Jun. 6. オフレポート

Author: 神木(version 0.5)

これは、 碇シンジの誕生日を祝うべく 集まった V.f.E のメンバを中心とした、あるオフの記録である。

おしむらくは、みんな碇シンジの誕生日ということを忘れていたようである。
彼はいらない子供であるらしい。拗ねるのも無理はない ‥‥


いつもとは違い、合流した数時間前から書き起こすことにしよう。

6 月 6 日(土曜日)、18 時。
夕食を某レストランでとる。 当然、オフに合流できることになるのは食べ終った後のこととなり、 連絡をいれて合流地を宿泊地に変更する。 最初の集合場所は秋葉原、17 時ということになっていて、既に集まっていたメンバーは まだ秋葉を散歩していたとのこと。

19 時。
ウエイトレスが間違えて一品おおくエビの天ぷらの皿をもってきていた。 もちろんタダで食べた。らっきいである。

20 時。
現地(町田市 万葉の湯)着。長津田発のシャトルバスに乗ったのは私だけ。 降りて来る方は 7 - 8 人いたろうか。 そろそろ帰る客ばかりかとおもえばそんなこともなく、 建物の中は人でいっぱいだった。
連絡いれるべ、というところでオフのメンバーはすでに現地についていた。 ものの数分前に目の前を通過していたはずだが ... ということからも混雑の度が想像つくというものである。

さて、この時点では p.t.designer さん、高嶋さん、sako さん、それに私。 この日、わざわざ京都から下ってきた高嶋さんの本来の目的は翌 7 日のリーフ系同人誌即売会に出ることである。 オフはもともとその予定にあわせて立てられていた。

EVA な人達の集まりが、シンジの誕生日にリーフの会を中心に 日程を組んでいるあたり、バチがあたってもしらんぞ ....
とはもちろん事後に思ったことであった。
そんなとこでざっとひととおり館内をみてまわり、その後 2 階の大広間にておしゃべり。 内容は例によって省略。

21 時。
私を除くメンバーは夕食がまだであるらしい。そろそろ合流する筈のいくさんが現われず、 ま、いいや、というところで 3 階にあがって夕食。

僅か 2 時間前にそれなりに食べている私はジュース 1 本(酒は風呂前だしな)、 そのツマミ用に焼きシューマイ。 ジュースはビワリンジュースとかいう謎のジュースがあったので説明をうけたところ あまりに怪しすぎるので却下、 あまりあやしくない(そうか?)ユズのジュースを注文する。
運ばれてきたのは二つ、ユズのジュースの他にビワリンジュース。 サービスらしい。名前が怪しいのみならず、 ジュースに酢を入れる神経が理解できずに注文しなかったのだが そんなことがわかるわけないわな。 とりあえず湯のみにうつして半分ほど飲む。
どこかで飲んだ味だがイマイチ思い出せず。 まわりの人達に勧めたところ似たようなことを言っていた。 ちなみにツマミとして食べた焼きシューマイ、味はイマイチ以下。 湯に浸かっていれば腹は空くのでそれが調味料、を前提としたような味。

マジメに夕食を食べる人達は釜飯膳と釜飯。膳というのはセットのことで、 コマゴマとしたもののほかにうどんがついていた。 ここから始まるうどん談議。

パーペキに余談。
讃岐のうどんを食べなれたあとはほかのうどんは食い物にあらずとはいいすぎか? 実際、宇高連絡船のうどんはうまかった。 一見、そのへんにでもありそうな駅そばみたいなもんだが、味がぜんぜん違う。 おなじものでも主観的でなく、 かなり客観的に「うまいもの」「まずいもの」 という区別が存在することを理解した食べ物がこれだった。
いちど食してみることをオススメ ‥‥ したかったのだが瀬戸大橋の完成と同時に宇高連絡船は廃止されてしまった。 瀬戸大橋が出来てなにが残念だったかって、 宇高連絡船のうどんが食えなくなることがなによりも残念だったな。
讃岐国本土のうどんはどうかといえば、実は讃岐うどん支配圏に入ってしまうと 舌の要求レベルが一つ上がり、 ちょっとやそっとでは「うまい」と思わなくなるので印象に残る店は無い ... ちなみに讃岐うどんは香川県入りしたら最寄りの本屋に寄って

「おそるべき讃岐うどん」
を入手しておけばこと足りる。 「現地の情報は現地で」。私のモットーの一つである :-)
さて、話をもとに戻して 22 時。

余談談義が長引く間、待てど暮らせどやってこない釜飯。 催促も何度となくやった。ラストオーダー(22 時)の確認の時にも催促。
さらに 30 分ほどたち、重ねて催促して 5 分後。

「やきすぎちゃって、 すいませんもういちどやりなおすので、しばらくかかります。よろしいでしょうか?」
ときたもんだ。もちろんあまりよろしくない。
ラストオーダーを大幅にすぎての催促にこれはつまり 妥当な筋としては、店じまいの後でまだ終わってないことに気づいた、ってとこだろう。

結局ビワリンジュースだけでなく、全額ちゃらになったとさ。
3階のレストランはこれで店仕舞い、 2階の軽食屋で食ってしまうか、それともふろがさきか。 個人的には夕食おわったあとにツマミも食べた、もういらん、ということでふろを希望。
ちなみに釜飯御膳を頼んでともかくもうどんは食べた二人はともかく、 釜飯を頼んで結局なにも食べられなかった sako さんは多いに不幸だったかもしれない。 一方で頼んだ物は全部食べ、それ以外にもなにやらわけわからんものを飲み、 ぜんぶチャラになった某は幸運だったか? まあこういう日もあるんだろう。 実際、この幸運は翌日帰ってから見事に跳ね返ったがそれは別の話。

風呂の脱衣所では何故かいくさんと合流に成功せり。
だから誰も信じてくれないって。そんな「三文小説」。 ちょうどでるとこだったそうだがみんなしてまた入る。

ふろはそれなりによかった。 室内の大浴場、外の露天風呂、打たせ湯、ぬる湯、サウナをこの順に一周として 2 周ほどしたところで p.t.designer さんが呼びに。 うーむ、せっかちな、といっても予定の時刻(約 1 時間)ではあった。すまん mOm

そうそう、シャンプーは髪の質とちょっち合わなかった。 明日はヒドいことになりそうだ。‥‥ あんまりかわらんってか?

夕食んとこではこんどは夏みかんジュースなるものを食することとする。
その実態はなんのへんてつもないジュースであった。夏みかんだあ、という印象も 残ってないから、ま、そのていどのもんだったんだろう。
無農薬のジュースなるものもあって、 ほかと値段の差は特になかったから、今度くることがあればそれもいいかもしれない。

6 月 7 日(日曜日)、0 時。
そんなところで部屋をかりてビデオ鑑賞会。 私が持って来たのはセンチメンタルジャーニー 1, 3, 5, 7, 8 話。 手持ちの全話である ^_^;; 同じテープについでに収録されているのが逮捕しちゃうぞ「夏の終わり」、 万能文化猫娘の「家族対抗歌合戦」。
p.t.designer さんが持ってきたのが、DT エイトロン、CC さくら、ウインダリア、マイコ 2010。 マイコから観たのだが、 SVHS は据え付けのビデオデッキ(VHS 専用? 簡易 SVHS 対応?)と相性が悪いのか トラッキング不良が多発したのが悔やまれる。 VHS - SVHS は互換性が無いと聞いていたけど、そういう風になるのか ... 知らなかった。

鑑賞会は個人的に少し反省するところがあって、 ま、空気をブチこわしたというほどのこともないけど 鑑賞中に突っ込みいれたこと数回(10 回は ... 越えなかったと思う、多分)。 ちと邪魔やったかもしれんな。後半は心を入れ換え大人しくしていた。

ざっと観終ったところで 4 時 20 分、おおこれは今日のエイトロンの放送時刻ではないか。 といったところで生で鑑賞。
その後、高嶋さんがもってきていたホワイトアルバムをざっとながめ、 ふろにもいちどはいったところで朝食、おひらき。

ついで向かったるは 高嶋さん上京の目的であるところのリーフ系同人誌即売会 Brand New Leaf 3.
私が即売会なるものに入ったのはこれが初めて。コミケにもいったことはない。 列の整理は噂に名高いコミケとはくらべる気にもならず、無茶苦茶ひどかったが詳細は めんどくなったので省略する ^_^; いかに狭いとはいえ、可及的速やかに迷子になるのは明らかだったのと、 昼飯前に帰りたかったのでその旨を宣言して中へ入った。

この 2 日間、雨が降りそうで降らず(いや 6 日の午前中は部分的に降った)、 天候はやや肌寒かった。6 月の衣更え苛めというやつである。 東京の 6 月としてはまずこんなもんだろう ──


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