Evangelion Genesis y:x 更新日誌(1997 年 11 月)


11 月 30 日。 一周年記念に向けてカウントダウン進行中! 「新学期エヴァンゲリオン」
λ:3 「決戦! 第三新東京市第一中学校」 を載せる。

... つまり、これが書きたかった訳だ。
最初のアイデアを話して聞かせた相手とはお互い爆笑していたのだけれど、 書き上がってみればそういう笑い方ができる話でないあたりが、 私の作風ってやつなんだろう。

λ:x に手をつけてこっち、余力不足でメールはあんまり書いてなくて、 ほったらかしになっている某メール... 大昔に書いた小話(「リツコの楽しみ」; ドコにあるかなんていちいち探さんように) に対する感想メールがなければ、 この話を公開しよう(マジメに書きくだそう)という気にはならなかっただろう。 感謝するものである ... つーても、ここはみていなさそうである ^^;

私信、漣さん宛て。
をゐをゐ、願わくば納品拒否になりませんように、 なんて書いておいて宛先をばらしちゃー悪評がまた一段と ;_;
ところでレスメールで一点突っ込んでいい (^_^?

某所からそろそろ一つ来てもいいころなんだよなあ ... こないと悲しいなあ ...


11 月 29 日。
λ:2 「レイ、心のむこうに」 を載せる。

ちょっち内容が苦しいけど、お祭りなんだし、気にしてはいけない。
ちなみに、私も左手だけで大抵の emacs コマンドが打てるように (emacs を)カスタマイズしてある。 右手を骨折した時にやったんだけど、 右手だけで打てるようにはしていなかったりする。 人間、必要がなければそんな面倒な細工はしないもんである :-)

ところで、舞い込んだメールを眺めているうちに ユイの死亡月がほぼ特定できることに気付き、それを 年表に追加した。


11 月 28 日。
つー訳で、 λ:xなんてもんを始める。まずは
λ:1 「転校生、襲来」 を載せた。

少なくとも 3 話目までいかないと、存在意味も意義もない ^^;
1, 2 話は単なる初期設定だから ...
まあ、だから 1,2 についてはフライングするつもりなんだけど。
ところで、このファイルは html のルール違反を無くしたので、 lynx や emacs-w3 で見てもこちらの希望通りに見えている筈である。 こんどは <p> で行頭字下げするようなブラウザだと変になるけど、 CSS で設定しないかぎりそういうのはなさそうだ。

本日のこどちゃ。
引用した会話が全て。 背景を知ってるかどうかで二重に解釈できるようになっている切札だけど、 .... 文脈が恣意的で勿体無い。

「ひとつ、... ひとつ、尋きたいことあるねん」
「ん」
「今日来てくれたんは、責任感じてるからか? それとも一応、つきおーてる彼氏の、義務からか?」

本日の大運動会。
主役アイラは置いといて、 あかり、簡単に復活するねぇ。 復活が描けないなら、潰すシナリオを書く資格は無いと思うんだけど。

「今日のコーチのお話は、よく理解出来ません」
「そうだな。忘れてくれていい。... いつか誰かが君に教えてくれる。 スポーツの素晴らしさを」

11 月 26 日。
風邪の悪化でしばらく寝込んでたら某所から更新せいとのお達し。 御代官様、せっしょうですだ、冬に入って日も残り少なくなったことで ...
という訳もあって某フレーム日記に予備分含めて追加しておく。 手持ち分はしっかり更新してあったりして、単にアップしてなかっただけである。
... で、ですねぇ、これって今も使ってる人いるのかしらん?
日記を見に行ってる人の総数がどんだけあるのかしらないけど、 reload 機会が少ないとはいえ 5 人/日っつーのは多分なかなか凄いぞ ^^;;

R. ゼラズニィ 「砂のなかの扉」 早川文庫
を久しぶりに読み返す。 ゼラズニィの代表作というわけでもない(ゼラズニィで神話/民話色の無い長編は珍しい)し、 手に入りやすい訳でもない(絶版)。 いかにもゼラズニィらしい、 ウイットの効いた軽妙な会話がさりげない博覧強記の中に埋め込まれ跳び跳ねている。 作者が楽しんで書いたのがこちらにしっかり伝わってきて読んでて楽しく、 じぶんとこの記念書くのに一人称体を思い出すためにはちょうど良かった。 ... と勝手なことを書いているが、SF で好む作品を 5 冊挙げよ、と言われれば その中の一つに挙げる話にはちがいない。


11 月 23 日。
打ち捨てられた小話のこと。
日の目を見ることはないであろう書き掛け、 あるいはワンシーンだけの話が三つ手もとにある。 投稿用に用意しつつあったやつだけど、投稿先の本家が 似たような話を公開したため、そのままボツになったものである。 まあ、ただ捨てるのはもったいないから、一応、投稿予定先んとこへメールで送って、 ゴミバコへどーぞ、ってやったんだけど(なんて迷惑な奴 ...)。
こういうのってのは、完成してない(公開予定もたたないのにそんな気力はない)けど ディスクから抹消するのもなんとなく惜しいという困りもんである。 そのうえ設定状況が違いすぎて y:x 用のネタ元にもならない。

で、やっぱり公開できそうにない話の 4 つ目を 2,3 日前に書いた。 舞い込んだメールにかんどーして一気に書きあげたのだけど、 ふと我に返れば公開できそーにないやな ^_^;;
モトネタさん家が好意的なもんで法とマナー上の問題はクリアできそうなんだけど、 まだ気分的な問題やら、論理的な問題やら、いろいろ残っている。
めぞん EVA さん家のバザー、よく話がまとまるねぇ ... って、 そーいやあれも閑古鳥が鳴いてたよなあ。
ネタ提供者が最初からそのつもりならともかく、そうでない場合は気分的に面倒い。 手続き上はね、単に機械的にやればいいだけだから、なんてことはないんだけど。

マシンのディスプレイのこと。
ハードウエアリストには そういえばディスプレイまでは書いていなかった。
メインはソニーの 13inch (CPD-1304S) で、もう 5 - 6 年使っているけれど 今もって無病息災。 サブはソニーの 15sf で実はサブの方が大きいし新しい。 入れ換えていないというのは つまり、それくらい 1304S が気に入っているということだな。 15sf を購入する時に 13inch 級を探したんだけど、もう絶滅してしまっているのか、 手に入らなかったので 1304S が壊れた時のコトは想像するだに恐ろしい ...
これを実画面 1024x768(100dpi)、仮想画面 4096x2304(4x3) で使っていて とりたてて不便なことはなく、 TV watcher をケーブルの途中に挟んだことによる反射のリンギングまで奇麗に見え ^^; 余力十分といったところ。

1024x768 を表示するのには 15inch が限界だ、なんていうデマはどこから出たんだろうなあ。


11 月 22 日。
投稿募集のこと。
やっぱりとゆーか、14 日のを受けて「恐いよぉ」とゆーメールありけり。
そりゃそーだわな。 いつもの一言感想 よりもさらに遠慮無しに(しかも細かいとこばっかし)やってるもんな。 お祝いであって批評会じゃないんだから、無茶しないって ... 言ってみても手遅れかも知れない ;_;

昨日のこどちゃ。
剛を使っての羽山への心理圧力のかけ方が煩くてかなわん (剛、ただの勘違いやろーと化しつつあるし、 剛の動機が弱い今、これだけ動かすのは不自然)というのもあるけど、
羽山、風花の仲をおかしくするのに風花の親を直接、羽山と対決させる このシナリオは変だろう。この流れで進むと風花の決断が生きてこない。 細かい事件の起こし方も下手。何考えとんねん?

「風花、おい、どうした」
「秋人、なんや、眼痛い、いた、痛、いたーぁ!」

昨日の大運動会。
シナリオは、まあ、常識的な造りだけど、 アイラ、ジェシーの心理の描き込みが丁寧。
ところで、 自閉症モード直前に挟んだ揺らめく水面や、アイラの「問題無い」等、 EVA 色のある演出が今までもところどころにあったけれど、 今回は特に自省モード大爆発、 明りも点けずにベッドの上で体育座り、外は雨、 ふだん使っていたアイテムは端で打ち捨てられて。
なんだかちょっと懐かしかったりして。

「.... 来たか」
「っ、来たって無駄よっ! あれじゃ死んでるのと同じだわ!」
去りゆく飛行機を見つめて泣くあかりの側でジェシーが 「一乃は去った。あなたはこれから何のために走るの?」 と話しかける方にしよーかとも思ったけど、 アイラ、ジェシーのあかりへの愛情溢れる? 二行を選ぶ、
.... とだけ書くとアイラやジェシーが主役に見えるが、今回の主役は保健の先生というか、 医者の先生である。
「ああ、なんてあたしはいい女ぁ〜」

11 月 21 日。
風邪ひいた ...
11 月 16 日。
.... しまった。
14 日みたいな切り捨て御免やったら、 .... 投稿なんてする人いなくなるってば。ふつーひくぞ ...

サッカー、日本 対 イラン戦はまだ途中。
イランのパス回しはワールドカップを彷彿とさせる上手さだけど、 本戦級にくらべると精度不足を感じる(日本はトロすぎ精度低すぎ、論外)だけに、 いちおーゲームになっている。前半を終えて現在 1(日本) 対 0(イラン)、がんばれ。

私信、R 氏宛て。
300 万カウント/日ですか。Genesis Q を 1000 倍も上回る 超メジャーサイト化おめでとうございます。うらやましいです。 ... とボケるのはここまでとして。 御愁傷さまです ...

私信、かわむらさん宛て。
「そりゃ無いだろう」ってのは、もちろん理不尽さ ...
どーみても作者の予定とおぼしき情景の印象が残らなかったから ... だな。 他のやつは覚えてたけど、 「決戦前夜」は目玉に挙がった光景、なんのことやらさっぱり分からなかった。

「背後霊な話なんてあったか...?」
なんて思ったりして。 いやー、 ここまで読み手(私)と作者の感覚がズレてたのが目に見えたのは初めてだったから、 つい ^^;;
11 月 15 日。
投稿とか言ふもの。
某所に投稿 なんぞしたところ、それ経由で y:x に辿り着いた人がちらほら。 けっこ宣伝効果ってあるのねぇ。知らなかった。 ... まあ、これはある意味、link 集とか、日記とか、 ぜんぜん読まれてない証拠のひとつでもあるんだけどね。
... という訳で、これを読んでいるモノ書きな人は投稿 すると読者が増えるかもしれません、... と宣伝しておく。

さて、その投稿のやつだけど。
わりとよく出会う風景で、けっこ好きなのだけど、 でもどーやって写真に写し撮ったものやら さっぱり分からない風景とゆーものがいくつかある。 「その人; 2. 彼女」で描いたのはそういう風景の一つ二つだった。 明暗境界線が西から東へ向けて地面を走る様子といったもの、 山やなんかで見晴らしのよいところで日の出を眺めるたびに悔しく思う光景。

天文薄明も終り、西の山の山頂にはすでに陽があたる。しばらく眺めていると、 その明暗境界線は次第に低くなっていく ....
明暗境界線がちょうど自分の立っているところを走り抜ける時に 目を東にむけると今まさに太陽の一角が顔を出す ... そしてその太陽にみとれ、 ふと気が付いて西に視線を戻すと山から赤みが抜けて行く。<メモから引用>
前半の光景を「その人; 2. 彼女」につぎこみ、後半は y:20 の冒頭の風景に使った。
めまぐるしく視線が動く為、ビデオを使ってさえ私は記録する自信がない。 絵でもたぶん駄目だろう、というんで、ためしに詩にしてみた訳。 うまく雰囲気がでていればいいな。

眩しい水銀灯(ハロゲン灯じゃ顔は青ざめないってば:-)の脇から夜の水平線を眺めても どこが境だか分からん、ってのも写真に撮るのは 原理的に不可能だよね。こっちは原理的に不可能なだけにあんまり悔しくないんだけど。

ところで、詩全体で言いたかったことはラスト 5 行でして、
うらっかわに暗喩が置かれていることを詩の中盤まで使って徹底した筈なんだけど、 .... ラスト 2 行に隠した暗喩、本文だけじゃ分かんないかもしんない ^^;;


11 月 14 日。
久しぶりに更新されていた 河村さん家 の日記。
「あ、あんた、バカぁ?
いくら甘いものが好きだからって、
砂糖味にしておいて『... カレー作ったんだけど ...』って、
誰がカレーなんて思うのよぉ!」
主題が隠れて見えなくなるほど甘ったるくしておいて、そりゃ無いだろう ....
当の 6 編を今もいちど読み返してみたけど、 .... 分かるけど、.... 初見ではやっぱり無理だと思うなあ。
たとえば「決戦前夜」、 悪戯っぽい表情を想像してもらうなら、少なくとも 「一瞬だけ頬を唇と同じ色に染めたのだが ...」 というのではまずいだろう。
「(アスカは)笑いを堪えて ...」という形にして、読者をその方向に誘導しておかないと LAS にしか見えない。「アスカの悪戯」ということは、 「にんまりと笑った」だけでは弱すぎる ... その次のパラグラフが甘すぎて、 そちらの印象が被さってくるから。
まあ、 後半、他の人達が笑いを堪えて... という文脈を置くために、 アスカが「笑いを堪える」訳にはいかなかったのだ、 ということは想像がつくんだけれど。

言いたい事、描きたい事があるのなら、それに付随してやってはいけない事、 といったものも自動的に生まれる。
たとえばシンジの苦悩を主題に置くなら、 その解決が徹頭徹尾外部からもたらされるものであってはいけない、 といった根幹レベルのものから、 苦悩を解決したあとの姿を描いた部分の印象が極端に強烈であってはいけない、 といった演出レベルの匙加減に至るまで、山のようにある。
何を描きたいのか、ということにひとたび拘りはじめるのなら、 LAS の定義でのこだわりも、演出上の拘束も、似たようなもんだと思う。

ところで、 何を描きたかったのか ── ということそのものを後書きやら日記やらで書くこと自体が あまり褒められたことでもないと思う、 つまり話だけでは読者が読みとれないと作者が思うなら、もすこし推敲しろよ ... ということなんだけど、 十分に推敲したあげくの果てに 読者の反応がピントを外していると思うのなら責められるべきは作者の推敲能力であって、 後書きで言い訳してみてもはじまらない。 庵野監督じゃあるまいし :-)
言い訳やら、実はこんなことが描きたかったんだよぉ、 ってな話は私もメールではけっこよくやるけど ^^;

もひとつついでに言えば、 他人の創作について言及するのを忌避するようになるのではないか うんぬんはまず杞憂。 ... つまり、他人の創作について、 何らかの主張をぶつけてみるといったコトをしている人というものを そもそもほとんど見た事が無いという意味において。

本日のこどちゃ。
いや、なんとゆーか、最初の 10 分、こういうの体質的にダメ。 ハレモノに触るような甘ったるさ。
しかし話のもっていきかた、こういう風にやるのねぇ。 どないすんねん、と思うてたら、 羽山と風花の仲をブチ壊すのに紗南を絡ませずにすませる気か? そら紗南の方の動機が弱くなってるから仕方ないけど、 話の流れが弱くなりそうだ。
でも、紗南なら羽山に負荷をかけずに解決するのだろうような状況ばっかり使って、 紗南と風花との格の差、というものを透けて見えさせてるのは上手い。

「俺は他人にとやかく言われるようなことはしてない!」
「そんなん、分かってるけど ...」
「そんなに千石が気になるなら、今日、来なければよかったんじゃねーの?」

本日の大運動会。
きっついテーマを なんとまあストレートに描くことよ ... 正視に耐えんかった。
要約すると、ドンジリで挫折しかけた あかりを一乃が叱咤して( 前回) がんばらせたところ、成績が一乃に肉薄、追い抜いた ── その時の一乃の想い、 というコトなんだけど。

「あかり、うちを勝たせてくれ、あんたが好きなんや!
一緒におりたいから、うちを勝たせてくれ!
そしたらもとに戻れる、... いつもの二人に!」

11 月 12 日。
記念行事のこと。
一周年にせよなんにせよ、記念行事を投稿募集という形で行なうことの最大の難点は、 行事参加者がモノ書きな人に限られることだろう。
今までに書いた経験を持たない人が募集してるからといって 投稿するものでもない。自分を振り返ってみれば y:x 書き始める前は「投稿募集」なんてあったとしても素通りするに決まっていた。 ... いや、私の初作は y:1 直前にやった投稿なんだけど、それは話を複雑にするだけだから 脇においといて、...
これは、お祝いの趣旨からすると少し変で、モノ書きでない、純粋に読み手な方々とも お祝いしたいもんである。

長い話のこと。
某所の日記で長い文章の話がでてきた。たまたまメール(日記のとは別の人) でも長い文章の話をしていて、 なかなか奇遇ということで、長い話の話。

長い話というと ... 「私立第三新東京中学校」の 2.6Mbytes, 「Genesis Q」の 1.6M, 「機動新世紀」と「第三新東京荘」が 1M, 「ヒカリの日常生活」、「あしゅか」が 0.7M, ... ときて、0.6M - 0.3M あたりに一杯(y:x も この辺)、 という感じかな。ふたつみっつ見落としている話があるけど名前が思い出せない mOm

長さに比例する苦労というのは当然あるけど、 長さの二乗に比例する苦労というのもしっかり在る。
ネタひとつ思いつくのに 1 日要ったとして、じゃあ 100 日あればネタ 100 個か?! というと そんなことは無い(よね?)。

たいていは話の中でも状況が次々に変化していくからネタの材料も自然と変化し、 それほど詰まるというところまではいかないけれど、 長くなればなるほど使えなくなっていくネタやら語彙やらがいろいろある。 自分の頭という限られた資源を使っていて困るのはどっちかっつーとそういう話で、
たとえば話全体の構造、概略を決める作業はトップダウンにやるものだから、 作業の苦労は長さの対数に比例する程度で、実はたいしたことない ... とはいえ、 over 1M の話の構図決めの苦労なんて想像もつかんけど ^^;

それと長さの二乗に比例する苦労といえばもうひとつあって、それは話相互の整合性チェック。 over 1M クラスになるとざっと見回しただけでも突っ込めるところがすぐに見つかる。 でも、この話題はふれたくないので省略 ^^;

更新日誌部分:
投稿募集について、 リンケージの都合上、投稿の規定を 11/4 の日誌に追加。


11 月 11 日。
日誌で時々ヨソのページ(の内容)に言及しているのへの目次を作った。 けっこコンスタントにいろいろ触れてるのねぇ。

私信、蘭間林さん宛て。

一周年おめでとう!!

私信、蘭間林さん宛て、その 2。
「明日の香りを届ける風」ねえ ... なんかこー清楚なタイトルっすね。 よくこんなのおもいつくなあ。
.... でも、もひとつの方、レイのほうがちょっち可哀相ね ...


11 月 10 日。
すっかり obsolute と化した link 集のメンテと一箇所というか二つというか、追加。
EVANGELION SACRIFICE (in "Verse For EVANGELION") は、まだ SACRIFICE を名乗る前に一度読んだ。 記憶によれば前半は 2-3 回ほど書き直されたか 少なくともファイルの分割の仕方を変えたはずで 多分、全 version が手もとにある。 現在の版はサードインパクト周辺の描写がかなり追加されていて、 枠組がしっかりしてきているしアスカの描写も格段に重くなった、 なんて話は link 集 の方に書いとけよ、と言われそうだが、 いいかげん長くなったのでこちらで。

ところで、書き直しの可否は一般には微妙なところである。たとえば EVA LC が昔やった書き直しでデバッグされたところは多かったが、 エンバグして話が通じなくなったところも 1-2 箇所あるなど、 書き直した方が悪くなるケースもままある(をいをい、ちゃんとメールしとけよ > 私)。 y:x も 1 - 6 話については 一回書き直されているが、 よくなったかどうか考える気にもならない。


11 月 9 日。
私を月までつれてって。
やおいなんざどーでもよろしい、ということで興味は全くなかったページだけど、 ところどころで耳にするこの話だけ、読んでみた。
ほほう、なるほど、話にあがってくるだけあるな、 ちょっとしっかり目の LAS ね、ふむふむ ... と読んでいて、................... ぐ、油断した ...
青竜刀のよーな重さに、もののみごとに一刀両断されてしまったのでした ...
そーだよ、なんで耳にしてたのかといえば、これだからだよ! 読んでるうちに忘れてたよ。
でもアスカがシンジを許すシーン、まだ甘い。 シンジがほとんど喋らないうちなのに、シンジの心理について物分かりが良すぎる気がする。 この部分、アスカがシンジの心理を説明するんでなく、シンジ自身に(多分、ぼそぼそと) 語らせるんでないと、ターニングポイントとして弱いんじゃないかな。
アスカの聖母のような神々しさに、シンジの罪が(贖罪する前に)洗い流されてしまっている。 ... いや、むしろそういうつもりで描いてるのか?
しかしその分、問題意識には霞が掛かってしまった。
ちょうど
M. Z. ブラッドリー 「キルガードの狼」 (ダーコーヴァー年代記) 創元文庫
を読んだこともあって、比較してしまった。 こちらは贖罪の行程で主人公は死にかけるのだけど、..... しかしこんなもんなのかなあ、 許す過程って。 まだ EVA 劇場版のアスカのがそれらしい(感覚に合う)けどなあ。
11 月 7 日。
Genesis y:x 外伝(y:16.4) 何時か来た道を "Her action"
を載せる。

11/3 の反動によって、趣味に走りまくった一品。 その昔、 懐中電灯を持たずにどこぞの山に散歩に行って、日没に遭って往生したのは、... それは私です ^^;
地図と照合する人は、まあ、居ないと思うけど、二人が登った山は仙石原の台ヶ岳か、 箱根山神山のはず .... だけど、それらしい位置に展望台なんかない。 書く時に想定した神山も標高差は 500m そこそこで、登って登れないことはないかな。 でも、その場の思いつき、というんじゃきついと思う。
ところで、この話、(実際に往生している情景という)続編を書こうと思えば書けますね、 というか、ネタ振りっぱなしで使ってないのが二つ三つ。
ま、いつか、そのうち。

本日のこどちゃ。
いやあ、凄かった。
ラスト、ED が流れ始めての 30 秒、 息を止めてる時間をめいっぱい引き延ばしてくれて、 早く ED に入ってくれぇ〜(窒息死するぅ)と願うばかりだった (念の為、止め絵では無い:-)。
ラスト 45 秒を文章に起こすのは、 その昔やったやつなみにしんどいことになるだろう。 こっちの方が動きが少なく、表情解釈の比重が大きい分だけ辛いかもしれない。
シナリオの流れもよく、 羽山の格好悪い、という感触から持ってったのは上手かった。 表面的な付き合いへヒビ入れる、その入れ方が ....
将来、再びカップリングを入れ換えるためのネタ振りも けっこう慎重にあちこちにばらまいてあったな。 でもブラッド(と羽山がそっくりという)ネタはちょっとゴミ箱に捨てたような使い方で、 イマイチ。

「ちょっと頭冷やして来るっ!!」
「風花っ!」
♪♪今週のぉ、紗南ちゃあん!!!
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ いやもう、全然場違い ‥‥
ところで、こどちゃの後にあった 「大運動会」、こっちも良かった。 後半は常識的な流れだが、これも あかり を立ち直らせるためのネタを中盤までにきちんと織り込んだからこそ。 なによりも、あかりの再起決心のタイミングを微妙にした描き方が上手かった。
11 月 6 日。
11/5 に一日当たり来訪者数の記録更新。 御祝儀相場、つまり、しばらく来てなかった人が再開に気付いたという格好なんだろうけど、
「でも、いいの。それでも」
お祝い出来るならならなんでも。
二重丸つけといた名簿リストに二重線を引くくらいなら。しくしくしくしく....
11 月 5 日。
なんつーか、その、やっぱりちゃんとお話更新してると、反応が良いなあ、 いいなあ、こういうのって。

でも、(更新って気分よいなあ、という決心)にもかかわらず、 旧 24 話は 24, 25, 24.1, 26.1 に分割され、1/3 くらいにまでなってしまった ^^;


11 月 4 日。
Genesis y:x 外伝(y:2.12) 目覚し "His alarm clock" (アスカ version)
及び、
Genesis y:x 外伝(y:2.13) 翳 "Her sleeping face" (シンジ version)
を載せる。

y:2.14 としてヒカリ version があるんだけど、 書いていてダウンしたのでとりあえず二つ。
何の記念かっつーと、えーと、y:x 復活記念、ということで (^^;;

ところで、来月の頭に y:x は一周年を迎えるのだけど、 この分だと無事、存在していそうだ、というんで、

一周年記念の投稿募集

なんてものをやってみようと思います。
とりあえず、大した条件はつけません。 軽犯罪法、著作権法、民法等に反しないかぎり内容については自由にお願いします。
時間短いし、かなり冒険のような気がするんで、 .... 特にこれ読んでる EVA 書きの人よろしくお願いします... mOm

内容:
軽犯罪法、著作権法、民法等に反しないようにお願いします。

〆切:
12/2. もっとも、なーんにも来なければ ;_; 正月明けにある筈の 10 万ヒットまで、 ということになるかもしれません ...

ファイル:
プレーンテキストでも HTML 化ファイルでもかまいません。 プレーンテキストの場合は '<', '>', TAB 等の変換後、<PRE>〜</PRE> で括られることになるでしょう。

投稿形式:
原則として圧縮しないで下さい。 もし圧縮されるようでしたら、lha or gzip + uuencode にして下さい。 本文を quoted-printable やら MIME encode するのは無しにして下さい... 解読できない可能性があります ^^;

投稿先:
こちら(kensyu@y.email.ne.jp)まで。

こちらでの改変可能性:
ファイルの最後の方に文が追加されることがあるのはもちろんとして、 ファイルが HTML 化されている場合、 ヘッダの <META http-equiv=> タグなどは付け替えられるかもしれません。 また、できれば <TABLE> タグの使用は <TABLE> 非サポートのブラウザで読んだ時にレイアウトが崩れない場合に限って下さい。
また、漢字コードは JIS に、改行コードは LF のみに、確実に変更されると思います。

ちなみに何時が一周年かというと

12/1: ホームページ一周年(~/index.html を置いたのは 12/1 23:00 ごろ)、
12/2: y:x の一周年(y:1 公開時刻は 12/2 3:50)、
12/3: y:x の元祖一周年(EVA LINK への登録、公開が 12/3)、
12/6: y:x の真の一周年(最初の感想メール着、存続確定)、
等となっております ^^; 集まりが悪ければ 12/18 (裏の一周年: EVA 書き人からの初の感想メール着)になるかも しんないけど、12/2 が目処ということで。

7 - 8 月ごろに EVA 小説ホームページの初期に開設したグループが一周年を迎え、 あちこちでお祝いやってましたね。
1996 年 11 - 12 月は第二次ホームページブームとも言うべき時期になっていて、 今月は一周年を迎えるページがいろいろあるはずですね。 .... いそがしそうやね...投稿あるかいな?
初期のグループはラブコメの血をひく高水準な小説が多く、 11 - 12 月のグループまでは 26 話系、本筋系、 わりに忠実な展開のものが多いようです。 y:x のような 26 話、本筋融合も Internet では、 この時期に最初の実験が始まりました。
1997 年 2 - 3 月、春の映画直前に開いたグループでは、 世界が一気に広がり、本家から少し離れた実験をくりひろげている傾向にあります。 26 話、本筋の混合も、 もはやなんのてらいもなく平然と行なわれるようになっています。
若干気になるのは、開設時期が遅いものほど閉じるのが早い傾向にあるようで、.... もちろん 1996 年 12 月までに開いたところも 1997 年 4 月を乗り越えられないところがけっこうあって、 悲しみをさそったもんですが、 でも、2 - 3 月以降の開設グループでは一周年のお祝い、 もしかすると数がそんなにないかもしれませんね ...


11 月 3 日。
散歩していて道に迷う。
引っ越して一月ばかりのこととて良く使う領域から 1 km も離れれば土地勘なんぞ全く無くなる。 街の真中で(人に道が尋ける)、月も出ていて(方角が分かる)、 ところどころにコンビニまである(地図が手に入る)状況で慌てるはずもない、 というかこんなんで困ってたら山歩きなんかできないっつー程度のものだけれど、

「... あれ? ここは xxxx の(坂道の)下か?」

という具合にして多分知ってるような気がするところに出た時、 ふっと体が軽くなったのは、でも気のせいじゃない。.... まあ、 それを自覚した時は、ちと情なくなって舌打ちしたけど ...

... どっか山、行きたいなあ。 連休はどこにも行けんかったんだよなあ。 おっこちたカーテンレール の取り付けとかやってたから ....


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