「彼」が「彼女」に与えた影響というのか、
3 話では旅好きになり、新潟から広島まで台風の日にでかけるほどとなり、
1 話では止め掛けたバイオリン弾きを継続し、
しかもその意味が変わるほどの影響があったのに比べて、
4 話では「彼」は話の題材の一つにすぎず、2 話ではもう比喩(またあいつみたいにいなくなる...)
にしか登場しないし、ラブソングが書けないといったネガティヴな影響しかなかった。
── なに言いたいのか自分でもよくわからんな ...
現在だけでなく「過去」があってこその感情だから過去においてどうかかわったのか、
彼女にとってどういう意味があったのか、ということがしっかり描かれている方が
見やすいということなのだろうか。
1, 3 話で「彼女」が「関係」をしっかりと消化吸収し
言葉にできるまでになった(彼に聴かせるために.../彼のおかげで旅好きになった...)のに比べると
2, 4 話の描写の中途半端(書けなくなった/彼に見せたいな)は気になるし、
過去の事実というかかわりをあいまいにされると、ひとつ間違えば「彼女」の単なる妄想である。
心理カタストロフィの教科書のような流れで彼女に泣いてもらうところまでいったので
「妄想」どまりの話ということもなく、そのへんはさずがにサンライズなんだけど、
いまひとつという評価は変わらない。妄想から夢オチに繋げた基本的な骨格が悪すぎ。
第 4 話の事実の描写について。
瀬戸大橋が出て来た時点で岡山かあ、にしてはアングルが見なれたものと違うなあ、
と思っていたら高松の話だった。瀬戸大橋を高松側から眺めたことはないけど、
位置的に、屋島から撮った写真をもとにしたのかな?
それと服装、空気に高松らしさ(偏見 :-)がなかったけど、あんなもんかいな。
3 話だと、七瀬優の服装が中袖上着やや厚手(裏打ちされてた)と夏の広島にしては厚着になっており、
最初からちゃんと夜間の防寒対策になっている。
徹夜するにはなお寒いだろうけど昼間も同じ格好で動くならあんなもんだろうし、
芹沢琴音の方はきっちり薄手の半袖で、一応、空気の温度は醸し出されていた。
話は変わって第 5 話の予告。なぜに大阪だけ方言? 3 話は(旅の途中だから)標準語の方が自然だが、 それに 1 話の長崎はともかく(会話の相手は外人さん)としても、 2, 4 話の博多、高松は地元の言葉でやるべきところだろうに。 大阪だけ、しかも文字面だけ(イントネーションがものすごく変)方言にしてもしょうがないと思うぞ。
うちの平凡社大百科辞典は考えてみればいまだ人類が月に達していない。 1982 年のことをあたかも事実のように書いてあってもそれは未来の話で、 そのまんま信じてはいけないのであった。反省。
ちなみに現在の百科辞典の多くは 1981 年と 1992 年の間に発行され、 スイフト=タットル彗星はロスト扱いでいつ回帰するかとか周期とかは載っていない。うーむ。
そういえばアニメの方でも携帯電話が使われていて、1985 年ごろの話のはずはなかった。 結局、回想が 1992 年、「今」が 1995 - 6 年ごろ、ということか。
リンクな話。
20 日以降、どうも更新がないと思えばいつのまにか引っ越していたらしい。
トップページにはその旨かかれてあったのだが、
日記しか load していないとそんなことは知るすべもなく。
そんな訳で、
神笠さん家(Tree of SEPHIROTH)
のページのお引っ越しのアナウンスを受けて、
記念投稿のページ を一部修正。
そんな訳で、
センチメンタルジャーニー 3 話目
の文章、はんぶんくらいまで草稿とする。
けっこ原文から変えたので、
セリフ原文も別に置く。
ボケの最大のもんは、複線の右側の線路を列車が走ってること、 それに誰も知らんだろう(私もうっすらとしか記憶に無かったから辞典ひいた^_^;) からってなにげに 1982 年の出来事を高校生に回想させたこと。
内容は 24,5 才のミサトさんと 17 才のユイさんの会話。 物腰も態度も会話の内容も展開も、それ以上でも以下でもないような気がする。 エヴァでの三石琴乃のビールの飲みっぷり、そんなに印象深かったのか? > サンライズ。
ユイさんこと七瀬優の身長は 150cm 台かな。
よほど背が低い人でないと、
急行「きたぐに」の二人掛けシートに背を伸ばしたまま横になるのは無理だと思う ...
と思ったら、あれは特急型車両か。でもやっぱ無理だと思うぞ。
それと夜中に一人、
なんの装備もなしで宮島で流星群を見上げてるあたりに現実味が無さ過ぎるという気はする。
でも、雰囲気にダマされたが、セリフ起こしてみて思ったのは、
七瀬優ってそーとー旅慣れしているんだよなあ。
ミサトさんこと芹沢琴音がやった唐突に大阪まで出かけ、 そのまま広島まで行ってしまった、という機動力は一人旅の最大の利点。 以前はよくやった ... つーか、ほんの半年前 にやったな。
旅行先で、たまたま同好の士と意気投合するというのは、 そんなにあるわけじゃないけど まったく無いというほどのこともない。実際に再会することはまず無いが、 名も知らぬのに 3 年ぶりかに再会したってことが実際にあったから皆無ということもない。 希望は持てるが願って実現することはない、そういう狭間にある。 もう少し再会率が高くても私はモンク言わないが、 旅先でのアドレス交換はなんか違うという気分もある。
流星群の描写のこと。
ペルセ群の流れ方は、やはり眺めやすく「典型的な」流星群だからか妙に正確だった。
背景の星座の配置はむちゃくちゃだったし、
いかに台風明けの宮島といえど、あんなに明るいのがパカスカ流れたりはしないと思うが ...
ペルセウス流星群の親星スイフト=タットル彗星の回帰は前回は 1982 年、
回帰周期は 120 年だから回想シーンは 1982 年で決まり。
だから「今」は年格好からしてせいぜいがとこ 1985 年前後。
しかし、あれから 16 年にもなるのか、
... あん時は上を見上げる以外のことはしなかったなあ(あたりまえ)。
複線の右側を走る列車のこと。
複線の右側の線路を列車が走る風景というのは特異ではあるが、無いな訳ではない。
それに埼玉県、東武東上線と八高線の小川町〜寄居間みたいに単線二つがまるで複線のように見える、
といった区間もある。
さらにいえば北陸本線の該当区間は単線である。確か....
てことは北陸本線の山側に
東武東上線と八高線のペアみたいにローカル私鉄が走ってればいい勘定だが、
魚津〜滑川間がかろうじて怪しいくらいで、別にそんなもんは無いんである。
特急「はくつる」のこと。
新大阪に停まっていた「はくつる」。これは上野〜青森間を走る特急で、
これが新大阪に在るということは急行「きたぐに」が「はくつる」マークをつけて走っていた、
ということなんだろうけど、えらく細かいことまで拘った絵だな、とふと思う。
1980 年代はそうだったんだろうか。
1, 2, 3 話と「せつなさ」の程度はどんどん減っていく。4 話目は 1 話なみに戻るのかな。 でも期待するようなものではなさそうだ。
上のパラグラフを読む人がどう解釈するかは私のよく知るところではないが、 あまり散文的な解釈をするのも生きていくのにおもしろみがないかもしれない。
やー参った。
アニメ散見その二。
センチメンタルジャーニー 2 話目。
しょーもなかった。
でも、OP からするに、2 話目がもっともしょーもない話になりそうだったので、
この評価は事前に織り込み済み :-)
旅好き人としては次回が最大の期待筋。さて、どこまで出来てるか。
DT エイトロン
意外に良かったかも。サンライズが描いたシンジの話というところだろうか。
「1984」をほーふつとさせるあたり、造りが古いかもしんないが。
バサラ
けっこー原作に忠実なのかな。
原作はまったく知らないが、雰囲気というか、流れの造りがそんな感じ。
ややアニメとしては変。
カウボーイビバップ。
出来が安定している。んだけど、直前にアウトロースター、直後にロストユニバース。
ロストユニバースは放棄しようかと思いつつ、
録画の手間が一緒なのでそのまま。
アウトロースターとカウボーイビバップは週の反対側に置いてほしかったなあ。
ロック、ヘビィメタル、ワルツ... とくる旋律は良いんだけど、
26 種類も私は種別を思いつかない。
放送しない 13 話分の旋律、ちゃんとあるんかいな。
トライガン。
撃鉄が起きてる状態の銃のシリンダーを掴むという
あまりに無意味なバカ(そのまま引金ひけるってば)のおかげで一気にシラけた。
あれさえなければ、まーまーやったのに。
ここまでの内心順位。 カウボーイビバップ、センチメンタルジャーニー、 未確定ながら DT エイトロンが続く。 以下、アウトロースター ....
良く落ちるわりに再起動に時間が掛かり、 cdrom2 に比べると使い勝手がイマイチ。 mule からのサポートは良さげだけど、nemacs からだと obsolute 扱いなのか不安定、 というところで dserver 移行を suspend した一日であった ;_;
C++ オブジェクトモデル 内部メカニズムの詳細は前から探してて、なかなか無くて絶望視していた本。 奥付け見たら一刷で別に再版されたとかいうことでもないらしい。さっさと注文しとけばよかった。
原題: Inside the C++ Object Model
S. B. リップマン著 トッパン
京都のジュンク堂は良く行くけど、東京池袋のジュンク堂は今日で 3 度目かなー。 九階建ての建物を上から順に見て行くとだいたい 3 階あたりで腹が減って倒れそうになる。 おかげでまだ 1 階と地下 1 階を眺めて回ったことがない。
神保町の東京堂も謎な本屋で、中に入って出て来ると何故か感覚より 1 時間位よけいに時計が進んでいる。 書泉も三省堂も時間の進みが速くなりはするけど だいたい感覚とあうのに東京堂は別らしい。 日本橋丸善は閉店の音楽無しには外に出られず、さてこそ本屋とは謎なところなりけり...
「友達になろうね」とか
「親友だよ」といったたぐいのセリフがアニメやあるいは WWW で読んでて出て来ると思わず白けるんだけども、 実際、自分が言われてみるとむちゃくちゃ感動するもんである、 とは受け取ったメールを読んで思ったことである。 (念の為: 「友達」とか「親友」といった語が入ってた訳ではない。 一文字たりとも内容を推測されないように今日の日誌は作ってある)
三人称に対して、これらの言葉が使われる、...
「あいつは親友だよ」というのは今までもなんとも思わなかったけど、二人称に対して使う実例をまのあたりにして、 多少、意見を変えた一日だった。
カウボーイビバップ。
こどちゃの後をつぐ、見るつもりはなかった話。
なぜこれが 6 時に放映されるのかがけっこ謎だが、中身は良いかもしんない。
「加持リョウジ」が主役を張るために出来た話という評判だが、その通りだと思う。
おもいっきり儲け損ねての格好付けがきちんとハマったあたり、上手である。
CG も多いけど、その使い方は可もなく不可もなく。
ロストユニバース。
今日のは先日のアウトロースターと見事にネタがかぶり、そして
その勝負はアウトロースターの圧勝だった。ロストユニバース、いまいち説明が煩い。
カウボーイビバップと同じく CG が多いが、こちらは恐ろしく下手。
DoGA ってそこそこ名を聞くとこだと思ったんだけどな、あのレンダリングはパーペキに素人。
トライガン。
.... キャラの使い方、下手だなあ。それだけ。
ロードス島。
..... なにこれ ....?
ナスカ。
聞いたことあるけど誰だか分からんなあ、という人の CV が林原というのを見て、
レイとシリアスなリナを足して大人にしたような声で
言われてみればそうだなあ、というのはあるけど妙に芸風が広いというか、
(男声/女声を使い分ける緒方というのと違い)「同じ声」で「同一人物」に見えないという
あたりが凄い、とそれだけが印象に残った。
25.5, 25.6 はそのうちふつーの version が存在するようになる、かもしれないな。 25.4 〜 .6 のような複雑な内容を会話のみでこなすのは 25.1 〜 .3 と違って 苦労を通りすぎて不自然な位だし。
三代の過客、一睡のうちにして。
ハードディスク導入、IBM DCAS-34430U (SCSI 4 Gbytes)。
IBM の静粛、無発熱という評価に違わず DPES-31080(SCSI 1Gbytes),
DAQA-32160(IDE 2 Gbytes) の出来が良かったので今回も。
三台連続 IBM となったところで表題。
同じ 4 Gbytes でも IDE の DHEA-34431 は中身の板が 2 枚(DCAS は 3 枚)
で軸受けが摩耗してきた時に強そうだし、安かったんだけど、
やはり SCSI に回帰せよとの内心のお達しなのであった。
重負荷時でも SCSI は反応が smooth というのが良いんである。
例によってワンシーン劇場三題。やはりみっつあわせても外伝一話分に足りない。
... 足を引っ張ってんのが一つあるけど、意外に気に入っている。
文脈(context) が無ければ成立しない話である、というあたりも三つ 1 セットの趣。
y:25.3 のリンク調整。 いや、y:25.4 以下、書くとは思わなんだから ...
ところで。
ついに Netscape Communicator のソースコードが公開されましたな。
NN4 for linux の (<textarea> を除く)日本語化は X_LOCALE 使うようにするだけで
良いはずなのでコンパイラオプションを変えるだけでオッケー....
とおもいきや、
いまだにテストバイナリの公開アナウンスが耳に入ってこない
(mozilla ML に入ってないからという説もあり) ... ;_;
Motif 持ってないから自力コンパイルでけへんので、首を長ーくしてまっとんのにぃ ...