもとに戻るだけならきっかけはいらない。

「思い出は永遠」とつなぐ論理は出て来た瞬間に がっくりしたが微妙に味付けされてたので救われた。 どちらかといえば今まで蛇足的だった主人公によるシメを弱めにし、 オチをその後にさっとつけて流したラストも軽やか。 ん、ラムネ瓶のシメももっと弱くていいぞ。
サブタイトルからして M. Ende の 『はてしない物語』 を背後に置いてくるだろうと思ったら、 使い回しはささやかだった。ま、当然だな。

絵もくるくるとよく動いていた。... 特に小学生えみる。なんなんだ この気合いの入り方は ...
音楽は 8 話から使い回しに入ったようだなあ。バリエーションが切れたか。 BGM と絵の関連がいままでざーとらしいほど上手だっただけに使い回しされると そっちの絵が思い浮かんでジャマだ。もちろん 8 話のように それを利用してギャグで回すくらいのことをしてくれるんならいいんだけど。

さて、「彼」の心理がこころもち偽善的に見えるのは気になった。 反則的な仮定だが、若菜のところにいた「彼」とえみるのところにいた「彼」 が同一人物だとして、 若菜にたいする態度を鑑みると、えみるに対する態度は少し許しがたいものがある。 ... つまり、魔法陣を描いて 「これで僕の力を君に送れるように」という言葉を「彼」 自身どこまで信じているか ── ということだけど。
これに関連して「彼」のスタンスが 10 話中、 ただひとつ「彼女」に対して積極的なのは 他の話とのバランスを考えるとマズいんでないかな。 確かに単独で見てると別に不思議なところはないけどねぇ ...

ラムネ瓶の解説の是非は難しいところ。 導入で語るのはかまわないが、 主要部分を語りでごまかすのは止めてもらいたかった。 構図としては見ため似ている 3 話との違いは、3 話は解説はすべて解説者(琴音)自身 の心理に対して行なわれ、10 話では えみるの環境の解説に使われた。 この差は看過しがたい。 特に回想中の語りを 当時まだ会ったことのないはずのラムネ瓶の「言葉」でやってしまったのは 演出上の手抜きと言われても仕方なかろう。
言葉でまとめてしまったのはもちろん 時間をえみるの心理の流れの説明にぜんぶ使ってしまったためで (だから先に述べたように丁寧だった)、 えみるという人間の描写にまで手をのばす余裕がなくなってしまったからだろう。 時間配分のミスだと思うが 30 分という時間でぜんぶこなすことの難しさってか?

ところで上の方でけっこ褒めてるけど、 まさに「えみるという人間の描写不足」であるために 私がこの話を見返すことはあまりなさそうだ。 えみるのかわいいところだけを描いた、そういう うすっぺらい人物描写の話に魅力はあまり感じない。
ついでに言えば これは偶数話系、「彼女」が「彼」の庇護の下にある話で陥りやすい罠だと思うし、 偶数話の事前の期待値が低いのはこの理由によっていたりもする。

予告で聞いた時は耳障りだった「えみりゅん語」。 使った時の TPO も許せる範囲で、覚悟していたよりは少なくて助かった。 見る前は 「えみりゅん語」を理由として非現実な話として 3 話の上にくるだろう と想像していたけど、そんなことはない。 3 話や 7 話なんかよりはまだ現実的な話だったって、夢オチだから当然か。

蛇足。
仙台市で海が見える位置に山なんかないぞ。 もちろん(山と海のせっている)松島海岸のあたりも仙台市なんだが、 .... いいのかそれで?
仙台らしさ、あるいは観光ガイド的なところはまったくなし。 私にとっては北への旅行の玄関口、 つまりこの辺までは「北へ行こう」 とそれだけで予定もなんも決めずに来るところ、 よく通るのでそれなりに期待してたんだけど。
7 年前の探検ですらところどころ床が抜けるような校舎である。 今の探検はしゃれにならんくらい危険だと思うが、中に入っていたら やはり夢で見たくらいは危険なことに出会ったんでないかい?
それなりに霊感 :-) はあるようだ。

次回予告。顔形、趣味だけでなく性格まで委員長(洞木ヒカリ)なのかー

「幽霊みたことある?」
「まだない。あるの?」
「うん、おじいちゃんが死んだ夜、 ちゃんとピーマン食べなさいって」
「へえ」
「それからピーマン食べられるようになったんだ」
── 感情の深層の暗喩とオカルト好みの説明のバランス、シンプルにして見事。
6 月 17 日。
両輪とはいかなくても大御所のひとつであるエヴァ LC が完結した。 最終話は LC にしても少しライトだったかな。描写を省略しすぎで 1 章のが格がひとつ上。
あーちゃんと感想書かなきゃなあ。でも LC の感想って書き方むつかしー。

Pocket BSD for Mobile Gear に挑戦すべく、メルコの 30Mbytes コンパクトフラッシュを地元で購入。覚悟していたが秋葉より数千円高価い -_-; install そのものはうまくいったがなんでかまだ起動しない。 まるでアトムであるが、それは別の話として、
母艦のアトロポスにこのカードをつっこむと確率 80% くらいで認識しない。 つらつらといじっているうちにだいたいの挙動が分かった。
前に挿れたカードを umount してから当カードを つっこむと認識せず、umount せずにいきなりひっこぬいて当カードを 入れると認識するようだ。... なんて非常識な。


6 月 15 日。
ジャマイカ×クロアチア戦は 1 - 3. 予定外に差がつきましたねぇ。 たった 1 戦で日本の決勝トーナメント進出がほぼ消えたという ...

SS 階層のindex.html で Orchestra Project のアナウンスしてなかった。 半ばまだ無視されているのがバレてしまった^_^;


6 月 14 日。
ワールドカップ。
韓国×メキシコは 1 - 3. まずは妥当なところ。 対韓国の得失点差だけで予選通過可否が決まりそうなグループだし メキシコにしてみれば 2 点差では心もとないかもしれない、 という意味では韓国も良く耐えたと思う。 ファール退場覚悟でもぎとった先取点というあたりに韓国の必死さがあるんだろうな。

日本×アルゼンチンは 0 - 1. 意外にゲームさせてもらってるな、というのが第一感。 中盤のパス回しがそれなりに機能していた。
力の差はまず疲労度の差になってでてくる。 一見、対等にみえるゲームメイクなれど実際には前半 45 分も持たなかった、 という結果は仕方がないといえば仕方がない。 アルゼンチンは勝ち点さえあれば良い立場というだけあって後半はおもいっきりだれてたな ...
でも 0 - 1 なら大健闘。

ついで。サポーターの連中。なんて使えないんだ。アルゼンチンがバックパスした時には ブーイングして圧力かけるとか、コーナーとった時はちゃんとはやすとか、 なんのために競技場にいると思ってるんだ。ただ喚声あげてればいいってもんじゃないぞ。


6 月 13 日。
Orchestra Project
を載せる。
タイトルページに書いてあるように、 かくし EVA 100 話記念として投稿したものと、投稿しようとしていたもの。 やや急いだので O:2 の出来がイマイチ。も一回改稿するかも。

Evangelion 0:12 の TV CM が始まった。
なにげに映画 RoE で出てきた新作カット。やっぱ編集してるかー

さて、ワールドカップ日本×アルゼンチンを明日にひかえて、 私も予想。
前半 0 - 1, 後半 0 - 2 の 0 - 3 でアルゼンチンの勝ち。
.... 本命狙いで堅すぎるか? 前半 0 - 0, 後半 1 - 2 の 1 - 2 にも一票いれておこう。
今日の韓国×メキシコは予想するのは可哀相すぎる ... 0 - 2 よりよければ御の字か。


6 月 12 日。
ついに車の両輪の片方が外れる。かくし EVA の閉鎖(地下化)。
これも一つの区切りなのか。 言わなきゃならんこと、書きたいこと、いろいろあるけど とりあえずは、
「それは残念です」
と一言だけ述べておくことにする。

アウトロースターのこと。
絵が凄まじく荒れた。ロストユニバース事件に匹敵するかも。

アニメの感想のこと。
たまに「読んでますよ」という反応がある。 実を言えば、「感想」が読むに値したものかどうか 私にはさっぱり分からないのでかなり戸惑う。
じゃあ SS は「読むに値する」つもりなのかと言われれば、 こちらはいちおう読む人の反応まで視野にいれつつ筋を通しているから どんな反応でも、予定の中か外か、という程度でこちらの reaction に困ることは少ない。 「感想」は、....

ドラマせよアニメにせよ、あるいは映画にせよ、 観る時には複数の視点を同時に保ち続ける ── 脚本家として、演出家として、その世界観に浸って、登場人物に感情移入して、 等々、
作り手風の aggresive な視点から書くと、 何に感動したのか、ドコに好感を持ったのか、何を思ったのか、 どう考え込んだのか、といったコトはほとんど出て来ない。
観客として眺めると、こんどはアニメの世界から離れて 考察がどっかに行ってしまうこともある。
筋を通してない乱文だから、読んだとして、次に何を期待されても そんなもんが載っているとは限らない ^_^; んだけど、何を書けばいいんだろう?

よその感想というものを、もちろん私も読むことがあるし、 継続的に読んでいるところもあった (今は、興味をもつドラマ/アニメの感想で継続的に書いているトコ自体が少ない)。 そういうところで「xxx がかーいい」と書かれているのを読んで、 どれくらいこっちの共感を呼ぶかというと... 実はけっこ呼ぶんだけど ^_^; そーゆーのをここに期待している人は、まあ、いないだろう :-)
先日、見せてもらった『CC さくら』の木之本さくらはかーいかった。うん。

そもそもそれを観ていることを前提に指摘しているところがほとんどなのに、 これを参考にして観るかどうか決めていると云われると、 いったいドコを参考にしたのかこちらが尋ねたいものである ...
書き方はかなりエラソーながら、実態は要するに素人の主観全開で言いたい放題 やってる訳で、内心けっこビクビク... と書くと「うそばっか」と言われそうだが 開きなおりつつもやっぱそれなりに戦々恐々なんである。

バグ指摘というのも匙加減が難しい。
描くのに自由度の大きいアニメゆえの欠点として、 どうしても描写は一部手を抜かざるを得ない。 漫画で星の配置が合っているものは皆無に近いが、それを責める人はいない。 アニメでピアノの運指が音楽と合ってないことにケチつけることが出来るだろうか (実写ドラマでさえ合っているものは少ない!)。
どこまで拘るか、それはもちろん作り手の裁量の下にあり、 それを逸脱するような指摘は見苦しいが、何が「作り手の裁量の下にある」かという 判断は観ている人によって異なるから、 踏み込んだ指摘に顔をしかめる人はきっといるに違いない。

昨日の指摘、 兼六園と香林坊の地理的関係は金沢市に土地勘があるなら自明な指摘だし、 金沢市に興味がないなら無価値な指摘だろう。 その上、それと知ったとしてぱっと眼に確認できるようなシロモノでさえない (このバグが一目瞭然でないような人の そばに金沢市の詳しい地図が常備されているとは思えない)。
にもかかわらず、これを出したのはこのミスの背景が不可解だったからである。 つまり、「香林坊」という地名を地図から選び取った瞬間に 「兼六園」との位置関係が自動的に眼に入るから、 バスを分けるつもりなら「香林坊」はただちにボツにできるはずだ。 アニメでは「香林坊」という地に重大な意味はなかったのだから。
香林坊は県庁だか市庁だかがある金沢市の中心街で、 土地勘がなくても金沢市の地名として聞いたことがあったから使ってみた といったところだろうか ── という解説無しで「感想」が読めるだろうか?
あるいはそこまで深読みすることに眉をしかめるだろうか?

9 話の多くの部分は手もとにあった資料だけで作成したような雰囲気だけど、 香林坊のミスの件は逆に金沢に人がとんだらしい、ということの状況証拠で、 金沢駅前まで出かけて行って写真数枚撮ったあと旅行案内所で取材して 引き返して来たように思える。 逆に無闇に取材の手間暇がかかっているように思えるのは長崎(と北九州) でさすがに初話、 しかしこういった独善的な決断、価値判断を多数まぜたような文を 特に日誌以外で書くのは恐ろしいものがある。
そういうところまで踏み込んだとしてそれを読むのは面白いだろうか?
これもまた、自明と無価値の狭間に落ち込むのではなかろうか?

シャーロッキアン(シャーロックホームズ研究家)は ドイルの勘違いまで吸い上げて論文を仕上げる(でっちあげる :-)。 またドイルの文章がそのレベルの攻撃によく耐えるから、 読んで面白いとおもうものがある。
「それは言わないのがお約束」がそこかしこにあるようなシロモノ相手に これはどのくらい意味があるのだろう。

というところで気になって 兼六園と香林坊を地図で引いた。
.... 同じ方向ではあるけど 1 km 位離れてねーか? ^_^;;;;;
私の旅行モードだと徒歩圏内だけど、地元人は徒歩圏でないとか ...


6 月 11 日。
fj.rec.travel.world および fj.rec.sports.soccer の subscribe 開始。 おもにワールドカップのチケットに対する各旅行業者の対応(への愚痴)を見る為。 まだ大したもんは出てなかったけど、近畿日本ツーリストの対応がそこそこか。 東急は、... お前なあ ... -_-;

トライガン、センチは前週のトライガンに今週のセンチが重なるように テープを 30 分ずつ前に戻しながら録ってるんだけど、 テープの読み間違いで 9 話録ったら 8 話のオープニングが無くなった。 みゅー、どーせ 8 話だしぃ、... けどぉ悲しかった。

センチメンタルジャーニー第 9 話。
私にどーしろとゆーんだ .... 参りましたっ、完敗ですっ!
「せつなさ」がどうとかより きっちりストーリーで語ろうとする姿勢があっていいなあと思うのが精一杯。
なにげにトリプルストーリーを形作った筋のネタ振り、初見では読み切れなかった (つーか 3 度目でよーやく気付いた伏線があった)。 前半観終って、 こんな筋なら予告でネタばらすなよ なんて思いっきり失礼なこと考えてたのはすまんとしか言えん。
と褒めておいて一言。ちょっちコンセプト違うんでないかい? こんな面倒い話、誰も期待しとらんと思う。 西洋画(誰?)の解説に重ねたメタファーさっぱり解らんぞ。

シナリオは、 読み切れんかった奴が言っても単なる遠吠えのような気がするけど、 やや詰め込みすぎかな、友人の二人が浮いてる (名演だったけど、そういうギャグにするような話か?) のと、キープレイヤーの一良さん、カオルちゃんの説明描写不足で せっかくのストーリーが食い足りなさを感じる。
これなら 1 時間つっこんで京都から戻って来る一良さんの顔とか描きたかったところ。

美由紀の、着物の先行きに関する教科書棒読み答弁は 商人なのが出ててかえって味があった ... ということにしておこう。 最後の方、説得が心に響かないのはわざとだろう、 良くあるオチだけど最後の一線として「好きでいて」と繋げたのは上手かった。 それに対してのラストのシメ、おもいっきりモラトリアムしてるけどそれでええんか? 「危機感」は喉もと過ぎれば、かいな ....
そうそう、 この「危機感」、あまりぞくっとしなかった。 「心変わりする瞬間を直接は描かないで表現した」んだろうけど、 描かないで表現するなら前後の描写の重さにもちっと神経使って欲しかった。 この流れなら最低限、階下の声が聞こえて確信を深めたといった描写があるべきだと思う。 怒るのはかまわないけど表情に出すぎ。 寝て、起きて、その間だれにも会ってないから内心だけのできごとの筈であり、 他人のいないとこで勝手に激情にかられるような単純な人間ではないだろう。

ついで。
「好きでいて」んとこで美由紀が眼ぇうるませるアップ、 いまいちアップにすべき理由が分からんでちょっちうざったい。 美由紀のストーリーからは少し離れた筋の部分だから、 すこし引き気味のカメラワークが正しいところ。 萌えシーン増やせなどという演出家に対する心理的圧力を感じる ── つまりわりと絵的に美しいシーンの多くが話の筋から独立してるんだけど、 そういうコンセプトならそもそもシナリオが間違ってると思う。

絵は、なんか荒れが収まってない。 口パクで頬の影まで動かすあたり(でも合ってない:-)に拘ろうという姿勢がみえるけど 向きなおるトコで輪郭が崩れる。 いままでは唇が顔の輪郭線に斜めに交差する面倒くさそーな絵だったのが この話では唇が顔の輪郭線の内側にあったり、真横だったりするし。
まあ、今中香澄ちゃんが向き直って立ち上がるところが コマ送りになってるのよりはマシかもしれんか ...

前回ん時の予告で指摘した兼六園の角度はわざとであったらしい。 蛇足な演出と思わないでもないけど、それはそれで良いかと思う。

ラスト、最初あれ金沢の旧制四高と違うかな、と思った。 今は美術館だか文学館だかになってる ... なんか学校として使ってるな、 ... というところでよく考えたら旧制四高の前はあんなんではなかった筈なので、 あれが学校かあ。 保坂家は、老舗記念館だっけ? つかったのかな?
金沢駅前もけっこ変わったねぇ。北陸新幹線が「もうじき」通るかどうかは知らんけど、 東京からでもいちおう一泊圏だしそのうちまた行こう。
ED はシャッフルがほとんどなく、 やっぱりこれは流れに自信があるとゆーことではなかろうか。

今回のはあまり突っ込む気がしないので一つだけ。
兼六園は香林坊んとこにあるのでこの二つは同じバス。 後ろから見てたんならちゃんと教えてあげましょう > 美由紀ちゃん。

「君は、お見合いしたくないって、ちゃんと自分の意志を表現できるんだねぇ、
俺なんかついつい流されて、ずるずるここまできちゃって」
「そんなことないです。多分、おんなじです」
「ははっ、じゃ、俺、兼六園でも見て、帰ります」

6 月 10 日。
チューナーカード経由で TV を観ている訳だが、 チューナーそのものはビデオのを借りていて、カードのは使っていなかった。 これだとセンチメンタルジャーニーを録画しつつワールドカップが観られんので、 カードのチューナーを使えるようにするついでに CD-ROM ドライブ〜サウンドカード間も繋ぐ。

ただでさえスパゲッティなマシンの裏側が もう何が何やらさっぱりわからんようになってしまった(計 15 本のケーブルがはえてる)。 コードを揺り動かすとなんか接触不良なのかショートするのか、 マシンがリセットするし ^_^;

そんな訳で今ワールドカップ ブラジル×スコットランドを観ている。 中盤を支配気味のスコットランドに どっちが攻めてるんだかわからんような強烈なプレスを掛け続けるブラジル。 トラップやプレスがみてて気持ち良い。 ブラジルのシュートが枠にいってない分だけ、スコットランドのテンポのが良いかな。


6 月 8 日。
lha の method lh7 は UNLHA32.DLL のみサポート、つまりは Win95/NT 専用らしい。
アーカイバの核プログラム、特に extractor を OS 固有に作るというメインテナの神経は信じられんものがある。 シェアウエアの pkzip にせよ arj にせよ、展開側はフリーで汎 OS 的に提供されている。 データの可搬性の点から、それがセンスというものだ。

lha をブラックリストに入れようかと思ったけど、 本家 lha がベータでストップしている間に lh7 がフライングで出ているということらしいので、仕方ないか。

しかし、lha もいつのまにやら非互換内部フォーマットいっぱいあるんだねぇ。 イマドキ互換性外してまで数パーセントの圧縮率向上を狙うより 速度向上の方が先なんでないかいな。 どーせ gzip, bzip に敵すべくもないのに ...

MP3(→ MPEG1 layer II のがマトモ)といい、変なのが増えてきてるなあ。


6 月 7 日。
ちょいとドタバタしてこっちにはこれなかった。
ドタバタした結果として手にしたいくつかの mpeg movie files. 平均 25fps と 30fps に僅かにとどかずバタバタする。
これは気に触るとして、スループットを 3 倍にしたい(倍にズームして 30fps に届くレベル)。 どこを強化すべきか ── ボトルネックはドコか? てな訳で、次に買うのは CPU ということになりそうである。
で、この計算って浮動少数点計算が入っているんだろうか。 入ってるんなら K6, 入ってないんなら M2 でもいいわけである。 DCT 演算自体は整数で出来るはずだが decoder がそのへんきちんとしてるか。 ソースもっとらんからわからへんやん -_-;

ところで。手にいれたデータの一部が lha の method lh7 で圧縮されていた。 lha for unix では lh6 までしかサポートしておらず、 いまんとこ解凍することができない。わはは T_T

更新日誌部分。
ドタバタした理由の一端としての、ある EVA 温泉オフの記録、
その 1、オフそのもの
その 2、オフ、宴の後
を置く。


6 月 4 日。
ちょっとした時事二つ。
ワールドカップ直前の、日本 - ユーゴスラビア。
0 - 1 で負けたのは当然として、 「これで調整は万全だ、光が見えた」 ってのは何だ? 本気でやってないユーゴ相手に負けておいて、 調整が万全と称せられる神経が分からん。 しかも勝てると思ってるし。

リードした上で、相手がロスタイム必死になってくるのを耐える練習をやって 初めてワールドカップの練習になるのだろうに、マスコミの論調は 太平洋戦争末期の戦果報道のようだ。
... と、思っていたのだが、

「でも本戦の話題でてこないじゃん」
と言われて目から鱗が落ちた。アルゼンチンに引き分け、 のこるふたつのどちらかに勝って本戦に行く皮算用が マジメなら出て来るはずの本戦に一言も触れられていない。なるほど。

ドイツ ICE の事故。
わったー.... 目の前真っ暗....
ちょっとね、いろいろと思うところがあって。
関連リンク:

更新日誌部分。
SJ 1 話のドイツ語をちょっちまともにする。 ワタルさん ありがとうございました。
図に乗って、... 残るうち、難関は

Es /wasion/ nicht so eine /haffa/. Es /wasion on fir nich tif/ von Ihnen.
Dass du nur sprechen und ihr sagen koenntest dass du dich /gebessen fuehlest/.
なんだけど、なんて言ってるかどなたか分かりません?
( /.../ が発声だけ写し取った、単語の分からない部分。)
6 月 3 日。
そんな訳で、ひさしぶりに更新されていた エヴァ LC を読んだんだけど、 さすがに LC だった、としかいいようがない。 26 話系のお約束設定からこんなに滑らかな背景ロジックを紡いでくるとは。

七つ目玉エヴァンゲリオン(石龍屋) の切れ味もあいかわらずだ。表層の独特の語り口に乾いた笑い声をたてつつ 心の奥底でシリアス展開に震える、えらく感情の複雑な話は読んでて快感ですらある。
ここのオリジナル使徒は、 アニメ前半の形ある使徒でなく後半のわけわからん使徒の同類項が多く、 他んとこのとは一線を画している。よく思いつくもんだ。 なにしろ久しぶりになんかマトモな使徒が出てきたなあ、 と思ったらアニメ本編に出てきたやつ(のオマージュ)だったという。
wget 等のオートダウンローダに喧嘩売ってんじゃあるまいな? 風のちーとばかり腐ったディレクトリ構造がナンで、 いまだに全ファイルを読んだという自信がもてなかったりするが。

なにやら心を入れ換える気になった 2 日間であったことよ。


6 月 2 日。
たまたま目にしたエヴァの寸劇話が面白かったので、1 週間ぶりにエヴァページ巡りなどする。 うーん、いいねぇ、やっぱエヴァはリリンがうんだ文化の極みだよ。

4/24 頃より無し崩しに始めた SJ のセリフ起こしのこと。
寸評や感想のための参考用の「話の引用」としてならともかく、 資料価値がでるような事態は出来れば避けたい。 著作権法の絡みとして、 「正当なる引用」の範囲を極端に逸脱して精密、網羅的なデータにする訳にはいかない。 そんな訳で、2, 4, 6, 8 話などまでやるつもりはない ── というか、舞台裏を語れば、2, 4, 6 話については もうビデオテープもオーディオテープも残ってないので物理的に 起こすことは不可能だったりもする。 評価が低いというのは即ちテープから速やかに抹消される、ということでもある :-)

更新日誌部分。
といいつつSJ 5 話のセリフを追加、最終版とする。 7 話も同じ。


6 月 1 日。
SS 階層の新設で、この日誌からディレクトリ位置を変えた。 やるこたー同じなのだけど、 ftp で asahi-net に入った時のデフォルトディレクトリを eva/novel/ から ss/ に移したため、こっちのが便利ということで。

最初にディレクトリを eva/novel/ でなく、novel/eva/ にしとけば 一つ上がるだけですんだんだろうけど、当時は novel 階層にハマるとは まったく予想していなかったんである。

なお、今ある eva/novel/ 階層を ss/eva/ 階層に移すことは全く考えていない。 連絡先のことを考えただけでも頭痛くなるから ....
このため、ss 階層から辿れるうちで y:x だけ ss/ の下になくて ディレクトリが素直でないが、歴史的事情というコトにしておこう。うん。

更新日誌部分。
SJ のページにリンクひとつ追加。


[SS 目次へ] [y:x 目次へ] [前へ] [次へ]